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【ウルティマオンライン】変わりゆく節分の風景

   ↑  2011/02/06 (日)  カテゴリー: PCゲーム
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かつては神社や寺などで、お相撲さんから豆を投げ与えて貰った節分の風景も、何故か今年からは、お相撲さんを取り囲んでマイクを突きつける行事へと様変わりしてしまいました。
この変質は、朝青龍という、無邪気な笑顔で豆を投げる姿が史上最も板に付いた横綱が居なくなってしまった(これに関しては、白鵬はドルジに遠く及びません)のが、大きな理由の一つなのでしょう。
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そんな伝統の行事が変質してしまったのは、何も現実の日本社会に留まりません。
ブリタニアで節分と言えば、かつては檻に閉じ込められた鬼を、みんなが嗜虐心剥き出しにして苛め倒し、最後はぶち切れた鬼が大暴れをして阿鼻叫喚の騒ぎとなり、大量の死者を出して終わる行事でした。
その節分イベントも徐々に縮小の一途を辿り、昨年などはそんなイベントがあったのかどうかすらも記憶にありません。
そして今年、ブリタニアニュースネットワークに掲載されたあるレポートをきっかけに、その節分イベントがついに大々的に帰ってきたのです。現実の節分と同様、昔とはえらく変節した姿で!
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「鬼に豆が効くというのは俗説。鬼が苦手なのは、ずばりクリームパイ」
そのレポートが導き出した驚きの結論は、これでした。ビル・ゲイツやジャン・クレティエンにパイが効く(ちなみにブッシュには靴が効くらしい)というのは、広く知られた話でしたが、まさか鬼もパイをぶつけられてダメージを負う生き物だったとは。
さっそく禅都の北砂漠に侵攻してきた鬼の群れを、このクリームパイで撃退しようではないか。
そしてその前夜、北砂漠の入り口に於いてクリームパイの配布が行われたのですが、なにせ私も含めて浅ましさでは定評のあるブリタニア民。
タダで貰えるものなら何でも貰うとばかりに、人々が配布会場にどっと押し寄せ、まるで飢餓の国の食糧配給みたいな騒ぎになっておりました。一つと言わず、もっとよこせ!
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そして翌日。普段は人なんか滅多に訪れず、ムカデやオークが呑気に昼寝を決め込んでいた北砂漠は、うっかり節分会場になってしまった羽目に、イベントアイテム目当てに欲の眩んだ人間たちに埋め尽くされてしまいました。
目をらんらんと輝かせながら、パイを片手に待ち構える人間たちの中に、うっかり湧いて出てはたちまちのうちにパイまみれになり瞬殺される鬼たち。
鬼の平均生存時間、約10秒。そして鬼は5分間隔でしか湧かないために、待ってる暇を持て余した人間たちは、自然とパイの無差別な叩き付けあいをおっ始めるのでした。
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その鬼たちが一定の確率で落とすイベントレアアイテムは、ボウルに入った豆。……この節分、何かが基本的に間違っているような気がします。鬼が豆持ち歩いてどうしようというんでしょうか。
なんかジンバブエあたりに伝わって、向こうの風土風習が混じり合って原形を留めないほど変質した節分が、逆輸入されて戻ってきたみたいな話です。
その豆が、これまたちっとも出やしねえ!
何せ鬼は、出現したと同時に瞬殺されるような有様ですから、まずルート権を獲得すること自体が大変です。
そしてケチ臭いドロップ確率。こういうのは縁起物なんだから、もっと派手にばらまけや!
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そうこうしているうちに、本来ならクリームパイでしかダメージが入らない筈が、どうやら特定武器による物理防御貫通攻撃のダメージが入ってしまう不具合が発見されたらしく、鬼の瞬殺率はますます高まるばかり。
結局、豆を手に入れることができないまま、節分会場を後にすることになってしまいました。
夜の9時には、総領の金色鬼が現れてイベントはフィナーレを迎えたようだけど、何度も何度も言ってるようだけど、普通の人間が土曜の夜9時に家に居るわきゃねえだろう!
たまには別の時間帯にやってくれてもよさそうなもんだけどなぁ。

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