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2019/02/13 (水) カテゴリー: XBOX ONE

駆るのはダートバイク。
アクセルトリガーのオンオフとスティックによる重心の微調整で障害物や段差やジャンプ台を乗り越えゴールを目指す2Dモトクロスゲーム。
そう、『Trials HD』。でもあんな緻密さや繊細なフィーリングを要求される、やりごたえに満ちたゲームじゃない。
もっとアバウト。言い換えれば雑。でも許せちゃう。安いし。
Xbox Oneの国内ストアでもひっそりと配信されている『World Enduro Rally』は、そんな感じのゲーム。

アバウトなモトクロス大会『World Enduro Rally』は、その名の通り世界規模開催。
チュートリアルステージの南米はアルゼンチンのイグアスの滝に始まり、オーストラリアの渓谷、パタゴニアのペリト・モレノ氷河、カリフォルニアのヨセミテ国立公園、サンフランシスコの金門橋、スペインのイラティの森、メキシコはカンクンビーチ、そして中国は万里の長城。
いずれも名だたる絶景の観光地がその舞台だ。

なんか資料を集めやすような所ばっかだねって? いい線ついてる。さらにつっこむと、フリー素材の画像集めやすそう。
そんな開発事情を穿ちたくもなる『World Enduro Rally』の最大の特徴は実写画像を使った背景。
狙ったんだか背景を一から作り込む手間を惜しんだのかは分からないが、とにかくそれは妙な開放感とキッチュな質感の折衷という、思ってもみない効果をもたらしているのだった。

ステージ構成はほぼ行き当たりばったり。大ジャンプ地点にエレベータやゴンドラでの移動、急坂や洗濯板地形などが雑然と散りばめられている。
タイムアタック的な要素も勿論盛り込まれてはいるけれど、実績やトロフィーさえ気にかけなければ記録の短縮に一喜一憂する人もそうはいないだろう。そういうのがやりたければ素直に『Trials Fusion』でもやってくれ。
チェックポイントの間隔も短めで全般に難度は相当に甘め。ジャンプ距離を大幅に稼げるフロントフリップは、とりあえず最初から頭に叩き込んでおいて損はないトリックだ。

まるでWindowsのログイン画面のような風光明媚なワールド名所を巡って、最後のステージは月面。
ここも当然実写背景。そして重力が少ないぽよーんぽよーんとしたここ限定の挙動。
もっともだからといってディフィカルティがそんなに上がるわけじゃない。地球上と同じくざっくりとしてなんとなくクリアできてしまうゲームバランス。
ゲーム全体でも1時間弱でクリアできてしまうボリューム。
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