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2021/05/17 (月) カテゴリー: XBOX ONE

2年続けての緊急事態宣言下で過ごす5月。
まあ制限が色々と緩和され、そして何よりもみんなが悲壮な覚悟で家に閉じこもっていた昨年と比べると非常時感はだいぶ薄いのだけれど、それでも本来なら1年でもっともアクティブに活動していたはずのシーズンが色褪せたものになっていることは確かだ。
普段はいくら人混みが苦手だなんて嘯いていても、あれはもうそこら中が人まみれだったからこそ言えていた贅沢みたいなもんで、街なかに野球場、テーマパーク、この季節に人でごった返していた場所が閑散としていると、そうも言ってられない。

こういう気分は家に引きこもってプレイするゲームにも反映されるもんで、面白いことに去年のこの時期は『デッドライジング』を引っ張り出して遊び込んでいた。
人で溢れかえったショッピングモールの光景に飢えていたからなのだろうが、しかし冷静に考えればあいつらは"かつて人であった輩たち"だ。
オレはもっとこう、夢と希望でキラキラした人の群れに囲まれていたい!
そんな人々(それがたとえその場限りの夢や希望であったとしても)が集う場所。そう、ディズニーランド!

そんなディズニーランドも今では入場制限を課せられ、休日の夕方であっても舞浜駅からの乗客の数もめっきり減っちゃっているが、しかしこのXboxの中で営業するデジタルのディズニーランドなら、そんな野暮とは無縁だ。
あたり一面キラキラした人たちの群れ群れ群れ。わぁい密、あかり密大好き!

そしてここに集った三密を構成する無数の人の中でも、いまのオレは極めて特別な存在。
年パス所持者なんて目ではない、奔放な振る舞いを許されたVIPなのだ。
ミッキーにアリエルに野獣にバズ、あらゆるディズニーキャラたちがオレだけに特別なお願いを頼んでくる。
どうでもいいパシリに使われているだけのような気もするが、しかしアレを持ってきてくれコレを探してくれのシンプル極まりないお遣いは、この造り込まれたデジタルディズニーランドを右に左に動き回るための手っ取り早い目標であることは確かだ。

この『ディズニーランド・アドベンチャーズ』もマイクロソフト系の定番として、すっかり息の長いタイトルとなったが、もとを正せばXbox 360のKinect専用としてお目見えしたゲーム。
Xbox One版以降はコントローラでもプレイできるようになっているが、特にアトラクション系ミニゲームなどはKinectの体感入力にすべてを依存した造りとなっているので、コントローラプレイだと単調というか味気のなさが目立ってしまう。

だがアトラクション系ゲームは本作に於いてはあくまで枝葉。その幹はなんたって人で溢れたディズニーランドを自在に駆け回ることだ。
少々やんちゃに走り回ったってやんわり嗜める人もいない。
ここには梅雨がやって来る気配もない。365日いつでも五月晴れ。
人混みは自由と希望の表れ。ここはディズニー夢の国。今日もコントローラを手に密を満喫するぜ。
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