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【Hotshot Racing】まばゆい原色の時代

   ↑  2020/10/28 (水)  カテゴリー: XBOX ONE
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ゲームセンターはその性質上基本的に薄暗い空間で、そこに綺羅びやかという形容詞が入る場合は夜のネオン街ライクな派手やかさを指すことがほとんどだ。
しかしそんなゲーセンが、まるで太陽の下のリゾートビーチのような明るい華やかさに彩られた時代があった。
人によってそのファーストインパクトは様々だろうが、オレの場合は1992年にアーケードに登場したセガの『バーチャレーシング』だ。
それ以前にも3Dポリゴンをベースにしたアーケードゲームはいくつかあったが、新たな時代の到来を強烈に意識させられたのは、セガAM2研の手によるこのレースゲームだった。
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そのポリゴンが身にまとっていたのが、滲みのない抜けるような明るさの原色カラー。
まばゆいばかりの色合いは、ポリゴンによる3Dゲームという真新しい表現と同じくらいのインパクトが有った。
それまでのアーケードゲームに見られなかったその色彩感は、やがて3Dポリゴンゲームの普及と共に薄暗いゲーセンを侵食していった。
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『バーチャファイター』『デイトナUSA』『デカスリート』『バーチャコップ』。なぜかすらすらと名前が挙がるのはセガのゲームばかりだ。そしてどのゲームもどういうわけか青空がやたらと印象に残っている。
そのうちにカラーリングの表現も進化を深め、初期のポリゴンゲーム特有のけばけばしい原色カラーは次第に影を潜めていったのだが、しかし一周遅れのバブルみたいな華やかさに彩られたあの瞬間のゲーセンはホント夢に満ちた幸福な空間だった。
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世の中には奇特な人がいるもんで、例えばプレイステーション初期の頃の汚いローポリを再現したゲームなんてのがあったりする。
しかしどうせ同じような時代を振り返るのならば、オレはそんな貧乏臭いものじゃなく、明るく派手やかなものを再体験したいよ。
『Hotshot Racing』はまさにそのためにあるようなゲーム。
ポリポリしたマシンに背景にキャラクター。それを覆うのは華やかな原色カラーリング。メトロポリタンからエキゾチックなコースまで、すべてが気持ちいいばかりの明るさに彩られたステージばかり。
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ゲームスタイルはいにしえのアーケード風レーシング。
ドリフトがごりごり発動する挙動はナムコの『リッジレーサー』を彷彿とさせるけど、やはりこの抜けるようなビジュアルはセガのイメージだ。
実はバランス面にいささか難があってゲームの根幹部分はちょっと粗い造りだったりするんだけど、やはりこの爽快なビジュアルの中でマシンを荒っぽく走らせる快感は何ものにも代えがたい。
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ビジュアルのみに留まらず、BGMやSEの曲調や質感、ボイスナレーションのイントネーションに至るまで当時のテイストを再現しようと努めていて、その点からも開発者がどのポイントに力を注いだのかが分かろうというものだ。
通常のレースモードに加えてケイドロのようなチェイスモードの泥棒ごっこ、一定のスピードを維持していないと車が爆発してしまう、映画「スピード」を彷彿とさせる炎のレーサー、二つのバラエティモードを収録。
カクカクしたポリゴンのマシンには満天の青空が最高に似合う。あのゲーセンが明るい原色に彩られていた時代に思いを馳せながら、遊園地アトラクションのような演出が満載のコースをかっ飛ばせ。

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