- 【Brutal Legend】忘れちゃいけないカイル・ガス [2009/11/02]
- 【ボイスファンタジア 失われたボイスパワー】横山智佐ご結婚 [2009/11/04]
- 【時空探偵DD 幻のローレライ】 [2009/11/05]
- 【SIMPLE DSシリーズ Vol.46 THE 秘境探検隊 ~超常スペシャル「驚異! 人類未踏の世界各地に謎の未確認生物は存在した!!」】 [2009/11/06]
- 【NHL2K10】今年の顔はオベチキン [2009/11/08]
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♪ ニューウェーブがメタルに果敢に挑んだが まるで相手にならなかった
グランジもメタルの王座に挑んだが 力不足もいいとこだった
パンクがメタルを潰そうと挑んだが メタルはびくともしなかった
テクノもメタルにケンカを売ったが テクノはそのツケを払うことになった
誰もメタルを倒せやしない メタルは不死身だ
<Tenacious D - The Metal>
ブラックサバスからマストドンまで、錚錚たる顔ぶれが並ぶ『Brutal Legend』収録バンドの中に、ちゃっかりと混じっているのがテネイシャスD。
ヘヴィメタルファンにとっては、あまり馴染みの無い名前かもしれないが、それもその筈。このテネイシャスDは、ジャック・ブラックとカイル・ガス、この二人のコメディ俳優による音楽ユニットなのだ。
2002年には、フーファイターズのデイヴ・グロールら豪華メンバーをバックに従えて、ファーストアルバムをリリース。

さらには、そのテネイシャスDを主人公に据えた「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」というお下劣コメディ映画まで登場した。
腐れ縁のデイブ・グロール(悪魔役!)やロニー・ジェイムズ・ディオ、ベン・スティラーらも出演するこの映画のクライマックスは、「チ×コだ!チ×コを使え!」

テネイシャスDの片割れ、ジャック・ブラックは、もはやこの国でも説明不要の存在だろうが、もう一人の男、カイル・ガスとなると、未だに「誰それ?」状態であろう。
そんなカイル・ガスも、ジャック。ブラックの縁からか、この『Brultal Legend』にちゃっかりと出演を果たしている。
もっとも、メインストーリーには一切絡まず、サブミッションの受付担当という、実に微妙と言うか、非常にらしいポジションでの登場なのだけど……。

件のテネイシャスDの曲は、デフォルトの状態ではカーステレオのサウンドリストに加わっていない。
Brutal Legendには100曲ほどの音楽トラックが収録されているのだが、そのうちの半数は、ゲームの進行状況などによってアンロックされていく仕組みだ。
この世界のあちこちには、Buried Metalというオブジェクトが点在している。
このオブジェクトは、最初の状態では地面に半分埋没しているのだが、その前でギターソロを一発かませば、地上に飛び出してきてその全容を露わにするのだ。
そして一箇所のBuried Metalにつき、一曲のヘヴィメタルナンバーがアンロックされる。

メインストーリーそっちのけでこの世界を走り回り、やっとの思いで発見したテネイシャスDの曲は"The Metal"。
テネイシャスDの曲は、他にも"Master Exploder"が収録されているらしい。これもやはりどこかに埋葬されているのか、或いは他の条件によってアンロックされるのか。とにかく早いとこ見つけ出さないとな。
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2009/11/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
大観、やすしと並ぶ「日本三大横山」の一人であらせられる声優の横山智佐さんが、なんでも11才年下のミュージシャンとご結婚されたそうで、なにはともあれめでたい限りでございます。
横山さんと言えば、なによりもその男っぷり溢れる仕事ぶりで知られたお方。一回り年下くらいで釣り合いがちょうど取れているのではないでしょうか。

以前ちらっと紹介した実写もの声優ゲームですが、このジャンルのゲームに最多登場されている声優も、実は横山さん。
なんでこのジャンルに横山さんが重宝されたか。それは、元々が斜面にビルを建築するように構造的に無理がある声優ゲームを成立させるには、横山さんの人並み外れて堂々とした体当たりな仕事ぷっりが必要不可欠だったからです。
サターンの実写声優ゲーム、『ザ・スターボウリング』に、もし横山智佐が出演していなかったら、果たして残りの面子であの虚構を成立させることができたでしょうか?絶対無理ですって!

一般に「千葉繁のしわざ その2」として知られるこの『ボイスファンタジア 失われたボイスパワー』。
昼はアニメ風のキャラクターたちが、夜になると中の人の実写に変身してプレイヤーの寝床を訪ねてくるという、ねじ曲がったサービス精神に溢れたこの作品をなんとか成り立たせているのも、横山さんの堂々とした立ち振る舞いに他なりません。
「あたかもゲームの中に本物の声優さんがいるかのような、リアルな存在感とストーリー」、そんな前評判のゲームを発売日に買いに行った主人公。

ところがそのゲームは突然の発売中止。失意に暮れる主人を捕まえたのは千葉繁。千葉ちゃんは、件の発売中止ゲームを主人公に売りつける。
喜び勇んで家に帰った主人公は、さっそくゲームを起動すると名前を入力してプレイ開始。
すると画面の中のお姫様が「わたしを助けて」と主人公の手を掴み引きずり込んでしまう。うわあ、大変だぁ、ゲームの世界に連れてこられちゃったぁ。
そんな聞いているだけで偏頭痛がしてくるようなストーリーは、もちろんメイド・イン・千葉繁!

この世界ではボイスパワーという概念が魔法の代わりとなっており、主人公が引きずり込まれた理由も人並み外れたボイスパワーの持ち主だというのがその理由。そんな、俺、勝田や青二塾に通った覚えなんかないですって!
そのまま何の因果か、女戦士、お姫様、女魔導士の三人と共に、魔王からボイスの力を取り戻す冒険に出るハメになるのですが、そんなストーリーが、まるでそこらの中学生が暇に任せてスーファミ版RPGツクールで作ったようなRPGによって展開されるのですから、偏頭痛もさらに悪化してくるというものです。しかも千葉繁の駄洒落をテキストでも読まされるという、悪夢のようなおまけ付き。
一日の冒険を終え、宿屋に泊まるとサービスタイム。例の女戦士、お姫様、女魔導士の三人が、実写の姿に変身してやって来るのです。
この時に中の人たちからゲームのヒントを教えて貰うというのが建前なのですが、ぶっちゃけた話、横山智佐さんに「わたしはらっきょが食べられません」なんてマジトークをかまされて、それをどうゲーム進行上に役立てたらいいのか、皆目見当が付かないんですけれど。

ただ、やはりこのパートで際立つのは、横山さんの堂々とした仕事っぷりです。
キャラクターのコスプレを無理矢理強いられた他の二人(笠原弘子と小西寛子)が、どうしてもその姿から「こんなことをやっていていいんだろうか?」という困惑を隠せないのに対して、横山さんの立ち振る舞いは実に堂に入ってます。
どんな名優でも二の足踏むであろう、こんなモンドな役回りに対しても、堂々直球勝負。惚れ惚れするくらいです。
思えばサクラ大戦歌謡ショウ。ゲームキャラに扮した他のキャストたちからは、どことなく気まずさや気後れが漂っていたのですが(西原久美子さん辺りは、きっと「これってどんな罰ゲーム!?」と思っていたことでしょう)、そんなコスプレ大会一歩手前の状況を救ったのも、横山さんの堂々っぷりだったじゃありませんか。

主役の三人と千葉ちゃん以外のキャストは、佐々木望、宮村優子、堀江由衣と、意外にも豪華。ちなみに堀江由衣は、このゲームが実質上の声優デビュー作です。
今思うと、ほっちゃんはデビュー作に大変恵まれていたのかもしれません。
横山さんの仕事っぷりを間近にして、「この路線、この姿勢を真似していたら、途中で潰れてしまう」と反面教師にすることができたのですから。

そこらの若手声優が、そんな横山イズムを真似していたら、逆に大変な目に遭いますって。
それでもあくまで横山イズムを継承しようというのなら、今の時代では長い雌伏の時を強いられてしまうかしれません。
ほぼ同世代である堀江由衣のブレイクから遅れること数年、最近になってとうとうブレイクを果たした、たかはし智秋のように。
横山智佐の遺伝子を引き継いでいるのは、間違いなくたかはし智秋。一回り年下の男がぴったり似合いそうなところまで似ているとは思いませんか。
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2009/11/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
真宮寺さくらのイメージだけが突出して強くなってしまった横山智佐のゲーム仕事ですが、他にも”ゲーム探偵の助手”という役柄が妙に多かったりもします。
有名どころでは、『クロス探偵物語』の西山友子役ですが、JC探偵助手、霧姫アイスマン役の『時空探偵DD』シリーズも、忘れてはなりません。
もっともこの時空探偵シリーズ。面白いのは、キャラクター設定だけをそのままに、体裁をがらりと変えた二作目、『時空探偵DD2 叛逆のアプサラル』の方。
逆にこの一作目は駄作の誉れが高かったりするのですが、それなのに何故あえてこの一作目の方を紹介するのかというと、ただ単に叛逆のアプサラルがどこにも見当たらなかっただけの話です。

この一作目である『幻のローレライ』は、ちょっと前にパソコン界隈ではそれなりに栄えたものの、この作品が発売された'96年頃には既に下火になりつつあった、アドベンチャーゲーム風味のインタラクティブムービー。
しかも、そのインタラクティブムービーの括りの中でも、決してデキは宜しい方ではないときています。
ディスク1をサターンに放り込んで、それをディスク2に交換するまでに、プレイヤーが押したのはスタートボタン1回のみ。これだけで、この『幻のローレライ』の希薄なゲーム性がうかがい知れるでしょう。
後はただ、舞台となる飛行船の中をうろうろしながら、空虚なポリゴン人形劇が展開されるのを、ただ眺めているばかり。
タイムトラベルとか、主人公が吸血鬼であるとか、そんな妙に凝った設定が活かされる素振りも全く無いときています。
続編である『叛逆のアプサラル』は、この3Dインタラクティブムービーから一転、コマンド選択式の2Dグラフィックアドベンチャーとなり、霧姫アイスマンも本作以上に大活躍します。こちらはマジでお勧め。

サクラ大戦のような当たり役から、そんな微妙な作品まで。横山智佐のゲーム仕事を、本人自らが振り返った本が、この'99年にソフトバンクパブリッシングから刊行された、「わたしが愛したゲームキャラ」。
その大半が『サクラ大戦』関係の記述、残りの三分の一は、それ以外のゲーム仕事について。
そんな彼女が最初に手がけたゲーム仕事は、ゲームボーイの倉庫番だそうで……、あんなのに声なんか入っていたのか!?
現在のゲーム仕事が声優さんにとってどんなポジションに位置するものなのかは分からないけれど、彼女が駆け出しの頃は、ギャラは安いわ得体が知れないわと、明らかに軽く見られていたらしく、だからこそぺーぺーの自分にとっては、全力投球で燃えられる大切な仕事だったと述懐している。
『プリセンスメーカー』、『プリンス・オブ・ペルシャ』の初代プリンセスの声も、実は横山智佐。
そこら辺の経緯も含めて、色々と興味深い話が満載。声優本と侮る無かれ。彼女の著作は、実はどれも意外と面白かったりするのだ。
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2009/11/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
もう10日ほど前の話になるが、10月25日に行われたIWAジャパンプロレス新宿FACE大会に於いて、IWAマットを長きに渡って支えてきた河童小僧が引退してしまった。
引退してまた復帰とか、引退して復帰してまた引退してまた復帰とか、引退して復帰して引退して復帰してまた引退してまた復帰など、プロレスラーの引退には様々なパターンがあるが、この河童小僧の場合は、無理矢理引退させられたあげくに、強欲な社長によってネットオークションで売り払われるという、プロレスラーの引退の中ではかなりのレアケースとなった。

数年前の東京スポーツの河童ネタに便乗して浅野社長が荒川河川敷で捕獲。そのまま「河童がプロレスをする!」という扇情的な文句と共にリングに登場。
IWAジュニア戦線トップのグレート・タケルをいきなり撃破する華々しいデビューを飾ったのだが、物珍しがられたのも最初のうちだけ。

その後、妙な博士が登場したり、息子と称するちっちゃい河童が現れたり、その息子が控え室から三田英津子のパンツを盗んで逃げたりなど、色んな展開もあったりしたのだが、結局本人は妙な中堅マスクマンというポジションに落ち着いてしまった。
ここ最近IWAマットを騒がせたUMA騒動の時にも、IWAの元祖UMAであるにも関わらず、全くUMA扱いして貰えなかったのは記憶に新しい。
同じ日には若手の西山秀紘も引退(岸もそうだったけど、どうしてIWAの若手はこれからという時に辞めてしまうパターンが多いのだろう?この人の不器用さには、妙に惹かれるところがあったんだけどなぁ)、デスワームも藪下めぐみとの格闘技戦で秒殺されてしまうなど、UMA受難の日になってしまった。いや、西山はUMAじゃないけれど……。
そんな感じで早くも陰りを見せ始めたIWAジャパンのUMA路線。"UMAは飽きられるのも早い"という弱点を、早々と暴露した形だが、なぁに、飽きられたら新しいUMAを見つけて投入すればいいだけの話だ。
なんならこの俺が、愛するIジャの為にそのUMAを見つけてこようじゃないか。もちろんゲームの中でだ!

正式タイトルは、『THE 秘境探検隊 ~超常スペシャル「驚異!人類未踏の世界各地に謎の未確認生物は存在した!!」~』という大変長ったらしいもの。
元ネタは、言わずと知れた例のアレ。近年、藤岡宏、を新たな隊長に据えてリメイクされもしたが、あのリメイク版には何故かちっとも心が躍らなかったなぁ。
オリジナルの方は、実に昭和新日的と言おうか、底が割れているんだけど割れていない、何とも言えない微妙な嘘臭さがその魅力だったのだが、(考えてみれば水曜スペシャルって、アントンの異種格闘技戦を放映していた枠だ)、その点。全てを白日の下に晒してしまった藤岡探検隊は、例えるならハッスルだろうか。
リハーサルの情景が手に取るように分かる探検隊やプロレス。そんなものが面白く見えるはずもない。
川口探検隊やいにしえの新日は、(実際にやってるかどうかはともかくとして)そんな雰囲気など微塵も感じさせなかった。まあそれはただ単に、当時の俺が幼かっただけの話かもしれないけど。

まあそれはともかく、UMAの姿を求めて人類未到の奥地に入り込んだ我々を待ち構えていたのは、文明と懇切丁寧に作り込まれたゲームに慣れきった人類には、全く予想できない恐怖ばかりであった。
しつこいくらい繰り返される、面白くもなんともないミニゲーム!
うんざりするくらい、マップ行ったり来たりを要求されるフラグ立ての連続!
毒蜘蛛や毒サソリに襲われる以外には、何一つ役に立たない隊員たち!
アマゾンだろうがネス湖だろうが、世界のどの場所を訪れても同じ顔の現地ガイドに現地人たち!
未だ全容が解明されていないUMAを発見する苦労は、並大抵のことではないだろうと覚悟はしていたが、それでも我々は、大自然の恐ろしさと、数々のへっぽこゲームを作り上げてきた日本アートメディアの恐ろしさを甘く見ていたと言わざるを得ないようだ。

方向キーを操作させながら、同時にタッチペンの入力を要求するインターフェースも、我々の探検を阻む大きな障害となった。
左利きの人間に対する嫌がらせとしか思えないこの仕様。DSでろくでもないサードパーティーが作ったゲームによく見られるインターフェースだが、お願いだからAボタンを押せば済むような入力箇所は、できればそれで済ませてくれないでしょうか。こっちはその度にいちいちDSを持ち直して、「よっこらしょ」とタッチペンを構えて入力しなければならないんですから。

なによりもうんざりさせられるのは、やたらめったらと頻発する、隊員の体から毒蜘蛛や毒サソリをタッチペンで払い落とすミニゲームと、行く手を塞ぐ危険生物との間で勃発する、実質じゃんけんぴこぴこハンマーのミニゲーム。
それを避けるため、道中のモブを避けて歩いても、後ろにオプション宜しくくっついてくる隊員たちが、わざわざそれに引っかかりやがるのだから、嫌になってくる。なんなんだ、お前らの存在って!

そんな訳で、我々のUMAを求める探検の旅は、不鮮明なUMAの姿を数枚撮影するだけで終わってしまった。
もう人跡未踏の地を再び訪れるのは、まっぴらゴメンだし、Simple DSシリーズは、ちっとも値段相応じゃないこと、あんまり期待しても無駄だということも理解できた。
Iジャの為にUMAを探してくるのは、山口敏太郎さんとかその辺に任せることにしよう。
それに、例え苦労してUMAを見つけてきたとしても、あの商売にシビアな浅野社長に、「あんた、まだUMAなんて言ってるの?そういうのは、もう東スポで大きく扱ってくれなくなったから」などとすげなく門前払いされる可能性も高そうだしな。
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♪ ホッケーをやるんだ スケートしてぶん殴るのさ
みんな週末には 俺の姿をCBCで拝むことになるぜ
<Hanson Brothers - I'm Gonna Play Hockey>
今年はとうとう、本場NHL開幕とそれ程のタイムラグもなしに日本でも発売された、2Kスポーツのアイスホッケーシリーズ最新作、NHL2K10。
とは言え、街のゲームショップは元より、大型家電量販店などでもなかなかその姿を見つけることができず、「これって本当に発売されているの!?」と疑心暗鬼になってしまったが、なんとかビックカメラでその身柄を確保することができた。
老舗EAスポーツとの熾烈な競争を戦う2Kスポーツだが、なんとなくイメージとしては、EAスポーツ=WWE、2Kスポーツ=TNAくらいの開きがついてしまっていることは否めない。
このアイスホッケーものにしても、世間一般の評価ではEAスポーツのNHL10の方が高いのだが、しかしここは、日本では未発売&北米版はリージョンロックでアジア版も出ないNHL10よりは、中身は英語版とはいえ、しっかり日本発売を果たしてくれたNHL2K10の方に肩入れしたくなってくるではないか。
それにNHL2K10だって、充分すぎるくらい面白って!

通常の試合モードの他に、NHLのシーズンモードや、ポンドホッケーやミニリンクといった変則ホッケー。さらにはチーム運営シミュレーションのフランチャイズモード。
試合終了後には、自動で記録されるハイライトシーンのビデオにスクリーンショットスライドショーなどが鑑賞可能。
そしてオンラインでは、通常の1対1対戦の他に、プレイヤーが選手1人を受け持ち6対6で対戦するチームアップモードも収録。
現行のスポーツゲームで為し得ること全てを詰め込んだ内容だ。
ザンボーニを運転するミニゲームは………、一度やって実績貰えば充分だな、これは。

ただ、2Kスポーツのゲームには、メニュー周りやリプレイモードの操作に妙な癖があるというか、EAスポーツのそれと比べると、今ひとつ洗練されていない印象がある。
ホッケーとボクシングの違いはあるが、Fight Night Round 4の痒いところに手が届くようなリプレイモードを体験した直後だと、このNHL2K10のリプレイモードには、もどかしさを感じてしまうのだ。
少なくとも、右スティックがリプレイモードからのクイットに割り振られているのは、納得いかないよなぁ。リプレイの視点を操作しているときに、右スティックはついつい弄ってしまうものだろうに。

オンラインでカナダ人と対戦したら、文字通りぼっこぼこにされた。
これはコントローラー捌きとかゲームの巧拙以前に、ホッケーという競技に対する理解度の差が決定的に開いているからだろう。
野球に例えれば、月に二度くらいMLB中継を見ている程度のイタリア人と、ガキの頃から実際に野球に慣れ親しんできた俺くらいの開きがあるというか。
ほら、ランナーが塁に居てこのアウトカウントではどんなシフトを敷くかとか、このボールカウントではどんなバッティングを心がけるべきだとか、我々にとっては体に染みついていることが、野球が盛んでない地域の人にとっては、そうではないでしょ?
JスポーツでたまにNHL中継を見る程度の俺と、それこそスケート靴を履いて産まれてきたカナダ人とでは、それくらい決定的な差があるというか。ま、言い訳ですけどね!でもなけりゃ、こちらのディフェンスラインが一瞬のうちに木偶人形と化す、あの現象は説明できねえよ!
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