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【Double Kick Heroes】ダブルキックヒーローズ

   ↑  2021/04/16 (金)  カテゴリー: XBOX Series X|S
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ダブルバスドラム、日本では俗にツーバスと呼ばれているバスドラを2つ並べた編成、及び奏法。
そのルーツを辿ればスウィング・ジャズ全盛の時代にまで遡るらしいが、やはりそれが大きく花開いたのはハードロックやヘヴィメタルの分野に於いてだ。
ジンジャー・ベイカー、キース・ムーン、カーマイン・アピス、コージー・パウエル、デイヴ・ロンバード、錚々たる達人が並ぶツーバスドラマー。
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その中でオレが一番好きなのはモーターヘッドの故フィル・テイラー。荒々しくバスドラをダブルキックするその突進力は、ブレーキの壊れた機関車を思わせるようだった。
『Double Kick Heroes』は、そのツーバスをテーマにしたゲーム。
Headbang Clubといういかにもなスタジオ名からも分かるように、HR/HMにとことん特化した音ゲーだ。
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ステージに向けて一心不乱にリハーサルに打ち込むのは実に見上げたことだ。
しかし5人組バンド、ダブルキックヒーローズの連中は、ちょっとそれをマジメにやりすぎた。
地下のスタジオに何ヶ月も籠もってるうちに、いつの間にか地上はゾンビやらミュータントやらワケの分かんない奴らが闊歩する終末世界になっていた。
だがそんなシチュエーションでも彼らには頼りになる武器がある。それは「こんなこともあろうか」と銃器類を仕込んだドラムセット。
追いすがるゾンビや何やらをこいつで蹴散らして、かつての自由の国を、とにかく東へ東へと目指す世紀末ツアーの始まりだ。
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低難易度の序盤ステージは、なんだかんだで呑気なものだ。
ドン、ドドンとドラム教則本の最初のページみたいなシンプルなリズム。はっきり言って「お前のもう一つのバスドラは、ただのバンド名看板か!?」と野次のひとつも飛ばしたくなるようなテンポである。
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だがステージが進むにつれて、そんなビール片手のアリーナ後方客みたいな野次は飛ばせなくなってくる。
ダダドドダダドドダダダダドド! ツーバス連打の譜面が姿を現し出すと、こっちも駄々をこねるキース・ムーンみたいな調子でABボタンを連打するハメになる。
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さらに後半のステージになると、このツーバス連打の嵐にスネアやシンバルがスコアに加わってくるのだ。上級難易度だとほぼ無理ゲーのレベルである。
フィンガードラムのつもりでやればいいんじゃないすかって? いやいやいや、パッドとストロークのあるコントローラボタンじゃフィーリングが全然違うって!
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ツーバス連打のドラミングに特化してしまったがために、どのステージも似たりよったりで単調。
ゲームシステムが煮詰められておらず、スコアヒットとシューティング要素の関連性が希薄。
さらにスコット・ピルグリム風のちょっとアクの強さに欠けるビジュアルが、HR/HMというテーマとあまり噛み合っていないなどなど、このゲームは粗というかマイナスポイントが結構多かったりする。
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されど本作のためにわざわざ録音された、ブラックメタル、ニューメタル、グラインドコア、ストーナーメタルなど、ヘヴィメタルのありとあらゆるサブジャンルにまたがったオリジナル楽曲群。
そして幕間のドラマパートに散りばめられた、これでもかのHR/HMネタと、制作者のヘヴィメタル愛はゲームから溢れんばかりに伝わってくる。
メインのストーリーやアーケードモードの他に、ヘルゲートと呼ばれるモードではVolkor X、Jukio Kallio、Ultra Vomitらゲストバンドの楽曲でのプレイが可能だ。

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