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【鬼武者2】もにょる優作

   ↑  2020/01/24 (金)  カテゴリー: PS2
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ちょっと前の話になりますが、昨年末の紅白で物議を醸したAI美空ひばり。
美空ひばりさんのファンでない以上、あんまり踏み込んでどうこう言うつもりはないんですけど、「もにょる」という新興日本語がこれほど当てはまる情景も他にはなかったです。
これを例えば自分の身近なアーティストに置き換えてみたら分かりやすい感情が出てくるんじゃないかとも思ったんですけど、AIボン・スコットとかやったって、ブライアン・ジョンソンが確たる地位を築いている以上意味もないですし、AIシド・ヴィシャスとかは、そもそも何をヤラせたいのかよくわかんないし、AIカート・コバーンなんてやったら激怒したコートニー・ラヴが乱入してぶち壊しにしそうですね(それはそれで面白そうですが)。
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「もにょる」原因の大きな一つに、「本人が生きていたら本当にそんな歌い方、演技、立ち振る舞いをしたのか」って疑問があるんじゃないでしょうか。
本人がいないから周りが勝手に推測や忖度したりして本人の振る舞いを再構成しちゃうってのは、流れに流れた先には大川なんとかの霊言にまで至ってしまうわけです。
あれもみんな笑って済ませていますけど、そうやって処理しちゃいけない、もっと真面目に怒るべき問題なんじゃないかと思います。
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この「もにょる」感情を、ゲームオタは遥か20年近く前に一度経験していたはずです。
金城武主演を謳いミリオンを記録したカプコンの時代劇ホラーアクション『鬼武者』。その続編『鬼武者2』で"主演"を冠せられたのは、没後10年余の月日が経っていた松田優作だったのでした。
カプコンの斜め上を行くゲームへの実在俳優起用は、『鬼武者3』のジャン・レノを経て『ロストプラネット』のイ・ビョンホンに至るわけですが、納得ずくでオファーを受けたレノやビョンホンと違って、優作の場合はいくら関係者が許諾を出しているとは言え、本人はまったく預かり知らない話なのです。
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それなのにゲーム中では"松田優作"という触れ込みの本人に似せたCGキャラが、シーンによっては演技までするのですから、優作の映画やドラマが大好きだったオレなんかは「もにょる」どころではなく、「それってありなのかよ」「本人が本当にそんな芝居したと思ってんのかよ」と憤りにも似た感情がプレイ中にずっと付きまとっていました。
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この穏やかならざる気持ちは、歴史上の人物なのだから、ある程度好き勝手に解釈しちゃっても構わないはずの安国寺恵瓊("優作"演じる柳生十兵衛の仲間として登場する)の、ちょっとバカな大男という大胆なキャラクター付けにまで及んでしまい、「ただの使僧だろ!」「子孫が怒るぞ! いねえけど……」と、ずっともやもやしっぱなしで、おかげで『鬼武者2』が純粋にゲームとしてどうだったかは、さっぱり覚えていません。

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