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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Warlords】最新型Warlords

   ↑  2010/07/01 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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Game Roomに昨日新たに加わったタイトルの中で、目玉はコナミのJuno FirstとアタリのWarlords。
このうちJuno Firstは、今回の配信で初めてその存在を知ったタイトル。縦スクロールシューティングのクセに、何故かバックもできるという一風変わったゲーム。
だけどこのGame Roomのコナミアーケードは、アタリアーケードと違って筐体デザインまできちんと再現されていないのが、ちょっと萎えるところ。
おかげでどのコナミアーケードも、横にコナミのロゴが入った貧乏臭いデザインに統一されてしまい、並べて飾る楽しみが半減してしまっているんだよなぁ。
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もう一方の目玉、4人対戦ゲームの祖であるアタリの『Warlords』。
こちらは筐体デザインをほぼ再現。筐体の側面を見れば、一目でどのゲームかすぐに分かるから、コナミアーケードと違ってマイアーケードに並べ甲斐がある。
だけどこのGame Room版Warlordsも、即買いするには今ひとつ躊躇するものがある。
そう、Warlordsは多人数で遊んでなんぼのゲーム。だけど疑似コレクター気分を満喫するのがコンセプトのGame Roomは、あくまでプライベートの空間に自分の好きなゲームを並べて「うひひひひ」と一人ほくそ笑むのが主眼の企画。
みんなでわいわい遊ぼうという感覚とは、およそかけ離れた空間であり、それ以前にそもそもGame Roomはマルチプレイに全く対応していない。
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それに、実はXBOX360には、これより遥かに優れたWarlordsが既に存在しているのだ。
Stainless Gamesがアタリクラシックをリファインした作品群は、初期LIVEアーケードの定番タイトル(ただしその全てが日本では配信されなかったが……)だったが、Tempest、Missile Command、Battlezoneといったいずれのタイトルも、オリジナルをおざなりにお色直ししただけのイマイチな内容だった。
ただしひとつだけ例外があった。それがこのLIVEアーケード版Warlords。オリジナル版の魅力を最大限にブーストアップした、リファインのお手本のような秀作に仕上がっているのだ。
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オリジナルから何よりもパワーアップしているのは、そのスピード感。
Warlordsというのは、ただでさえめまぐるしく推移する戦況の中で、三人を同時に敵に回し、せわしない対応を余儀なくされる忙しいゲームであるが、それがさらにスピード感を増すとどうなるか?
ボールの数が最大限投入され、あっちでこっちで息もつかぬスピードでかっこんかっこん球を打ち合っていると、そのうち脳の一点がはじけて「うひょひょひょひょ」という自分でも不気味な笑い声が、つい口を突いて飛び出してくるのだ。
これが倍速のスロットルモンキーモードともなると、そのナチュラルハイな面白さがさらに二乗、三乗されていく。
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そしてこのLIVEアーケード版Warlordsは、XBOX LIVEを通じてのマルチ対戦にも勿論対応している。
Warlordsの気軽なネット対戦。これが皆さんご想像の通り、実に楽しいシロモノだった。
”だった”と過去形で書かなければならないのが、実に残念なところだ。さすがに二年前の配信とあって、今ではこれのオンラインには全く人が居ない状態なのだから。
フレンド同士でこれを所持しあって、気が向いたときにちょろっと対戦するという楽しみ方も充分ありだと思うが(絶対盛り上がるよ)、そういやそれ以前にこれ、日本では未配信というハードルがあったっけね。

<日本未配信 / ダウンロードには海外タグが必要です>

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2010/07/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Test Drive Unlimited】バカンスは早い者勝ち

   ↑  2010/07/02 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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いよいよ7月に突入。本格的な夏の到来だ。
夏は暑い。暑いのは嫌だ。だけどエアコンの無粋で体に悪い冷気はもっと嫌だ。
エアコンを点けずに、このじめじめと嫌らしい暑さから逃れる術はないものだろうか。
そんなの簡単だ。こんな湿気だらけの国など離れて、爽やかな日差しが照りつける常夏の島へ行けばいい。
パスポート要らずのオアフ島。ささやかな電気代だけで済むリゾートライフ。
さぁ、今年もTest Drive Unlimited の夏がやって来た!
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顔に吹き付けるは爽やかな太平洋の風。その大元を辿ればコメリで買ってきた中国製の壁掛け扇風機なのだが、それは見て見ないふりをしよう。
もっとも、いくらオアフに思いを馳せても、部屋の中を制圧する湿気だけはどうにもならないのだが、そんなものは気合いで頭から忘却しよう。
精神論でどうにかするリゾートライフってのも、なんか妙なものだが、こればっかりは親切な誰かから、ある日突然ハワイへの航空券と宿泊券が郵送されてこない限り、どうにもなるものではない。
せめて湿気を払う程度にエアコンを入れれいいのかもしれないが、生憎と俺のマスタングGTはコンバーチブルなのだ。
そんなもんを入れたら気分が台無しだろうが。それにコンバーチブルの車内でエアコンをかけるほどおかしな話はない。
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「GT!GT!GT!GT!」
ハンドル片手にそう合いの手を入れながら、ダイヤモンドヘッド近くの海岸通りを気ままに飛ばす。
BGMは当然、夏のTDUの定番、クレイジーケンバンドの"GT"だ。
残念ながらこのTDUには、横山剣さんの愛車である血の色の初代マスタングGTは出てこないが、それでもフォードのディーラーに駆け込めば、その初代のコンセプトを継承した現行マスタングがいつでも入手可能だ。
現実でポンと買うには、さすがに憚られるような趣味車だが、このバーチャルオアフならば躊躇する必要は全く無い。
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夏とTDUとアメ車とクレイジーケンバンドは、夏と生ビールと枝豆とシャウエッセンに匹敵するくらいの最強の組み合わせ。
この4つがぴったりと息を揃える限り、TDUというゲームは、少なくとも俺の中ではちっとも古びることがない。
いや、これは俺だけに限らず、夏のオアフはやはり人を惹きつける何かがあるのだろう。
うだるような蒸し暑い夜に、堪らずホノルル通りに飛び出してみれば、レーダー上には世界中から集まったドライバーたちの姿が、いつもよりも若干多めに表示されている。
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多くの人は、早くも次のイビサ島に思いを馳せて気もそぞろな状態なのだろうが、いいや、俺はまだまだそう簡単には、この魅惑的なオアフから気移りはしない。
何しろ極東の島国から味わえるこのTDUオアフ島の旬は、たったの2ヶ月間程度。
横山剣さんに言われるまでもなく、夏は短いからハートが焦っちゃうのだ。
だからレッツゴーゴー、遊びに行こう、コンバーチブルのGTで。バカンスは早い者勝ちだぜ。


この記事に含まれるtag : テストドライブ 

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2010/07/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Bloody Death】実写Z級スラッシャーゲーム

   ↑  2010/07/03 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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スラッシャー映画をモチーフにした実写QTEゲームと言えば、以前紹介したiOSの『Hysteria Project』なんて秀作があったが、それと同コンセプトのゲームがインディーズゲームに登場。
しかし、ひとえにスラッシャー映画と言ってもピンからキリまであるように、『Hysteria Project』とこの『Bloody Death』も、同趣向ながらもその中身は大きな違いがある。
夢とも現実ともつかぬ漠然とした映像の中を、シチュエーションも何も理解できないまま一人称視点で逃げ回る『Hysteria Project』と違い、『Bloody Death』は、薄暗く粗い映像で展開する、いかにもホームメイドなZ級自主製作スラッシャー映画風。
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この画面の薄暗さは演出でも何でもなく、ただ単に照明が非力なだけ。
Z級のしょうもない映画を好んで観る人ならば、お馴染みの絵面だろう。
そしてキャストもプロの役者ではなく、限りなく身内で集めたメンバー。ハゲでメガネの出演者は、このゲームのプログラマーの一人とクレジットでは確認できる。
よってキャストの芝居は素人同然。と言うか素人だし!
「撮った映像は勿体ないから、なるべく切らずに編集する」というアマチュア映画にありがちな編集方針のおかげで、テンポが悪く異様に間延びしている。特に殺人鬼が現れる前のぐだぐださは、ある意味必見だ。
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つまりこのムービー部分は、トロマでも配給に二の足踏むような、日本ではアルバトロスやアネックあたりが、どさくさに紛れてDVDでリリースするような、一部の好事家にはお馴染みのインディペンデント駄ホラー映画そのもの。
本来ならパソコンでTwitterのタイムラインを追いながら、横目で適当に流し観するような映画なのだが、それがゲームになるとこれが大変厄介なものになる。
チュートリアルを兼ねたチャプター1は、QTEの入力パートもそれなりにテンポ良く挿入され、また画面下部に入力ガイドも表示され、例え入力に失敗してもチェックポイントからやり直せる。
ところがチャプター2以降は、このチェックポイントが存在しないのだ。
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つまりチャプター2以降でQTEの入力に失敗すれば、否応なく冒頭に戻されてしまう。
正直、このアマチュア製作のぐだぐだなスラッシャー映画を、何度も何度も見せられるのは相当に辛い。
だから、QTEに常時備えるために、本来なら真面目に観るものではない、ルーズに流し観するのが妥当なムービーを、目を皿のようにして集中しながら凝視しなければならないのだ。
前述のように、ぐだぐだな編集、ぐだぐだな展開だから、それが災いしてQTEのタイミングがいつ来るのかがさっぱり分からない。
そして忘れた頃にやって来るQTE入力に失敗すれば、また頭からこのぐだぐだなムービーに付き合わなければならない。
それだけは勘弁だ!だからQTEの瞬間には、ネガティブな意味で異様に緊迫する。手に汗握る。もっともこの緊張感は、ホラー映画的な緊張感とは全く別種のものだけど。
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そんな理不尽な緊迫さに溢れたゲーム。もっともそんな緊迫感は、こんなゲームに付き合うことをやめれば、とっととおさらばできるのだけれど。
だけど生憎この俺は、LDゲームが好きで、実写ゲームが好きで、おまけにこの手のホームメイドなZ級駄ホラー映画が大好きだときてる。
こんなゲームに付き合うのは一種の義務みたいなものかもしれないし、それに何て言うか、俺はこういうしょうもないもんを勢いで作っちゃう人たちってのが、たまらなく大好きなんだよなあ。
このゲームに払った240MSポイントは、このゲームに対する対価っていうよりは、「お疲れさん。これでみんなでジュースでも飲めよ」って、ねぎらいの感覚だったりするのだ。
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殺人鬼は得てして被り物をしているものだけど、本作の殺人鬼が被っているのはホッケーマスクや鉱夫のヘルメットではなく、テコンドーの顔面防具。
なんかそれって、「俺の安全が第一!」というモットーが見え隠れして、あんまり強そうな殺人鬼じゃないんですけれど(実際、めちゃくちゃ弱かった)。

この記事に含まれるtag : XBIG 実写ゲーム ホラー 

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2010/07/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Anna Montana】シークレット窃盗犯・アンナ・モンタナ

   ↑  2010/07/04 (日)  カテゴリー: iOS
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こう見えても、あ、いや、この場合は見た目通りですが、俺はとにかく片付けられない男なのですよ。
ゲームソフトとかCDなんかは、適当にそこらに積み重ねるのが基本でして、そうなると、地層の下の方なんかは、何が埋まっているのかさっぱり分からない状態になってくるんです。
よくWebや雑誌なんかで、ゲームコレクターやCDコレクターが、マイコレクションを綺麗に並べた部屋などを公開してますけど、あの整然とした棚なんかを見ると、俺は絶対コレクターにはなれないって確信しちゃいます。
綺麗好きじゃない人間には、コレクターの資質は絶対ありませんよ。俺はまず無理!だから逆にGame Roomみたいなヴァーチャルコレクターものは、実生活ではできないこととして、みんなより余計に楽しめちゃうのかもしれませんけど。
まぁコレクター云々は別にして、せめて部屋くらいは人並みに片付けておきたいところだけど、「寝てる間に小人さんがどうにかしてくんねえかなあ」なんてことを、半ばマジで考えているようでは、もうどうしようもないでしょう。
ああ、せめて身近にアンナ・モンタナさえ居てくれたら、部屋のクリーニングを丸投げすることができるのに!
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アンナ・モンタナ。なんか凄いパチモノ臭が漂う名前ですが、アンナは別にハンナのようなアイドルと学生の二重生活を営むセレブではありません。
アンナはハウスクリーナー。高級住宅街に住む片付け下手のセレブたちに代わって、彼らの家を綺麗に掃除するのが仕事です。
アンナに仕事を依頼してくるセレブたちは、どいつもこいつも不精者ばかり。使った食器は床に放り出し、服はそこらに脱ぎっぱなし。床や壁に何かをこぼしても、その場で拭くをなどという面倒臭いことは、一切いたしません。
そんな彼らに成り代わって、お掃除用七つ道具をかかえたアンナの出番です。
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ゴミ袋ツールを選択して床などに放置されたゴミをドラッグし、テーブルや壁などの汚れは雑巾ツールで文字通りごしごし拭くのです。
汚れの中にはしつこいものがありますから、そんな時はiPhoneに貼った保護シールが剥がれんばかりの力をこめて拭きましょう。
それでも落ちない場合は洗剤ツールをシュッと吹きかけて、改めてごしごし。
タイルや風呂桶などの水回りの汚れにはブラシの出番。こちらもタッチスクリーンをやはりごしごしと擦ることになります。
おかげで電車の中などでこのアプリを遊んでいる時は、周囲から奇異な目で見られっぱなし。
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床の汚れには掃除機の出番。もっともデフォルトの掃除機は相当に非力なので、しつこいくらいに往復がけをしないと、なかなか床に付着したゴミは取れません。
ダイソン掃除機の威力を知る者としては実に歯痒いですが、しかしご安心ください。アンナの掃除道具は、お金さえ払えばいつでもパワーアップ可能。
雑巾やブラシ、掃除機をレベルアップさせれば、汚れを落とすのに掛かる時間は半減するはずです。
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そこら中に散らかった衣類には洗濯カゴの出番。
各部屋を回ってこれらを洗濯カゴに放り込んだら、ランドリールームに移動してこれらをまとめて洗濯。しかる後にまとめて乾燥機へ。
各ステージが始まったら、まずは各部屋を片っ端から回って、この洗濯物回収作業をいっぺんにこなしてしまうのがいいでしょう。
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どのステージも基本的にこれらの作業の繰り返しになるのですが、この単純作業の繰り返しが意外や意外、実に面白い。
散らかり放題散らかった部屋を隅から綺麗にしていく行為は、何とも言えない充足感があります。
やはり現実ではできないことを自由にやれるのがゲームの醍醐味ですよね。え?その程度の事は現実でもやっとけよって?ほっとけ!
また、クライアントたちにはそれぞれ元ネタが存在し、彼らの住宅は、いかにも元ネタの人間を連想させる造りになっているのも、にやりとさせられるところ。
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ところでプレイ中に気に掛かっていたことが一つ。
アンナの掃除道具の中に、使い道が分からない巾着袋みたいなものがあるのです。
ゴミを放り込もうとしても反応せず、洗濯物も入らず。果たしてこれは何に使うものなのだろうか、分からないままでいました。
ところがあるステージに於いて、ベッドの上に無造作に置かれた高級そうなネックレスを試しにこれにドラッグしてみると、ネックレスがすぽっと袋の中に収まってしまったではありませんか!
おい、パクれたよ!アンナ、クライアントのネックレスをパクっちまいやがったよ!
この正体不明の巾着袋は、なんと泥棒袋だったのです!
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用途が分かれば話は早い。次のクライアント、その次のクライアントの家で、iPodを、宝石を次々とパクるアンナ・モンタナ。
そうなるとお金の貯まり方も倍のスピードになってきますから、もうウハウハです。
いかにも女の子向けのママゴト系アプリと思わせておいて、とんでもないオチがこのゲームには付いていました!
ハウスクリーナーの皮を被った泥棒、アンナ・モンタナ。虫も殺さないような顔をして、この女、実はとんでもない女狐だぞ!
そんなダークな部分も含めて、短い時間にさっくりと熱中して遊べる、なかなかの秀作アプリです。お勧め!

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2010/07/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【体感ファックif…2 田舎の女子学生物語編】

   ↑  2010/07/07 (水)  カテゴリー: DVD-PG
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ファーストパーソンシューター、或いはファーストパーソンアドベンチャー。
没入感の高い一人称という視点にこだわりを見せるジャンルは様々ありますが、ここにも新たなファーストパーソンジャンルの確立を試みた表現者たちが居ます。
あえてジャンル名をつけるならFPAV、ファーストパーソンアダルトビデオとでも言うんでしょうか。
セルAV業界の老舗、桃太郎映像出版が、DVD規格が一般に普及し始めた時期に送り出したDVDプレイヤーゲームの大河シリーズ、体感ファックifがそれです。
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VHSビデオからDVDへの移行期には、多くのビデオメーカーが目先のDVD機能に囚われて、中途半端なゲーム性を加味したソフトをやたらとリリースしていたものですが、この体感ファックifシリーズはファーストパーソンへのこだわりで、それら実写エロ系DVDPGの中では数少ない成功を収めたシリーズ。
ところどころに現れる選択肢によって、マルチストーリー、マルチエンディングに分岐(とは言っても、アドベンチャーゲームのような大袈裟なものではない)する、DVDPGとしてはありがちなスタイルですが、このシリーズは頭からエンディングまで、徹底追尾一人称視点を貫いているのが特徴。
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20作以上を数えるこのシリーズの中で、俺の一押しとも言えるのが、この田舎の女子学生編。
いかにも北関東の風情が漂う高校で、クラブのマネージャーと、尻軽な後輩の二人からいっぺんに迫られて、うはうはな展開が楽しめる一作です。
登場する女の子は、非常に木訥な顔立ちなのですが、それがいかにも生々しいリアリズムを醸し出し、おのれの高校時代をなんとなく重ね合わせたりして、妙にドキドキできます。
これが今時のクオリティの単体女優とかが出てきたら、逆に興醒め。だって俺の高校時代、クラスに小澤マリアみたいな女子なんてどこにも居なかったもん!
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また二人の格好が、いかにも芋ったいダサさ加減に溢れていて、そこがまた生々しくてグッド!
マネージャーの方はだっさいえんじ色のジャージにブルマ。そしてもう一人の方は野暮ったい制服の下にジャージ履き。
そのいかにも田舎っ臭さ丸出しのファッションが、おのれの青春時代の懐かしい日々の思い出と、そして一風変わったフェチっぽさという、水と油のような二つのテイストを同時に感じさせてくれるのです。
「制服スカートの下にジャージって胸キュン?」
胸キュンどころの騒ぎじゃねえんだよ、クソ猫! 俺が文部大臣だったら、法律でこのファッションを強制化してやるのに!
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なにせ男子高校生というのは、性欲が服を着て歩いているような年頃。
後輩からの「付き合って下さい」という申し出に、「あの娘は尻軽だから止めといた方がいいですよ」と余計な忠告をいれるマネージャーですが、はっきり言って”歩くリビドー”状態の男子高校生にこの忠告は逆効果です。
この年頃(まぁこの年頃に限ったこっちゃありませんが)の男にとって至高の女性とは、すぐやらせてくれる女のことですから。
じゃあ男女交際の第一歩は、まず口でして貰うことからと、さっそく教室の中でブロウジョブを要求。
”がぶっ” ぎゃああぁぁぁぁぁぁーす!「先輩、ごめんなさい!フェ●チオてぇ、噛んじゃいけなかったんですね!?」
当たり前だ馬鹿野郎!そんなことくらい親からちゃんと教わっておけぇ!
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以降、マネージャーを呼んで赤チンで治療して貰う。「私が手当てする」「いや私が」と、女同士でちんちんの争奪戦。勢い余ってボキッ!ぎゃああぁぁぁぁぁぁーす!
ちんちんを噛まれるとか、ちんちんに赤チンを塗られるとか、いきり立ったちんちんを二人がかりでへし折られるなどという滅多に味わえないシチュエーションの数々を、臨場感溢れる一人称視点で体験できる面白展開が待っています。
後輩ルート、マネージャールート、そして二人いっぺんにルートと、大きく分かれて三つのストーリーに分岐する本作ですが、やはりこのにっかつロマンポルノコメディを思わせる二人いっぺんルートが最高です。エロ度もこのルートが一番高いし。

<18禁アダルト作品>

この記事に含まれるtag : おとなの時間 

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2010/07/07 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |