- 【Forza Horizon】コロラドクルマ祭り再び [2016/09/02]
- 【Ingress】Via Lux瀬戸内お留守番ミッション in新橋 [2016/09/05]
- 【Just Cause 2】傍迷惑なストレンジャー [2016/09/06]
- 【Just Cause 3】世界一迷惑な里帰り [2016/09/08]
- 【Pinball Arcade】The Getaway: High Speed Ⅱ [2016/09/11]
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短い夏は終わった。
あたりには秋の調べがそろそろ顔を見せ始めている。
だがオレはそんな残暑の東京を離れて、一面の紅葉で彩られた景色に一足早くいる。
フジロックは富士天神山、レッスルマニアはマジソンスクエアガーデン。そのジャンルを代表するお祭りの、記念すべき第1回の開催地だ。
ならばクルマゲームのお祭りは? それはアメリカの中西部にある自然情緒にあふれた地、コロラド。
みんなが実生活では触れることもできない高級スポーツカーやビンテージカーのハンドルをとって、この山間の土地を縦横無尽に走り回ったのは、今からもう4年も前のこと。

そして第3回クルマとレイブ祭りオーストラリア大会、『Forza Horizon 3』の発売を前にして、この紅葉とエグゾーストに囲まれた懐かしきコロラドの日々が、Xbox Oneへの互換対応&今月のGames with Gold無料配信という形で帰ってきた。
オーストラリアの大自然に向けてガレージに眠っていたBMW M1やランチア・ストラトスを慣らし運転するのに、国立森林公園のワインディングロードほど適した場所が他にあるだろうか。

どんな華やかなお祭りも、その始まりはささやかなものだ。
この初代『Forza Horizon』も、南欧で大々的に開催された『Forza Horizon 2』を体験した後だと、その規模が非常に慎ましやかに見えてくる。
収録車種の少なさは、まあ仕方のないことだとして、改めて気付かされるのは、そのラインナップのマニアックな偏りだ。
これに関しては『2』で大幅に改善されたし、来る『3』ではさらに念を入れてくるだろうから、この初代に関してはクセのあるカーラインナップから、おのれの好みをどうチョイスするかに頭を悩ませるのを楽しんでしまえばいい。

朱や黄に色づいたロッキー山脈の峠道を、コロラドにいたときの一番の愛車ロータス・エキシージで走り抜ける。
せわしないギアチェンジを重ねる内に、これはオーストラリアまでの繋ぎなんて当初の心持ちも、いつの間にかどこかに消え去って、急カーブの連続にいつしか心地よく身を委ねている。
オープンワールドのクルマゲームは二つに大別できる。
クルマの形をした何かをコントローラで動かすゲームと、クルマを走らせている実感をしっかり与えてくれるゲーム。
そして両者の間には決して超えることのできない大きな壁がある。『Forza Horizon』は? それは今さら愚問だろう。
クルマ好きのクルマ好きによるクルマ好きのためのお祭り、ホライズン。これはその記念すべき最初の一歩なのだから。
<Xbox One互換対応ソフト>
*関連記事
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2016/09/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |日本国内で行われるサテライト、うどん食べあるきわくわく観光アノマリー、……もとい、真面目な戦いの宴、VIA LUX瀬戸内の開催はあと数週間後の9月24日。
しかしこの日までただ安穏と時を過ごしているわけにはいかない。
なにせオレは他のエージェントより胃袋が小さく少食というハンデを抱えているのだ。これを補うのは事前の綿密な情報収集と、それに基づいた効率のいい立ち回りしかないのである。

新たにライブしたORUSUBAN VIA LUX SHINBASHI!は、新橋にある地域アンテナショップ、"香川・愛媛せとうち旬彩館"をスタートして"とっとり・おかやま新橋館"でフィニッシュする連作ミッション。
その名の通り瀬戸内まで行けないお留守番エージェントのために設定されたものだが、しかしこのアンテナショップで当日の行動に役立つ、観光パンフレットに偽装した機密文書が手に入るとあっては、現地参加を決めているオレも見過ごすわけにはいない。
それにおみやげ品の見繕いも今からできて、何かと好都合だし。

そんなわけでAEGIS NOVA TOKYOの日以来、再び踏む新橋の地。
ここは駅の真ん前にある巨大商業ビルに、アジアンマッサージやファッションヘルスが堂々と入居しているとんでもない街だ。
しかもこの日は日曜日。サラリーマン向けのテナントや食い物屋がほとんど休業しているので、店を開けているのはマッサージ屋ばかりだ。
「マッサージドウデスカ?」「キモチイイマッサージデスヨ」。閑散日とあり執拗に声をかけ腕をとってくるマッサージ屋の店員たち。
夜の繁華街ではない。立川に例えるならグランデュオやエキュートみたいな商業ビルの、しかも日曜真っ昼間の光景。なんともスゴい街があったものだ。

うっかり迷い込んでしまったが、用があるのはこっちではない。連作ミッションだ、アンテナショップだ、うどんパンフレットだ。
スタートはせとうち旬彩館。香川と愛媛の郷土品を取り揃え、2階はレストランにもなっている店だが、日曜とあってか2階は激混み。
食事は断念して家で茹でるうどんを買い込み、あとは新橋駅の周辺をぐるりと廻るミッション。
30分もあれば6つさくっと終えられる規模なので、現地に行けない方も是非チャレンジして、うどんをおみやげに買って行かれてはいかがだろうか。

うどんを食ってくアテが外れたので(よくよく考えれば現地で山ほど食えるのだから、なにも焦る必要はない)、代わりになんか脂っこいものでも食うかと、揚げたチキンが大変に美味しい世界的に有名なレストランで飯。
何度来てもここは大変に素晴らしい場所だ。高松に支店がないのがホント残念である。
事前の情報収集を予定していた割には、なんか得られたことはほとんどなかったような気もするが、一応ぬかりなくアノマリー当日に役立ちそうな機密文書だけは入手してきた。

9月24日、ホントに待ち遠しい。あとうどんもいいけど、バッファロープラッターも最高だね!
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2016/09/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
オレの名はリコ・ロドリゲス。CIAのエージェント。
どうせよその国の税金だからと、インフラを勝手に壊して回っては「楽しかったぜ」で済ませる人でなし野郎だ。
送電線が壊されて困ってる? 悪いのはおそらく東京電力だ。給水塔を吹っ飛ばされて水も飲めない? クラシアンになんとかしてもらえ。オレの知ったこっちゃねえ。

政治的に不安定な小国への超大国アメリカの介入は、短期的にはそこの一般市民に大迷惑しかもたらさないが、我が日本のバージョンは、同盟国の立場をおもんばかって、CEROのD指定マジックによりそこら辺の表現はマイルドに抑えられている。
しかしマイルドと言っても、それは一見だけの話であって、攻撃ヘリから市街地に向けてロケット弾をぶちまいていれば、実際には巻き添え食った罪もない民間人が、腕はちぎれるわ首は吹っ飛ぶわの悲惨な目に遭っていることは言うまでもないだろう。
でもそんなのオレの知ったこっちゃねえ。そんなこといちいち気にしてたら、CIAエージェントが務まるか!

あちこちで混乱を巻きちらして政情不安を引き起こすという建前の下、ひたすらだだっ広い島の中をパラセールで気まぐれに巡っては、目についた軍事基地や通信基地を跡形もなく叩き潰し、「観光客のやったことだ。騒がせたな。じゃっ!」と立つ鳥跡を濁しまくって去ってゆく。
ほぼその繰り返して、この異様なまでに広大なマップを隅からちくちくと塗り潰す。そんな膨大な作業が意外と苦痛にならないのは、やはり主要な移動手段がクルマではなく気ままなパラセールであることが、その一番の理由なのかもしれない。
もっとも後半になると、そのパラセールすら面倒臭くなって、ほぼ武装ヘリコプターを徴用しっぱなしの、まるで『ソビエトストライク』みたいなゲームに自主的にシフトしてしまうのだが。

そしてこれまたよくよく考えてみれば、前作『ジャストコーズ』とは、国名以外やってることは何一つ変わらなかったりする。
ウリとなるのは相変わらずのだだっ広いマップとパラセールとアバウトなラテンのノリ。そして芯となるのは脳筋でもエージェントが務まった、ひたすら脳天気な80年代スパイ映画へのオマージュ。
もしさらなる続編が出たとしたら、しれっと中南米あたりに舞台を戻して、また相も変わらずおんなじことの繰り返しになるような気配もぷんぷんするが、もちろんこっちだってリコ・ロドリゲスにサム・フィッシャーみたいな繊細な仕事など最初から期待しちゃいない。

空から馬鹿丸出しでパラシュートと共にド派手に登場しては、闇雲に暴れまくって嵐のように去ってゆく。
こんな広大な土地の政府をひっくり返すためには、それくらいの荒療治をしなくちゃ追いつかないだろう。これがCIAスタイルってやつだ、悪く思うなよ。
「人の税金をムダにするのはホント楽しいぜ!」(リコ・ロドリゲス)
<Xbox One互換対応タイトル>
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2016/09/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
アメリカ中央情報局CIA、それは時としてシラフで考えたとは思えないような作戦を、世界一の超大国の国家予算で平然と実行する、大変傍迷惑な組織である。
そしてゲームの中においてもCIAの役割は基本的に変わりはしない。
言うことを聞かない中小国家に対しての、反政府組織へのテコ入れや政情不安定化の後押しは、CIAの常套手段であるが、ゲームではそれをリコ・ロドリゲスと言う名の、世界一近所迷惑なエージェントを送り込むことによって果たそうとする。

リコ・ロドリゲス。その名に眉を曇らせるのは独裁者とその飼い犬どもだけじゃない。
本来なら彼の活躍に喝采を送らなければならない虐げられた民衆だって同じだ。
なにせリコの仕事を評価するカオスという数値の対象には、軍事施設のみならず生活には欠かせないインフラの破壊も含まれているのだから。
ちなみにシリーズ代々の独裁者たちは、国内インフラの発展と保全には並々ならぬ行政手腕を発揮してきた、いずれも有能な政治家である。
彼らが斃れたあとの国内混乱は、おそらくハンパなものじゃないと思うが、我らがリコ・ロドリゲスがそんなこと知ったこっちゃあるわけない。

無尽蔵に供給される銃器弾薬やヘリコプター、装甲車両、ジェット戦闘機にガンボートを駆使して、一つの国を端から端まで舐めるように破壊して、立つ鳥跡を濁しまくって去ってゆく。
そんなリコの無責任な仕事の新たな舞台は地中海の群島国家メディチ。
驚くなかれ、なんと若かりし頃のリコ・ロドリゲスが育った故郷だ。
もちろん故国だからといってリコが仕事の手を抜くわけがない。むしろ念入りにふるさとの地を叩き壊して回る。
なんとも迷惑極まりない里帰りがあったものだ。

シリーズ化するオープンワールドゲーム数あれど、この『ジャストコーズ』ほどコンセプトを余計な付け足しせずピュアに受け継ぎ続けるシリーズも他にはない。
東京ドーム数万個分を謳う超広大なマップと、そこをストレスフリーで飛び回れる自由闊達な移動手段。そして解放闘争支援のタテマエでその広大な地を塗りつぶすように壊しまくっていれば、話が勝手に進むざっくばらんな展開。
初代は南米の小国サン・エスペリート、そして『ジャストコーズ2』では東南アジアの独裁国家パナウ共和国。

そして地中海の島国、このメディチでも、やるべきことは何一つ変わりゃしない。
そんなワンパターンぶりも、明るい太陽の下のあまりにも開放的な破壊行脚の前では、これっぽちも気になりはしない。
偉大なるマンネリズム。その影にはともすればマイナスポイントと紙一重であった初代の長所に対する、作り手と遊び手双方からの確固たる信頼がある。

数少ない付け足し要素の中で目立つのは、新ガジェットのグライダースーツ。
これのおかげでリコは、いつでもどこでもヘリコプター級の移動能力を発揮することができる。
もちろんクルマにヘリコプター、ボートのいつでも配達も健在だ。
パラセールからジェット戦闘機まで気分次第で移動手段を乗り換えて、この風光明媚な国を隅から隅までめぐって破壊活動に精を出そう。
そいつの名はリコ・ロドリゲス。独裁者が圧政をしく地に現れて、独裁者以上の極悪非道な振る舞いを飽きるまでやっては去ってゆく。
旅の恥はかき捨て、政府転覆工作の罪はやり捨てだ。故郷だからって一切容赦はしないぜ。
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2016/09/08 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
高田馬場ゲームセンター、ミカドをを久しぶりに訪れてみたら、以前あった『Attack from Mars』に代わって『The Getaway: High Speed Ⅱ』が入荷していた。
スピード感抜群の名作『High Speed』の続編……、と言うよりは、さらなるパワーアップを施した上位バージョン。
クルマで例えるとポルシェ914に対する914-6、ロータス・エリーゼに対するエキシージみたいな関係と言っていいだろう。
付け足されたところで目立つのは、ギアのシフトチェンジ要素。
ボールの射出レバーがシフトレバーの形をしていて、ゲーム中に「Shift Up!」の指示が出たら。このレバーをすかさず操作・
セカンドギア、サードギアとシフトアップするたびに、スコアボーナスもどんどん膨れ上がる趣向だ。

デジタルピンボールシム『Pinball Arcade』にも、『High Speed』と並んで『The Getaway: High Speed Ⅱ』も収録されているのだが、シフトボタンがちょっと指を伸ばしづらい位置にあるのが残念。
何よりも実際のレバーをガチャンと跳ね上げるあの感触は実機だけの特権。こればかりは『Pinball Arcade』版では諦める他はない。

シフトレバーと並んで『The Getaway』の名物なのが、フィールド上部にでーんと位置するエンジンを模したオブジェクト。
ここを取り巻くランプレーンをボールがぐぉーんぐぉーんと唸りをあげて周回するスーパーチャージャーの雄叫びは、このテーブルの最大のハイライト。
これと共にプレイを盛り上げるもう一つの音が、ZZ Topの"La Grange"をフィーチャーした腹に響き続けるBGMだ。

そしてクライマックスは前作から継承した警察とのカーチェイスイメージ。
『Need for Speed』に先んじたピンボール版『NFS』はウィリアムスの1992年作品。
スーパーチャージャーの轟音や"La Grange"の野太いビートを実機に負けずに味わうためにも、ボリュームは許される限り最大でプレイしよう。そして状態のいい実機があるうちの高田馬場ミカド詣でも忘れずに!
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2016/09/11 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |