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2015/11/14 (土) カテゴリー: XBOX 360

新たなるインターフェース、New Xbox Experienceと共にやってきたXbox 360タイトルの互換。
その第一陣として『Fallout 3』や初代『Borderlands』を始めとする約70ほどのタイトルが、Xbox Oneで遊べるゲームのラインナップに加わった。
ただの互換ではない。過去のゲームをXbox Oneの機能を使って遊び込めるアップコンバートだ。
ゲームがアッという間に古びてしまう10数年前と違って、ここ最近のゲームは耐用年数が大きく上がり、新作と比べても古さを感じない作品も多い。
当然この後方互換は諸手を上げて大いに歓迎したいところではあるが、しかしマイコレクションの右隅に、かつて購入した360ゲームのアイコンが、使用可能としてズラッと並ぶ様を見ると、「あなた、このゲームも、このゲームも、このゲームもやり残していますよね。忘れないように、ここに置いておきますから!」と、まるで怒られているような気分になってくるから、つくづく積みゲーというのは罪なものである。

夏休みの宿題を極限まで先延ばしにした小学生みたいな気持ちになりながら、とりあえず利用可能な互換タイトルから、めぼしいものをOne本体にダウンロード。
一通りを触っているうちに、いつの間にやらその中の一つ、『DOOM』を遊び込んでいるとなると、自分でも一体何故なんだか分からなくなってくる。
『DOOM』。FPSというジャンルを確立させた、言わずと知れた歴史的重要作。とは言え今からもう20年以上前のゲームだ。

思えばこの『DOOM』が、今から10年前に初期Xbox Liveアーケードのラインナップとしてリリースされたときも、それを遊びながらも「なんで最新のハイデフマシンで、オレはわざわざこんな古いゲームを遊んでるんだろ?」なんて一抹の疑念があった。
しかしあのときは、まだXBLAも含めて360全体のソフトが揃っていなかったという事情もあった。
だが今回は違う。まだ手を付けてないOneのタイトルも山積みな上に、さらに加わった互換タイトル。
このゲームの山を前にして、オレはまたバカの一つ覚えみたいにショットガンを手にして火星の基地の中を突き進んでいる。

それもこれも、まるで人を焚きつけるかのように鳴り響いてくる、このゲームのあまりに魅惑的なサウンドトラックのなせる技なのだろうか。
それにこの『DOOM』、やはり過去のそれとはちょっとばかりワケが違う。最新のインターフェース、最新のデバイスの下に司られる、2015年最新の1993年版『DOOM』だ。
レトロでありながら、その手触りはレゲー的な懐古アプローチとは立場を別にする。
古くは1979年の『Asteroid』から、最新のものでは2014年の『Gears of War: Judgment』まで、幅広い年代にまたがった今回の互換タイトル。
それはそれぞれのタイトルの時代性を鑑みながらも、その一方で古今に渡るタイトルを、Xbox Oneという最新のマシンで遊べる、現在を生きるゲームとして平等に取り揃えたラインナップなのだ。
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2015/11/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |コメント:を投稿する 記事: 【DOOM】2015年のDOOM
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