
The Rezillosの来日公演に行ってきた!
なんちゅうか、みんな想像以上に年を取っていたけど、考えてみれば前回のRevillos名義での来日の時から、既に10年近い年月が経っているんだよなぁ。
いや、でもフェイ姐さんの芝居がかった挙動不審なアクションは健在で、、しっかりと楽しめたご機嫌なライブでした。

パンクやパワーポップを、おもちゃ箱に詰め込んでシェイクしてぶちまけたようなサウンドが光る名盤、"Can't Stand The Rezillos"をリリースした直後に、Rezillosがメンバー間の不仲が原因で分裂してしまったのが、1978年のこと。
その後、契約消化の為に急遽ライブ音源をセカンドアルバムとしてリリースした後、Rezillosの名は封印され、シンガーのユージンとフェイはThe Revillos名義で、ギターのジョー・キャリスはHuman Leagueなどで活動を続けた。
そしてこの度、一時は関係修復不可能とまで言われたユージンとジョーがめでたく和解。The Rezillosとしての活動再開、そして来日公演に至ったわけだ。
何より嬉しかったのは、彼らが今回ニューシングルを引っ提げて日本にやって来てくれたこと。
単なる懐メロパンクバンドではなく、現在進行形のバンドとして我々の前にお目見えしてくれたことだ。
ダウンロード配信のみでのリリース(iTune Storeで販売されています)という形態は、RezillosやRevillosのレコードは、そのキッチュなジャケットデザインも含めて一つの作品だと思っていた者としては、ちょっぴり寂しいものもあるけれど、ただ、ダウンロード配信のフットワークの軽さがバンドにとって大いに利点になるのならば、じゃんじゃん利用して頂きたい。
これって、CD時代に入ってその存在意義を失っていたシングル盤という形態が、音楽配信サービスの普及を機に、形を変えて甦ってきているってことかもしれないなぁ。
(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-823.html
2009/05/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |コメント:を投稿する 記事: 音楽【The Rezillos - No 1 Boy】
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