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【Bulletstorm: Full Clip Edition】バレットストーム

   ↑  2021/11/19 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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カート・ラッセル似のいかしたナイスガイ。凄腕の傭兵だが、銃の腕前以上に得意なのは、破壊力抜群のヤクザキックだ。蝶野なんか目じゃねえぜ!
そしてもうひとつの特技は電磁ムチ。離れた場所にいる相手を、まるでゴムバンドを繋げたみたいに引き寄せてしまうガジェットだ。
これで不幸な奴をびよーんと目の前に引き寄せ、すかさずヤクザキックで遠くに蹴り飛ばす。再びびよーん、すかさずヤクザキック。再びびよーん、すかさずヤクザキック。
「さっさと殺してくれえ!」や・だ・ね。
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キックと電磁ムチと無数の弾丸が織り成すのは、哀れな生け贄たちによる、すっとこ死に様ショウ。
サボテンや有刺鉄線に頭から突っ込むわ、高いところからダイブさせられるは、オレたちは大日本プロレスのレスラーじゃないっつうの!
いや、デスマッチレスラーなら、まだましだ。生きて帰ればステーキ屋のおやじになる第二の人生だってありえる。
しかしこっちはコンボが入り損なったカート・ラッセルもどきに、「さっさとくたばっちゃうんじゃないよ、この役立たず!」と罵られるのが関の山だ。命を弄ばれてこれじゃ割にあわねえ!
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『Bulletstorm』は、ガンシューティングライクのアップテンポな曲撃ちガンマンショウ。
オリジナル版の発売は2011年。10年代FPSの中でも爽快度では飛び切りの快作である。
銃口を縦横無尽に振り回しつつ、シチュエーションに目を止めながら、それに合わせた死に様をセッティングして駆け抜ける、デジタルサディストのための凌辱パーティーだ。
ストーリーもそれに合わせてアホみたいにかっ飛んでいるかと思いきや、こちらはちょっとばかり生真面目なのがたまに傷。
雇い主にハメられた傭兵たちの復讐譚。倶利伽羅紋々体に刻んだ相棒のイシ・サトウさんは、C調のノリがあんまり通じないお方。
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しかしこれは体が半機械化してるという拠無い事情があり、そうなった責任の一旦はカート・ラッセルもどきの方にだってある。
相方がそんなんだから、いまいちハメも外せず、さらには四文字言葉チャンピオンの座も、よりによって仇敵である裏切り将軍にあっさり奪われ(奪回の見込み、まるでなし!)、キャラがバリバリ立っているようでいて、実は案外インパクトが薄いカートラッセルもどきであった。
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そんな薄味主人公をサポートするのは、やはりプレイヤーの嗜虐心に裏付けられたスキルショットテクニック。
最初のうちはヤクザキックと電磁ムチとシチュエーションオブジェクトだけが頼りだったスキルショットも、銃器の種類が増えるにつれて、そのバリエーションも、どんどん豊かになってくる。
それぞれの武器に固有のチャージショットは、どれも威力と見映えに秀でているが、中でもオススメなのは、カミカゼ傾向が強いこのゲームの敵にはおあつらえ向きの攻撃的防衛壁となる、ボール型キャノン砲バウンサーのバウンドショット(通称ぼよーんぼよーん)だ。
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SF、怪獣、ホラーサスペンスと、ジャンル映画の美味しいとこを節操なくつまみ食いし、それがハンバーガー風にコンパクトにまとまって、決してとっちらかった印象を与えていないのも、このゲームのセールスポイントの一つ。
スピード感溢れるガンシューティングの幕間にあたる移動や状況説明のパートは、せっかくのハイテンポを損なう危険性も孕んでいるが、この『Bulletstorm』は、主人公たちの小気味のいい会話が、それをしっかり補ってくれる。
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そんな内容に合わせて、哀れな子羊(とはおよそほど遠いルックスの連中だが)である敵たちは、血や脳しょうを派手にぴゅうぴゅう巻き散らかし、四肢だって景気よくぽんぽんもげる……、筈なんだけど、ああ、残念なことに10年代は「え、こんなゲームが国内版で出るの!?」と人を持ち上げては、CERO基準で内容が大幅に規制されていて思い切り落とされる事例が頻発していた時代。
本来なら展開されているH・G・ルイスの映画みたいに、からりと後腐れのない陽性スプラッター劇も、国内発売バージョンではバッサリと削ぎ落とされており、好事家たちは泣く泣く海外版パッケージソフトを探すハメになったのであった。
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それはXbox One用にお色直しされたこの『Bulletstorm: Full Clip Edition』でも同様。
完全版ということもあり、360版では別売りコンテンツ扱いだった、主人公がカート・ラッセルもどきから、あのデューク・ニューケムさんに差し替えられる『Duke Nukem's Bulletstorm Tour』もあらかじめバンドル済み。
しかしこのゲームはとにかく敵となるサラノ将軍がめちゃくちゃキャラが立ちすぎてナスティな言葉遣いでも周りを圧倒しちゃってるだけに、いささか時代めかしたデュークさんの汚い言葉遣いでは、ちょっとばかり分が悪いのであった。

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