- 【Fight Night Round 4】イーストンの暗殺者 [2010/10/01]
- 【SuperLite1500シリーズ ピンボール ゴールデンログレス】 [2010/10/02]
- 【Pinball FX】Excalibur [2010/10/03]
- 【Fallout 3】Point Lookout [2010/10/04]
- 【バトルチェス】ビデオテーブルゲームのクラシック [2010/10/08]
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絶対的な王朝を作り上げ、民から深く敬慕された王から王位を禅譲される。これは果たして幸福なことだろうか?
前王の築き上げた栄光は今もなお輝き続け、人々はなおも前王の姿を今の世に求め続ける。そんなムードの中で自らのキャリアを築き上げなければならない。そんな望まれぬ次王には、先代にひけをとらない実力はあるにせよ、前の王のような絶対的なカリスマや、人を惹きつける天性の明るさは微塵も無い。
先王とのギャップに悩みつつも、その自らの実力により、民の誰もが望まない安定した治世はつつがなく続く。
そんな長い長い安定政権の間に、常に先王との比較に晒され続けた彼の苦悩はいかばかりのことだったのだろう。
モハメド・アリが去った後のプロボクシングヘビー級に君臨し、実に7年間に渡ってタイトルを守り続け、ロッキー・マルシアノに次ぐ48連勝という記録を残しながらも、人々の記憶にはさっぱり残らなかった悲運のチャンピオン。それが”イーストンの暗殺者”ラリー・ホームズだ。

先王のスパーリングパートナーを長く務め、”先王に土をつけた男”ケン・ノートンを下して王位に就いたホームズは、王の継承者たらんと涙ぐましいほどの努力を重ねた。
アリのファイトスタイルを装い、時には先王を真似て試合の前や後に慣れないビッグマウスを飛ばしたりもした。
しかしそのボクシングスタイルは、”アリのコピー”呼ばわりされるに留まり、言葉足らずのビッグマウスは、アリのようなウィットやユーモアに決定的に欠け、単なる悪口雑言に終わってしまった。
何よりもホームズには、その佇まいに明るさや華というものが決定的に欠如していた。全身から華やかさを振りまいていた先王アリとは、およそ対照的なほどに。

だけど、いくら暗かろうが、華が無かろうが、ホームズはその実力に関しては、紛う事なき超一級品であった。
オポジションであるWBAの世界ヘビー級王座が、テート、ウィーバー、ドークス、コーツィー、ペイジ、タッブスといった、王と呼ぶにはイマイチな連中の間で目まぐるしく推移するのをよそに、WBC王者のホームズは、その絶対的な強さで王位を守り続けた。
もはや統一戦などやらずとも、ヘビー級の真の王はホームズであることは、誰の目にも明らかだった。
そのホームズの絶対的な王朝、それは今時の言葉で言えば、"KY"の連続でもあった。

”白人の星”ジェリー・クーニーが挑んできたときは、まるでクーニーの戦闘力を徐々にすり潰すのようなファイトでこれを退け、白人ヘビー級王者誕生の瞬間を見届けようと集まった観客たちを、失望の淵に叩き込んだ。
マービス・フレージャーを1ラウンドで粉砕した試合では、会場を包んだ親子二代に渡る戴冠への期待をも、早々と打ち砕いてしまった。
1980年には、何を考えたのか”先王”モハメド・アリが気まぐれなカムバックを果たし、ホームズの前に立ち塞がった。
試合前のパフォーマンスだけは健在だったアリだが、ホームズは電光石火の左ジャブだけでこの先王を翻弄し、最後は戦意喪失に追い込んだ。
もちろんこの結果に誰も喜ばなかったのは言うまでもない。

”強くて、暗くて、華が無くて、つまんない奴”。
そんな不名誉な評判と共にホームズは勝利を積み重ね続け、7年間にわたって頂点に君臨し続けた。それはとてつもない偉業だ。
その一瞬の全盛時に、途轍もない強さを発揮するボクサーは星の数ほど居る。しかしホームズのように、その強さを7年にもわたって維持し続けた男は、他にはそういやしない。
俺が世界ヘビー級史上最強の王者にラリー・ホームズの名を推す最大の理由はそれだ。
Fight Night Round 4 のパッケージを飾るのは、アリとタイソン、ヘビー級の二大巨頭。
しかし、その二人の間の時代に絶対的なチャンピオンで在り続けたホームズは、パッケージに出るどころか、デフォルトでゲームのロースターに名を連ねていない有様だ。
ホームズをゲームに登場させるには、ボクサーシェアからダウンロードしてくるか、自分の手でクリエイトしなければならない。
本作に限らず、ラリー・ホームズの登場するボクシングゲームは、あまり記憶にない(メガドラのグレイテスト・ヘビーウェイツくらいのものだろうか?)。
いくら華がないとは言え、一時代を築いた歴史に残るチャンピオンに対し、なんて仕打ちなのだろう。どこまでも不憫な王者だ。

連続防衛記録を積み重ねてきた(その間にIBFとの統一王者になったり、WBC王座を闘わずして剥奪されるなど、色々とややこしい経緯もあったのだが)ホームズを、その王位から引き摺り下ろしたのは、一階級下からやって来た元五輪金メダリスト、マイケル・スピンクス。
しかしこの試合はかなりいびつな内容だった。グローブの先でちょこちょことホームズの体を触っては、ひたすら逃げ回るスピンクス。
ヒット&アウェイならぬ、タッチ&アウェイとでも言うべき姑息な戦法。そして不当とも思える判定。
その様は、俺にはまるで不人気な王を廃位させんが為に、臣下が画策した陰謀劇のように見えた。
当たり前のように勝ち続け、人気がないまま長きに渡って安定したホームズの王朝は、こうして呆気なく、釈然としない終わりを迎えたのだった。
この記事に含まれるtag : ボクシング
(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-286.html
2010/10/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
日本のピンボールビデオゲームメーカーと言えば、デジタルピンボールシリーズのKAZeが有名どころですが、そのKAZeと並ぶもう一つの雄が、PCゲームを主体に活動するリトルウイングです。
ここはKAZeと違って、もう完全にピンボールゲームだけに特化した、限りなく家内制手工業に近い規模の会社。
'91年に登場したトリスタンを皮切りに、クリスタルカリバーン、ルーニーラビリンス、ジニージーラなど、数々の作品をマイペースでリリース。
それらの作品はいずれも、日本のみならず、海外でも高い評価を受けています。

ビデオゲーム的な演出や面白さを追求したKAZeのデジピンに対して、リトルウイングピンボールの魅力は、ピンボール本来のエレメカ的なテイストや手触りを重要視しているところ。
デジピンのような刹那的な面白みには欠けますが、その代わりに長く遊び込むにつれてコクが増してくる味わい深さが、リトルウイングのピンボールゲームにはあるのです。
台のグラフィックデザインの美麗さも、ここのピンボールの魅力の一つ。
クラシックなエレメカを想起させる、おもちゃの宝石箱のようなレイアウト。それを彩るのは、どことなくステンドグラスを思わせるような、格調高く落ち着きのある色使い。
エレメカ的な大衆性と、ステンドグラスのような格調高さ。相反するような二つの要素を、なんの違和感もなく同居させたリトルウイングピンボールのデザインは、どれも溜息が出るほどの美しさに満ちています。

そのリトルウイングの代表作とも言えるピンボールが、このゴールデンログレス。
リトルウイングピンボールでは、珍しく家庭用機に移植された大作です。
実機の肌触りを大切にしながらも、よりビデオゲームピンボールらしいギミックを盛り込んだ本作の特徴は、三つの台を渡り歩きながらアーサー王伝説をなぞって、12人の円卓の騎士たちを復活させて行くドラマチックなストーリー展開。
騎士の復活は役を完成させることによって成立し、その状況は台の隣に表示された円卓に逐一表示されていくのです。
また、役ものの完成時には、絵物語風のカットがインサートされ、このアーサー王伝説その後の物語を盛り上げるのに、一役買っています。

アーサー王伝説に相応しい、重厚な音楽も実に見事。
ボールの重みを今ひとつ感じられないのが(どことなくパチンコ玉っぽい。全体を一枚に収めたちまっとしたレイアウトなので、それもやむなしかもしれないけど))、リトルウイングのピンボールに共通した欠点ではありますが、しかしそれも、このゴールデンログレスのトータルな魅力を損なうほどのものではありません。

お勧めはやはり本家本元のPC版(リトルウイングのサイトでダウンロード購入できます)なのですが、手軽さという面では、最近ゲームアーカイブ化された、このプレイステーション版。
サクセスの廉価版シリーズに組み入れられたため、味も素っ気もないパッケージデザインを押しつけられたのは、少し残念ですが、解像度を別にすれば充分納得のできる移植です。
家庭用機では他にも、ネオゴールデンログレスの名で発売されたドリームキャスト版があるのですが、未プレイなのでこちらの詳細は、ちょっと分かりません。
この記事に含まれるtag : ピンボール
(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-285.html
2010/10/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
Xbox 360のピンボールゲームと言えば、もうすぐ続編の配信が予定されているZen Studiosの『Pinball FX』。
『Pinball FX 2』 は、どうやらゲーム本体が無料で配信され、好みの各台をそれぞれ個別に購入するというシステムになるらしい(前作の台もインポート可能とか)。
もしかしたら『Game Room』みたいに、自前の空間に好きなピンボール台を自由に配置していくシステムになるのだろうか? もしそうだとしたら、嬉しさのあまり座り小便の一つでもしてしまうぞ!

2007年に登場して以来、半年に一つくらいのペースで律儀に新台を追加していった初代Pinball FX。
最初にパッケージされていたSpeed Machine、Extreme、Agentsの三つに加えて、無料追加台の"Buccaneer"。そして以後有料でNightmare Mansion、Rocky & Bullwinkle、Street Fighter II、Earth Defense、Excaliburと、新たな台が続々登場した。
今のところ最新の追加台が、今年の頭くらいに発売された"Excalibur"。これはリトルウイングのゴールデンログレスと同様に、アーサー王伝説をモチーフにした台。

台のそこかしこにレイアウトされるのは、聖杯に、円卓に、魔術師マーリンに、聖剣エクスカリバー。
左上にはボールを弾き返して城門を破壊するミニゲーム。左下では馬上槍試合など、凝りに凝ったギミックも満載。
このギミックの充実度は、『Pinball FX』の歴代テーブルの中でも、群を抜いているかも。
ただし全体の難度も歴代テーブルの中でも高め。特に凶悪なのが左側のアウトレーン。
これを回避するために、左側のフリッパー(サブフリッパー)は常に上げっぱなしにしちゃうくらい、このアウトレーンには何度も泣かされた。

『Pinball FX』がビデオピンボールとしてずば抜けた出来になっているのは、細部まで執拗に描き込まれたグラフィックも理由の一つだが、それ以上に何よりも素晴らしいのは、音の圧倒的な臨場感だ。
カタカタとフリッパーが奏でる音は、振動機能の助けを一切借りずして、プレイヤーにまるで実機のフリッパーボタンを押しているような手応えを与えてくれる。
ボールがフィールド上をゴロゴロと転がる音は、鉄球の重みを確かに感じさせ、それがバンパーやターゲットに当たったときの感触まで、生々しく指先に伝わってくるかのようだ。
『Pinball FX』に唯一足りなかったものがあったとすれば、それは『Pinball: Hall of Fame』のように、ピンボール台がずらりと並んだわくわくするような光景だ。それは是非とも2で実現されていて欲しい。

あ、それと、このExcalibur の台レイアウトって、この前iPhoneアプリで出た『Slayer Pinball Rocks』に、どことなく似ているよね。
円卓とボーンクラッシャー、ギターと聖剣エクスカリバーの役割とか位置が、ほとんど一緒に見える。
後発は『Slayer Pinball Rocks』の方だから、真似たとすればSlayer の方なんだろうけど、これにもさらに実機の元ネタとかがあったりするのかな?
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2010/10/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
気づけばFallout: New Vegas の発売まで、あと1ヶ月をきってしまっているではないか。時が経つのは早いものだ。
俺がVault の穴蔵を這い出て、初めてキャピタル・ウェイストランドの地を踏んだ日も、今や遠い昔の話になった。
すっかりすれてしまって、この荒れ果てた大地の上を、ギャラクシーニュースラジオから流れる音楽を大音量で響かせて、スキップしながら歩いているこの俺だが、あの当初の頃の、拓けた荒野を一歩進むだけでおっかなびっくりだった感覚は、今でも強烈にこの心に焼き付いている。

そして「初めはメガトンに行ってみろ」というアドバイスを他所に、メガトンがどっちだか分からず迷って川っぷちに出てしまい、そこでミレルークに初遭遇して「うわあぁぁぁぁ! 何じゃこのきんもい奴はぁぁ!」とパニクったのも、懐かしい思い出だ。
そんな最初の新鮮な気持ちもどこへやら。今ではミレルークを見る度に、「カニ味噌ごっつぁんです!」とばかりに、奴の進路に嬉々として地雷をばらまいている始末。人間、あんまり置かれたシチュエーションにすれたくはないものだな。少なくともゲームの中では。

そんなおっかなびっくり気分を思い出すには、やはり知らない土地を歩くに限る。
数種類出たダウンロードコンテンツの中で、最後のメインディッシュとして取って置いたPoint Lookout。いよいよこいつの出番かもしれない。
今まで遊んだDLコンテンツは、一本道のUFO内とか軍事シミュレーターとかで、あまりこの”見知らぬ土地を怖々歩く”という感覚には遠かった。
しかしポトマック河を下った先にある、このかつてのリゾート地ならば、またあのおっかなびっくりな感覚が味わえるかもしれない。
New Vegas に乗り込む前に、キャピタルウェイストランドでの日々をひとまず締めくくるには、ここが一番おあつらえ向きかもしれないしな。

アーリントン図書館の近くに停泊していたフェリーに乗り込み、船に揺られること数分間だか、数時間だか、数日だか。俺が辿り着いたのは失われたリゾート地、Point Lookout。
そこで俺を出迎えたのは、海辺にそそり立つ朽ち果てた観覧車。それは嫌が応にも映画『ウォリアーズ』で、疲労困憊して”ホーム”に帰宅したウォリアーズを出迎えた、あのコニーアイランドのおんぼろ観覧車を思わせて、ウォリアーズの面々同様に、俺も何とも言えないやるせない気分になるのであった。

埠頭の近くにある、まるで裏の畑で人が首だけ出してキャベツみたいに埋められていそうな風情のモーテルにチェックイン。もっともフロントが無人だったので、勝手チェックインだが。
ドアを開けたら豚の頭を被った男がチェンソー振り回して襲いかかってくるかもとびくびくしたが、その心配は杞憂だったようだ。
もっとも俺だってCannibal のPerks を会得した身だしな。人食いなら負けてねえぞ。出れるなら出てきてみやがれ、ロリー・カルホーン!

フェリーに乗る前に、アーリントン図書館にあったメリーランド州の公文書に一通り目を通してきたのだが、それによると戦争前のPoint Lookout 州立公園は、美しい湖と森に囲まれた、緑豊かなリゾート地であったらしい。
それが今じゃ見る影もない、そこら中にメタンガスが噴き出す不気味な湿地帯と化している。

ちょっと奥の方に行けば、そこはアメリカの東海岸と言うよりは、むしろディープサウスの沼地だらけの湿地帯みたいになってしまっているのは、この地で非業の死を遂げた南軍兵士捕虜たちの怨念によるものなのだろうか。
ディープサウス名物の、密造酒造りに精を出す徹底的にダメな人も居たりするしな。この人とは似た者同士、なんかめちゃくちゃ仲良くなれそうな気がするぞ!
この記事に含まれるtag : FallOut
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2010/10/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
XBOX360やPS3、Wii、PSP、DSに渡ってマルチ展開で今月に発売される、Battle vs. Chess というソフトがあります(PC版は既に発売済み)。
その名の通りチェスを扱ったゲームで、キャラクター化されたそれぞれの駒が、接敵時にド派手なアクションを繰り広げる演出がセールスポイントらしいです。
まぁ基本的には只のチェスなので、チェスに興味の無い人にとっては、お呼びじゃないでしょうが、個人的には2010年最新型のバトルチェスが、どのような進化を遂げているのか、ちょっと確かめたいような気もします。

そう、DOSゲームの古典的名作、バトルチェス。
キャラクター化された駒が実際に斬り結びあう、ビデオチェスゲームのクラシックメジャータイトル。
このBattle vs. Chess とバトルチェスにどの程度の因果関係があるのかは、ちょっと分かりませんが、少なくともBattle vs. Chess がバトルチェスに大きな影響を受けて製作されたであろう事は、間違いないと思われます。
DOS以外にも、アミーガ、コモドール64、さらにはアタリSTやNES版まで発売されたこのバトルチェス。
中でも、その決定版とも言えるバージョンは、何と言っても3DO版に尽きるでしょう。
ナイトトラップやアウターワールドなど、実は3DOには、そのゲームの決定版と呼べるようなバージョンが、意外にも多く存在しているのです。

この3DO版バトルチェスも、NES版は元よりPC版すらも凌駕した決定版的内容。
それぞれの駒ごとにテーマ曲が設定され、駒を動かす度にそのテーマ曲が雄々しく奏でられる演出は、唯一3DO版のみに備わった要素。
バトルシーンのアニメーションは、駒同士の組み合わせごとに、それぞれ用意されています。
ビショップの首を一薙ぎで切り落とすナイト。しゃなりしゃなりとモンローウォークで歩いてきては、容赦ない魔法の一撃で相手を塵にするクイーン。そのクイーンのドレスの裾を槍で取り押さえて乱暴狼藉を働くポーン。

それそれのバトルシーンは、結構血生臭いものが多いんですが、それがコミカルな演出で程良く中和されて、全体に洒落っ気溢れる仕上がりになっています。
ただし、これらのバトルシーンは、一回や二回も見てしまえば、もう充分なのが正直なところ。中盤以降になると、駒を取る度にいちいちインサートされるこのバトルシーンに、かえってイライラするハメに。
このバトルシーンは、例え対局中でも、任意にオプションでオンオフできるので、一通りの対決パターンを観てしまった後は、オフにしておくことをお勧めします。

「チェスなんて全く分からないよ」なんて方にも安心。オプションから”駒の動かし方”を選択すれば、それぞれの駒が自ら、動かし方や役割、基本戦術、さらには己の起源や歴史(「儂は今ではこうしてビショップとして出世しとるが、その昔は道化師などと呼ばれておったのじゃ」)までをも、しょうもないギャグや小ネタを交えて懇切丁寧に解説。
この解説の日本語版ボイスを担当しているのは、銀河万丈や青野武といった大御所たち。
ただし、いくら味わい深い演出で強化されていると言っても、基本的には単なるチェス。
「やっぱゲームとしては、将棋の方が遙かに面白くねえ?」なんて正直な感想が、遊ぶ度についつい出てきてしまいますけどね。
この記事に含まれるtag : テーブルゲーム
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2010/10/08 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |