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【Pinball Arcade】The Phantom of the Opera

   ↑  2014/11/05 (水)  カテゴリー: Android
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ピンボールマニアではないそこらのゲーム好きにとって、ピンボール台との出会いは、行きつけのゲームセンターにどの機種が入荷するかによって左右されると思うが、この度『Pinball Arcade』のラインナップに新たに加わった『The Phantom of the Opera』(データイースト)は、オレ個人にとっては近所のゲーセンに長く居座っていた、とても思い出深い台だ。
ゲーセンの一番奥深く薄暗い場所に、漆黒のまるで棺桶みたいな筐体がどかっと鎮座している様は、とてもインパクト大だった。
強烈だったのは筐体だけじゃない。
ファントムの仮面が白く浮かび上がる、陰影の付け方がとても印象的な素晴らしいバックグラス部分に、さらにフィールドに目を移すと、そこにはゴシックホラー調の色彩とパルプマガジン風のイラストレーションを絶妙に絡み合わせて、それをきめ細かく敷き詰めた圧巻のビジュアルデザイン。
その見ているだけで一日中飽きないような、禍々しくも荘厳なルックスは、ちょっと淡白なゲーム性を補って余るほどだ。
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アミューズメントパークの記憶は、視覚よりもむしろ聴覚のほうが焼きついて残るものだが、この『The Phantom of the Opera』も、そのデザイン以上にサウンド面の印象が強く残っている。
ゲーセンの中でビデオゲームに数でも人気でも劣勢を強いられるピンボールは、それに対するせめてもの抵抗のためか、音関係の自己主張がやたらと強かったりするが、『The Phantom of the Opera』も例外ではなく、他のビデオゲームを遊んでいる時でも、このピンボール台が時折奏でるパイプオルガンの演奏と、ファントムの高らかな笑い声には、思わず何ごとかと目をやってしまうほどであった。
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さすがにWilliamsやBallyのめぼしい台は、いいかげんもう出尽くした感のあった『Pinball Arcade』だが、今まで手付かずだったデータイーストピンボール(デコピン)が、『The Phantom of the Opera』を皮切りに、いよいよラインナップに加わってきたようで、今後の期待も改めて高まってきた。
『Playboy』、『Monday Night Football』、『Apollo13』(世にもバカバカしい13個マルチボール!)、『Hook』に『The Simpsons』など、日本のアーケードに馴染み深い台を多く擁するデコピン(版権物がやたらと多いのは、『Pinball Arcade』化に際しては高いハードルとなりそうだが)。
中でもオレが強烈に待ち望むのは、初期の傑作『Time Machine』なのだ。大丈夫、『Pinball Arcade』ならば充分期待できそうさ。

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