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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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Vシネマ【特攻!ヤンママ仁義】

   ↑  2010/03/02 (火)  カテゴリー: 映画・DVD
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アイドル氷河期とほぼ同じ時期に勃興したジャンル。それはVシネマ。
今でもレンタル店の棚を彩りながらも、多くの人々からは思い切り無視されている不遇なジャンルだが、氷河期に産まれたアイドルの中には、このVシネマに駆け込んで生き残りをかける人たちも少なくなかった。
もちろんヤクザとヤンキーと金貸しと暴走族が跋扈するVシネマの世界。そこではアイドル時代とは大きなイメージの転換を要求されるのだが、中にはアイドルよりもむしろこっちの世界の方が堂に入って似合っている人も居たりする。
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やはり氷河期デビュー組本田理沙も、そんなVシネマ転身組の一人。
アイドル時代もアダルティーなイメージで売っていた本田理沙だが、この「特攻!ヤンママ仁義」では、レディース総長上がりのヤンママを熱演。
アイドル本田理沙のファンからしたら、あまり観たくない姿かもしれないが、いや、どうしてどうして。説得力抜群の実に見事なはまりっぷりだ。
だって本当にこんなヤンママ居そうでしょ。
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そして本田理沙のライバル格である一方のレディース総長役には、やはり氷河期生まれのアイドルである芸能界一業の深い女、小沢なつき。
本作でもモニターの中から、その救いようのない業の深さを存分に振りまいている。
この二人の元アイドルが、ヤンママに姿を変えて激突する本作。しかし、この二人の間隙を縫って、二人よりもさらに活き活きと輝いている元アイドルが、この作品には登場している。
その人物とは、元ミスCDロムロム、ゲームが産んだアイドル、我らが井上麻美。
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本作での井上麻美の役回りは、ずばり金子ノブオ(ビーバップハイスクール)の女版。チャラくてトラブルメーカーな三枚目の舎弟役だ。
本田理沙に憧れつきまとい、ケンカの場では常にうろたえまくり、そして後先を全く考えない行動でトラブルを引き起こし、本田理沙を巻き込み窮地に陥れる。
しまいにはかっぱらったヤクザの車に積んであったシンナーを勝手に売り捌き、しかも自らも商品に手を出そうとするデンジャラスな行動に打って出る。
このシンナー瓶を手にする姿が、やけにはまりまくっているから始末に悪い。
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もうアイドル時代のイメージを完全にかなぐり捨てているその姿は、潔いと言えば実に潔いのだが(本田や小沢と違って、井上の場合は外見だけはアイドル時代とそんなに変わりがないから、余計にそのギャップが凄く感じられる)、だけどこのチャラけたろくでなしを演ずる井上は、実に活き活きとして魅力的だったりするのだ。
そこには、いかにも上っ面なアイドル像を、ぎこちなく演じていた井上の姿は欠片も残っていない。
もうこの役との一体感は、これが井上麻美の本来の姿であるとしか思えないほど。
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本田と小沢がヤクザと揉めて、最後はうわーっと暴れてめでたしめでたしという、実にVシネマにありがちなお話なのだが、登場から退場までだれることなく活き活きとしっぱなしな井上の存在が、この「特攻!ヤンママ仁義」を、なかなか見応えのある作品に押し上げている。
井上にしろ、本田や小沢にしろ、Vシネマ方面への路線転換は、決して自らの望んだものではなかったのかもしれない。
だけど、そこでの彼女たちの姿は、少なくとも俺にはアイドル時代のそれよりも、よっぽど魅力的に映る。
それくらい本作の井上麻美はいい。井上麻美が残した最高の仕事は、間違いなくこの『特攻!ヤンママ仁義』での演技だ。
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その他の出演者は、嶋大輔、赤星昇一郎、菅田俊など。
一見頼りになりそうで、その実全く頼りにならない男をやらせたら一品の嶋と、ラストで意味不明なターミネーターぶりを発揮する菅田は、何ともいい味を出している。
1995年、東映ビデオからの作品。

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2010/03/02 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【モンスター・ハウス】人食い屋敷の冒険

   ↑  2010/03/03 (水)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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「モンスター・ハウス」と言っても、踏み込んだ瞬間に大量のモンスターとご対面する部屋のことでもなければ、狼男の絵が揃えば確変に突入するパチンコ台のことでもない。
日本では三年前に公開された、スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作した3Dアニメーション映画のことだ。
偏屈な老人(声はスティーブ・ブシェミ!)が一人住む不気味な屋敷は、実は人を喰らう生きた屋敷だった。
向かいに住むDJという少年は、この事実に気付き周囲の大人に訴えるが、もちろん誰も相手にしやしない。
唯一の相棒は、チャウダーというデブでお調子者の、全く頼りにならない親友のみ。
このままハロウィンの夜になってしまうと、お菓子目当てに屋敷を訪れた子供達がまとめて餌食になってしまう。

そんな事態を回避しようと、DJとチャウダーは、たまたま知り合ったジェニーという少女と共に、このお化け屋敷に立ち向かうのだが、実はこの屋敷には、ぽちゃさんへの偏愛という哀しい秘密が隠されていた。
エンディングロールに流れるのは、スージー&ザ・バンシーズの"Halloween"(バンシーズ作品の中でも、飛びきりゴスなアルバム"Ju Ju"に所収)。
「子供の頃にこんな映画を観たかった!」と歯噛みしてしまうくらい素敵な映画。全く今の子供達は幸せ者だ。
もっとも、この「モンスター・ハウス」。親はあんまりいい顔しないタイプの映画だろうけど。
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そのゲーム化作品は全方位型シューティングゲーム。
映画ではあれほど丹念にアニメーション化されていた主人公三人組が、どっちがモンスターだか分からないような不気味な外見に変貌してしまっているのは、まあDSだから仕方がない。
これの操作システムは一風変わっていて、レーダーの役割をする下画面をタッチすると、その方向に水鉄砲を発射することができる。
レーダー画面に映る赤い点はモンスターやポルターガイスト。つまり赤い点をピンポイントでタッチすれば、そちらの方向を確実に迎撃してくれるのだ。
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全方位型シューティングというと、スティックやレバーで弾の発射方向を制御するタイプが一般的だが、このスクリーンタッチ型ならスティック型よりも、確実に無駄なく弾をばらまけるという寸法だ。
さらにタッチスクリーンの上でぐるんぐるん輪を描き続ければ、全方位型シューティングでは有効な”360度回転撃ち”も無理なく出す事もできる。
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もっとも、このレーダー画面だけで、なんの支障もなくゲームを進行できてしまうので、本来のメインである上画面を、わざわざ見る理由も必要も全くなくなってしまうという、本末転倒な弊害もあったりするのだけど。
単調な展開のまま代わり映えのしないステージが延々続くなど、今ひとつ煮え切らない内容。
何よりも原作映画の雰囲気を、これっぽっちも取り込めていないのが致命的かな。
ニンテンドーDSに良くあるタイプの、「とりあえず適当に作ってみました」的なキャラクターゲーム。

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2010/03/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット】情け無用の賞金稼ぎ

   ↑  2010/03/05 (金)  カテゴリー: PS2
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スターウォーズ全六部作で語られなかったことも、小説やコミック、そしてゲームよって語られ、そして補完される。
それらは全てルーカスアーツ、そしてルーカスフィルムが認めたスターウォーズの正史となる。
権利を統括するものは居るが、歴史や設定を本腰入れて統括するものが居らず、結構しっちゃかめっちゃかになっているガンダムの正史と比べると、スターウォーズのそれは割と統制がとれたものになっているのだ。
そして本作も、映画ではさらりと触れられるに留まっていた事柄を詳細に追い、スターウォーズ正史を補完する重要な役割を果たすゲームなのだ。
主人公は、みんな大好きジャンゴ・フェット。語られる事柄は、「ジャンゴは、いかにドゥークー伯爵に見出され、そしてクローントルーパーの遺伝子ホストとなったのか」
或いは、「ジャンゴ・フェットとザム・ウェセルの奇妙な友情の発端について」
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目障りなカルト教団バンド・ゴラを率いるかつての愛弟子コマリ・ヴォサの排除。そしてクローン兵士の遺伝子ホストに相応しい人物の選別。
二つの任務をダース・シディアスから与えられたドゥークー伯爵は、その二つをいっぺんに解決するアイディアを思いつく。
銀河最強の賞金稼ぎ、ジャンゴ・フェットにコマリ討伐を依頼し、それを遺伝子ホスト選別の試験にしようというのだ。
「俺をテストしようとは、いい度胸をしてやがる」
そう言ったかどうかは知らないが、とにかく報酬が出るのなら文句はない。愛用の二丁ブラスターピストルを手に、ジャンゴのミッションが幕を開ける。
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ミッションの途中には、賞金首の連中が点在しており、こいつらを生きたまま捕らえれば多額の報奨金を得ることができる。
ジャンゴの賞金稼ぎというキャラクターを強調したサブミッションだが、これのコンプリートはちょっと大変。
賞金首を捕らえるには、スキャンで対象を特定→ウィップコード(腕に内蔵した鉤付きのワイヤー)で対象を捕獲という手順を踏まなければならないのだが、これを行っている間は完全に無防備状態。
ジャンゴはその特徴として、ウィップコードを始め、火炎放射器、ダートキャスター、サーマルグレネード、ジェットパックミサイルなど、多種多彩な武装を備えているのだが、そのセレクトの操作が今ひとつ洗練されておらず、状況に合わせて武装を選択しようというときには、常に大きな隙が産まれてしまうのだ。
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もっとも、ジャンゴがジェダイに匹敵する戦闘力を誇るのは、用意のいいオタクのカバンの中身みたいなこれらの武装があってこそのもの。
これらを自在に使えこなせたからこそ、ジャンゴはフォースの力が無くともジェダイと互角に渡り合えたのだ。
そう考えると、ジャンゴの武装を使いこなすのが、多少敷居の高い操作であっても、それはそれで無理からぬこと。
そしてジャンゴのもう一つの有力な装備がジェットパック。
L1ボタンでこれを噴射し、自在に滞空して有利な位置取りから相手を攻撃!
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そう華麗に行きたいところだが、このゲームは左右の視点移動がデフォルトで反転しており、オプションでもこれを修正できないため、これを忘れてうっかり飛び立つと、ジェットパックをコントロールできず空中を右に翻弄されるという、後に息子がカークーンの大穴で犯した失態と同じようなザマを晒すことになりがちなので注意しよう。
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これらの各種装備を自在に使いこなせるようになってくると、このゲームは俄然面白くなってくるのですが、如何せん難度もかなりきつめで、そこに辿り着くまでには、相当の修練と忍耐を要求されます。
エクストラが非常に充実しているのも、このゲームの特徴。
定番のコンセプトアート集に加え、スターウォーズトレーディングカードのギャラリー。そしてマンダロリアン・ショックトルーパー時代のジャンゴの過去を知ることができるコミック。
そしてムービーのNG集(ジャンゴが二丁ブラスターを取り落としたり、セリフを噛んだりするムービーを、わざわざこの為に作っている)なんてものまで。
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これでゲーム自体がもうちょっとこなれた内容だったら、ジャンゴの全てを網羅した決定版と呼べる作品になっていたんだけど、残念ながら2000年以降のスターウォーズゲームの中では、平均以下の出来。
ルーカスアーツには、是非とももう一度ジャンゴをテーマにゲームを作って欲しいところ。
なんたって素材はスターウォーズ全キャラクターの中でも抜群の魅力を誇っているんだから。
日本版の音声は吹き替え。
映画ではジャンゴを金田明夫、ザムを勝生真沙子が吹き替えていたけど、本作ではそれぞれ西凜太朗と一龍斎貞友が担当している。
西凜太朗は『スターウォーズ リパブリックコマンド』でもボスの声を担当していたから、つくづくクローントルーパーに縁のある人だな。

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2010/03/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Hysteria Project】黒いフードの殺人鬼

   ↑  2010/03/07 (日)  カテゴリー: iOS
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なんの状況説明もなしに、手足をガムテープでぐるぐる巻きにされ、いきなり殺風景な小屋の中に放置されているヘビーな幕開け。
なんとかガムテープを振り解き小屋を抜け出すと、黒ずくめのフードを被った男が斧を片手に追いかけてくるという、さらにヘビーな展開。
なんでこんな目に遭わなきゃなんないんだ!
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この『Hysteria Project』は、一人称で展開される実写インタラクティブムービー。
要所要所で現れる選択肢での分岐の他に、時には画面をタイミング良くタップしてトラップを回避するミニゲームが挿入されたりします。
『Hysteria Project』のゲームっぽい要素は、これくらいのもの。そしてゲームらしい部分をその程度に留めたことは大正解。
ゲーム性を盛り込んでシステマティックになってしまえばしまうほど、いわゆる恐怖という感覚からは、どんどん遠ざかってしまうもんじゃないですか。
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その代わり『Hysteria Project』は、演出をシンプルに磨き込むことに注力しています。
そしてその演出を後押しするのが、インタラクティブというゲームならではの強み。
これが映画だったら、ポップコーン片手ににやにや笑いながら、「速く逃げねえと、八つ裂きにされちまうぞ~」なんて呑気に野次を飛ばしているところですが、この場合はそうは言っていられません。
状況が全く分からないまま、自らがひたすら正体不明の殺人鬼に終われまくる恐ろしさ。まじ怖えよ!
ぼやぼやしていたら追いつかれ、画面にいきなり斧を振りかざした男の姿が飛び込んでくるのです。
ぶれまくりの一人称画面、そしてちょっぴり粗めの映像も、この恐怖感覚をさらに際立たせてくれます。
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全編を通して30分程度のボリュームですが、緊張感を持続させるには、むしろこれくらいタイトな方が、丁度良いくらい長さ。
ゲーム中もセリフらしいセリフは一切無し。あるのは自分の荒い息づかいと、枯れ葉に覆われた地面を踏みしめる足音。そして不安をかき立てる甲高いBGMのみ。
ひとけの無い森の中をひたすら逃げ回る悪夢のような時間を経て、状況の説明など一切説明されないまま続編を示唆したエンディング。
本作の発売から一年が経とうとしているし、そろそろその続編が登場しても良さそうな頃なんだけどなぁ。
冬枯れの森に続いて、今度はどんな場所でひたすら逃げ回るハメになるのか。今からちょっぴり期待してしまうじゃないですか。

この記事に含まれるtag : 実写ゲーム ホラー 

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2010/03/07 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【矢追純一極秘プロジェクト UFOを追え!!】

   ↑  2010/03/10 (水)  カテゴリー: PS1
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「UFOの存在?俺の街に降りなけりゃ、そんなもん関係ねえのさ」
The Star Clubのヒカゲは名曲"Slash with a Knife"の中で、そう歌いましたが、まぁ私と言えば、そこまで無関心を決め込んでいるわけではありません。
こう見えても、たまにはUFO好きの人々とUFOや宇宙人について議論を交わしたりすることもあるくらいです。
もっともその度に相手は、「俺が話してるのは、カップ焼きそばや、軍手に火を点けてアイアンクローを放つ怪奇派レスラーのことじゃねえ!」と激昂するのですが、一体何故なんでしょう?
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ま、それでも小さい頃は、あの手の話を色々と面白がっていたりもしたのですが、どうも宇宙人がいわゆるグレイタイプに集約されて以降のUFO話というのは、昔と比べると格段に面白みに欠けているような気がします。
それ以前のUFOや宇宙人のネタって、どれも個性的で面白かったでしょ?フラットウッズの怪物とか、宇宙人らしき生物に散弾ばんばん浴びせたホプキンスビルの事件とか。
日本の例でも、甲府のぶどう畑で小学生が宇宙人に肩叩かれた事件なんてのもありましたね。
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あ、そうそう、それと高知だかどっかで中学生が小型UFOを捕まえた事件。この話、好きだなあ。
話の真偽はともかくとして、捕まえたUFOを金づちでぶっ叩いたり、水を注ぎ込んだり、ドライバーで分解したりした行動の数々が、いちいちいかにもボンクラ中学生がやり出しそうなリアリティに溢れていて最高でしたね。
俺がもし中学生の頃、小型UFO捕まえていたら絶対同じようなことやるもん!ライターオイルかけて火を点けたりとか、近所の野良猫に結付けて綱引きさせたりとか、絶対しそうだもん!
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ところがグレイタイプの宇宙人が一般的になるにつれて、この手のお話は、どれもこれも類型的で面白くも何ともないものばかりになりましたよね。
「面白い、面白くないの問題じゃないんだよ!」などと、真面目なUFO研究家から怒られそうですけど、そうは言うけどUFOのネタなんて面白い、面白くないの問題だろ!
こっちだって、気球だか飛行機だかと区別の付かないようなチンケな目撃例には、もううんざりしてるんだよ。
もっとこう、着陸したUFOから宇宙人が出てきたとか、宇宙人と性交を強要されたとか、宇宙人とピッケルの奪い合いになったとか、そんな夢のあるUFO話を引っ張ってこい!
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UFOと言えば木曜スペシャルの「矢追純一UFOスペシャル」。その矢追純一氏がホストを務めるUFOデータベースの決定版という触れ込みの本作ですが、その中身は、はっきり言って木曜スペシャルの出涸らしみたいなもの。
スライドショウとデータベースの二つによって構成されていますが、データベースの内容は、およそ貧弱極まりなく、スライドショウも過去に木曜スペシャルで放映したネタのダイジェストのさらにダイジェストといった程度のもの。
12のチャプターに分かれたスライドショウですが、火星の人面像とか、キャトルミューティレーションとか、ミステリーサークルとか、マジェスティック12など、どれも新鮮味に欠けるネタばかり。
「宇宙人がポストに手紙を投函するのか!」なんて、いちいちツッコミどころ満載のウンモ星人ネタも、まぁ今更と言えば今更な話です。
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このソフトが発売された'96年当時ですら、新鮮味に欠けるネタばかり。
それにやはり人面像やミステリーサークルネタも、昔のUFOネタに比べると、圧倒的に魅力に欠けるんだよなぁ。
もっとこう、昔ながらの接近遭遇話。地球人、宇宙人双方が、まるで知的生命体と思えないような行動を取る話とか、まるで酔っぱらいの妄想のような話とか(実際それは酔っぱらいの妄想だったりする)、そんな夢のあるUFO話、宇宙人話が聞きたいんだってば、俺は!

この記事に含まれるtag : マルチメディア 

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2010/03/10 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |