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- 【Calico】カリコ [2023/03/15]
- 【Tropico 6】トロピコ6 [2022/06/01]
- 【Yes, Your Grace】憂鬱の玉座 [2021/01/08]
- 【Two Point Hospital】ツーポイントホスピタル [2020/09/01]
- 【Fallout Shelter】Vault41は今日も平和 [2017/06/08]
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もしいまから何か事業を始めようとしたら。猫カフェ! それはとても素敵な試みかもしれない。
可愛らしい猫たちと、その猫を愛してやまない心優しきお客さまたちに囲まれた至福の空間。想像するだけで胸がときめいてくるではないか。

しかしオレだって現実の世知辛さはムダに知りすぎている。
人がいくら優しさに満ち溢れた世界を作ろうとも、そこに周りが見えない迷惑客や厄介が押し寄せてくることも。
この世にいる限りおのれも含めた人の醜さからは逃れられない。
だからビデオゲームにそれを求める。優しさと可愛らしさだけで構成された世界で猫カフェを経営するゲームに!

『Calico』はピンクが映えるパステルカラーの不思議な世界で、かつて伯母が営んでいた猫カフェを切り盛りするゲーム。
森と山と海に囲まれたこの小さな小さな町は、作者の美意識、というか可愛い観が徹底して貫かれたゲームだ。
ふわふわした色彩のビジュアルは言うに及ばず、もふもふ感満点の動物たち、綺麗で可愛いものだけで構成された景色、そして何よりぽっちゃり気味なキャラクターたち。そう、ここはぽっちゃ専天国!

このファンシーワールドにあってはならないもの、それはストレス!
可愛く心地よい世界を追求する『Calico』にとっては、頭を悩ませたり七面倒臭い手順をふまなきゃならないミッションはあってはならぬもの。
だからクエストもそのほとんどがご近所からご近所へのお使いレベル。
それによって余った時間は可愛い動物たちや、ふくよかな住人たちや、マイカフェの模様替えに費やそう。
『Calico』は作者の美的感覚や可愛い観を共有し、一緒に愛でるゲームなのだ。

細かい不具合や全体の造りなどにかなりの粗があるのは否定できないが、そうした完成度よりも優先したいことが分かりやすいほど伝わってくるので、少々の歪さもなんとなく許容できてしまう。
ファンシー好きでそれ系のファッションを過剰に追求し、害はないんだけどちょっぴりネジの外れている。
そんな女性は稀に実在していたりするが、『Calico』はまさにそんなお姉さんみたいなゲームなのだ。
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2023/03/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
トロピコ、そこはカリブ海に浮かぶ常夏の島国!
輝く太陽に広い空。青く美しい海に陽気なカリプソミュージック。
これがもし無責任な観光客(予算をケチったホテルでぼったくられてるおめでたい連中だ)の立場ならば、ビーチのデッキチェアに寝っ転がってトロピカルドリンクをちゅうちゅうしながら、贅沢な陽の光をとことん満喫していることだろう。

しかし今のオレは重大な責任のある立場だ。この小さな島国に降りかかる様々な事案を一人で解決していかなければならない。
人はオレをこう呼ぶ。プレジデンテ!
なかなかいい響きだが独裁者と言うにはちょっとばかり心許ない。選挙結果次第ではすべてが泡と化す不安定なポジション。
それにピノチェトにアサド、ムガベといった実際の連中に比べればオレなんて仏みたいなもんだ。現実世界ってマジやべえな!

産業の振興、インフラの整備、大国との外交、貿易の促進、安全保障、失業問題。国家の運営は次々と湧いてくるタスクを片っ端から解決する連続だ。
ぶっちゃけ失業者なんてこっちの目に入らない限り後回しにしておきたいところだが、あいつら放っておくと宮殿の前に嫌がらせのようにバラック小屋建てたりするのでそうもいかない。
そんなマネ普通自由主義諸国だってできねえぞ!

利益を求めて群がってくる人間こそ多いが、為政者に真の友人はいない。
そんなオレの無聊を慰めてくれる唯一の存在が右腕であるペヌルティーモだ。
ああ、ペヌルティーモ。民衆の支持率がダダ下がりしたときも、共産主義者や軍国主義者どもがそっぽ向いたときも、貴様だけがただ一人オレに忠実な存在であった。お前こそがこの孤独なオレのたった一人の友といえる存在かもしれん。

そんなペヌルティーモとの付き合いも初代トロピコから数えてもう20年を超す長さとなった。
それにしても20年も続くのに、このトロピコほど初代から変化のないシリーズというのも他にはないだろう。
シリーズのファンが革新をまったく望んでいないのもあるかもしれんが、その上で新規を着実に取り込んで大きくなっているのは、初代のシステムがあまりにもよくできていた証明かもしれんな。
唯一の例外は『Tropico2 ~海賊の島~』だが、その鬼っ子的な海賊要素も、この『Tropico6』では数少ない新要素としてしっかり回収されていたりするぞ。

その海賊国家シナリオも含むミッションモードは、オレがまだ理想に燃えていてクソ忌々しい宗主国からの独立を目指す話で幕を開ける。
そしてそれは愛すべきペヌルティーモとの出会いの物語でもあるのだ。
もっともそのミッションモードも、やがてはチャーリーのチョコレート工場にケンカを売ったりルールも知らないのに野球世界一を目指したりと訳の分からない方向に転がってゆくが、まことトロピコの歴史は波乱万丈だな!

国というのは生き物だ。どれだけ発展させたところで、やがてはどん詰まりが来る。
他の共同体運営シム、例えばあの凍てつくなんて言葉すら薄ら生温く聞こえてくる極寒の『Frostpunk』なんかでは、そのどん詰まり状態は陰鬱な気分になってくるのだが、しかし太陽と青い海、そしてペヌルティーモは偉大だ。
陽気なサルサやカリプソに耳を委ねていると、どんなにっちもさっちもいかない状態も「ま、いいか!」と受け流してしまえる。
統治者の座を追われようが、国を追われようが、傍らには常にペヌルティーモがいる。
貴様とオレで二人三脚。7が出るそのときまで、プレジデンテの歩む道は何度も何度もリロードされるのだ。
*関連記事
【Tropico 4】憂鬱な選挙
【Tropico 3】コタツで常夏の島三昧
【トロピコ プラス ~パラダイスアイランド~】
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2022/06/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
なってみたい地位、というとVIP的な立場が思い浮かぶが、冷静に考えればあれはマトモに努めようとすればとんでもない責任がついて回るから、おいそれと就きたいものではない。
王様になりたいってのは漠然とした夢としては充分ありだが、そこからさらに突き詰めていくと、安定した大国で、側近たちによる政治体制がきちんと整っていて、国に大きな問題がなく、ついでに後宮で側室いっぱい囲えるなどと、条件を二重にも三重にも付けることになってしまう。
それ以前も問題として国王ってのは基本的に世襲のものだから、国によっては引かされることが必至な貧乏くじみたいなもんかもしれない。

中世風の設定の小国ダヴァーンの国王も、そんな貧乏くじの一つだ。
財政のやり繰りもままならない貧しい国。そして常に外敵の驚異に晒されている。
脳天気な王様ものであれば華やかであるはずの城も、どこか重苦しいムードに包まれている。
そして国王となったプレイヤーがいきなり案内されるのは、捕まった逃亡兵のもと。
本来なら「逃げ出したくなる気持ち、すっげえよく分かるわ。人間として当たり前の感情だよ!」と心を寄せたいところだが、そんな呑気なことは言ってられない。迫られるのは牢獄にぶち込むか処断するかの選択。
見せしめ(嫌な言葉だ)のために国王自ら剣で血祭りに。こうまでして引き締めていかないと、こんな国すぐに吹っ飛んじゃうし!

そんな国王も家庭人だ。愛する王妃と三人の娘がいる。
全員娘! しかも一番上は年頃も年頃。男親にとってはただでさえ、どう接してもどう距離を置いても失敗する難しい時期。ぶっちゃけ国家の運営以上の難題だ。
普通の家庭の娘ですらそうなのに、彼女たちのさらなる立場はプリンセス。ぶっちゃけると政略結婚の弾である。
そして長女はその立場を充分に認識し悲観している。そんな娘との関係、そもそもうまくいくわけがない。

誰もが憧れているはずの玉座は、実のところマイルドな電気椅子みたいなものだ。
ここに腰を下ろしている限り、いろんな立場の人間が入れ代わり立ち代わり様々な陳情を投げかけてくる。
しかしいちいちマトモに受け取っていては大変なことになる。なにせ国の財政は城の雨漏りを直す費用すら工面できなくらい逼迫しているのだ。
横に控える宰相は常に冷静で相談役としては実に頼りになる男だ。
だけど彼が考えるのはあくまでこの国のかたちのことだけ。一人の人間としての国王の支えにはまるでなってくれない。

体の良い無心を繰り返す陳情をどうにか捌いて玉座から腰を上げれば、今度は家庭の問題が待っている。
って言ったってうちはただの家じゃない。王家。
愛する娘に対して「力のある近国の庇護を受けたいから、ちょっとあのあんぽんたんのとこに嫁いでくんない?」なんて申し渡さなきゃなんない。
そりゃオレだって娘が好きな男を連れてきたらそれと一緒にさせてあげたいよ!(ただし堅い職業限定)
だけどな、パパは父親である以前に国王なんだよ!

心を閉ざす長女、逼迫する国の財政、蛮族の脅威、陰謀まみれの外交。玉座に就いている限り、問題はひっきりなしに訪れてくる。
誰もが皆「Your Grace(陛下)」と一応は敬ってはくれるが、その本心は揃って怪しいものだ。
簡素なドットビジュアルをバックに、タイトな会話とそれに対する選択で進行する貧乏小国運営ゲーム。
常に気の重い選択を強いられるゲームなのだけど、それでも惹きつけられるのは、王位と一人の人間として自分との間で板挟みになる国王の憂鬱がハンパではなく身に沁みるからだろう。
Xbox Series最適化ソフト。Xbox国内ストアで販売中だが、現在のところ日本語には未対応。
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2021/01/08 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
医療崩壊という言葉がかまびすしい昨今だが、たった一つの流行り病が医療機関をパニックに陥れることを、オレは身を以て知っている。
オレの経営する病院に押し寄せてきたのは、なぜか身も心もフレディ・マーキュリーになりきってしまう恐ろしい病を発症した人の群れ。
いきなりのアウトブレイクに必要最低限の診療体制を備えただけのマイ病院はとっさに対処しきれず、診察室前からロビーまでフレディ・マーキュリーの患者で溢れかえっている。
それがおとなしく診療を待っていてくれればいいのだが、なにせフレディ・マーキュリーだから、いちいち見栄を切ったり熱唱したりと鬱陶しいことこの上ない。

そもそもフレディ・マーキュリーはクイーンに一人だけいたからみんな容認できたのであって、あんな暑苦しい人が欅坂ばりに何十人もうろうろされたら堪ったもんではない。
こちらもカウンセリング室を増設してこの事態になんとか対処しようとはしているが、部屋の中に収まるべき精神科医のスキルを持った医師が、なかなか求人リストに上がってこない。
仕方なしに総合診療医がカウンセリングを担当しているのだが、まあ焼け石に水であろう。
そうこうしている間にもフレディ・マーキュリー48は、どんどんその数を増していくばかりだ。
もはやオレにできるせめてもの対策は、診療を待つフレディ・マーキュリーたちの前に自動販売機を設置して、少しでも余計にカネを落とさせるだけである。

このフレディ・マーキュリー症候群に加えて、頭が電球になってしまったり、全身がピエロに変貌したり、被った鍋が抜けなくなったりと、この世界の疾病はどれもが恐ろしくかつトンチキだ。
そんな奇天烈な病気の数々に、90年代中期の病院経営シム『テーマホスピタル』を思い出す人もいるだろう。
90年代を風靡した奇才ピーター・モリニュー率いるブルフロッグ社は、遊園地や水族館を経営するサンドボックス型のシミュレーションゲームを多く手掛けたが、中でもブラックユーモア度が飛び抜けて高かったのが病院を舞台にした『テーマホスピタル』だ。

日本でもEAベストセレクションシリーズとしてWindows版のパッケージが広く流通したりプレイステーション版も登場したりで、手にとった覚えのある人も多いであろう。
頓痴気な病気の数々、「死なないでください」の院内アナウンス、患者は生かさず殺さずの経営理念など、モンティ・パイソンばりの黒い笑いがふんだんに詰め込まれていた『テーマホスピタル』だが、この『Two Point Hospital』は何から何までが『テーマホスピタル』そのまんま。
Xbox One版は日本語未収録だが、『テーマホスピタル』のプレイ経験者ならチュートリアルを経ることなしに問題なくプレイできてしまうことが、そのもはやコピーと呼んでも過言はないくらいのそっくりっぷりを物語っているだろう。

最初はまっさらな病院の建物。
まず設置するのは入り口正面の受付カウンター。そして雇うべきなのは、そこに常駐する事務職員だ。
そして最初に区切るのは総合診察室。医療を求めて当病院を訪れる患者たちは、まずここを経て各々の場所に振り分けられる。
いわば病院の根幹をなす場所。ここが滞ってはロビー中に診察待ちの患者が溢れかえることになる。いずれ真っ先に増設すべきはここで間違いないだろう。

薬局、検査室、処置室、病室、トイレにスタッフの休憩室。一通りの設備が揃えば病院としての体裁は整ってくる。
そして医師に看護師に事務職員に用務員。スタッフにはそれぞれ特化したスキルを持っている。
複数スキルを有する使い勝手のいいスタッフもいることはいるが、その存在はレアだし給料も高い。
用務員の仕事は主に設備のメンテナンスと掃除だが、中には幽霊退治のスキルを持つ者もいる。
厚かましくも病院の中で死んだ患者は幽霊となって徘徊することがあるので、このスキル持ちのスタッフもなんだかんだで必須だ。人でごった返したロビーの中を幽霊に飛び回られては、どんな評判が立つか分かったもんじゃないからな。

そうこうしているうちに病院のグレードが上がって、新しい施設やアイテムがアンロックされるのはサンドボックス型シムの常道。
増えてゆくアイテムは医療設備のみならず、ポスターや観葉植物、照明など病院内を彩るものもたっぷりなので、プレイヤーの対処すべき問題も増える一方で、病院を独自に飾る楽しみも同時に増えてゆくだろう。
この手の経営シムとしてはツボを外さず非常に遊びやすい作品ではあるのだが、元々が定評のある『テーマホスピタル』をシステムから何からそのまんま頂いちゃってるのだから、まあそりゃそうだろうと言われればそれまでだけど。
<国内ストア未発売>
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2020/09/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
Vault41ラジオ、コールサインは1919kHz。
諸君ごきげんよう。パーソナリティのアリステア・テンペニーだ。
以前はテンペニータワーという人も羨む高層マンションに住んでいたが、どういうわけだが来るやつ来るやつが入れ替わり立ち替わり私を最上階から放り投げていくので、堪りかねてこの穴蔵に引っ越してきた。
あのメガトンとか言うスクラップ置き場を除いては眺望が見ごとだったタワーと違って、ここはご覧の通りの土の中だが、まあ住めば都とも言うしな。

着の身着のままでやって来るなんの取り柄もない他の連中と違って、私はカリスマの初期値がカンスト一歩手前だし、以前のタワーでもパーソナリティの経験があったりするから、こうして居住者の幸福度維持に関わるラジオルームを任されることになった。
なんと言ったってベリーレア居住者だしな。管理官も120円のガチャを10回も引いた甲斐があったというものだろう。
あー、B3階の居住者に緊急連絡。倉庫にラッドローチが湧いている。早急に対処するように。

他所と同じく、ここも元はVault-Tec社の実験施設だ。
その後のVaultの運命はそれぞれ様々だが、ここは幸いにも管理官に恵まれて、こうしてなんとか繁栄を保っている。
なにせチマチマ建物や部屋を並べては、それらを波風立てず運営させることに妙なこだわりを持った男だ。
「こう見えても戦争前は遊園地や水族館やメガロポリスや南洋の小国を仕切ってたんだ」と胸を張っていたしな。まぁどこまで本当だか怪しいもんだが……。
あー、地上階の居住者に緊急連絡。レイダーの一団が性懲りもなく接近している。いつものように入り口の部屋で撃退するように。新開発のジャンクジェットで挽肉にしてやりたまえ。

管理官もそれなりに巧くはやっているが、この繁栄はやはり異邦人を積極的に受け入れる開放政策と子作り支援によるところが大きいと思う。
こればっかりは以前のタワーで徹底的な閉鎖主義を貫いてきた私も認めざるをえん。
男女をちょっと部屋に押し込んでおけば、ぽこぽこ孕むとあって、いよいよ総人口も100人を超えてきた。そろそろあの男の管理能力の限界を突破してるんじゃないか?
あー、B4階の居住者に緊急連絡。武器工房で火災発生。工房の担当者だけでは手に余りそうだから、近隣の人間はただちに応援に迎え。
おい、管理官、なにやってる? さっさと手の空いてるやつを問題箇所にドラッグ&ドロップしろ!

それとやはり大きいのはガチャの恩恵だ。
ペットやロボット、能力の高いレア居住者は、これかクエストでないと手に入らないし、それにほどほどに利用しておかないと、いつBethesdaが「このサービスやーめた」と言い出すかもしれないからな。
まぁその投資があっったかこそ、私がここに腰を落ち着けたと言うものだ。
しかし最初に来たベリーレアが私だろ? その次があのミスター・バーグだ。ここの管理官も運がいいんだか悪いんだか分からんな、フフ……。おっと、この話はこれまでにしておこうか。
……なんかハガキが来てるな? 「尊大なおしゃべりばかりじゃなく、たまには曲でもかけてください」だと? そういうことはあのスリードッグとかいうネズミみたいなやつに言え!
あいつもまたガチャでしか来ないから、せいぜい管理官の小遣いをアテにすることだな!

基本的にはよくありがちな時間制のマネジメントゲームだし、ウエイストランドに探索に出した居住者が死んでも、わずかなコストで復活させられるなどバランスも相当甘めだが、やはりFalloutというガワの力は大きい。
元々の素材やテーマが魅力充分だから、下手にひねらず、それを既存の雛形に載っけただけの体裁が、逆にゲーム様式のパロディ的な味わいが出て功を奏しているのかもしれん。
今のところデイリーやウイークリーのクエストもマメに更新されているので、Vaultから離れての楽しみもあるだろう。

ただうちの管理官はこれをXbox Oneで始めてしまったが、基本的には5時間おきに起動してはちょっと遊んでまた放置するモバイルゲームのリズムで遊んでなんぼのものだから、環境のある人はやはりそっちをオススメする。
あー、全居住者に緊急連絡。デスクローの群れが接近中。猶予はない。ただちに全員で迎撃態勢をとるように。
……って、おい、管理官! 管理官! まさか寝落ちか!? それだけはマズイぞ、せめていったんゲームを抜けてから寝ないとしっちゃかめっちゃかなことに……、おい、ドアを破られたぞ!!
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