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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Game Room】Devastators餓流禍(がるか)

   ↑  2011/09/21 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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"ヴァーチャルゲームセンター"の触れ込みで、鳴り物入りに登場したものの、開発元であるKrome Studiosが大ピンチに陥り、それどころではなくなって放置されたまんまのGame Room。
昨年末に現段階で最期のGame Packが配信されたまま、何の音沙汰もなくなり、はや半年以上になろうとしているが、その後の展開を伝えるアナウンスは今だ為されていない。
それでもしばらくの間は、なんか変化や更新がないだろうかと、しばしば起動させ、ここを訪れたりもしていたのだが、そのうちそれもおっくうになり、長い間ご無沙汰になってしまっていた。
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そんなGame Roomを久方ぶりに訪れてみたのは、単なる気まぐれ以外の何ものでもない。
誰にも顧みられなくなったゲーセン。もしかしたら、入り口はシャッターで閉ざされ、テナントを募集するプレートの横に、風雨に晒されてぼろぼろになった、「長らくのご愛顧、ありがとうございました」の張り紙があるんじゃないかと危惧したが、相変わらずGame Roomは元気に営業中だった。
しかし、店内をうろつく客の大半を占めるのは、Krome Studiosのロゴが入ったTシャツを着た、Kromeスタッフのアバターたち。
今までは大して気にもしていなかったが、冷静に考えればこれって、従業員が業務ほったらかして筐体で遊び呆けているゲーセンみたいなもんではないか。
お前ら、そんなとこで遊んでないで、仕事しろ! サンセットライダーズをきちんと配信しやがれ!
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もっとも、そうハッパをかけたところで、連中のアバターは急に真顔になって「仕事したくても、会社がもうねえんだよ!」と、逆に食って掛かってきそうな気もするけど。
まぁせっかく久々に訪れたんだから、今更Krome Studiosの助けになるんだか分からないけど、とりあえずゲームの一本でも買っておこうか。
そうしてチョイスしたのが、コナミの『Devastators』という、1988年に登場したアーケードゲーム。日本では『餓流禍(がるか)』というタイトルが被せられていたらしい。
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その昔、日本人にやたらと伊藤ハムを勧めまくっていた人(「アイ・ライク・バイエルン!」)に、洒落にならないほど酷似したキャラが主人公のゲーム。
『グリーンベレー』とか、『特殊部隊ジャッカル』とか、『魂斗羅』とか、この頃のコナミには、ちまちまとしたキャラが単身(或いは2人で)敵地に乗り込んで、これまたちまちまと大暴れするタイプの戦争ゲームが、やたらと多いのだが、偽造スタローンが大暴れするこの『餓流禍』は、そんなコナミのちまちま戦場アクションの中では、ちょっぴり毛色の変わったゲーム。
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疑似3Dの画面をひたすら奥に向かって突き進んでいくシステムは、それほど珍しいものではないかもしれないが、それが強制スクロールなどではなく、自分でレバーを上に入れて任意に進ませるタイプってのは、結構珍しいんじゃないだろうか。
そしてこのゲームは、せっかくの疑似3Dなシステムを、自分たちでわざわざスポイルしちゃっている。
その最たるものが、自キャラの異様なまでな射程の短さだ。画面の奥に向かって弾が直進して行くどころではない。自分の僅か数メートル手前のあたりで、こちらの放った弾はポトリと落ちてしまうのだ。どんな銃だよ、それ!?
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しかもステージ毎に時間制限が課せられているのが、この理不尽さに輪を掛ける。
前に進まずちょっともたもたしていると、自キャラだか別人だかが「俺だぁ!」、「俺だぁ!」と、自己主張を始めるのだが、これはどうやら「Move On!」と言っているらしい。いいえ、私の耳には絶対にそんな風には聞こえません。
なんかこのゲームに限らず、Game Roomに収録されているコナミアーケードって、パッとしないゲームがやたらと多いような気もするけれど、そんな凡ゲーですら、メダル欲しさに一応は遊び込んでしまうのが、Game Roomならではの魔力なのだろう。

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2011/09/21 | Comment (4) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Game Room】The Main EventとVenetian Blinds

   ↑  2010/12/24 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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コナミのアーケードゲームが3本まとめて来るわ、アタリVCSソフトもどかっと来るわと、今週の『Game Room』新配信は大賑わい状態。
まぁこれって、いつもは3週に分けて配信する物を、年末年始分も面倒臭いからいっぺんにリリースしちゃったんじゃないかと勘繰れちゃうけど。
で、コナミのアーケード3本だけど、これまた相変わらず俺の記憶には全く無いようなマイナータイトルばかり。
内訳は、『Devastators』、『Iron Horse』、『The Main Event』の3つで、日本ではそれぞれ、餓流禍、大列車強盗、リングの王者というタイトルが冠せられているらしい。
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その3つとも実に微妙なタイトルばかりで、特に餓流禍なんかは、画面の奥に向かって進んで行く疑似3Dゲームなのに、奥行きの概念を殆ど無視しているという、一体何がやりたかったのかさっぱり理解できない不思議なゲームだ。
プロレスゲームのリングの王者は、辛うじて記憶にあるかも知れない。
もっともこの頃は、どこも似たり寄ったりのアーケードプロレスゲームを出していて、それらとかなりごっちゃになっているかもしれないけど(マネージャーがリング下を彷徨いているゲームとか、あったよね?)。
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ファイプロ以前の典型的なボタンがちゃ押し型プロレスゲームで、レスラーのHPは投入したコインの数によって増加する因業なシステム。
ワンコインだけでは、恐らく最初の試合を勝ち抜けるのがやっとだろう。
どのレスラーの技も、ほぼ同じものばかりで、正直ゲームとしては面白くもなんともないんだけど、これの凄いところはその登場するレスラーたちの風貌。
ホーガン、アンドレ、キングコング・バンディ、バードマン・ココ・B・ウェア、デモリッション、ジミー・スヌーカ、リッキー・スティムボードと、どれもこれも元ネタが一目で丸わかりなデザイン。
いや、それどころか、レスラー選択時のキャラ絵は、元ネタのプロフィール写真をそのままトレースしたとしか思えないくらい、見覚えのあるポーズばかり。
WWF相手にここまで言い逃れのできないことをやるとは、コナミってホント怖いもの知らずだな。
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一方でアタリVCSでも『Venetian Blinds』というもの凄いゲームがリリースされている。
いや、これはゲームではない。ゲームという言葉を相当広義の意味で捉える俺ですら、これをゲームを呼ぶことはさすがに憚られるであろう。これはゲームではなく、単なるデモソフトである。
十字キーの上下でブラインドを開け閉めするだけのデモ。いや、アタリVCSのスペックでこれを実現したプログラム技術は、確かに凄いものなのだろうけど、だからと言って、これをぽんと提供されたって、我々だってさすがに困ってしまう。
延々とブラインドを上げ下げしてろと言うのか?
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もちろんこのソフト、過去に正規のアタリVCSソフトとしてリリースされたものではない。
そんなものまで引っ張り出してくるとは、まるでやけくそになって陳列棚まで売っている閉店セールのようではないか。
こんなもので頭数を揃えてくるようでは、もうさすがにアタリVCS系は、タマが枯渇してきたのだろうか。
さすがにランキングには未対応(ブラインドを開け閉めした回数を、世界規模で競わせていたら、それはそれで凄かったろうけど)。メダルはタイムスペンダーのみの対応。
ちなみにブロンズは10分、シルバーは20分、ゴールドは30分となっている。頑張って30分間ブラインドを上げ下げし続けてください。

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2010/12/24 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Game Room】ツインビーと出たな!! ツインビー

   ↑  2010/12/09 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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昨日はドリトス提供の無料XBLAゲームが2本に、Pinball Fx 2の新台パック、そしてGame Roomの新配信分などが一度に押し寄せ、それを一通りチェックするだけで手一杯。
まるで懐石料理を前に、「どれから箸をつけよう?」と悩んでいるような状態だったんですが、取りあえずドリトスをちょろっと遊んで「意外と面白いじゃん!」と盛り上がり、、ピンボールのMARVEL新台をいくつか軽く試して「これは凄え!」と興奮し、、そしてこちらもやっておきゃなきゃとGame Roomを起動すれば、あっさりとフリーズ。
このGame Roomの、期待を裏切らないオチ担当、箸休め役っぷりりに、思わず微笑みが漏れてしまいましたとも。
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もはや何が起ころうとも、軽く微笑んで受け流してしまえるくらい、こちらには耐性がついてしまったGame Room。
何かと酷評されることも多いですけれど、それでもやはり、グラフィカルなリアルタイムランキングとか、ハイスコアバナーとか、リプレイのアップロードシステムなど、Game Roomが提唱した様々なシステムは評価されるべきものだと思うんですよ。
それらの多くは、この手のソーシャルネットワークチックなゲームコミュニティサービスには今後欠かせないような要素ばかりです。
ただ、そんな先駆的なアイデアをさんざん提唱しながら、それをいざ運用する段階でグズグズのぐだぐだになってしまうのが、Game RoomのGame Roomたる所以。
まあ、こちらもさすがにそんなことは慣れっこになってしまいましたけど、せめてフリーズの多発と、リプレイアップロードの不具合だけは、いい加減解消してもらえませんかね?
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そんなGame Roomですが、最近ちょっと気合いを入れ直して、コナミタイトルの充実に乗り出しました。
今までこのGame Roomに登場したコナミタイトルは、私が見たことも聞いたこともないようなマイナータイトルばっかりだったんですけど、ついにそのラインナップにメジャーな作品が登場。
先週には初代ツインビー。そして今週は続編の出たな!!ツインビーが連続配信です。
特に出たな!!ツインビーは、Game Roomに初めてお目見えする'90年代ゲーム。これに続く'90年代作品がいくつか出てくれば、Game Roomも、もう少しは華やぐのだけれどなぁ。
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さすがの私も、ツインビーぐらいは過去に遊んだことがあります。とは言っても、何となくやった覚えがある程度で、決してやり込んだわけではありませんが。
そんな漠然とした記憶では、カジュアルなシューティングゲームというイメージがあるツインビー。
ところが最初にマイゲームルームにやって来た初代ツインビーを遊んでびっくり。こんなに難しくて、ざっくりとしてアバウトに作られたゲームだったっけ!?
まあ1985年のゲームならば、案外こんなもんだったのかもしれないけれど、その分1週間後に配信された出たな!!ツインビーの遊びやすさが一層引き立つ引き立つ。
考えてみれば、オリジナルのアーケード版では、この2作の間に6年もの間隔が空いているわけなんだけど、その6年が1週間に凝縮されているのだから、両者の差が余計に目立ってしまうのも、致し方のないことなのかな。
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それと、今までにGame Roomに登場したゲームは、北米ではそれなりに知られているけど、日本ではマイナーな作品ばかり(コナミアーケードも逆輸入ものが殆どだった)でしたけど、このツインビー2作は、日本ではメジャーだけど北米では全く無名なゲームが配信される初めてのパターンだったりします。
「一匹なのにTwinBeeって、どういうことだよ!?」なんて部分も含めて(私もつい最近まで、1P側がツインビー1号。2P側がツインビー2号だと思ってた)、あちらのマニアには新鮮に映るタイトルでしょう。
「日本ではゲームと共にゲーム内の音声も大人気となり、このゲームを元にしたラジオ番組やアニメ番組も制作されました」
初代ツインビーのゲームヒストリーには、こんな解説が載っていたりしますが、これには「やがて公共の場で突如『Bee!』と騒ぎ出したり、駅の掲示板に『合い言葉はBee!』と書き残したりするなど、そのファンの行動はカルト化し、社会を不安に陥れました」と付け加えるべきなのでしょうか。

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2010/12/09 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Game Room】Black Widow

   ↑  2010/06/25 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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ブラック・ウィドウというと、SFの巨匠アイザック・アシモフの連作ミステリ小説を頭に思い浮かべる人も居れば、ノースロップ社の夜間戦闘機を連想される方も居るだろう。
或いは俺みたいに、「GLOWのレギュラーだった黒いベールをすっぽり被った女子レスラーですね!」などと、やたらとニッチな反応をする人も居るかもしれない。
しかし、やはりここは真っ先に、アタリ社が1982年にリリースしたこの傑作ゲームのことを真っ先に思い出して欲しいものだ。
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全方位シューティングの草分けのような作品であり、やはり元祖全方位シューティングであるロボトロンと同様、ボタンを使わずに二本のスティックで移動と射撃を制御するタイプだ。
俺もさすがにこれをゲームセンターで遊んだ経験はなく(そもそもこれって日本に入ってきたのだろうか?)、これを初めて遊んだのは、遅れに遅れてXBOXのAtari Anthologyでだったのだが、既に21世紀に突入していたにも拘わらず、その面白さが全く損なわれていないことにぶったまげた憶えがある。
ベクタースキャンゲームとしても知られるBlack Widow。
他のベクタースキャンゲームと同様このBlack Widowは、今の時代になっても、そのグラフィックのほうも、ちっとも古びてはいない。
そしてBlack Widowは、ベクタースキャンゲームの中では、群を抜いてカラフルな作品でもある。
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元ネタになったゲームは、明らかに同じアタリ社の古典Tempestであろう。
Tempestから奥行きを無くして全方位型シューティングにお色直ししたような作品だ。
勿論ロボトロンとの共通項も多いのだが、この一癖も二癖もある個性的な敵のバリエーション(それぞれに特性があり、その特性を利用しないと破壊不可能なものまであったりする)は、Tempestの影響を大いに感じさせる部分だ。
敵味方の区別無く派手に周囲を誘爆に巻き込むアザミウマ。孵化する卵を巣に産み付けてくる蚊や甲虫。そしてこちらの味方をして他の虫どもを捕食してくれるバグスレイヤーといった、それぞれに役割を持った敵たち。
そして状況に応じて様々な移動制限が掛かる、蜘蛛の巣を模したプレイフィールド(しかし、この蜘蛛の巣に一番苦労させられるのが、蜘蛛である自機というのはどういうわけだろう?)。
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これらの個性的な諸要素が、全方位シューティングというプリミティブなゲームシステムに絶妙なアクセントを加えて、その上にスピーディーで歯切れの良いゲームテンポが相乗効果を起こして、シンプルだけど奥深い、今の時代でも充分熱中できる傑作に仕上がっている。
これに今の時代でも充分見栄えのする、簡素なベクタースキャンなのにド派手でトリッピーなビジュアルが加わるのだ。
他のメジャーどころのアタリクラシックと違って、あまり日本では遊べる機会の少ないマイナータイトルでもあるので、今回のGame Roomへの登場は非常に嬉しいところだろう。
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それにしても、この頃のアタリアーケードは、蜘蛛だのムカデだのヤツデだのと、気色の悪い虫系がやたらと多いように思えるのは、気のせいだろうか。
Game Roomには既にセンチピードもミリピードも登場済みなので、その気になればこれらのゲームばっかりを並べて、ついでにマイアーケード内にこれらのゲームのマスコット(勿論、それぞれ蜘蛛、ムカデ、ヤツデだ)を放って、昆虫大パニックなゲームセンターを演出することだって可能なのだ。
アタリのゴールデインエイジ。それは気色の悪い虫たちに彩られた、非常にバッドテイストな時代でもあったのだ。

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2010/06/25 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Game Room】Pitfall!(ピットフォール)

   ↑  2010/05/06 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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当初の予定より一週間遅れてようやく配信された、Game Roomのパック第3弾。
Super Breakoutやコナミのビリヤード、アタリVCSのバレーボールとバスケットボールなど、新たにショールームに加わった7つのゲームの中で、俺が真っ先に食いついたのはPitfall!。
言わずと知れた古典的名作にして、アスレチック型ジャンプアクションの嚆矢。そして今をときめくアクティビジョンが最初に生んだヒット作であります。
このPitfall!の登場に合わせて、新たにアクティビジョンのルームテーマも加わりました。
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まぁアクティビジョンというか、ぶっちゃけピットフォールのテーマ。
初期のアクティビジョンにとって、いかにこのゲームが切っても切り離せないもであるかが、このテーマで理解できるでしょう。
それにしても、俺もまさか2010年にもなって、最新鋭のゲーム機でこのタイトルをやり込むことになろうとは、思いもしませんでした。
HDゲームを遊んだそのコントローラーで、そのまま今度はアタリ2600の限りなくローファイなゲームを遊ぶ。冷静に考えてみれば、何ともキッチュな話です。
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この辺のタイトルは、Atari AnthologyやActivision Anthologyなど、既発のコレクションものでいくらでも遊ぶことができるのですけど、その手のアンソロジーだと、やはりさわりだけ遊んでそのままといったパターンになってしまいがち。
それがこのGame Roomのように、メダルだのチャレンジだのランキングだのと、目の前にちょっとしたニンジンをぶら下げられると、やり込もうとするモチベーションが上がってくるから現金なもの。
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悪い奴をやっつけに行くわけでも、ゴリラに攫われた彼女を助けに行くわけでもなく、ただ単に欲に目が眩んで宝石や金塊を求め、巨大サソリや人食いワニが待ち受ける密林を探検する。
そんな人の欲望に忠実な設定が、このプリミティブなゲーム性に何ともいいアクセントを加えています。
もっとも人食い呼ばわりされているワニたちですが、彼らにしてみれば、人が呑気に水に浸かっているところを、頭を踏んづけて通り過ぎて行こうとする奴の方にこそ問題があるので、そんな無礼者を足からガジガジ囓ったところで、それを非難されるいわれなど無いと言いたくなるでしょうとも。

このアタリVCS版Pitfall!に関するちょっとしたトリビアには、当時のTVコマーシャルに、子供時代のジャック・ブラックが出演しているというものがあります。
ガキの頃から既に憎々しげな顔のジャック。さぞや全く可愛げのないガキであったことでしょう。
それにしても、このPitfall!に始まり、最近ではキングコングやBrutal Legendなど、つくづくゲームには縁のある人ですね、ジャック・ブラックって。
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まぁさすがにアタリVCSのゲームなので、これを今、初見で遊ぶのは大変辛いものもあるでしょうが、それでも後にアクションゲームの基本フォーマットとなる、アスレチックジャンプアクションのプロトタイプと言える、歴史的に非常に重要な作品です。
ゲームの歴史に触れるという意味でも、ちょっと遊んでみる価値は充分あると思いますよ。

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2010/05/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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