- 【ファイティングバイパーズ】今年の干支ゲー [2013/01/02]
- 【WWE Legends of WrestleMania】ヘビ男は年男 [2013/01/03]
- 【九星占術による平成開運暦】 [2013/01/05]
- 【uDraw Gametablet with uDraw Studio Instant Artist】uDrawでお絵描き上手 [2013/01/06]
- 【uDraw Studio Instant Artist】シスプリ亞里亞と宇宙人目撃事件の共通項 [2013/01/07]
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『ねずみくす』(2008)、『ザ・ホード』(2009)、『クイズスクランブル スペシャル』(2010)、、『ラビッツ・パーティー TV Party』(2011)、『The Elder Scrolls V: Skyrim』(2012)と、年始め一発目は、干支にちなんだゲームをネタにするのを恒例としてきました。
辰年の去年なんかは、もう候補が有り余っていて選び放題だったのですが、へび年の今年は一転、その候補にすら事欠く有様です。
ゲームでヘビと言えば、大塚明夫ボイスの高名なあの方なんかも居たりしますが、私はどうもあのシリーズとは、あんまり相性がよくないときています。

そんなタマ不足の中で今年の干支ゲーにチョイスしたのは、毒蛇(バイパー)と呼ばれるストリートファイターたちが、殺風景な囲いの中で、ド派手などつき合いを繰り広げる格ゲー、『ファイティングバイパーズ』。
『バーチャファイター2』のブームが醒めやらない頃に、セガが放ったもう一つの3D格闘ゲームの柱です。
繁盛してるラーメン屋の隣に、なんでわざわざもう一軒ラーメン屋を出店するようなマネをしたのか、セガの真意は測りかねますが、まあ似たような3D格ゲーと言えど、どことなく棲み分けはできていたのかもしれません。

私は格闘ゲームに普段からあんまり縁が無いんですけど、そんな人間にとってこの『バイパーズ』は、アバウトにボタンをばしばし叩いていても、それなりに見栄えのいい派手な戦いができる、大変とっつきのいいゲームでした。
当時は、この『バイパーズ』の方が、『バーチャファイター2』よりも遥かに面白いという印象を持ってたんですが、最近になってXBOX LIVEアーケードでHDリメイクされた両者を遊び比べてみても、その印象は変わりませんでした。まあ恐らく、格闘ゲームが大好きな人と私とでは、格ゲーに面白さを感じるポイントが根本からまったく違うんでしょうけどね。

それとクソ生意気な中学生、老けた高校生、アパレル系専門学校生、フリーター(このゲームのキャラ、フリーター率高すぎ!)、職業不詳と、他の格ゲーとは一線を画したキャラクターたちのボンクラ度の高さも、このゲームに親近感を覚える理由の一つかもしれません。
こんな親不孝なろくでなしどもが、なんでまたバイパーなんてご大層な名前で呼ばれることになったんでしょうか?
(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-1728.html
2013/01/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |まあサンティーノ・マレラとか、ザ・コブラとか、スネーク奄美など、一応の候補が居ることは居るが、マレラの場合は、あれは一種の東京コミックショウみたいなもんだから、リアル大蛇をリングに帯同していたロバーツと比べれば、かなり分が悪い。
あ、それと東京コミックショウで思い出したが、あそこのショパン猪狩さんも創成期の女子プロレスに縁があった人だから、一種のプロレス関係者と言えなくもないな。

中にもぞもぞと何かが蠢くズタ袋を背負って入場し、試合終了後には、その袋から愛蛇のダミアンをお披露目するパフォーマンスで、80年代の終わりから90年代の始めにかけて一世を風靡した名レスラー、ジェイク・ロバーツ。
今や猫も杓子も使う必殺技DDTの世界最高峰の使い手であり、世界最大のプロレスイベント、レッスルマニアにも、幾度となく重要な役どころや試合に登場した。
第4回大会ではWWFヘビー級王座決定トーナメントをリック・ルードと闘い、第5回大会ではヘビ嫌いのアンドレ・ザ・ジャイアントを、ヘビ攻撃で失神に追い込んだ。
続く第6回大会ではテッド・デビアスとミリオンダラー王座を巡って争い、第7回大会ではリック・マーテルとドリフのコントみたいな目隠し戦を展開。

WWFで常に三役クラスをキープしていた大物だからして、80年代~90年代のなつかしレスラーたちによるプロレスゲーム、『WWE Legends of WrestleMania』にも、当然の如く登場する。
『WWE Legends of WrestleMania』のメインであるレッスルマニアツアーモードは、レッスルマニアで行われた過去の名勝負を再現したり、その結果をゲームの中で覆すのにチャレンジするモード。
この中でジェイク・ロバーツが登場するのは、プロレス史上に残る最多観客動員を記録(9万4千人)した歴史に残る大会レッスルマニアⅢで、ロックミュージシャンのアリス・クーパーをセコンドに付けて、"偽エルビス"ホンキートンクマンと激突した一戦だ。

エルビスのパチモノをヘビで恫喝する、コントみたいな前振りから始まったこの一戦。
実際の試合では、ロバーツはホンキーのダーティフォールの前に一敗を喫してしまっていたが、この『WWE Legends of WrestleMania』で、その歴史をリライトしてやろうではないか。
残念なことに、ゲームの中ではアリス・クーパーはセコンドには付いてくれないが、ホンキーの方はジミー・ハートをしっかり帯同してきてやがる。
試合中は何かとうるさくちょっかいを出してくるジミー・ハートだが、まぁこいつはこれが仕事なんで、軽くいなしてホンキーを痛めつけることに専念しよう。

フィニッシュはもちろん必殺のDDT。ホンキーを仕留めて雪辱したあとは、恒例のヘビ披露をたっぷりと。
この試合やモードの進行に応じてアンロックされるロバーツがらみのアーカイブ映像は、レッスルマニアⅢのホンキー戦、Ⅴのアンドレ戦、Ⅵのデビアス戦の三つ。
1999年のドキュメンタリー映画「ビヨンド・ザ・マット」で、ドサ回りを続けるロバーツの姿は、あまりに痛々しかったが、ここでは脂が一番乗りきった頃の彼の姿を、ゆっくりと観ることができる。
ロバーツが登場するゲームで押さえておきたいもう一本が、テクノスジャパンのアーケードゲーム『WWFレッスルフェスト』。

ホーガン、アルティメット・ウォリアー、デビアス、アースクェイク、デモリッションらが登場するオフィシャルゲームで、きっちりと再現されている各レスラーのフィニッシャーの中でも、ロバーツのDDTは、そのスッパーンという切れ味が心地よく、操作していて一番楽しいキャラクターだった。
リメイク版がXBLAやPSNでリリース間近なこのゲーム(iOS版は既に発売済み)。もちろん年男ジェイク・ロバーツも、オリジナル版に続いて登場予定だ。
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2013/01/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
新年の縁起物というと、絵馬とか破魔矢なんかの類が思い浮かびますが、その範疇に入れていいんだかいけないんだか、イマイチよく分からないのが開運暦というやつです。神社や寺なんかでよく売ってる、あの小冊子ですね。
これにも流派というか、色んなバリエーションがあるらしく、また最近では、検索してみると細木数子の名前が大量にヒットしたりするもんだから、妙に生臭さが先立って、あんまりありがたさを感じさせないものになっちゃってます。

だからというわけでもないんですが、毎年初詣やら何やらのときに惰性で買っていた開運暦も、ついに今年は買わずじまいだったんですが、今思えば、あんなの読むわけでもなし、何かに使うわけでもなし、なんで律儀に買っていたんだか、自分でもよく分かりません。
まあいちいち毎年買わずとも、うちにはこの3DOソフト『九星占術による平成開運暦』があるので、「ああ、なんか今日ことを起こしていいのかよくないのか、その判断を占いの手に委ねたい!」なんて強烈に思ったときには(そんなときはまず来ないでしょうけど)、3DOを起動してこのソフトを放り込めば済んじゃうんですけどね。

『九星占術による平成開運暦』をリリースしたのは、やはり3DOで『姓名判断』や『占い師セム・リブラの タロット占い』といった占いソフトばかりを専門としていたアリ・アドネ。
ここの占いソフトは、いずれも3DOのマルチメディア系ソフトらしい、ホームメイド感溢れる質素な造りが特徴です。
この『九星占術による平成開運暦』の売り文句は「コンピュータグラフィックと肉声により、あなたの性格、相性、方位吉兆をズバリと言い当てる」。
コンピュータグラフィックも肉声も、占いの正確性にはなんの影響も及ぼさないような気もしますが、そこらへんを深く考えては野暮なのかもしれません。

生年月日を入力して算出される生年星や傾斜宮、十干十二支により占えるのは、年月日の運勢、相性判断、方位吉兆の三つ。
さっそく私も、久方ぶりに起動させたこのソフト(恐らく当時これを買って以来だと思う)で、さっそく今年の運勢を占ってみましょう……、と思ったら、このソフトが対応している占いは2001年まで。それ以降の年月日にはまったく対応していません。

まあ考えてみれば、開運暦というのは、どの本もたいていは一年区切りですから、94年から01年まで、都合8年分対応しているこのソフトは、開運暦としては大盤振る舞いの部類なのかもしれません。
もっとも本ソフトの定価は7800円。せめてものお得感を持たせようとしてか、付録に九星盤マウスパッドが同梱されていますが(九星盤としてはともかく、マウスパッドとしては小さすぎて使い物になりません)、それにしたってコストパフォーマンス悪すぎです。
それを知ってか知らずかアリ・アドネは、『九星占術による平成開運暦』、『占い師セム・リブラの タロット占い』、『姓名判断』の占い三部作から一年も経たないうちに、それらを一本にまとめた決定版『「占都物語」その1』をリリースするという、大胆かつあこぎな商法に打って出たのでした。
*関連過去記事
【占都物語 そのⅠ】1994年の占術(上)
【占都物語 そのⅠ】1994年の占術(下)
【占い師セム・リブラの タロット占い】今年のロッテの運勢は
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2013/01/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
得手不得手というものが、人にはある。それくらいは私も承知しています。
人それぞれに、根本から向いていないもの、その才能がまったく欠如しているものが存在する。私の場合においては、それは絵です。
小学生の頃、図工の時間に隣の席同士で互いの顔をスケッチするという授業があったとき、パートナーだった女の子が私の絵を一目見てガチ泣きしてしまったくらい(教師の「彼も彼なりに精一杯頑張って描いてるんだから、そんなに泣くんじゃありませんとの一言が、さらにこちらに追い打ちをかけた)、絵に関しては、幼い頃からまったく見込みがありませんでした。
まあ絵など最初から自分には縁のないものと割り切ってしまえば、今まではそれで済んできたのですが、しかしこうもコミック文化や同人文化が幅を利かせるようになり、絵が下手な者は、かつての運動がまったくダメだった奴みたいな扱いを受けるようなご時世となっては、そうも言ってられません。

そんな私にとって、大いなる福音となりそうなのが、THQがリリースしたXBOX 360用のお絵かきタブレット、『uDraw Gametablet with uDraw Studio Instant Artist』です。
別名「THQを崖っぷちに追い込んだニクい奴」。まず最初にWii版がリリースされ、それがそこそこのヒットを記録したために、調子ぶっこいてXBOX 360版とPS3版も作ったら、案の定それが大コケ、会社大ピンチという、まるでコントのようなコンボの張本人。
そんな曰く付きのタブレットですが、このタブレット自身に罪があるわけではありません。少なくとも私にとっては、私の隠された絵の才能を引き出してくれる導き手となってくれるやもしれないのです。

タブレットのサイズは、WiiUのタブレットコントローラと同じくらい。
十字キー、A、B、X、Y、しいたけ、スタート、バックボタンを装備。トリガーとバンパーにあたるボタンはありません。
単三電池三本で駆動するワイヤレス仕様。重量はXBOX 360のワイヤレスコンと同程度でしょうか。大柄の割には結構軽く感じます。
ペンタブとしての使い勝手ですが、えーと、専用ペンをタブレットに使うと、モニターの中に絵が描けちゃったりするんですよ。凄いですねー。
「幼稚園児の感想かよ!」なんて怒声も聞こえてきそうですが、絵とはまるで無縁に育ってきて、ペンタブ、液タブの類をいじるのは、まったく初めてな私がこのタブレットを評価するのは、言わば原付免許すら持ってない人間が、ニッサンGT-Rの試乗体験レポをするようなもんだということを理解していただきたい。子供向けのおもちゃ風タブレット、それ以上でもそれ以下でもねえよ!

とりあえず同梱ソフトの『uDraw Studio Instant Artist』を起動させ(これが無いとタブレットは単なる板です)、まずは自由お絵かきモードのArt Playで最初の作品にチャレンジ。
チュートリアルもそこそこですが、使い方くらい実際に使ってるうちに覚えてくだろ!
*uDraw画廊「ボクの同居人、井上涼子さん」

完成までに一時間ほどかかりました。ガチで結構自信作です! uDrawが私の隠れた才能を引き出してくれたんでしょうか、私も案外とまんざらじゃないのかもしれません。なんか描いて欲しいものとか、リクエストあれば受けつけます!
仕上がった絵は、お絵かきページのメニューから、ワンボタンでuDraw公式サイト(ちょっと重いかも)のパブリックギャラリーにアップロードして、全世界に公開することができます。
Pixivとかと違って、このギャラリーは利用者の大半が子供なところが、私にとって大きな救いとなりそうです。
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2013/01/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
uDraw処女作で、「オレってそこそこ描けるじゃん!」などと妙な自信を持ってしまったのが、間違いの元だったのでしょうか。
ツイッター経由で「シスター・プリンセスの亞里亞」というリクエストを頂戴し、「そんなもん楽勝だぜ!」と制作にかかったはいいのですが、5分の1を描いたとこくらいで、自分でも明らかに「……これはマズい」と自覚できるような事態になってしまいました。
しかし、そこから何かを修正する術があれば、誰も苦労しないわけで、ダメだと分かっていても、為す術がないまま仕方なしにそれを描き続け、ついに完成に至ったのがこれです。
*uDraw画廊「シスター・プリンセスの亞里亞」

よく宇宙人は絵心のない人間を狙って出現するなんて言われます。
そんな第三種接近遭遇例が起こると、絵心のない人間によって、その目撃イラストなんかが描かれたりしますよね。
UFO研究家とか、物好きなマスコミなんかは、その目撃イラストを鵜呑みにしちゃいますけど、絵心のない彼らの立場がよく分かる私からしてみれば、それは非常に間違った判断と言わざるを得ません。
彼らのほとんどは、恐らく私と同様に、描いている5分の1くらいのところで、「……これ、絶対違う。オレが目撃したのは、間違ってもこんなのじゃなかった」と、はっきり自覚していると思われます。

しかし、それを途中から直す術がないもんですから、仕方なくそれを完成に漕ぎつけ、そして「あなたが見た宇宙人は、確かにこんな外見だったんですね!?」と念を押されても、まさか自分が描いたものを「いや、似ても似つかないです」なんて言うわけにもいかず、「そ、そうっすね、……はっきりとは覚えてませんが、こんな感じだったかと……」と、つい肯定してしまい、そのへっぽこな目撃イラストは、ちゃんとしたイラストレーターの手によってリライトされたりなんかして、いよいよ取り返しのつかないことになるのです。
上のイラストは、1970年代にミシシッピー州パスカグーラで発生したエイリアン・アブダクション事件の目撃イラストですが、私はこれも、元々はこんな外見だった宇宙人たちが

目撃者たちの類い希なる画力によって、あんな形になってしまった可能性は、大変高いと睨んでいます。
絵の下手な人の目撃イラストを真に受けることによって、一番苦しむのは当の描いた本人たちです。
だから私のこの亞里亞イラストも、「あなたが見た亞里亞は、確かにこんな外見だったんですね!?」と念を押されれば、「そ、そうっすね、……はっきりとは覚えてませんが、……それに私はどっちかっていうと可憐派だし」としか答えようのないシロモノですので、どうか適当にスルーしてください。
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2013/01/07 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |