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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Midnight Club: Los Angeles】ロックスター発北関東経由

   ↑  2009/06/01 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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”ニード・フォー・スピード寄りにチューンしたバーンアウト・パラダイス”なんて身も蓋も無い表現ができちゃいそうだけど、実際にそんな感想が真っ先にあがってくるんだから、しかたない。
夜と昼の時間変化、オープンワールドを自由にクルーズして気が向いたときにイベントチャレンジできるシステム、内装も含めた車のカスタマイズ要素、実在の街を舞台にしたという触れ込み、ニトロや特殊アビリティなどのはっちゃけ要素。
思いつく限りの色んな(そしてどっかで見たことあるような)アイデアを盛り込んだはいいけれど、そのどれもが未消化状態で、面白さにちっとも繋がっていないような気がする。
カスタマイズ要素は、自車をチューンナップすればそれに合わせてライバルカーの能力も向上してくるので、まるで意味を持たないし、L.A.の街中を自由に流せるとは言え、TestDrive Unlimitedの解放的なクルーズ感と比べてしまうと、それほど心躍るものでなかったりする。
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時間帯によっては渋滞状態の公道を、一般車をすり抜けて飛ばしまくるのは、それなりに面白く感じル場合もあるが、時によってはそれが単なるストレスに繋がるだけだったりもする。
それに、これだけ交通量が多い中で、ニトロを使用するのは限りなく自殺行為だ。それでなくとも、このMidnight Club: L.A.のレースは、こちらのペースに合わせてライバル車のペースも上がったり下がったりするインチキ仕様(このシステム自体が悪いとは言わないけれど、本作のそれは余りに露骨すぎて興醒めするのだ)なので、危険を冒してニトロを使用する意味が全く無かったりするのだ。
トータルな出来では、それほど酷いゲームではないのだけれど、それぞれの要素に於いては、バンパラやNFSシリーズやTDUに圧倒的に見劣りしてしまう。
自分の持ってるハードに、公道レースゲームがこれ一本しか出ていないのならいざ知らず、バンパラもNFSもTDUもある中で、あえてこれをチョイスする理由を探すのは、相当困難だ。
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いや、だけどオイラは、どういうわけかこのゲームにちょっぴり惹かれるものがあったりする。
このMidnight Club L.A.にたっぷりと存在するテイスト。それは溢れんばかりの人間臭さだ。
”人間の全く存在しないオートモービルだけの王国”バーンアウト・パラダイスとの比較では勿論のこと、NFSシリーズなどと比べても、本作が醸し出す人間くさい生々しさは際立っている。
映画『ワイルドスピード』を真に受けてしまったような、「どうだい、Coolだろ?」と言わんばかりの薄っぺらいNFSのキャラクターたちと違って、Midnight Club: L.A.の登場キャラたちは、どいつもこいつも深夜のファミレスにたむろっているのがお似合いな、或いはしまむらで買った服が似合いそうな、実にボンクラなダメダメ感を滲ませているのだ。
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ぶっちゃけた話、本来の走り屋なんてCoolな連中でも何でもない。
それどころか、全ての若者文化には、実はCoolな側面なんて何一つ存在しない。ヤングカルチャーなんてストリート、非ストリートを問わず、本来はどれもこれもがボンクラ丸出しなものばかりだ。
ロックスターだからこそ浮き彫りににできる真理と言うべきか、或いはこの身も蓋も無い真理をあえて押し出せるのが、ロックスターがロックスターである所以であるのか。
これがCoolさを前面に押し出したNFSシリーズ(まぁNFSも分かった上で商売上あえてそれを売りにしているのかもしれないが)とMidnight Club: L.A.との決定的な違いであり、そしてNFSを凌駕する唯一にして最大のテイストだったりする。
L.A.の街も北関東も、本質的には大した違いは無い。せいぜいがカーニーズの駐車場かジョナサンの駐車場かの違いくらいだ。
そんなロックスター発北関東経由なロサンゼルスを、オイラはちょっぴり好きになりかけてしまっているのだ。

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2009/06/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【カータイクーン 完全日本語版】自動車産業黄金時代

   ↑  2009/06/02 (火)  カテゴリー: PCゲーム
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アメリカ自動車メーカーBIG3の一角、ゼネラルモーターズが、ついにChapter 11の適用を申請。
1700億を超える負債額で、世界でも類を見ない巨大経営破綻となった。GMは今後アメリカ政府によって事実上国営化され、再建への道を模索することとなる。
今回のGMの件に加えて、F1やWRCを始めとするモータースポーツの止まらない規模の縮小。
我々は内燃機関時代の緩やかな終焉というものを、今まさにリアルタイムで体験している真っ最中なのかもしれない。
かつて黄金時代を築き、富める国アメリカの象徴であったガソリンカー産業。
GMが、フォードが、クライスラーが、我が世の春を謳歌した素晴らしき日々。そんな夢の時代を偲ぶゲーム、それがこの『Car Tycoon』だ。
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プレイヤーは、四大自動車メーカーの一つを担当して、シナリオごとに設けられた条件をクリアしながら、シェア一位、そして市場独占を目指していく。
その為には、開発、生産、販売、それぞれの分野にバランスよく目を配っていく必要がある。
新車の開発は、シャーシ、エンジン、インテリアの三部門を組み合わせるだけの簡略化されたもの。
それぞれの部品は下請けから購入することで、研究開発費を浮かせたり、開発期間を短縮できたりもするが、ただし下請け産の部品はコスト高で、こればかりに頼ると自社の開発競争力が低下していくデメリットもある。
小型車、中型車、高級車、コンバーチブル、マッスルカー、バンなど、時代の趨勢の合わせて市場が望む車種を先だって開発していくのも重要だ。
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販売で重要なのは、販促キャンペーンとアフターケア。特にきめ細やかなアフターケアの大切さは、現実の自動車業界が証明している。
タクシー会社やトラック業者など、大口顧客との独占契約も、市場制圧のための大事な戦略の一つ。
そしてこの業界に切っても切れない関係なのが産業スパイ。
ライバル会社の技術を盗むのは勿論のこと、相手企業のオークションを妨害したり、中にはライバル会社のディーラーの前で、延々と無駄な工事をして妨害するなんて地道な手段まであったりする。
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こうして自社のシェアをこつこつと伸ばしていけば、やがてはマップ内を走る車の殆どを、自社の製品が占める光景を目にすることができるだろう。
正直、箱庭経営シムとしては非常に地味な展開で、またこれと言った目を惹くアイデアやシステムも見当たらず、薄味で今ひとつ面白みに欠けるゲームではあるのだけれど、それでもアメリカ自動車産業黄金期の流れを追っていくシナリオモードなどは、それなりに興味深い内容だったりします。

この記事に含まれるtag : 経営シム 

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2009/06/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ポリスノーツ パイロットディスク】その怒り、よく分かる

   ↑  2009/06/03 (水)  カテゴリー: 3DO
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登場以来冴えない日々が続いていた3DOの界隈が、一時物凄く盛り上がった時期があったんですよ。
何故かというと、まずコナミが3DOに参入してくる。そしてそのコナミが引っ提げてくる第一弾タイトルが、3DOユーザーが喉から手が出るほど欲しかった、国産のビッグタイトルだったんです。
その名をポリスノーツと言いまして。ええ、あの小島秀夫カントクの手がけた大作アドベンチャーゲームですよ。
それに先だってまず発売されたのが、このポリスノーツ パイロットディスク。
これの中身はですね、まずゲーム本編のオープニング部分を遊べる体験版。絵コンテやキャラデザイン原画などを含むデーターベース。そしてプロモーションムービーとインタビュー動画など。
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このインタビュー動画ってのがくせ者で、普通だったらこういうのは小島カントクとかスタッフとかにインタビューしてるものだと思うでしょ?
ところがこれに収録されてるのは、山下章だとか、赤尾晃一だとか、岩崎啓真だとか、マーカスの窪田正義だとか、ポリスノーツには全く関わってない人たちへのインタビューなんです。
そんな人たちに「ポリスノーツはどうでしたか?」なんて聞いて回ってる妙なインタビューなんですよ。そんなもんを見せられるオレたちは一体どうすりゃいいのかと。
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辛うじて関係者として、ゲーム本編にキャストされている井上喜久子と、当時コナミの名物広報だった早坂さんのインタビュー動画が収録されているのが救いです。
ってか、これがむさいおっさんの動画ばかりでおねえちゃんの動画が無かったら、誰も納得してませんて!
まぁ早い話が、このソフトってプロモーションディスク、或いはゲーム本編の特典ディスク程度の内容なんです。
プロモーションディスクに2980円の値段付けて売るってのも凄い話ですけど、当時のオレは納得して2980円払ったんです。言わばこれは前金なんですよ。
「とりあえずこれだけ払うから、ちゃんと本編も3DOで出してください!その時また改めてお金出しますから!」
そんな願いをこめた前金だったんです。それくらい3DOユーザーは、国内産ビッグタイトルに飢えてたんですよ!
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そしてポリスノーツ本編も無事3DOで発売されて、我々は胸をなで下ろしました。
ああ、これでやっと他ハードユーザーにも胸を張れるようなソフトが3DOにも登場した。ポリスノーツこそ3DOの誇りであり象徴である。
ところがそんな喜びにも、あっという間に水がぶっかけられました。
小島秀夫がですね、SCEの丸山茂雄の背後から肩をぽんぽんと叩いてですね、「ポリスノーツ、プレステ版も出しますから」と。
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おい、ちょっと待てよ、ついこの間3DO版出たばっかじゃねえかよ! 3DOの数少ない(唯一の)アドバンテージをあっさり奪うなよ!
そんな我々の抗議も、マイナーハードユーザーの悲しさか、あっさりと風にかき消されて、そしてプレステ版ポリスノーツはしばらくして発売され、世間はまるで家庭用機に登場した初のポリスノーツがプレステ版であるかのように扱いやがったんです。まるで3DO版なんか存在しなかったかの如き扱い。ふざけるなぁ!
悔し涙に暮れたオレでしたが、ふと手元にあるパイロットディスクの存在に気付きました。
あ、我々にはこれが残されているじゃないか。これと合わせてこそポリスノーツは、言わば完全版と言えるのではないか。
プレステユーザーは、喜久子おねえちゃんの動画も拝めない可哀想な人たちではないか。そう考えるとちょっぴり気が楽になりました。
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ところがですよ、小島秀夫がですね、今度はSCEの久夛良木健の肩をぽんぽんと叩いてですね、「ポリスノーツのファンディスク、プレステ版も出しますから」と。ちょっと待てや、こらぁ!
やがて程なくしてポリスノーツ プライベートコレクションと言うソフトがプレステでリリースされました。
その中身がですね、パイロットディスクよりもゲームムービーやゲームBGMが多く収録された内容なんですよ。いや、それはまだ構いませんよ、後発だし。
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問題はインタビュームービーなんですよ。PS版の方は、喜久子おねえちゃんのインタビューだけを残して、窪田だの山下だの渡辺浩弐だの余計なおやじどものインタビューはまるまるカットしてある親切仕様なんです。
気を利かせてんじゃねえよ! それじゃ何か? オレたちが無理矢理見せられたあのおやじどもの動画は、嫌がらせか何かだったのか!?
そんなわけでコナミと小島秀夫に大いに不信感を持ったオレですから、今回の件で怒られている皆様の気持ちはひじょーーーーーによく理解できます。ええ、そのお気持ち、よぉぉく分かりますとも!
え、そんな分かりかたはされたくない?あ、そうですか、……すいません。

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2009/06/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Mass Effect】本日の艦内訓辞

   ↑  2009/06/04 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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おい、ジョーカー。マイクとか使わなくていいのか?これで艦内中にちゃんと声通るのか?あー、てすてす……、諸君、任務ご苦労。私が今回新たに当艦の艦長に就任したシェパードだ。
私の中の人が最初シェパード繋がりで、女性キャラを作って千昌夫の前のかみさんそっくりの顔にしようと目論んで、キャラメイクで挫折したのは、ここだけの内緒の話だ。
これからは、こうやってたびたび諸君に訓辞を垂れたり、小粋なトークをかましたり、リクエストに応じて曲なんか掛けたりするので、楽しみにして欲しい。
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先日のMTVアワードでの「サシャ・バロン天使の股間ぐりぐり事件」だが、私はあれをどこまでが演出だったのかちょっと判別付かなかったのだが、どうやら股間を押しつけられたエミネムが、激怒して退場するのも全て予定通りの演出だった模様だな。
その様子を見て「エミネムの奴、マジギレしてやんの。キャハハハハ」とコメントを残していたのはパリス・ヒルトンだったが、何でも最初の計画ではサシャ・バロンはパリスの上に落下して股間を押しつけるつもりだったらしいじゃないか。
さすがにパリスがそれを断ってエミネムにお鉢が回ってきたらしいが、じゃああのパリスのコメントも全てを承知の上での援護射撃だったわけだな。
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まぁ今回の件で感心したのは、一時的に「ケツの穴の狭い奴」というレッテルを貼られるのを覚悟の上で、あの役回りを引き受けたエミネムの度量の大きさだな。
大人げない奴と思わせて、実はビッグアスの持ち主でしたというオチ。素晴らしいじゃないか。
私も常々、人間の度量はケツの穴の大きさに比例すると考えている。
何が言いたいのかというとだな、本艦には現在訳の分からない異星人が厚かましくも乗り合わせている状態だ。
そりゃあ諸君の中に、なんであんなカメだかワニだかよく分からないような奴と一緒に航海しなくちゃならないんだという不満が出てもおかしくないだろう。本音を言ってしまえば、私だってあんな得体の知れない連中と一緒の生活はごめんだ。
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しかし、そういう時にこそ、偏見を捨ててケツの穴を大きく拡げて欲しい。我々は人種を越えたチームであり、そしてサレンは、我々人類のみならず宇宙に住まう全てのものにとって共通の敵なのだ。
アシュリーについても同様だ。確かに彼女はみんなの鼻つまみ者かもしれん。私だって時折彼女には大変むかつく時もある。
しかし、彼女も立派なチームの一員であり、私にとっては便利な人間の盾でもあるのだ。どうか彼女にも広い心をもって接してやって欲しい。

最後に、随分と航海の出発が遅れてしまったが、正直に言ってしまうと、これは私が宇宙船ポートの場所が分からなくて、延々数時間もシタデルの中をぐるぐる彷徨っていたのが原因だ。
これは私の責任ではなく、シタデルをあんなどこがどう繋がっているのか分かりづらい構造に設計した奴の責任だが、諸君も是非広い心を持って彼らを許してやって欲しい。
それから当艦は元々ノルマンディー号という名前だったようだが、艦長権限で今日から艦名を野際陽子号と改名するから、そのつもりで。
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それでは、いよいよやっとサレン追撃作戦に移るぞ。宇宙戦艦野際陽子、発進!
……発進!
…………おい、ジョーカー、この船ってどうやって動かすんだ?お前の生い立ちなんか聞いてねえよ!どうやって発進させるんだよ、この船を!?もういい、貴様じゃ埒があかん。他の奴に聞いてくる。
(その後、アダムス技術士官、プレスリー航海長など、船の動かし方を知ってそうな奴に片っ端からあたりをつけるが、さっぱり要領を得ず。野際陽子号発進までさらに数時間を無駄に潰す。)

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2009/06/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Overlord 2】体験版

   ↑  2009/06/05 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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「魔王様ー、魔王様ーっ!起きて下され、寝てる場合ではありませんぞーっ!」
むにゃむにゃ、もう食べられないよう。
「べたべたな夢を見ている場合ではありませんぞ!起きなされ!」
紅音ほたるに吉沢明歩、乃亜に立花里子、もうお腹いっぱいだよう。
「………もっとましな夢を見んか!この馬鹿魔王!」
う?……うー、……あーよく寝た。おう、誰かと思えばナールではないか。随分と久しぶりのような気がするなぁ。
「それはもう、一年近くもお眠りになられてましたからな。」
そう言えば、今なんか「馬鹿魔王!」などと罵られたような気がしたが……。
「い、いや、気のせいではありませんか?」
いや、確かに聞こえた。もしかして立花里子が我が輩を罵ってくれたのかな?我が輩が寝てる間に、立花里子をこの塔に招聘してくたとは、気が利くなぁ、ナール。後で「この豚魔王!」なんて罵って貰おう。
「……ま、まぁ人様の趣味には口は出しますまい。いや、それどころではございません。魔王様の出番が再びやって参りましたぞ、いよいよOverlordの続編、Overlord 2の発売日が迫ってきたのです。XBOX360版、PC版、共に海外では今月の下旬に発売される予定でございます。」
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おお、思ったより早かったな!
「それに先んじて、昨日からマーケットプレイスでOverlord 2体験版の配信が始まっております。しかも驚きなさるな。このデモ版、なんと日本のマーケットプレイスでも、きちんと配信されておるのですよ!」
それって日本版発売の可能性も少なからずあるってことか。うーん、それって海外版を買っちゃうか、日本版をじっくり待つか、少し迷うなぁ。
「まぁ前作も日本版が出ることは出ましたが、オリジナルが出てから随分と時間が経ってからの発売でしたからな。」
タイムラグ次第だよなぁ。いや、しかし考えてみれば、このOverlordは我が輩のフェイバリットゲーム。この際海外版と国内版を両方買ってしまうか!
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「その前にこのデモ版で少し手応えを確かめてみましょう。魔王様が惰眠をむさぼられている間に、魔王様の可愛いミニオンたちは、新たな能力を手に入れておりますぞ。」
おおおおおお、我が輩のミニオンたちが狼に乗っている!騎乗能力を手に入れておるではないか、ナールよ!
「魔王様を喜ばせようと、オリビエ・ペリエを講師に招いて、それはもう血の滲むような特訓を繰り返したのであります。ミニオンたちを褒めてやってくだされ。」
うむ、よくやった。褒美に略奪を許可しよう。いじましい人間どもが蓄えたみみっちい財産を、好きなだけ奪い取るがよい。ただし、ライフフォースはいつものように我が輩に献上する事。
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「そのライフフォースを蓄えた、可愛いだけが取り柄の矮小な生き物が今回もしっかり登場しております。前回はふわふわな羊どもでしたが、今回はもふもふなゴマフアザラシどもですぞ!」
ちょっと可愛いからって、調子ぶっこきやがって。ミニオンども!さっそくアザラシ大虐殺パーティーだ!一匹たりとも生きて逃すんじゃないぞ!
「さすがは悪逆非道な魔王様。見事なご命令でございます。」
何匹かは殺さずに連れてこい。塔に連れ帰ってペットにして可愛がるから。
「………」
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いやあ、しかし楽しいなぁ、アザラシ大虐殺。そう言えば、Chaotic Dischordというハードコアパンクバンドのナンバーに、"Me and My Girl (Seal Clubbing) "という曲があったな。”俺とあの娘でアザラシ虐殺 絶滅するまで殺り尽くせ!”なんて相変わらずのChaotic Dischord節でな。あの曲って、どのアルバムに入ってたんだっけなぁ?うーん。
「右も左も企業も環境運動家も政府も宗教も、とにかく自分たち以外は全部クソという、潔いスタンスで嫌われまくったあのバンドですな。」
もう我が輩の中ではあの曲がびんびんにリフレインしておるぞ、来るなら来てみろ、シーシェパード!
「本当に来た場合は、その応対は魔王様にご一任いたします。」
い、いや、それは困る。……いやぁ、しかし、やはりこのゲームは文句なしに面白いな。2でもその面白さは全く損なわれていなさそうだぞ。今月の下旬発売って事は、七月の頭には日本でも出回っていそうだな。いや、これはマジで楽しみだ。本格的な大暴れを前に、体がうずうずしてたまらんわ!

この記事に含まれるtag : ストラテジー 

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2009/06/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |