fc2ブログ
 

ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

この記事に含まれるtag :
声優  ギャルゲー  

【サクラ大戦 花組通信】実写花組第1弾

   ↑  2017/10/29 (日)  カテゴリー: セガサターン
171029006.jpg
例の応援弁士登壇で再びにわかに注目を浴びた横山智佐。
オレは密かにこの人をチバレイと同じ箱に入れていただけに、「ついにこのフェイズに来たか!」と、ちょっぴり盛り上がってしまったのだが、まぁ実際はお友だちにちょっと手を貸した程度のところらしく、そこはやっぱり同属性と言っても原液とカルピスウォーターの差なのだろうか。
しかしこの人のポジティブという言葉とはちょっとベクトルの違う独特のバイタリティには、やはり目が離せない。
171029004.jpg
アイドル的声優(この字面も微妙に当てはまってないところが、この人の独自のポジションを物語っているような)のパイオニアとして、様々な方面に声優が進出する道筋を、その恐れを知らない仕事っぷりで強引に切り拓いてきた横山さん。
そんな横山智佐ワークスの代表作と言えば、やはり『サクラ大戦』の真宮寺さくら。
もっとも声の出演に留まっているうちは、まだよかったのだが、ゲームのヒロインと全く同じ恰好をして、そのヒロインの三次元形態として人前に登場するなると、話は穏やかではなくなってくる。
171029003.jpg
だが彼女の一種独特なバイタリティは、他の人間ならば尻込みしてしまいそうなハードルも、軽々と乗り越える。
「やりましょう!」
力強い一言は、新宿厚生年金会館に於ける"三次元"真宮寺さくらリサイタルとして実現し、やがてその流れは「ええええ! わ、私たちも!?」と動揺する他の花組キャストたちをも巻き込んで、あのキッチュ極まりない「サクラ大戦歌謡ショウ」へと至ったのだ。
171029005.jpg
この『サクラ大戦 花組通信』は、その歌謡ショウ前夜。まだ三次元化のお鉢がよもや自分には回ってこないだろうと、他のメンバーが安心しきっていた頃に発売されたファンディスク。
後に嫌と言うほど乱発される、サクラ大戦スピンアウト製品の第1弾だ。
サターン拡張機器のビデオカードに対応した数少ないソフトの一つでもあり、起動時にビデオカードの装着を確認すると、「良い判断です、隊長」(マリア)、「隊長、なかなかやるじゃねえかよ」(カンナ)などと、こんな高価で役に立たない拡張機器を買ってしまった可哀想なユーザーに、花組のメンバーが形ばかりの慰めを掛けてくれる。
171029002.jpg
ビデオカード装着状態だと、声優インタビューを始めとするゲーム内ムービーの全てが、ビデオCD準拠の画質にグレードアップ。
インタビュー以外でメインとなるのは、サクラ大戦関連の各情報や、ちょっとした寸劇などを新聞形式でまとめたパート。
この新聞は日替わりで内容が変化するという触れ込みだが、実際は些細な部分に変化が見られる程度で、ほとんど代わり映えはない。
広告部分なんかをうっかりクリックしたりすると、金出して買ったソフトの中で、さらに宣伝を長々とされるという罰ゲームを喰らうので注意しよう。

関連記事

この記事に含まれるtag : 声優 ギャルゲー 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2700.html

2017/10/29 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


No title

マリア役の人は「TVシリーズ、映画、舞台、どんど夢が…」とインタビュー動画で答えてますが、この時点で歌謡ショウの構想がどこまであったのか?興味深いところです。
「歌謡ショウにおける大神一郎=陶山章央のあり方」を交えた「大神一郎奮闘記」の解説もお願いいたします。

VHS洗熊 |  2023/04/11 (火) 19:56 No.1595

コメント:を投稿する 記事: 【サクラ大戦 花組通信】実写花組第1弾

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback