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【グランチェイサー】シド・ミードの反重力レースゲーム

   ↑  2019/12/31 (火)  カテゴリー: セガサターン
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年の瀬に飛び込んできたシド・ミードの訃報。
今年の春にシド・ミード展が、この日本でも大々的に開催されたばかりだが、考えてみれば氏も86歳。
昭和一桁の生まれと考えると、改めて彼の並外れた先進性に驚かされる。
ひとくちにデザイナーと言ってもミード氏の仕事は多岐にわたるが、メカニックデザイナーとして日本のゲーム会社に関わった作品が、セガサターン初期の反重力レースゲームである、この『グランチェイサー』だ。
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丸みを帯びて余計なものを削ぎ落とした、カブトガニを思わせるフォルムの主人公機は、強烈にシド・ミードの仕事を感じさせる。
明快に『F-ZERO』の影響下にあるゲームで、実はPsygnosisの『ワイプアウト』よりも登場は早かったのだが、惜しむらくはミードデザインのメカに対して、キャラクターやUIのデザイン、葉山宏治の手によるサウンドなどが一体感に欠けて、それらのトータルデザインに優れた『ワイプアウト』の影に隠れるように埋もれてしまった。
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ミード氏の感性とこの時代のオタクカルチャーの嗜好が、実はそれほど親和性が高くなかったのもまた事実で、『グランチェイサー』のメカデザインに対するウケも、当時はそれほど芳しいものではなかった。
セガサターンのソフトといえば、サタマガの読者投票レースが一つの大きな基準となっているが、発売から最後までその順位のずーっと中段からやや下をキープしていた事実が、このソフトに対する評価をわかりやすく物語っているだろう。
シド・ミードと反重力レースゲームの字面は、なにかと夢を感じる組み合わせだが、しかし出てきたのはサイバーレースものとしてはちょっと平凡すぎる作品。なんとも勿体ない話であった。

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