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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【CRぱちんこイエローキャブ パチってちょんまげ達人6】

   ↑  2017/11/06 (月)  カテゴリー: PS2
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ジャニーズと往年のイエローキャブ。ポジションは微妙に異なるが、この2つの芸能事務所には大きな共通項がある。
それはトップの特殊な審美眼により選び抜かれた純化集団であること。
であるが故に脱退や分裂の騒動は骨肉の争いに至るのだが、まぁそれは置いといて、いくら共通項があるといっても、そこは美形と巨乳の違い。
ジャニーズにパチンコは食い合わせが悪いが、しかしイエローキャブの方はと言うと、パチンコとの親和性が鬼のように高いときてる。
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数多あるパチンコの版権モノでタレント系は珍しくないが、事務所単位での実写登場は史上初だった京楽「CRぱちんこイエローキャブ」。
もしも願い事が一つだけ叶えられるとしたら、乗ってる船が難破してイエローキャブの面々と共に無人島に流れ着きたいと申請するつもりのオレみたいな人間にとっては、この台の宣伝コピー通り、まさに「夢のようなパチンコ」である。
なんたってあの巨乳女神たちに直接(でもないが)カネを貢げるのだ。もっとも考えようによっちゃ小池栄子からマイルドなカツアゲにあってるだけかもしれないが。
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顔中に釘がぶっ刺され「ヘルレイザー」のピンヘッド状態になっているイエローキャブ勢の盤面だけで、もうお腹いっぱいなこのパチンコ。
演出画面で踊るのも、もちろん、MEGUMI、小池栄子、佐藤江梨子、根本はるみ、かわいかおり、北川友美、八幡えつこ、森ひろこ、五十嵐結花、小林恵美、星本かおり、五十嵐りさ、総勢12名のイエローキャブ軍団だ。スロット役がこれほど似合う女性タレントたちも、そうそう他にはいないだろう。
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そんなデジタルで残す価値のあるパチンコ機のシミュレーターは、毎度おなじみPS2『パチってちょんまげ達人』シリーズから。
巨乳と賭博、夢のような享楽の合体が家で遊びたい三昧。
追加の玉買い投資は無用だが、ハンドル代わりのPS2コントローラを握りしめながらスロットが流れる様子を眺めていると、家の中に押し入ってきた根本はるみに「タダで遊んでんじゃねえ! これを貰ってくぜ!」と財布を持って行かれても構わないような気分になってくる。
もっともそれって考えるまでもなく、マイルドな強盗に遭っているだけかもしれないが。

この記事に含まれるtag : タレントゲー 

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2017/11/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Dead to Rights】初代XboxのB級アクション

   ↑  2017/11/08 (水)  カテゴリー: XBOX
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いかにも凶悪そうな風貌の黒光りする巨体。
初代Xboxはそのルックスから、ダーク&バイオレンスなゲームを多く擁するハードのイメージがあったが、実際はその初期の国内ソフトラインナップはPS2以上に呑気なゲームによって占められていた。
この異型のゲーム機に国内ゲーム市場の保守本流とは異質のモノを求めていたこちらにとっては、そんな煮え切らない陣容にやきもきしていたのだが、それがようやく解消されたのは本体発売から9ヶ月も経ってからであった。
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Namco USA産クライムアクションアドベンチャー『デッド・トゥ・ライツ』。
シュートドッジで発動するバレットタイム(本作での呼称はタイムシフトダイブ)を軸とした、明快に『MAX PAYNE』の影響下にあるサードパーソンシューター。
だがシステムからストーリーに至るまで『MAX PAYNE』ほど洗練されてはいない。逆に格闘アクション要素やミニゲームなどをごちゃごちゃと盛り込んだ、猥雑なプレイフィールが特徴だ。
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ゲーム開始早々フィーチャーされるストリッパーのポールダンスミニゲームを皮切りに、後の様々なゲームに盛り込まれるヒューマンシールド(用済みになった"人間の盾"を、躊躇なく脳天をズドンと撃って処刑するくだりなどは、バイオレンスゲームにそれほど麻痺していなかった当時のオレは、「いくらギャングと言えど人権というものがあるんじゃないですかあ!?」と、自分のキャラがやったこととはいえおろおろしたものだ)など、エログロバイオレンス方面への徹底した針振り。
そして90年代の「午後のロードショー」で忘れた頃に放映されるB級アクション映画のようなストーリー。
純粋にゲームとしては決して磨き込まれていないが、繁華街の一番妖しい地区に建つ雑居ビルのような混沌とした造りは、妙にクセになる魅力があった。
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そんな初代Xboxの忘れがたき想い出の一つが、Xbox Oneへの隔世互換によってまさかの再降臨。
現役ハード上で初代のあの起動画面が流れるだけでも感涙モノだが、その直後に始まる現役機のパワーでアップコンバートされた本編にさらにびっくり。
アーリーゼロ年代コンソール機特有の、靄がかかったようなグラフィックが、くっきりハッキリと変貌を遂げている。
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進化したコントローラの恩恵によるものか、操作感も心なしか向上している印象で、「『デッド トゥ ライツ』って、こんな遊びやすいゲームだったっけ!?」なんて声が思わず漏れてしまった。
とは言えコンソール機版のシューターが確たるスタイルを模索して、色々と試行錯誤していた時代の作品。エイミングや視点移動など、現代の眼で見ると粗が目についてしまうのは致し方ない(見た目が綺麗になっただけに、こういった部分は余計目についてしまう)。
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脊髄反射の行動で悪徳の街に蠢く犯罪に挑むはみ出し刑事ジャック・スレイトと、その凶暴極まりない相棒警察犬シャドウ。
このやさぐれコンビは猥雑なB級テイストをそのままに『Dead to Rights: Retribution』で次世代機Xbox 360にも再登場。
初代作をあらゆる意味でパワーアップしたこちらも互換を待ちたいところだ。

<Xbox One互換対応タイトル>

この記事に含まれるtag : TPS 

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2017/11/08 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【KISS Rock City】キッス原理主義

   ↑  2017/11/11 (土)  カテゴリー: Android
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ロックバンドを円滑に運営するなんて、天かすでF1マシンを走らすような話だ。そもそも上手く行くわきゃない。
女の取り合い、スタジオのエアコン温度の上げ下げトラブル、移動車中の席次、打ち上げの席での唐揚げにレモン問題、ああそれからそう、音楽性の違いとやらも。
そんなこんなでまたもやバンドが立ち行かず打ちひしがれている主人公のもとに、煙と共に現れて活を入れる敬愛するロックミュージシャン!
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……なんか自分のフェイバリットの場合だと、ジョン・ライドンとかH.R.とかリード兄弟とか、「お願いだから帰ってくれませんか?」とお引き取りを願うような面子のような気がする。
いや、それ以前に、魔法のように連中が忽然と姿を表したら、ハッパのやり過ぎを心配するのが最初だろう。やってないけど。
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だがキッスの場合なら、そんな登場をしても一切不思議はない。
小汚いアパートメントの一室にスモークと共に突如出現したのは、ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー、エリック・シンガー、現行キッスの面々。
「さあ、お前のロックンロールスピリットを見せてくれ!」
あまりにもベタベタでこっ恥ずかしい言葉だが、他ならぬジーン・シモンズの口から言われればすとんと腑に落ちる。
なにせキッスはその言葉をとてもシラフとは思えないかっこで、なんのてらいもなく半世紀近くに渡って体現してきたバンド。
キッスのメンバーのバックアップを受けて、スマホやタブレットの画面をポチポチ押しながら、再び歩み出すのは黄金のロックンロールロード!
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AndoroidとiOSでリリースされた『Kiss Rock City』は簡易ADVと簡易音ゲーを折衷したF2Pゲーム。
行動するたびに消費するエナジーポイントと、バンドメンバーのカスタマイズなどに使うマネーポイントを別途有料購入するタイプだが、まあエナジーポイントは放っておけば回復するから問題ない。マネーの方は後々メンバーの不始末処理などにアタマを悩ますことになるが。
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ベスストリート、シャンディスクエア、クリスティンアベニューなど、キッスちなんだ舞台で、スタジオ、クラブ、レコード会社などを巡り、メンバー集めに契約、時にはジーン・シモンズにヘルプに入ってもらったりしながら、目指すはビッグステージとチャートの頂点。
各シークエンスの締めを飾るのは、タイミング押しの音ゲー。
もっとも音ゲーと言っても極めて簡素なモノだが、使われている楽曲はもちろんキッスの原曲だ。
そのレパートリーはデビューアルバムから素顔になる直前の"暗黒の神話 Creatures Of The Night"(1982)までの代表曲。
個人的に結構気に入ってる素顔時代がハブられているのは、ちょっと残念だが、どうやら拡張パック(その名もKiss Kruise)の登場も予定されているみたいだし、キャリア後期の曲ももしかしたら追加されるかもしれない。
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このキッスを中心にすべてが回る世界で、キッスを後ろ盾としたオレにもう怖いものはない。
とにかくキッスが出てくれば何もかも都合よく事が運ぶキッス原理主義が心地よい、キッスでしか成立しないようなモバイルゲーム時代のプチロックファンタジー。
ワイルドにさせてくれ そしたらクレイジーにしてやる 夜通しロックンロールだ もう毎日アゲアゲだぜ! (Kiss - Rock and Roll All Nite)



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2017/11/11 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【KISS Psycho Circus: The Nightmare Child】

   ↑  2017/11/13 (月)  カテゴリー: ドリームキャスト
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出すアルバムが軒並みプラチナを記録し、70年代にその人気の絶頂を極めた"仮面のハードロックバンド"キッス。
しかし一度頂点に立った後の、80年以降は激動のキャリアが待っていた。
オリジナルメンバー間の不和が顕在化したのを皮切りに人気は徐々に下降。白塗りメイクを捨てて素顔を晒すサプライズで一時期盛り返すものの、2代目ドラマーであるエリック・カーが逝去する悲劇に襲われ、バンドは再び沈滞する。
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だがこの人たち見かけによらず、地味な活動をコツコツと続けられる妙な長所がある。
アルバムの発売ペースは落ちたものの、バンドの運営は90年代に入ってもコンスタントに続き、そしてミレニアムを目前にしていよいよオリジナルメンバー再結成の機運が高まった。
98年発売の"Psycho Circus"は、ポール、ジーン、エース、ピーター、黄金期のキッスメンバーたちが再び勢揃いしてのアルバム!
…………という触れ込みで盛り上がったが、復帰組のエースとピーターが実はほとんどアルバム制作に参加していないことが顕になり、そして作品自体が妙に力作だったこともあって、みんな受け止め方に困ったのであった。
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その問題作の名を冠して、2000年にPCとドリームキャストで発売されたゲームが『Kiss: Psycho Circus: The Nightmare Child』。
過去にもピンボール台になり、ゲームとは抜群に相性が良さそうなキッス。
だが本作は実在キッスのキャラクターを、そのままゲームに持ち込んだ作品ではない。
当時「Spawn」で知られるトッド・マクファーレンが、キッスのメンバーをイメージしたコミックを展開していて、それに付けられた通しタイトルが「Kiss Psycho Circus」。
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そしてこの『Kiss: Psycho Circus: The Nightmare Child』は、トッド・マクファーレンのコミック版サイコ・サーカスのゲーム化作品。
天下のマクファーレンにはいささか不遜だが、言わばキッスの二次創作作品。さらにそのゲーム化という、キッスファンにとっては、これまた受け止め方に困るゲームなのであった。
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そんな微妙な立場を自ら証明するかのように、ゲーム中は"Psych Circus"からどころか、キッスの楽曲のフィーチャーはほとんど無し。
どよーんと薄暗いビジュアルの中、陰々滅々と進むゲームのテイストは、あの底抜けに明るくバカバカしいキッスのイメージとまったくリンクせず、さらに肝心のゲーム内容自体も、単調な展開が続きメリハリに欠ける凡作。
プレイヤーキャラは進行に応じてブーツやベルトなどのパーツを入手し、徐々にキッスのペルソナ化を果たしてゆくギミックもあるが、FPSという体裁の故に、そのキッス化を実感させる機会もほとんど無いのだった。

<海外版 / 国内版は未発売>


この記事に含まれるtag : FPS 

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2017/11/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【KISS Pinball】キッスのビデオピンボールゲーム

   ↑  2017/11/15 (水)  カテゴリー: PS1
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Guns N' RosesにAC/DCなどが過去にピンボール化されてきたが、しかしキッスほどピンボール映えするバンドは他にない。
1979年にはBallyから、そして2015年にはStern、キッスをモチーフにしたピンボール台は二度も登場した。
その36年間隔というスパンが、キッスというグループのとてつもない息の長さを物語っているが、実はその間にもう一つだけキッスを冠したピンボールがあった。
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それが2000年にプレイステーションで発売されたビデオピンボールゲーム、その名も『KISS Pinball』。
オリジナルメンバーの再結集期。キッスとしてはマーチャンダイズ展開が一番やり易かった頃。
それもあってか収録された2つの台は、ポール、ジーン、エース、ピーターの4人が踊る、なかなか気合の入ったデザインが施されている。
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だがそうして台を眺め回しているうちは、そんな呑気な感想が出てくるが、ひとたびプランジャーでボールを打ち出してしまうと話は違ってくる。
トップレーンを潜り抜けると、いきなりとんでもないスピードでこちらの手元に落下してくるボール。
これはどう考えても、我々の知るピンボール台の傾斜ではない。まるで地面から90度垂直に設置されているかのような落下速度だ。
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しかもこのゲームは、台を全画面に収めるカメラ視点が存在しない。たったひとつの視点は、ボールを追って画面が上下にスクロールするタイプのもの。
落下するようなスピードのボールに対してそんなカメラでは、ボールがフリッパー付近に到達した頃には、もう既に手遅れだ。こちらはぴくりとも反応することができやしない。
かくしてこの『KISS Pinball』は、「キッスファンとピンボールファン、そのどちらも喜ばない駄作」の烙印を押され、2つの実機ピンボール台の狭間に埋もれたのであった。

<海外版 / 国内未発売>

この記事に含まれるtag : ピンボール 

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2017/11/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |