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【Far Cry 6】ファークライ6

   ↑  2024/02/08 (木)  カテゴリー: XBOX
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出自はCrytekの野心的なFPSだったのが、いつの間にやら天下のUBIのドル箱となっていた『Far Cry』シリーズ。
いまやアサシンクリードと並んでUBIを支える屋台骨IPだが、時代や文化を大きく変えることによって作品毎に新鮮味を打ち出せるアサクリに対して、ナンバリングシリーズは基本的に現代が舞台となるFar Cryは、どうしてもマンネリに陥ってしまう。
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『Far Cry 3』から常にパッケージを飾っている敵方ボスのキャラクター的な魅力は、そんなマンネリ感に対抗するセールスポイントであったが、それも4のパガン・ミンが頂点を極めた以降は下り坂の印象が否めない。
前作『Far Cry 5』はシリーズ屈指の陰々滅々としたお話で、それもシリーズのルーチン化に抗うあがきみたいなものを感じたのだけど、その反動なのか『Far Cry 6』はシリーズ屈指の脳天気な内容。
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本作の主人公ダニーには、過去作のような殺人マシン化することへの葛藤も、肉親を巡っての愛憎も、ドラッグへの逃避もなんもなし。
亡命に失敗→頼ったゲリラに逆に頼られる→よし、いっちょ頑張るか!でゲリラの重鎮ポジションにたちまちのうちに収まるお手軽ヒーローだ。
血も涙もない独裁政権を倒す闘争というありきたりなストーリー(『Far Cry 4』もやはり小国の独裁者が相手だったが、あれはこんな単純な話ではなかった)も相まって、心躍らないことこの上ない。
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人間狩り要素はシリーズの密かな伝統だったりするが、それも6ではトーンダウン。
敵に合わせて銃弾をチョイスするシステムはただ煩雑さを増しているだけでなく、最適化によってひたすらなゴリ押しを可能とする弊害もある。
遠目に敵をマーキングして弓やサイレンサー付き拳銃を中心に挑む重要拠点攻略は過去作においては非常に楽しいものだったけど、本作ではそれもタクティカルさが半減してやり甲斐が萎えることおびただしい。
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そんなマンネリを差し引いてもイマイチ感が先走ってしまうシリーズ凋落を思わせる一作なのだけど、しかし生活の中で虚しさや心の隙間を埋めてくれるのは可愛いペットの存在。
そして『Far Cry 6』においてもそれは同様なのであった。
お洒落好きなワニのグアポ、足が不自由だけど健気なダックスのチョリソー、埃まみれの雑種犬ブンブン、兵隊嫌いの凶暴な闘鶏チチャロン、そしてホモ・サピエンスのビーチョ。
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そう、『Far Cry 6』はシリーズ中屈指な相棒ペットのキャラが立ちまくってるゲームなのである。
グアポに「甘咬み!」と指示を与え、先走るチョリソーにハラハラし、敵をサーチするブンブンを物陰からそっと見守り、そして荒れ狂うチチャロンに「お、お、お、落ち着け!」とおたおたする。
ペットたちと過ごす道中は『Far Cry 6』の数少ない、そしてとても強力なモチベーションであった。
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UBI大作恒例、ユーザーの可処分時間を何が何でも奪い取らんばかりな露骨なまでのボリュームの引き伸ばしと、それに伴う終盤のダレ具合も、ペットたちを見守ることでなんとか乗り切ることができた。
とは言え今後もペットのキャラクター性を頼りにするわけにもいかないだろうし、あらゆる部分で煮詰まりばかりを感じさせて次作以降の展開が非常に心配になるシリーズ第6作なのであった。

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