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2021/05/27 (木) カテゴリー: PCゲーム

熱心なマニアというほどではないんですが、ピンボールは私にとって小さな頃から慣れ親しんだ大好きなエレメカです。
初めて訪れるゲーセンを見渡して、まず真っ先に探すのはピンボール台の姿。それが無ければそのままそそくさと店を出てしまうこともありました。
最近ではゲームセンター自体の数が激減している上に、さらにピンボールなんてマニアックなモノを置いてあるところは稀になってしまいました。

その一方で盛んなのはビデオゲームのピンボール。
『Pinball Arcade』や『Pinball FX3』のように実機を再現したタイプからオリジナルまで、多種多様なピンボールゲームがSteamや各種ゲームハードを賑わせています。
そのデキはピンからキリまでありますし、何より実機の楽しさには到底敵うものではないのですが、やはりピンボール好きとしては、この手のゲームが目につくとついつい無条件で手に入れてしまうもんですよね、ハハハ。

なんてこと言ってると「てめえはエロを目当てにこれを買ったくせに、なにもっともらしく言い募っていやがんだコノヤロウ!」なんてツッコミがばんばん入ってくるような気がするんですけど、いや、まあ聞けよ!
いくらオレだって、こんな土産物のトランプレベルのエロ単体だけにカネを投じるほど極楽トンボじゃないって!
そこにピンボールの合わせ一本があったから購入したわけで。だからホントだって、おい!

ってなワケで『Pinup Ball - Sexy Strip Pinball』。
ほとんどダジャレなタイトルも相当なもんですけど、副題のセクシーストリップピンボールってのも、まぁド直球で男らしいというか、ひねりもなんにもないというか。
エロピンボールと言えば、物好きなことに国内版パッケージも発売された『ルーラのセクシーピンボール』なんてのがあったりしましたが、あれは基本的に実機ピンボール台のテイストをベースにしたゲーム。

対して本作のフィールドデザインは、女性の一枚絵が真ん中にばーんと表示されて、バンパーやレーンが申し訳程度に配置されているだけのミニマルなデザイン。
こんな殺風景な台が果たして遊戯として成立するんだろうかと心配するところですが、しかしこの『Pinup Ball』の役物は女の子の一枚絵の方に集約されているのでした。
ブラジャーの肩紐やスカートのジッパー付近に近づくと、ばしーんと跳ね返って反応するボール。
同じ箇所に何度もボールを当てれば、紐やらボタンやらが次第に緩んで最後には邪魔っけな布切れがはらりと舞い落ちてきます。

複雑な役やイベントのシステムが初見で分かりづらいのはピンボールの大きなウィークポイントですが、『Pinup Ball』はその点が非常に明快です。どこを狙うか迷うことがありません。
そうと分かれば研鑽したピンボールスキルを駆使して、お姉ちゃんたちを脱がして脱がして脱がしまくって……、なんてエロい皮算用をあっさり打ち砕くのはあまりにもいい加減なボールの挙動。
球の転がり方とか反発係数とかもうすべてがおかしい。落ちてくる球にフリッパーが力負けするピンボールゲームなんてオレ初めて見たよ!

とにかくまともに球を打ち返すことすらままならず、ピンボールとしてまったく成立していない始末。
ブラのホックだとかバスタオルだとかを狙うどころの話じゃない。
それでも頑張って一枚二枚脱がせたところで大したエロが待っているわけでもなく、もっとマジメにピンボール作れよ!と抗議しようにも、「元々マジメなピンボールじゃねえだろ!」と言い返されたらそれまでで、とりあえず今は「もう二度とSteamでエロゲーは買わねえぞ!」と守れもしない誓いをたてるしかないのでした。
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