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【007 ロシアより愛をこめて】ベスト・オブ・007ゲーム

   ↑  2010/03/22 (月)  カテゴリー: PS2
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一昨夜からWOWOWでは、007全作品一挙放送というスペシャル企画が始まっています。
ボンド映画は観ようと思えば、それこそいつでも観られるんですけれど、それでも「ムーンレイカー」や「オクトパシー」なんて微妙な作品は、やはりこういう機会でもなければ、なかなか観ようとは思わないもの。
そう言った意味では、今回の企画は大変ありがたいです。全作品横並びにしての、純粋な比較もできるしね。
それに先だって、月刊プログラム冊子では「みんなが選んだ!007シリーズランキング」というアンケートの結果が発表されていました。
まぁこれが、案の定といえば案の定な結果ばかり。
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ベスト・ジェームズ・ボンドは、ショーン・コネリー(ティモシー・ダルトンがダニエル・クレイグより順位が下ってのは、納得できないけどね!最下位は誰かって?それを尋ねるのは酷と言うもんでしょう)。
そしてベスト・ボンド映画は、やはり「ロシアより愛をこめて」。
俺の一番好きなボンド映画は、格調の高さでは一番の「女王陛下の007」なんだけれど、でも一番優れた作品と言われれば、やっぱり「ロシアより愛をこめて」になってしまうよなぁ。
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さらには、ベスト・ボンドガールがタチアナ・ロマノヴァ(ダニエラ・ビアンキ)、ベスト悪役がレッド・グラント(ロバート・ショウ)と、他の部門も「ロシアより愛をこめて」が独占状態(ボンドカー部門は「ゴールドフィンガー」のアストンマーチン。「ロシア……」には、そもそもボンドカーが出てこないので、残念ながら全部門完全制覇はならず)。
これももう文句のつけようがありません。そもそもダニエラ・ビアンキの存在がなければ、"ボンドガール"なんて言葉は生まれてなかったかもしれませんし、激戦区の悪役部門の中でも、レッド・グラントの存在感は群を抜いています(ちなみに俺のベスト悪役は、「スカーフェイス」のモンタナを思わせる「消されたライセンス」の麻薬王サンチェス)。
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レッド・グラント以外にも、ロッテ・あたしもボンドガールだよ!・レーニヤ演ずる恐怖の婆さんローザ・クレッブ。作戦参謀でチェスの名人クロンスティーン。スペクターの主任軍事教官モレズニー(演じるウォルター・ゴテルは、後のシリーズで別の役で大出世を果たす)など、悪役勢の布陣が実に豪華で隙がないのも、「ロシア……」の特徴。
まさに”完璧な007映画”とは、この「ロシア……」のことを指す言葉だ。
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数多くリリースされた007ゲーム。その中で俺が選ぶベスト作品も、『ロシアより愛をこめて』。
え? そこは普通『ゴールデンアイ』を選ぶところだろうって?いや、言いたいことはよく分かる。でもちょっと、俺の話を聞いてくれ。
『ゴールデンアイ』は、確かに紛れもない大傑作だ。だけどあれは、FPSとして、マルチ対戦ゲームとして優れているのであって、決して007のシネマゲームとして優れているわけではない。
最高の007ゲームの称号は、やはりシネマゲームとして優れた作品に与えられるべきなもの。
では、何故『ゴールデンアイ』は、シネマゲームとしてはダメなのか?だって、『ゴールデンアイ』での俺のボンドは、ひたすら無駄撃ちを繰り返しては、あたふたとリロードしている間抜けな奴なんだもん。こんなもん、ジェームズ・ボンドじゃねえ!
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やはりジェームズ・ボンドは、華麗な構えから発する銃弾は百発百中のものでなくてはならない。
その点、このロシアより愛をこめては、L1ボタンを押せば確実に相手をロックオン。そして□ボタンでボンドフォーカスを発動して、相手のウィークポイントをクローズアップ。
そこにすかさずR2ボタンで銃弾を華麗に叩き込む。この流れるようなシューティングシーン。これぞ世界一のスパイ。世界一の色男。
ボンドのゲームを遊ぶからには、やはり華麗にボンドに成りきりたい。そしてけれんたっぷりのアクションをびしばし決めたい。
ゴールデンアイは、確かに優れたFPSを遊びたいという欲求には答えてくれるが、ボンドに成りきりたいというこちらの欲求を、必ずしも叶えてくれるわけではないのだ。
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これは、やはりFPSとしてこぢんまりまとまってしまった、007ゲームとしては最新作の慰めの報酬も同様。
そしてPS2やXBOXで登場した『ナイトファイア』や『エブリシング・オア・ナッシング』は、ストーリーやキャラクターがゲームオリジナルだから、いまいち盛り上がりに欠ける。
それ以前の『トゥモロー・ネバー・ダイ』(PS1)あたりになると、やはりグラフィックの再現性に難がある。
それ以前の、何でもかんでも横スクロールアクションになっていた時代は論外。
そうなると、やはり映画の原作もの、グラフィックやムービーも上々の仕上がり、ゲームもそれなりの完成度。そして御大ショーン・コネリーが、自らボイスアクトを務めるこの『ロシアより愛をこめて』を、俺がベスト007ゲームに推す根拠がお分かりになるでしょう。
もっともコネリーの声は、もう完全に老人のそれになってしまっているので、ゲーム中の若々しいコネリーの姿にこの声が被さると、なんとも違和感バリバリになっちゃうんだけど、それでも本物の声は声!
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冒頭のチュートリアルで、プレイヤーの操作するボンドがいきなりレッド・グラントに縊り殺されてしまうが、これは原作映画を知る者ならばにやりとするところ。
基本的なストーリーは、原作映画に準拠しているんだけど、派手なドンパチがほとんど無かった原作映画と違って、ゲームの方はど派手な銃撃戦がばんばん展開される。
言わば、登場人物と基本設定をそのままに、ど派手にリメイクした「ロシアより愛をこめて」と言ったところか。
レッドとの列車の個室内での肉弾戦は、食堂車に舞台変更。そして映画と違い、レッドとの決着は、この列車内ではつかず、以後ボンドとレッドの死闘は場所を変えて、数度にわたって繰り広げられることになる。
そしてその最終決戦は、レッドのイメージを崩してしまうような、爆笑のシチュエーションで行われることとなるのだ。
爆笑と言えば、MI6トルコ支局長のケリム・ベイが、KGB同支局長クリレンコの元にかちこみに行くシーンも、原作映画を知る者にとっては大爆笑な展開になります。
例の看板の口元がぱかっと開いて二人が姿を現したとき、あまりの間抜けな展開に思わず狙撃銃のスコープから目を離して笑い転げてしまいました。使えねえ野郎だな、ケリム!
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カーチェイスあり、ジェットパック背負っての空中戦あり、武装ボートでの水上戦あり、新キャラクターあり(レッドの配下にべっぴんの姉ちゃんが加わっていたりする)。
あまりにゲームチックでど派手な展開に(そりゃそうだ。これ、ゲームだ)、原作映画ファンでもストイックな人たちからは、「こんなの、『ロシアより愛をこめて』じゃねえ!」なんて声も出てきそうだが、いや、でも原作を知る者が改めてゲームを楽しむには、これくらい派手にアレンジされているくらいが丁度いいんじゃないの?
マルチ対戦モードでは、モレズニーやクロンスティーンといったキャラも選択可能。
ただしこのマルチモードは、一応形だけ付けてみました程度の存在。マルチ対戦が遊びたければ、おとなしくゴールデンアイと64本体を引っ張り出しましょう。

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