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【交渉人DS】鬱陶しいネゴシエイター

   ↑  2013/03/18 (月)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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"ちょっと若い桐岡さつき"こと、米倉涼子が主演した「交渉人 THE NEGOTIATOR」は、意味もなくしかめっ面をした警視庁特殊犯罪捜査係交渉班の面々が、当たり障りのないコミュニケーションを取っていれば穏便に納まりそうな事件を、肩と眉間に力の入りすぎた態度で必要以上に話をややこしくした挙げ句、最後は薄っぺらい世拗ね人やサイコパスに行き当たって、なし崩し的に話が終わるパターンを王道とするTVドラマ。
そのゲーム化作品は、史上もっともTVドラマゲームが多く登場したゲームハード、ニンテンドーDSでの発売。
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『相棒DS』に『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』、『TRICK DS版 隠し神の棲む館』に『ガリレオ』と、ニンテンドーDSのTVドラマゲームは数ありますが、その中身の様式や造りはピンからキリ。で、この『交渉人DS』はと言えば、大変びんぼ……あ、質素な造りとなっています。
ストーリーはドラマ原作回の、ほぼそのまんまのダイジェスト進行。それを彩るのは、喜怒哀楽わずか4パターンのバストショットをやり繰りした、「交渉人」主要キャストたちの実写取り込み画像。
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主要レギュラーメンバーたちは、まだバストショットを4種類も用意してもらえてるからいいが、堪らないのは、その回ごとにしか登場しない脇役キャラたち。
井上和香、斉藤祥太、姜暢雄、岡田将生ら、これらの面々はドラマ本編のスチルから無理矢理トリミングしてきたと思しき画像を、強引に使い回しての登場となります。
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肝となる交渉シーンは、容疑者や関係者の気持ちを昂ぶらせたり落ち込ませたりしないように、会話によってテンションを適度に保つ必要があるのですが、それが上下するたびに出る「テンション上昇」、「テンション下降」の表示が、役者トリミング画像の無理矢理さと相まって、なにかのギャグにしか見えませんから、緊迫の交渉も台無しです。
しかもその交渉モードも選択肢が極端に少なく、実質○×クイズの連続状態。それをおっ外すとバッドエンド展開が待っています。
「自殺したけりゃ独りですれば!」などと犯人を突き放したりすると、あいつら渡りに船とばかり、ホントに自殺しやがります。
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ここは不本意ですが、原作に準拠する肩に力の入りすぎた鬱陶しい態度で、容疑者や関係者に対して臨まなければなりません。実に面倒臭い話ですね。
そんな原作をそのままなぞる形で進行するストーリーは、一話がわずか十分弱で終了する短さ。
ボリュームという言葉を使うのも憚れるようなショートシャープショックぶりですが、眉間に皺寄せた陣内孝則や筧利夫といちいち面を付きあわせるのは、それくらいの時間が限界なのかもしれません。
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「交渉人」一番の見所とも言える、米倉涼子が飯をわっしわっし食いまくるだけのエンディングロールが、まったくフィーチャーされていないのも、物足りないところ。
ニンテンドーDSでは、他にD3パブリッシャーが『THE 交渉人』というSimpleシリーズを出していたりして、色々とややこしいのですが、そのデキの方も足並み揃えて五十歩百歩なのが微笑ましいですね。
DSの交渉モノでは、素直に『落シ刑事 ~刑事さん、私がやりました~』をオススメしておきます。

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