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2010/04/07 (水) カテゴリー: セガサターン

セガサターンのごく初期に登場した麻雀ソフト。
ちなみにサターン発売から5ヶ月の間に発売されたソフト全20本中、麻雀ゲームが3本も占めています。初手っから、何かを間違えてるぞ、セガサターン。
基本的には、何の変哲もない麻雀ゲーム。
テンパイ状態だと、いちいちリーチの有無を問い合わせてくるなど(おかげでダマテンしようとするときは、本当に鬱陶しい)、麻雀ゲームとしてもいささか配慮に欠けた作りなのは残念。

タイトルからすると、「将軍様の御前試合で、数多の剣豪たちを麻雀で打ち倒そう。ラスボスは宮本武蔵!」という設定の剣豪麻雀モードが本作のメインなのだろうけど、やはりここは、よりモンドな現代麻雀モードを方を推しておきたいところです。
オリジナル雀士の他に、阿佐田哲也先生や赤塚不二夫先生らとも卓を囲めることが売りの、この現代麻雀モード。
オリジナル雀士勢は「中古車ブローカーのロシア人」だの、「ドイツ軍の制服を着たナチスかぶれのおもちゃ屋店主」だの、「柔道で国体出場経験のあるオカマ」だのと、まともな奴が一人も居ない有様となっています。

タモリの弔辞では、「麻雀では相手が機嫌を悪くしないように、ロン上がりをせず、常にツモ上がりばかり狙っていた」なんてエピソードが出てきましたが。この赤塚先生、平気で俺からロン上がりしやがります。
「ロンなのだ」
振り込んだ俺の機嫌は最悪ですが、赤塚先生はそんなこと知ったこっちゃないようです。
阿佐田先生に至っては対局中ちっとも寝ないし、これって本当に本物の赤塚先生と阿佐田先生なのでしょうか。

まぁ本物かどうかは怪しいところではあるけれど、このお二人と卓を囲めるのは、それなりには嬉しいことではあります。
しかし、水森亜土と卓を囲むとなると、これは嬉しいとか嬉しくないか以前に、「なんでこの人と麻雀しなけりゃなんないんだ?」という疑問が先に立ってきてしまいます。
しかも、他の著名人は皆似顔絵なのに、亜土たんだけは何故か本人の直筆イラストで登場。
もっともリアル本人そっくりの顔に、「亜土たんダド~」などと目の前で言われても、こちらとしてはただ困り果てるしかないので、この場合はイラストで正解なのかもしれませんが。

著名人雀士の残り二人は、ジャズシンガーのマーサ三宅と夏聖千加(現在はチカ・シンガー名義)。大橋巨泉の前妻とその次女のコンビです。
この人たちに至っては、麻雀以前に「そもそも何でこの二人をチョイスした!?」という疑問が先に来てしまいます。作った人がマーサ三宅のヴォーカルスクールの受講生なんでしょうか。或いは親戚か何かなんでしょうか。
そう戸惑いながら彼女たちと卓を囲み、そしてマーサ三宅から出上がりすると、あの貫禄充分なお顔で「なぜ!?」と凄まれました。
思わず下家のロシア人中古車ブローカーに小声で、「ねえ、これ、接待?上がっちゃまずかった?」などと、大慌てで確認したい衝動に駆られました。
なんで麻雀ビデオゲームを遊びながら、そんな思いをしなけりゃならないのでしょうか。

阿佐田哲也、赤塚不二夫、水森亜土、マーサ三宅、夏聖千加、そしてまともな人間が一人も居ないオリジナル雀士たち。
そんなメンバーと卓を囲んでいると、吉岡憲法や宝蔵院胤舜、天草四郎らと麻雀で対決する剣豪麻雀モードが、比較的まともに思えてくるから不思議なもの。
そして俺はと言えば、さっきから振り込みまくって仏頂面のマーサ三宅を前に、「どうせゲームで麻雀を打つならば、やっぱり相手はスーチーパイとかスーチーユキに限るよなあ」と、ただただブルーな気分になるばかりなのでした。
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