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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Champion Jockey: Gallop Racer & GI Jockey】チャンピオンジョッキー

   ↑  2013/01/19 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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密かなモテ職業、それは競馬のジョッキー。
佐野量子と結婚した武豊を始め、堀朱里と池添謙一に、湯原麻利絵と後藤浩輝、ペニオクお姉さんと三浦皇成など、グラドル、女子アナとの結婚率が結構高かったりする美味しい職業だ。
まあ我々にとってのジョッキーは、馬券を外したときに「下手くそな乗り方しやがって、バカヤロー!」と責任を転嫁する対象でしかないのだが、考えてみれば、同性からは悔し紛れの罵声を喰らい、異性からはモテモテってのは、実に男冥利に尽きる話である。
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ボンクラな我々が、そんなモテモテな騎手の気分になれるのは、相も変わらずゲームの中だけなのだが、このジョッキーゲームには、テクモの『ギャロップレーサー』と、コーエーの『ジーワンジョッキー』という、二つの人気シリーズがあった。
はっちゃけエンタメジョッキーゲームの『ギャロップレーサー』に、シム系寄りの『ジーワンジョッキー』、元々方向性の違う両シリーズであったが、それぞれの親会社同士が合併しちゃうという、まさかの事態が起こったから、さあ大変。
こうして同じ競馬ジョッキーゲーム同士を多重インブリードした、『Champion Jockey: Gallop Racer & GI Jockey』という、大変長ったらしい名前のゲームが、この世に産まれることとなったのである。
例えるなら、ナムコとコナミが合併して、『実況パワフルファミリースタジアム』なんてゲームが誕生しちゃったようなもんだろうか。ちょっと違うような気もするが。
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元々毛色の違うゲームを、無理矢理一つにしたからであろうか、このゲームはバランス調整的な部分をプレイヤーに、ほぼ丸投げするという、なかなかワイルドな手段に打って出ている。
操作システムは『ギャロップレーサー』タイプと『ジーワンジョッキー』タイプの二つから選択可能。それぞれのファンは、それぞれ好きな方を選べばいいんじゃない?と軽く遊び手を突き放した上に、さらにスタートや追い、ムチなどの各種動作を手動や自動に切り替えられるカスタムモードも選択できる。
私はこのカスタムモードで、『ギャロップレーサー』と『ジーワンジョッキー』の中間くらいに操作法を調整しているのだが、この操作法チョイスのさじ加減一つで、ゲームの手応えはがらりと変わってきちゃうのだ。
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そしてゲームの進行も、派手なイベントなどほとんど無いまま、新馬戦や条件戦を含むレースを淡々と乗っていく繰り返しになるので、ストーリーモードを盛り上げるためには、自然とスパイスを自ら加えてゆく必要があるだろう。
私の場合は、個人的に競馬を一番よく観ていた80年代後半から90年代後半の流れをなぞりながら、将来的にはペニオクお姉さんと結ばれて、胸で挟んでもらって幸せになるという目標を立てて、ゲームを自発的に盛り上げようとしている。
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そんな邪な夢を胸に、新馬戦や条件戦を勝ったり負けたりしていた新米騎手の私が、ある日厩舎に顔を出したら、そこにはあのシンボリルドルフが居るではないか。
言わずと知れた日本競馬史上最強の七冠馬。生まれた時代が時代なら、呂布が赤兎馬捨てて乗り替えちゃうくらいの、とんでもない怪物馬である。
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本来ならぺーぺーの私なんか近寄れないくらいの馬だが、それでも言うのはタダとばかり、「この馬、いいっすね。今度乗らせて下さい」と軽口を叩いてみた。
てっきり「身の程知らずなこと言うな!」と怒られた後、「まさかルドルフに乗せるわけにはいかないが、しかし、その大胆さは騎手として見込みがあるぞ、わっはっは」なんて丸く収まるかと思いきや、返ってきたのは、「じゃあ、ちょっと乗ってみるか?」という、まさかの一言。
とっぽい高校生が原チャリの貸し借りしてるわけじゃないんだからさぁ、そういうのはやめてくれよぉ!
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こうして私は自分の意に反して、阪神大賞典に挑むシンボリルドルフの鞍上に居る。
ミホシンザン、ニシノライデン、シリウスシンボリ、名だたる強豪を差し置いて、ルドルフの単勝オッズは1.1倍。初めて挑む重賞レースが、ガチガチの大本命。
パドックでその大本命の背に跨った私は、今にも殺されそうな顔色で、「お願いだから、オレから買うのはやめてくれ」、「頼むからオレにプレッシャーを与えないでくれ」、「このオレに見返りを期待しないでくれ」と、か細い悲鳴を繰り返し、騎手の適性がまったく欠けている事実を、早くも露呈しているのであった。ああ、ペニオクお姉さんは、やはり高嶺の花だった……。



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2013/01/19 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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