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2011/12/22 (木) カテゴリー: XBOX 360

2009年にリリースされたSilver Dollar Games(以下SDG)のXBOXインディーズゲーム、『Cassie's Corner』でキャシーさんはゲーム界にデビューを果たしました。
このゲームはキャシーさんが出題役を務めるだけの、ごくオーソドックスなトリビアゲーム。
この頃はSDGが、まだその本性を見せていなかったので、XBIGとしてはまだ物珍しい実写動画を使った作品程度の認識に終わっていまし、キャシーさんにしても、作者の知人か何かが引っ張り出された程度に思われていました。
しかしその後、SDGが次第にその正体を現し始め、ゲームの名を騙った一発ネタを量産するようになり、そしてこのネタに物好きに付きあう人々は、キャシーさんのご尊顔を再び何度も拝むハメとなったのです。

SDGのゲームには、キャシーさん以外にも複数の女性が出演していますが、キャシーさんは、そのハイテンションぶりと、非常に庶民的なお顔立ちで、他の女性たちとは一線を画す存在感があります。
オールドスパイスとのタイアップゲーム、『The Perfect Pickup Line』では、その妙なノリの良さで一人目立ちまくっていましたし、『Bloody Mary』という自称ホラーゲームは、キャシーさんのアッパーな一人芝居で、なんとか成立しているようなもんでした。
SDGに於けるキャシーさんの立場というのは、色モノ担当と言うか、まぁちょっと下世話な表現を使えば、AVの企画女優みたいなもんですよね。

ただ、ブランドそのものがAVの企画ものみたいなSDGにとっては、キャシーさんみたいな存在こそが、看板女優たりえるのです。
デビューは普通のゲームだったのに、やがて色モノに駆り出され、そしてとうとう自分自身が色モノみたいな存在になってしまったパターンは、D3パブリッシャーの双葉理保とも共通するものがありますよね。
ついでながら、ゲームの粗製濫造、そして飲み屋の馬鹿話レベルを堂々とプロジェクトとして押し通す面の皮の厚さなど、一時期のD3パブリッシャーとSDGには非常に共通点が多いような気がします。

そのキャシーさんの最新作が、この『Cassie's Animal Sounds』。
今この時代にピンでゲームタイトルに名を連ねられる実在人物なんて、スポーツ選手などをを別にすればキャシーさんくらいのものかもしれませんね。
そして「教育用途には使用しないで下さい」という、しょうもない注意書きから始まるその内容も、キャシーファンを全く裏切りません。
これはキャシーさんの動画ムービーを観て、果たしてキャシーさんがどんな動物のモノマネをしているのかを当てる、変わり種トリビアゲーム。

猫、虎、ラマ、ラクダ、イルカ、カラス、キウイ鳥、鯨、コブラ、ヤモリ、イグアナ(これのモノマネを人前でする人なんて、それこそアイパッチ時代のタモリ以来でしょう)。ありとあらゆる動物の鳴き声やその生態を、キャシーさんは相変わらずのノリの良さで演じてくれます。
真っ当な人にとっては、まるで公開羞恥プレイみたいなもんですが、さすがキャシーさんは全く動じることがありません。

ホッキョクグマと普通のクマのモノマネを見分けるなんて、一見難しそうにも思えますが、この辺をなんなくクリアできたのは、やはりキャシーさんとも長い付き合いになり、心通じるものが産まれてきたからでしょうか。
その一方で、猫と虎の区別が付かなかったのは、私の中のキャシー愛が足らなかったからかもしれません。
ごめんなさい、キャシー。だけど貴女の解釈する虎は、私の目には近所の腹を空かせたドラ猫にしか見えなかったんです。
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