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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Stacking: The Lost Hobo King】マトリョーシカとホーボーの王国

   ↑  2020/06/17 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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Double Fineの旧作『Stacking』と『Costume Quest』のXbox 360版(Xbox One互換)の唐突な日本国内配信。
ストアには英語の説明文のままの本体のみで、XBLAには付き物の体験版がまったく見当たらないことから、イレギュラーというかなんらかのアクシデントの匂いもぷんぷんする。
そしてダウンロードコンテンツであるこの追加シナリオ『The Lost Hobo King』も残念なことに国内ストアでは未配信のまま。
しかしこのDLC、規模はささやかだがこのゲームのバックグラウンドである20世紀初頭の格差社会に溢れたあの人たちにスポットライトをあてたものだったりする。
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悪徳資本家バロンとの戦いに終止符を打った、誇り高き煙突掃除夫の小さな息子、チャーリー・ブラックモア。しかし彼の冒険は終わらない。
バロンたちとの最後の戦いに仲間を引き連れて加勢してくれた、ホーボーのレヴィに誘われて、新たな地に問題解決に赴くのであった。
ホーボーとは何かって? まぁレヴィの風体を見れば分かるように、早い話がホームレスだ。
20世紀初頭、世界を覆った大恐慌の中で職を失った者たちは列車にただ乗りしての、その日暮らしの生活に追いやられた。
渡り鳥のような生活を送る彼らは、いつしかホーボー(Hobo)と呼ばれるようになり、そのボヘミアンなライフスタイル(彼らは決して望んでボヘミアンになったわけじゃないだろうが)は、後世の人間によって神格化され、様々な文学や音楽のインスピレーションとなった。
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ホーボーを描いた作品の中で一番有名なのは、ロバート・アルドリッチの大傑作映画「北国の帝王」であろう。
リー・マーヴィン演じるカリスマ浮浪者エース・ナンバーワンと、アーネスト・ボーグナイン演じる冷酷無比な車掌シャックが、無賃乗車の是非を巡って延々と男臭い死闘を繰り広げる、オレにとってオールタイムベストワンの映画だ。
「星は俺のために輝き、大統領だって俺には一目置く。俺は行きたいところに行けるんだ。ニューヨークの大金持ちでも、俺ほど自由じゃねえ」
映画の中でA・ナンバーワンはそう嘯いたが、チャーリー・ブラックモアの頼りになる相棒レヴィも、見かけは飄々としているが、きっとそんな気概に満ち溢れた男なのだろう。
本編のラストで、資本家たちとの戦いに浮浪者軍団を率いて雪崩れ込んできた彼の頼もしい姿に、心を震わせた者たちだって、きっと多かった筈だ。
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『Stacking』の追加ダウンロードシナリオ、『The Lost Hobo King』は、チャーリー・ブラックモアがレヴィに連れられてやって来た浮浪者たちの王国で、失われた王冠を取り戻すために一肌脱ぐお話。
その規模は極めてささやかなもの。本編の一章分より、ややタイニーなスケールだ。
やることもあくまでも本編の延長。ぱかっ、ぱかっと他のマトリョーシカに乗り移りまくり、メインクエストをクリアしつつ、ユニークドールを収集し、ハイジャンクと呼ばれるサブクエストをついでにこなして行く。
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だけどこれが相変わらず楽しい。本編がほどほどのボリュームだったってのもあるだろうけど、この舞台と登場マトリョーシカを取り替えただけの追加クエストは、本編をじっくりとやり込んだ後だって全く飽きが来ない。
それくらい、このいい大人たちのための、ジオラマの中でのマトリョーシカ人形ごっこは、全く色褪せないカラフルでユニークな遊び心に満ちているのだ。
この『The Lost Hobo King』、Xboxで購入するにはアレをアレしたりして手間がかかるが、Steam版は『Stacking』本体に最初からバンドルされているので、プレイするには間違いなくそっちのほうが手っ取り早いかも。

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2020/06/17 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Stacking】マトリョーシカの労働争議

   ↑  2020/06/15 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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最新作『Psychonauts 2』の登場が今年に予定されているビデオゲームメーカー、Double Fineの旧作『Stacking』(2011)と『Costume Quest』(2010)。
Xbox liveアーケードでリリースされていたものの、長いこと日本では未配信状態だったこの二作が、ここにきて唐突に国内ストアに登場。
なんで今頃になっての感は否めないが、しかしゲームマニアの間では常に評価の高いDouble Fine作品。
特にユーモラスなゲームシステムとジオラマのようなグラフィックデザインが見事に融合した『Stacking』は2011年のマイベストゲームと言ってもいいくらいお気に入りの一作なので、ここは素直により多くの人がプレイする機会が増えたことを喜ぶべきだろう。
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時は20世紀初頭。発展する文明と産業は人々の暮らしに大きな恩恵をもたらしたが、その一方でそこから生じる軋轢は、貧しく弱いものたちを苦しめてもいた。
煙突掃除夫の父ちゃんとその母ちゃん、そして5人兄弟が肩を寄せ合って暮らすブラックモア家も、その産業発展の下の理不尽に翻弄された家族だ。
一家に良い暮らしをさせようと、割の良い仕事のために出かけたまま音信を絶ってしまった父。
困窮する家族たちの元にやって来たのは、バロンという企業家の使い。ブラックモア家の子供たちは、バロンの誘いに応じて仕事を求めて家を出て行ってしまう。
ところがこのバロンは、ワ●ミの会長とためを張るくらいの労働基準法の敵。騙された子供たちは奴隷のような環境での労働を余儀なくされていた。
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この事態に立ち上がったのが、ブラックモア兄弟の末弟チャーリー。
あ、言い忘れていたが、このゲームに登場するキャラクターは、全てマトリョーシカ人形。
マトリョーシカ家族の中で一番ちっちゃいチャーリーは、「おめえみたいなチビは労働力になんねえよ!」と、一人母親の元に置いて行かれたのだった。
「でも大丈夫かい? だって、お前は一番ちっちゃいサイズじゃないか」
不安を隠せない母親に、チャーリーは胸を張ってこう答える。
「母さん、ブラックモア家の家訓を忘れたのかい? "煙突掃除、どこでも駆けつけます"」
「煙突掃除じゃねえって!」
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母親の心配も無理はない。チャーリーはマトリョーシカの世界で最小サイズ。しかしチャーリーには、そのサイズならではの最大の強みがあった。
マトリョーシカは自分よりサイズの大きいマトリョーシカの中に入ることができる。つまり最小サイズのチャーリーは、この世界に居るマトリョーシカのほぼ全てに乗り移ることが可能なのだ。
この世界のマトリョーシカは必ず何かしら一つの特技を持っており、乗り移っている間はAボタンでその特技をいつでも使用可能。
さあ、他人の特技を駆使して兄弟たちを救い出す旅に出発だ。
未亡人に乗り移って尻を振って門番をおびき出したり、花の香りを出すご婦人に乗り移って毒ガスを浄化したり、さらには一番上のおっさんで屁を充満させ、すかさずそれを脱ぎ捨て二番目のガワが所持するライターで点火。周囲を火の海にしてバリケードを破壊するなんて応用もある。
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勇気と好奇心を武器にチャーリー・ブラックモアを手助けして、そんな情緒とウィット溢れる"文系パズル"の数々を解き明かして行けば、その先にあるのは、マトリョーシカが演じているとは思えないほどの大スペクタクルが巻き起こるラストバトルと、そしてマトリョーシカ一家の絆にこちらも思わず貰い泣きしてしまいそうな感動のエンディングが待ってる。
ジオラマ風の舞台の中を無数のマトリョーシカたちが活き活きと動き回る情景も実に魅力的だ。
思わず画面を切り出して額に入れてどこかに飾っておきたい衝動に駆られてしまうことだろう。
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そしてマトリョーシカは、様々な特技に対していちいち独自の反応を示してくれる。
メインストーリーとは関係ないところで、マトリョーシカを次々と乗り換え、その特技にどんな反応が巻き起こるのかを試しているだけでも楽しい。
さらには本筋以外にも、特殊なリアクションや、レアドールを収集するやり込み要素も完備と、抜かりはない。
システム、ビジュアルとも現在でもまったく古びていないユーモアたっぷりの傑作ADVだ。

<未日本語化>

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2020/06/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Enslaved: Odyssey to the West】アフターアポカリプス版西遊記

   ↑  2020/04/13 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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「西遊記」というのは、よくよく考えてみれば酷い話で、例え猿のバケモノとはいえ他人様に肉体的苦痛を与えて奴隷化し、無理矢理使役してるんですから、あの三蔵法師ってやつは、とても徳の高い坊さんとは思えません。
孫悟空が頭にはめている輪っかにしたって、あれは『Fallout 3』で奴隷に装着する爆弾付き首輪と本質的には何も変わらないですよね。
もしオレが悟空の立場であったら、思わず「助けてリンカーン!」とアムネスティに駆け込んでいるところですが、そんな略取的な構造を巷の各西遊記は、三蔵法師を夏目雅子にするとか(雅子さまの奴隷になら喜んでなりますとも)、いかりや長介と志村けんの関係に例えるとか、様々な設定の方便でぼやかしていました。
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しかしそんな西遊記も欧米人の手にかかると、「それ、実際奴隷っすよね」と身も蓋もありません。
そんなわけで、この西洋のフィルターを通した西遊記には『Enslaved』という、ぶっちゃけすぎなタイトルが付く運びとなってしまいました。
こちらの三蔵法師は夏目雅子ではなく、ちょっとエキセントリックな理系少女。
このお嬢さんの奸計にはまり、野性味溢れるマッチョガイが花果山の仙石ならぬ囚人収監用の球体ポッドからデューダした先は奴隷。
踏んだり蹴ったりの話もあったもんですが、言うこと聞かないと最後には死に至らしめるなんてとんでもない輪っかを、知らぬ間に付けられてしまったもんだから、そんな境遇にも甘んじるしかありません。
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通名はモンキー。武器は伸縮自在の棒。筋斗雲みたいな乗り物(使える場所はかなり限定的)だってある。声とモーションアクティングはピーター・ジャクソン版「キング・コング」や「猿の惑星 創世記」にも出演し、「猿役なら任せろ!」のアンディ・サーキス。
途中からはブタみたいな奴も仲間に加わってきますが、沙悟浄的な存在が見当たらないのは、「だってカッパって、どんな生き物なんだかイマイチよく分かんねえし!」(開発のNinja Theory)なんてのが理由なんでしょうか?
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とにかくこの野性味満点なモンキーの得意とするのは、その通り名に違わぬ軽快なインスタントアクション。
補正とサポートがばっちりかかったジャンプやフリーハンギングは、もうスティックを傾けながらリズミカルにボタンを押しているだけで、倒壊しかけた橋やら崖やらといった険しい地形を、もう気持ち良いばかりな格好のアスレチックランドへと変えてくれることでしょう。
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緑に覆われたかつてニューヨークであったところから、アメリカ大陸を西へ西へと目指す、開拓時代以来のゴーウエストな旅。
敵はすべて機械化ボットばかりで人っけはおよそ乏しいですが、モンキーをはじめ数少ない人間たちの深みのある豊かなキャラクター造形は、この西遊記とオレゴントレイルのダブルミーニングな旅に、しっかりと重みを与えてくれます。
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ハードコアな手応えには薄いながらも、しっかりと練りこまれたアスレチックアクションと、前述のニューヨークを皮切りに、中西部の大峡谷に「地獄の黙示録」を思わせるボート川下りと、バラエティに富んでビジュアルも映えまくるロケーション(このゲームのビジュアルは緑系の色の使い方が抜群に映えている)のコラボが、遊ぶ者をテンポよくぐいぐいと惹きつけるアフターアポカリス版西遊記。
その波瀾万丈の道中は、いつしかサルとお師匠様の関係にも変化を与えることでしょう。お師匠様が夏目雅子ほどの魅力に欠けるのは、ちょいと残念なところですが。

<Xbox One互換対応タイトル>

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2020/04/13 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Disney's Bolt】ボルト

   ↑  2020/03/18 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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ボルトは特殊能力を備えたスーパードッグ。
その駆け足は特急列車よりも早く、一声吠えれば車はおろか戦車すらなぎ倒す衝撃波が発生する。
飼い主はペニーという名の女の子。科学者である彼女の父親は世界征服を企む怪人物ドクター・キャリコによって拉致されてしまった。
そしてキャリコはその魔手をペニーにも伸ばす。
果敢にも父親の奪還を目指すペニーを守るため、ボルトは今日もキャリコの手下たちとの戦いに明け暮れるのだった。
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なんて設定は実はドラマの中のお話。
ボルトは子役であるペニーと共に撮影に臨んでいる動物役者でしかない。もちろん特殊な能力なんて持っていないごく普通のイヌだ。
しかしボルトはそんな事実をまるで認識していない。自分には並外れた力があると本気で思い込んでいる。
そんなボルトが撮影所のゴタゴタの中で、愛するペニーとはぐれてニューヨークに搬送されちゃったからさあ大変。
なんの縁故もない遠い街だがボルトはひるまない。なにせ自分はスーパードッグ。さっそくスペシャルパワーで事態を解決しようと試みたけど……、あれ?
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2008年に公開された「ボルト」は、あまりディズニー臭のしない不思議なディズニー映画。
前年にピクサーを子会社化した流れで作られたこのアニメーションは、全編にピクサーの血を色濃く流し込んだ作品となり、硬直化していたディズニーアニメに新風を吹き込んだ。
ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラス、マルコム・マクダウェルといった面々がボイスアクトを務めたことも話題になったこの映画のゲーム化を担当したのは、「カーズ」や「ルイスと未来泥棒」「チキン・リトル」などディズニー系アニメのシネマゲームを数多く担当しているAvalanche Software。
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しかしそれらはゲームとしては高い評価を得られておらず、そしてこのゲーム版『Bolt』もご多分に漏れずあまり芳しいものではない。
ゲームのストーリーは劇中劇、ボルトやペニーが役者として参加しているアクションドラマの内容に沿って進行する。
つまりこのゲーム中では、ボルトは全てをなぎ倒すスーパーボイスや大ジャンプを使いこなすスーパードッグ。ペニーも愛するわんこを心配する一少女ではなく、ガジェットと勇気を駆使して巨悪に立ち向かうスーパーヒロインだ。
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3Dプラットフォーマーのスタイルに「ボルト」という素材を押し込むには、まあ無難といえば無難なのだろうが(考えてみりゃ、あんなロードムービーみたいなお話はそのままゲームにしようがない)、しかしアクションゲームとしてもあまりパッとしたデキではない。
進行に応じてボルトとペニーをそれぞれ操作するのだが、両者にそれぞれ役割的な差異が大きくあるわけではないし、アクティブ時のボルトが画面内で豆粒のようなスケールでしか表示されないのは、キャラクターゲームとして根本的になにかが間違っている。
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これはこの『Bolt』に限ったことではないが、360やPS3期に放たれたアニメ映画のゲーム化作品は、原作に対して予算やリソースが大幅に縮小しているハンデを抱えながら、同じCGアニメーションの土俵で比較に晒される宿命が常に付きまとっている。
これが実写映画のゲーム化であったら、ビジュアル質感の根本的な違いで取り繕えるが、CGアニメとなるとそうはいかない。
ビッグバジェットを注ぎ込んだ原作映画を前にしては、ムービーパートを始め何から何までが、どうしてもチープな印象が先に立ってしまう。
そんなハンディキャップを理解していても、やはりこのゲーム中のボルトとペニーがちっとも可愛くないのは致命的じゃないだろうか。一番肝心なのはそこだろうに。

<Xbox One 互換対応タイトル>

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2020/03/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Toy Soldiers Cold War】Evil Empire 悪の帝国

   ↑  2020/01/29 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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マルクスレーニン主義が広がったらゲームが弾圧されるなどという、帝国主義者たちの悪辣なプロパガンダに耳を貸してはいけない。
確かに世に出ているゲームの多くは、西側文化の退廃を象徴するようなものばかりだが、中には労働者の逞しい生命力と、進歩する社会への未来図を描いたようなゲームだってあることも、当局は承知している。
例えば『スーパマリオ』などは、プロレタリアートである配管工がハンマーを手に階級の抑圧と闘う革命のゲームである。
その証拠にマリオのヒゲは偉大なる同志スターリンに影響を受けたものであるし、服装にも表れているそのイメージカラーが何を意味するのかは、改めて言うまでもないであろう。
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そして『Toy Soldiers Cold War』のダウンロードコンテンツである『悪の帝国』も、腐敗した西側諸国の侵攻に立ち向かう勇敢な人民たちの姿を描いた素晴らしき追加シナリオである。
『Toy Soldiers Cold War』の本編は、西側の修正主義者たちによる嘘で塗り固められた、これっぽっちも評価に値しないシロモノ。
真実の歴史は、この現代の大祖国戦争と呼ばれる一連の戦いの中だけに存在するのだ。
人民たちの母なる地を侵しに来た帝国主義者どもに、プロレタリアートの怒れる鉄槌を食らわして、北の大地に奴らの屍の山を築いてやるのだ。
さあ、人民たちの血と汗の結晶である機銃や迫撃砲や対戦車砲を並べて、資本主義の犬どもに相応しい死を与えてやろうではないか!
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帝国主義者どもは、マッチョで半裸の男が一人で戦局を打開できるなどと馬鹿げたことを考えているらしいが、もちろん人民と社会主義科学の叡智に支えられた我ら赤軍は、そのような滑稽な妄想を真に受けたりはしない(もっとも個人的な要望を言えば、同志レーニン像が動き出して大暴れするような、スペクタクル兵器があってもよかったような気もするが)。
連中の幼稚な筋肉ムキムキ人形の代わりにあるのは、宇宙開発において西側を大きく引き離す我らだからこそ実現できた衛星軌道レーザー砲である。
はるか宇宙から犬どもの頭上に振り下ろされるのは、人民たちの怒りの拳なのだ。
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追加キャンペーンのステージは全部で三つ。本編のキャンペーンに比べれば、ささやかな規模だが、何度も言うように本編はすべて西側の犬どもによる嘘まみれの悪辣なプロパガンダである。そこに真実は一片足りともない。
冷戦の真の姿はこの『悪の帝国』にあるのだ。さあ、赤い大地を犬どもの血で、さらに赤く染めてやろうではないか。人民に勝利を!

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2020/01/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |