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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Spotify for Xbox】フットワークの軽い巨大ライブラリ

   ↑  2019/01/22 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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カスタムサントラ。その響きもかなり懐かしい。
Xbox 360のバックグラウンドに自前の音楽ファイルを再生できる機能。
オレはこれをとにかく重宝しまくって、索敵音が重要となるマルチ対戦シューターなどでも、それらが聞き取りづらくなるデメリットと引き換えに好きな音楽を鳴らしまくっていた。
『ロストプラネット』の雪原に響き渡ったNew Model Army、『Frontline: Fuel of War』の荒涼とした大地に溶け込んでいたR.E.M.。
オレだけのゲームミュージックはオン対戦の突発的な事態とコラボして、あくまでオレの中だけで完結するドラマをたくさん生み出してくれたのだが、まぁそんなながら野郎と命の預けっこをしていた友軍のプレイヤーは堪ったもんはなかっただろう。
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だが何よりもカスタムサントラが神器となったのは、やはりドライブ系のゲームだろう。特に『Test Drive Unlimited』や『FUEL』などは、この機能が切っても切り離せない関係だった。
もしカスタムサントラがなかったら、これらのゲームに対する評価も幾分下がっていたかもしれない。
お気に入りのクルマにお気に入りの音楽。もうそれだけでオアフ島の道や、どこまでもどこまでも続く荒野をただひたすらドライブできた。

自前のライブラリからMP3ファイルを360のハードディスクやUSBメモリに移すけっこうな手間も、ちっとも苦じゃなかった。
むしろ「あのゲームにはこの曲」と、プレイしているときを思い浮かべながら選別する作業が楽しかったくらいだ。
だけどそんな手間も、もうすっかり過去のものとなった。
Spotifyができてからカスタムサントラは、もっと利便性の高い存在になった。いや、ゲームのマイサントラのみならず、オレ自身の音楽ライフそのものも、すっかり大きく変えてしまった。
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かつてのオレの生活は大量のレコード盤に囲まれていた。それはいつしか少しずつ大量のCDに入れ替わっていった。
コレクターってわけじゃない。オレは蒐集家になるには色々と欠けているものが多すぎる。
ただ音楽が好きだったのと、あとは物欲を発散させる行為に溺れていたのだろう。やみくもにレコードやCDを買い漁ることは、オレにとって最高の娯楽のひとつだった。
その性癖が落ち着いてきたのは、だいたい5年くらい前からだろうか。理由は多々あるのだが、一番は物をたくさん抱え込むことによって、人生のフットワークが重たくなるのが煩わしくなってきたからだろう。
なにかを所持するってことは、そのなにかに縛られるってことだ。そういったものはできる限り少なくしたほうがいいと、いつしか考えるようになった。

そんな自分の心境の変化と足並みを合わせるかのように伸長してきたのが、音楽サブスクリプションサービスのSpotifyだ。いや、もしかしたらSpotifyがオレの変化を後押ししていったのかもしれない。
Spotifyは音楽ビジネス的にはかつてのレコードやCDの立場に取って代わるものではない。
それはどちらかというとラジオとパブリックライブラリの中間に位置するような存在だろう。
そしてラジオのフットワークの軽さとライブラリの膨大な資産と多様性、この双方は人生で残された時間の方が少なくなったオレに極めてアジャストした資質だったりする。
Spotifyによって、今まで以上に未知の音楽、バンドへの開拓心が広がり、そして音楽ジャンルや年代に対するこだわり(というか執着)が取っ払われてきた。
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ゲームライフにおいてもSpotifyの存在は不可欠なものとなっている。
カスタムサントラ用の音源を一から用意していた手間は、もう過去のもの。Xbox One本体でSpotifyアプリを起動するだけだ。あとはバックグラウンドでどんなゲームでも鳴り続けてくれる。
自分のプレイリスト、アルバム単位、アーティスト単位、他人のプレイリストをラジオ感覚で聴くのもいいし、もっとラジオ気分を味わいたければポッドキャストもある。
そして『Forza Horizon 4』など、Spotifyによるマイサウンドトラックを許容するゲームたち。正直『The Crew 2』あたりなどは、Spotifyが無ければ成り立たないかもしれない。

Xbox Oneを起動させてまずするのはSpotifyアプリを立ち上げること。それがもっぱらの習慣だ。
いかにゲームの容量が巨大化しようと、そこに収録された音楽の数はまだまだ不自由だ。Spotifyの膨大なライブラリは、それを補って余りある。
そしていかにゲームなソーシャルな広がりを膨張させようが、オレにとってゲームはやはりパーソナルな没入空間だ。
オレの空間のアレンジメントはオレ自身がする。Spotifyはその最高のパートナーなんだ。


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2019/01/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Aqua TV】ヴァーチャル水槽の伝統

   ↑  2017/07/21 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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魚を飼い始めてもう20年になる。
とは言っても生きた魚ではない。ずぼらで甲斐性のないオレがそんなもんを飼い始めたら、待っているのは悲劇だけである。
一番最初はペン2のWindowマシンだっただろうか。それのクソ馬鹿でかいモニターの中に数匹の熱帯魚を放り込んで以来、モニターやテレビを水槽に見立てる習慣が、なんとなく続いてしまっている。
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その"モニター水槽見立て"も、ブラウン管から液晶、モバイルPCにスマホと寄親となる機器の激しい変遷をモノともせずに、細々と息長く続いている不思議なジャンルだ。
中でも栄華を極めたのは、オープンブック9003の『アクアゾーン』シリーズ。
最盛期にはコンソール機にまで進出し、セガサターンで無茶な展開をしていたが、2000年あたりを境にその勢いは徐々にトーンダウンし、いつの間にやらそのブランドは音沙汰なくなってしまった。
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しかし本家『アクアゾーン』亡き後も、モニターを熱帯魚水槽に見立てる数寄心は、なんとなく受け継がれてきている。
スマホアプリ界隈には、その手のソフトが引きも切らないし、Wiiにもダウンロード専売で水槽ソフトが出ていた。
Xbox 360の最初期にも、やはり『アクアゾーン』が登場したが、まぁこれは色々やらかしてブランドの名にクソぶっかけてたっけ。
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そしてXbox Oneにもやはり登場した熱帯魚鑑賞ソフト、その名は『Aqua TV』。
ゲームではなくアプリ扱いとなっているこのソフト、既にiOSやAndroidでも展開済みで、新たな顧客を求めてWindowsに進出、Xboxへの登場はそのついでみたいなとこなのであろう。
『Aqua TV』内で通用する仮想通貨(ここでは"貝殻"の名)を別途購入して、それで熱帯魚や水槽のアクセサリーなどを買い足してゆくお馴染みの様式。
据え置きゲーム機と環境ソフトの一種であるバーチャル水槽の相性に関しては、昔から色々と言われているが、しかし360時代と違ってOneでは意外とその出番が増えている。
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遊ぼうとしていたゲームにアップデートが入っていて、数ギガバイトの長い長いダウンロードを待たなくてはならないとき、残り何%の進捗メッセージを見つめてイライラするよりは、呑気に泳ぐ涼し気な熱帯魚を眺めている方がいい。
その水槽(モニター)も、いつの間にやら横長に巨大化してレイアウトもスッキリし、Win95時代の無骨で無粋なモニターから、はるかにインテリア度が増しているので、節電って言葉さえ気にしなければ、環境ソフトとして点けっぱなしにするのだって充分アリなのだ。

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2017/07/21 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【楽天SHOWTIME for Xbox One】

   ↑  2017/05/29 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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王道を突っ走るNetflix。スマホ契約時のどさくさに紛れる手段でシェアを確保するdtvにU-NEXT。テレビ屋の大きなお世話でコースアウトしたhulu。独自の存在感を見せるDMM。それらを急追していたらいつの間にか全部追い越していたamazonビデオ。
動画配信サービスは今やゲーム機とも切っても切れない関係となった。
その中でも独自の道を歩むのが楽天SHOWTIME
対応するゲーム機がXbox OneとWii Uのみ。それだけで某100円ショップの"ライバルの少ない場所にのみ出店する"ビジネス戦略にも似た、すき間商売スピリットが伺えるだろう。

360時代からMSハードにサービスを提供していた楽天SHOWTIMEだが、当初のそれは決して利便性の高いモノではなかった。
特に月額会員費と個別のコンテンツレンタル料を二重取りする料金システムは、「お前、これから熾烈を極める動画配信サービス競争をホントに勝ち抜く気があるのか!?」と説教かましたくなるようなウィークポイントであった。

さすがにマズいと思ったのか、この料金体系はやがてオーソドックスなコンテンツ個別購入とマンスリー定額プランの併用制に改められたが、同種サービスの間で一歩出遅れた感のある現状は、やはりこの辺のスタートダッシュ時の不手際や、楽天の宿痾であるポータルサイトの造りのマズさなどに起因しているのだろう。
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されどamazonビデオとhuluがまだ正式に来ておらず、他にはMicrosoft映画&テレビとNetflixしか選択肢のない国内Xbox Oneにおいては、Vシネマやピンク映画からパチンコ・パチスロ関連、グラドルものまで、ドメスティックなコンテンツを幅広くフォローした貴重な存在であることには変わりはない。
もちろん洋画や海外ドラマも一通り揃っているし、ロジャー・コーマン推しやハーシェル・ゴードン・ルイス祭りのような、時おり見せるヤケクソのようなプログラムにも目が離せない。

そんなひなびた風情は、10代の頃に頻繁に足を運んだオデヲン系列の二番館三番館や中央線沿線の名画座を思い起こさせて、オレに妙な愛着を抱かせるのであった。
現在のラインナップからのオススメは、同シリーズで一番アッパーなテンションの「新・ヤンママトラッカー ~ケイVS美咲 宿命の対決編~」や、全米が泣いたヤンママものの名作「特攻!ヤンママ仁義」、安定のシリーズ「ヤンママ愚連隊」など。
Netflixには逆立ちしても真似できないプログラム、ぜひ一度お試しあれ。

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2017/05/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Threes】Xbox One版スリーズ

   ↑  2015/04/27 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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通勤電車の中で、あるいはちょっとした待ち時間に、3の魔力は日常のほんのわずかな隙間にスルスルっと入り込む。
スマホやタブレットに常駐し、ムダに忙しい現代人の無聊を慰める、顔文字のフレンドリーな奴ら。
かく言うオレも手持ち無沙汰のときは、つい3とその倍数たちに、さんざんお付き合い願った。
思えばこの『Threes』は、昨年遊んだゲームの中でもっとも延べプレイ時間が長かった作品だったかもしれない。
その付き合いの良さは、スマホという常に身から離せないガジェットとの相乗効果によるところが大きいだろう。
だから据え置きゲーム機であるXbox Oneのラインナップにこれが加わったときは、さすがに場違いな感が否めなかった。
テレビの前にどかっと腰を下ろして、コントローラを握り締めた態勢で、このゲームの本領が存分に発揮されるとは、とても思えなかったからだ。
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オリジナルのモバイル版よりも、ちょっとばかり割高な上に、とりあえずの付加価値と言えば総計1000Gの実績くらい。
しかもその実績も、ゲームにちなんで3刻みになっている、やたらと扱いにくいシロモノ。
その存在意義が早々と疑われるXbox One版『Threes』であったが、ちょっとスクリーンショットを残そうとしたときに、スクショ機能が無効になっていることに気づいた。
スクショだけじゃない、ゲームクリップも撮れない。自分の姿がゲーム画面に映し出されるKinect系のゲームに、プライバシー保護のためにスクショやクリップ撮影機能がオミットされている例はあるが、それとはちょっと違う。
元からその機能が付いていない仕様、つまりこれはゲームでありながらゲーム扱いではなく、アプリと同等の位置づけになっているのだ。
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もしかしたらと、スナップ画面をちょいと呼び出したら、そこに各種アプリに並んで『Threes』のアイコンが加わっているではないか。
そう、このOne版『Threes』は、今のところ唯一のスナップ画面で遊ぶことのできるゲームなのだ。
テレビの端っこの細長いサブスクリーン、『Threes』はまるでそこが本来の居場所であるかのように、ちんまりと収まっている。
スナップできるということは、他のゲームをプレイしながら同時進行で『Threes』も遊べるということ。
マルチプレイの部屋が埋まる間、フレンドを待つ間、クソ長くてどうでもいいムービーが流れている間、もうコントローラを手にイライラしながら過ごす必要はない。
スナップ画面で『Threes』を遊びながら、悠然と待てばいいだけだ。それに『Threes』なら、その性質上ゲームをそのままほっぽり出しても、またいつでもそこから再開できる。
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元々がスマホの画面に収まりのいいゲームだから、スナップの縦長画面でもプレイにまったく問題はない。
さらにゲームとの組み合わせだけじゃない。スカイプでお話しながら、Twitchの動画をチェックしながら、MLB.TVでメジャーリーグの試合を観ながら、根本はるみのDVDに鼻の下を伸ばしながら、Xbox Oneが許す限りのあらゆるシチュエーションで、『Threes』をながらプレイ。
駅のホームやフードコートの片隅に留まらない。『Threes』は家に帰ってもリビングエンタテイメントの隙間にスルっと入り込み、そしてあの顔文字で微笑みながらこう言うのだ。
「手持ち無沙汰なときは、いつでも呼んでくれよな」。

<配信専用タイトル / 国内ストア未発売>




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2015/04/27 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【出前館】カウチの支援兵器

   ↑  2015/03/27 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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電子機器に比べると目立たないが、家具調度品の類も年月に応じてそれなりの進化を遂げているものである。
特にカウチソファーはそれが顕著だ。 最近話題になったのは無印良品の「人をダメにするソファー」だが、これに限らず今時のソファーの座り心地といったら、一昔前のそれとはもう雲泥の差だ。
技術や製品の進化は必ずしも人や社会に良い影響を与えるばかりではないが、カウチソファーの居心地の良さ向上などは、それに囚われたまま気力を失うダメ人間を量産する悪影響の最たるものかもしれない。
心地よいカウチとゲーム機を繋いだ大画面テレビのセット。そんなセッティングが為されれば、もうそこから動く理由などない。
コントローラーを手にだらしなくソファーに腰掛け、呆けた顔で非生産的な時間を積み重ねるばかりである。

インターネットブラウザ、映画のオンデマンド、スポーツ中継のストリーミング。 エンターテイメントのオールインワンを標榜するXbox Oneは、こちらに「カウチから動かなくてもいい理由」をこれでもかと提供し続ける罪作りなマシンだ。
そしてそれはついに空腹を満たす分野にまで及んだ。 今まではいくら時間を忘れてゲームに熱中しても、空腹だけには勝つことはできなかった。渋々と愛しのソファーから腰を上げ、キッチンで調理に取りかかるなり、コンビニやスーパーに食い物の調達に走らなければならなかった。
しかしもうそんな前時代的な行動とはおさらばだ。新たに配信された出前館のアプリが、オレの食に対する欲求をすべて引き受けてくれるのだ。
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他機種にもお目見えしている出前館アプリだが、Xbox Oneのそれは他所とはひと味ちょいと違う。
そのこころはスナップ機能。例え腹が減ってもゲームを中断する必要はない。
しいたけボタンをちょちょんと二度押ししてスナップから出前館を表示。
さすれば赤壁にピザ、ニースのホライゾン会場に釜めし、環状惑星ヘイローにちらし寿司、店の営業時間が許す限り、あらゆるシチュエーションに好みの飯が届けられるだろう。
ピザの出前くらい、電話番号を登録したスマフォからかけた方がよっぽど手っ取り早いような気もするが、いいや、やはりXbox Oneでできることは、なるべくXbox Oneで済ませたいではないか。

出前館が満たしてくれるのは空腹だけではない。
鍵や水回りのトラブルに不要品の整理、世に出前の出番は山ほど転がっている。
ゲームを遊んでいるときに家の中で漏水が発覚! でもうろたえてXbox Oneの電源を切る必要はない。
出前館から任意の業者にコンタクト。あとはゲームをやっている間に、駆けつけてきた業者がトラブルをどうにかしてくれるはずだ。
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もっともうちの場合はそんなことしていたら、「横着していてないで、とっととゲームやめて五軒先の馴染みの水道屋に走れ!」と家人にどやされているだろうが。
とにかくコントローラーを手にしている限り、オレはこの夏のぬるま湯のように心地よいカウチソファーから、一歩たりとも動きたくない。
大丈夫、オレが動かなくとも、あらゆる問題ごとはすべて出前館が解決してくるだろうから!

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2015/03/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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