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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Zoo Tycoon】史上最強の動物

   ↑  2014/07/02 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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"史上最強の動物はなにか?"は、"史上最強の格闘技はなにか?"を遥かに凌駕する胸ときめくファンタジーだが、その問いに対する答えにもトレンドがあったりする。
最近にわかに声が高くなっているのがカバ最強説だ。
あれで結構身が軽いとか、ゾウに次いで重量があるとか、実は結構凶暴な性格だとか、カバ最強の根拠にも色々とあるが、何よりもそのほほんとした外見とのギャップが、カバこそ最強であるという説に人を惹きつける最大の理由であろう。
我々の身近に、もしカバにそっくりな人相の人がいたら、つい侮って「メロンパン買ってこい!」などと小銭を投げつけたくもなるが、それは大きな間違いであると言わざるをえない。
人間の世界においても、例えば地方政界とか裏社会なんかで力を持ってるのは、案外とカバみたいな顔をしていたりする。
そしてよく見てみれば分かると思うが、あの顔はちっとも呑気でも穏やかでもない。むしろ「そいつサラッて埋めてこい」などと、カジュアルに電話で指令を下しそうな顔つきだ。
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しかしそのカバといえど、相対したら分が悪いのではないかと思わせるのは、やはりゾウだろう。
デカいは正義。デカいは最強。その理屈でいったら、ゾウにかなう陸上生物はいないのではないだろうか。
それにあいつもああ見えてなかなか短気で凶暴だ。『Zoo Tycoon』の動物は基本的に人間には従順だが、水をかけると「何すんだコノヤロウ!」とやり返してくるのは、唯一ゾウだけである。
一発勝負でいったらサイもなかなか侮れない存在だ。
あの装甲車みたいな体とそれを利した突進は、ポルシェ・カイエンすら一発でひっくり返す威力がありそうだし、それにああ見えてあいつもこれまたなかなか短気で凶暴だったりする。
草食動物は穏やかという先入観があたりするが、人の世のベジタリアンが意外と攻撃的なタイプが多いことからも察するに、その認識は大きな誤りなのかもしれない。
草ばっかり食ってりゃ、そりゃあイライラするだろう。オレだって毎日サラダばっかり食わされていたら、そのうち包丁片手に深夜のす●家に押し入って、「カネはいいから肉を出せ!」と大暴れしているかもしれないしな。
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動物園は、そんな世界最強を争うに相応しい生き物たちが、狭いところに一同に介している実はスゴい場所だったりする。
そこの園長となると、いわば梶原一騎とかダナ・ホワイトみたいな立場なのだろう。
あとは広めの展示場を一個作って、そこに動物たちを片っ端から押し込めて、「レディーファイトッ!」とやりたいところだが、そんなアルティメットアニマルチャンピオンシップの野望は、「その種類の動物を一緒にできません」という、システム側の素っ気ない警告の前にあっさりと頓挫してしまうのであった。
"最強格闘技はなにか?"の問いを具体化されたら、それが結局MMAという一競技形態に収束されてしまい、そしてプロモーター(あるいはヤクザ)が一番強いという身も蓋もない現実を露わにしてしまったことを考えると、こういうことはやはりファンタジーのままに留めておくのが最善なのだろう。
そんなワケで、オレの動物園は今日も動物たちが呑気にのほほんと共存し続ける平和な場所であり続ける。
その中を巡回する園長は、動物たちの一挙手一投足を観察しては、飼育が行き届いているかではなく、「やつのあの器官は相当強い武器になるだろう」とか「ここを攻められたらこいつは案外脆そうだ」なんてことばかり、脳内で妄想シミュレーションしている困り者だが、それも動物園が平和かつ円滑に運営されている証しみたいなものだろう。
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最強動物を決める答えは当分出そうもないが、しかし我が園にいるヘビー級以上の動物の中で、実は一番弱そうな奴はなんとなく見当がついてきた。
それはライオン。弱そうなだけではなく、芸がない、客受けが悪い、貧相な媚を売ることしかできない、オウム使いのお姉さんみたいに見た目も麗しくないなど、いいところのまったく無い我が動物園のお荷物的存在。
せめて逆グレートハンティングショーと銘打って、こいつをカバの檻に放り込んでその獰猛さを実証する生贄としたいところだが、実質施設物扱いのこの無駄飯食いに、そんな気の利いた運用法はできはしないのであった。



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2014/07/02 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Zoo Tycoon】主役は子供

   ↑  2014/05/05 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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5月5日こどもの日は中学生以下は無料となる動物園が多いが、それは私のところも例外ではない。
もっともこっちも商売でやってるので、その分をトイレを思い切り有料にして元を取るつもりだが、嫌ならばガマンすればいいだけの話である。
ただしガマンしきれなくなったからといって、そこらでするのはやめていただきたい。当方、動物の糞尿はともかく人間様のそれを始末するつもりはさらさらないから。
動物園にとって真の主役といえる存在。それは展示されている動物ではなく、それを見て目を輝かせる子供たちかもしれない。
『Zoo Tycoon』においても、子供のお客さんの姿は非常によく目立つ。
中でも名物なのが、入口ゲートのところで四六時中ぐるぐると鳥の真似をして遊んでいるアロハを着た二人組のガキだが、私なんかはこれを見るたびにいつも、「ゲートの真ん中で邪魔だクソガキ!」「こいつらの親は何をしてるんだ、何を!」と張り倒してやりたい心境に駆られるのだが、皆さんはやはりこんなのでも寛大な心で暖かく見守っておられるのだろうか。
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親に連れられた子、グループで来てる子、クソ生意気にも女の子と二人連れの子、ぼっちの子。無闇やたらに走り回っていたり、熱心に観察したり、動物のモノマネをしていたりと、この動物園を訪れている子供たちのパターンは様々だが、やはり人間は育ちですべてが決まるというか、成長したらどんな大人になるかは、このうちからなんとなく伺えてしまうものである。
女の子連れの子供は将来の勝ち組入りがある程度確定しているようなもんだし、ぼっちで所在なさ気の子なんかは、成長したら、はてな村あたりのの住人になっている姿が目に浮かぶようだ。
それを考えると、ゲートのところの頭悪そうなガキは、なんだか他人とは思えなくなってくるから、あんまり邪険にするのも考えものかもしれない。どこかで道を改めないと、おじさんみたいな潰しの利かない大人になっちゃうよ!
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しかしまぁ、多少はハメを外しているといっても、『Zoo Tycoon』のお子様たちは基本的に行儀の良い子ばかりだ。
アトラクションのライオンやトラの着ぐるみに対しては、もしガキの頃の私で会ったら、相手が反撃できないのをいいことに、蹴っ飛ばしたりカンチョーしたりと狼藉の限りを尽くしていただろうが、ここの子供たちは園長の私から見てもあまりに芸がない着ぐるみ連中のショーも、実におとなしく鑑賞している。
「トラの展示場にはしゃぎすぎたバカな子供が落ちたぞー!」なんてのは動物園名物の一つだが、ここではそんな展開は望むべくないのだろうか。
もしそんなエマージェンシーが起こったら、バギーを飛ばして直ちに現場へ駆けつけ、「ジェニファー、まずは甘咬み!」などと、さんざんその粗忽なガキを嬲ったあと、「助けて欲しければ、動物愛護協会の監査員に『こんな素晴らしい動物園はみたことありません。ボクの満足度は超グリーンです!』とアピールしろ」と腹黒い取引をを持ちかけて、子供に大人の世界の厳しさをきっちり叩き込んでやるとこなのに。



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2014/05/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【THEATRE WARS 娯楽の殿堂】

   ↑  2012/10/27 (土)  カテゴリー: 3DO
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事務所移籍に伴うごたごたにより、紅白出場どころか、今後の芸能生活すら危ぶまれることとなった小林幸子。
歌謡界の大御所として名実共に君臨し、国民的風物詩である紅白歌合戦の看板であった大物が、実力者の顔向き一つで、あっという間に崖っぷちに追い込まれる。芸能界の恐ろしさを改めて教えてくれるような出来事でした。
それにしても薄情なのはNHKです。インディーズレーベルからリリースした新曲"茨の木"が好調なセールスを記録しているにも拘わらず、漏れ聞こえてくるのは「紅白落選確実」の噂。
長い間、番組の顔となっていた人に対するこの仕打ち。もし噂されるように、小林幸子の紅白不出場が事実となったならば、我々もNHKに対して「今までガキの使いSPがダレた間に、ザッピングして細切れに観てやったが、それすら止めるぞ!」と、断固とした姿勢を示さなければなりません。
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30年間ずっと埋まりっぱなしだった、小林幸子の大晦日スケジュールが、まるまる空いてしまうわけですから、考えようによっては、これはブッキングのチャンスです。
小林さんにしたって、今さら「今年の大晦日はコタツでミカンの皮剥きながら、年忘れにっぽんの歌でも、ゆっくり観るわ」なんて気分には、そう簡単になれないでしょう。
だったら我があけぼの劇場に是非とも出演してください。
当初は、そこらのダンス学校生徒を出演させるのが関の山だった、キャパも少ないおんぼろ劇場でしたが、あれから地道に興行を打ち続け、小屋も何度か改修し、今では小林さんをお迎えしても、恥ずかしくない程度の劇場に成長しましたから!
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『THEATRE WARS 娯楽の殿堂』は、1994年に3DOで発売された劇場経営シミュレーションゲーム。
プレイヤーは借金まみれのおんぼろ劇場を相続した道楽息子として、この劇場の経営を安定させ、借金を完済させ、やがては日本一の大劇場へと成長させるのが目的です。
とは言っても、その業務内容は、かなりシンプル。
まずは一週間劇場を彩るタレントをブッキングして、ステージの背景やセット、そしてBGMなどをチョイスするだけ。
あとは勝手にステージが進行し、やがて一週間の興行成績が示されることでしょう。
経営の細かい数字に頭を悩ます必要は、まったくありません。借金の返済は、一週間の収益の中から、金貸しが勝手に持って行きますし、劇場改修のタイミングも、それにかかる資金さえ貯まれば、工務店の方から自発的に声をかけてくるはずです。
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つまりプレイヤーのやるべきことは、スカなタレントをなるべく避けて、ステージ背景、セット、BGMのイメージを調和させるだけ。それだけでどんな地味なタレントでも、そこそこの興行収入をもたらしてくれるでしょう。
このゲームの主眼は、そんなシミュレーション的な作業よりも、むしろ個性豊かなタレントたちのポリゴンステージングを、ぼんやりと眺めることに置かれているようです。
要するに、この時期にちらほら散見された、ジャパナイズされたマックカルチャー臭が、ぷんぷん漂うようなソフト。
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激安のギャラでブッキングできるダンス学校生徒を皮切りに、ラインダンサー、海外から招聘する民族舞踏団、老火吹き芸人(火がステージに燃え移って大変な目に遭いました)、ステージ中に相撲取りと駆け落ちして舞台に穴を空けるフラダンサー(さすがにこのときは、因業プロダクションがギャラを全額返還してくれました)、お立ち台ギャルズ(客受けは悪かったです)、連日満員札止めとなったストリッパー、ゲイの選曲家のたっての頼みで、仕方なくブッキングした、その恋人の無名フォークシンガー、親のコネで無理矢理舞台に上がった政治家の娘(劇場始まって以来の最低動員記録を樹立しました。チケットもコネで売り捌いてくれると思ったのに!)、中国雑伎団、捕まえてきた宇宙人など、CGによるステージを披露してくれるタレントたちは多彩な顔ぶれ。
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中には、このゲームの脚本を務めた一色伸幸つながりで、やはり一色氏が脚本を担当した映画「卒業旅行 ニホンから来ました」の主人公、一発太郎なんて、今となっては説明するのも面倒臭いようなゲストキャラも。
そしてもう一人のゲストキャラと言えるのが小林幸子。
なんでこんなマイナーゲームに、小林幸子さんが実名で登場する運びとなったのか、その経緯はさっぱり分かりませんが、とにかくゲーム中、破格とも言えるギャラを支払えば、小林さんが、あの豪華とかそんな言葉を地球三周分くらい通り越した衣装と共にやって来て、絢爛華やかなステージングを披露してくれるのです。
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ただし、小林さんを招聘するためには、お高いギャラに加え、劇場の規模をそれなりにまでグレードアップさせていなければなりません。
さらに衣装に負けないくらいの豪華なステージ背景やセット。それらを含めると、決して費用対効果は高くない小林さんですが、しかし、やはりあの小林幸子が踏んだステージともなれば、劇場に大いに箔が付くというものです。
ここは利益を度外視して、小林さんもどうせ大晦日はヒマなことでしょうし。
ところで、このゲームの時代設定は2050年の近未来なんですけれど、……当劇場にお迎えした小林さんが、一体おいくつになられているのか、そこだけが、ちょっと気になりますよね。



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2012/10/27 | Comment (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【From Dust】たよりにならないかみさま

   ↑  2012/06/16 (土)  カテゴリー: XBOX 360
われわれはちからがない。だからいのるしかない。いのっていれば、かみさまがどうにかしてくれる。ちょうろうはいつもそういう。
たしかにおれたちは、かみさまにみちびかれて、ここまできた。
ながれるかわにゆくてをさえぎられて、とほうにくれていると、かみさまがすなをもって、みちをつくってくれた。
むらをつくることをおしえてくれたのも、かみさまだ。
かみさまは、くろいかたまりをりょうてににぎりしめた、おおきなおとこで、そのくろいかたまりできせきをおこすのだと、ちょうろうはおしえてくれた。そしてそんなかみさまへの、かんしゃのいのりをかかしてはいけないと。
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ちょうろうはそういうが、かみさまはときどきありがためいわくなこともする。いや、ときどきどころか、しょっちゅうかもしれない。
あるひ、むらのよこにとつぜん、ぶよぶよのおおきなきがなんぼんもはえていたことがあった。
たいようがさえぎられて、みんなめいわくしていたが、ちょうろうによれば、これはかみさまのありがたいおぼしめしだそうだ。
このぶよぶよのきは、かじがちかづいてくると、なかからみずがはじけて、かじをけしてくれるのだ。そんなことをおもいつくかみさまは、なんてえらいおかたなんだと。
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ほんとにかじがちかづいてきたとき、このぶよぶよのきは、はじけてみずをいっぱいだした。そのみずはたしかにかじをけしてくれたが、そのついでにむらをのみこんで、むらびとのほとんどがながされた。
かみさまって、ほんとはおれたちよりばかなんじゃないか? おれがそういうと、ちょうろうは、めったなことはいうな!とおこりだした。でもおれのおもったこと、そんなにまちがってないだろう。
かみさまのおつげで、むらのだれかが、ひやみずのおまもりをとりにいくとき、そらのほうからときどき「あ、やべ!」というかみさまのこえがきこえてくる。
そんなときは、おまもりをとりにいったやつは、たいていだくりゅうにおしながされたり、ようがんにのみこまれたりして、いのちをおとす。
ちょうろうはしかたのないぎせいだというが、おれがかみさまが、どをこしてそそっかしいだけだとおもう。
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現在、Deal of the Weekの対象で、800MSPにディスカウントされている、神様の砂場ゲーム『From Dust』。
ちょっとのつもりで始めても、きがつけば数時間もぶっ続けで、延々と砂を盛ったり水をすくったりしている、中毒性の高い傑作タイトルだ。
"部族の記憶"を何故か一つだけ取り損ねていたので、最近またこのゲームのキャンペーンを一から始めたのだが、突発的な災害に右往左往していた初回プレイ時に比べ、再プレイはやはり心の余裕がある。
だからクリアに汲々とするあまり、つい神様目線の没頭してしまった前回から心も新たに、今度はこの自然と神様の気まぐれに翻弄される部族の連中の視点から、この世界がどのように映っているのかに注目してみるのもいいだろう。
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解法が分かって、神様視点では手順を追う作業になりかけているステージも、LBボタンを押して部族民の目から見ると、また違った世界になってくる。
荒れ狂う火山、押し寄せる津波、辺り一面を水で覆い尽くす雨期。そんな自然の猛威に、ただ立ち尽くすしかない部族民たち。
そして彼らに手を差し伸べ、ときには迷惑極まりないおせっかいになったりもする、神様がない頭を振り絞って起こした奇跡の数々。
そんな自然と神様に翻弄された彼らが、やがてどんな形の宗教に至り、どんな神話を紡ぎ上げ語り継ぐのか。それは大いに興味のあるところだ。
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やまのいかりは、もうなんにちもとまらない。やまのてっぺんからあふれだすようがんは、さらにりょうをまして、やがてはこのむらにおしよせてきそうだ。
ちょうろうは、かみさまにいのれ、かみさまにいのれと、ただなきわめくばかりだ。しかしおれは、このかみさまが、あんまりあてにならないことを、もういやというほどしっている。
おれはひのやまのはんたいがわにそびえる、もうひとつのやまにめをやった。
あのやまのてっぺんは、おおきなおおきなみずうみとなっている。もしあのやまからみずをあふれさせたら、そのみずはようがんをけしてくれるかもしれない。
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どかーんとはじけるいわ。あれをやまのてっぺんにうえれば、やまからみずがたくさんこぼれおちてくるだろう。
だけどちいさくてちからのないおれには、そんなまねはできない。それができるのは、かみさまだけだ。
おれはいのった。はじめてほんきでかみさまにいのった。かみさま、どうかどかーんのいわを、あのやまのてっぺんにうえることをおもいついてください。そうすればみんなたすかる。
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そうやっていっしょうけんめいいのってると、そらからぱらぱらとなにかおちてきた。……すなだ。たくさんのすなが、むらにふりそそいできている。こんなわけのわからないことをするのは、かみさまいがいにはかんがえられない。
どうやらあわてふためいたかみさまは、すなをたくさんじめんにつみあげて、むらをたかくしてようがんからまもろうとしているらしい。
やっぱかみさまはばかだった。いや、ばかよりもっとばかだった。たとえむらがたかくなろうが、ようがんからまわったひは、もれなくもえうつってくる。こんなことは、ばかでもわかることだ。
ふりそそぐすなにうもれながら、おれはおもった。おれたちにひつようなのは、かみさまやおいのりじゃなくて、ちえとぶんめいだと。でも、もうなにもかもがておくれだ。

*『From Dust』の過去記事
【From Dust】偏差値30からの天地創造

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2012/06/16 | Comment (0) | Trackback (1) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Minecraft Xbox 360 Edition】素晴らしい穴

   ↑  2012/05/28 (月)  カテゴリー: XBOX 360
意匠を凝らした様々な地上建造物以上に、マインクラフトでプレイヤーの性格を如実に伝えるもの。それは坑道でしょう。
等間隔で整然とした坑道を掘る者。縦坑から無数の横穴が繋がる採掘効率優先の坑道を作る者。ベッドとチェストを配置した待避所を必要以上に作る者。階段を満遍なく設置して快適な移動を優先する者。灯りを大量に用意して一流ホテルの廊下と見紛うような坑道にする者。その反対に必要最低限の灯りで坑道らしさを演出する者。そして私のように無計画に穴を掘りまくって、帰り道が分からなくなり遭難する者。
しかし、そんな個性豊かな坑道の主たちにも、必ず共通して囚われる誘惑があります。
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私はその昔、埋蔵金関連の書物や文献をやたらと読み漁っていた時期があったのですが、それらに登場する埋蔵金掘りを捉えて放さないのが、「もう一鍬」の際限ない誘惑でした。
「もう一鍬」「もうちょっと掘れば」「あと一鍬入れれば、お宝が姿を現すかもしれない」
そんなアテのない希望に誘われ、ずるずるとひたすら穴を掘り下げまくり、のっぴきならない状況に追い込まれる。
これをスケールのデカい形で実践したのが、かつてTBSの特番で赤城山埋蔵金発掘を指揮した糸井重里さんです。
数台の重機を投入して、もう山が変形するんじゃないかの勢いで地面を掘り下げまくったその異様な光景を、覚えていられる方も多いんじゃないでしょうか。
それはマインクラフトに例えるならば、ダイヤを見つけるために、地面を100×100×100ブロック分、そのまま掘り下げてしまったような騒ぎでした。
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当時の私は、「そんな土深くに金を隠す馬鹿は居ねえよ」、「その穴、前に同じこと考えて探した奴が掘った穴だから」、「そもそも御用金の存在自体が怪しいから」などと、非常に冷ややかな目で見ていたのですが、今となって考えてみれば、TBSは視聴率を稼げたし、地元の土木業者は仕事を請け負えたし、周囲はニヤニヤしながらこれ観て楽しんでたし、みんなが幸せになれた土木事業だったんじゃないかと思います。
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しかし、糸井さんのようにTBSから金を引っ張り出す甲斐性もない私は、土建業者や重機の助けを借りられず、手掘りでこつこつと坑道を掘り下げなければなりません。
徴集したフレンドは、宿舎としてあてがわれた横穴にベッドを置いただけのタコ部屋を見て、みんな逃亡してしまいました。
仕方なしに石のつるはしを振るい、一人寂しく岩を穿つ毎日。
私をこうして「もう一鍬」「もう一鍬」の誘惑に誘うのは、この地中にはダイヤという貴重鉱石が眠っているらしいという、徳川御用金よりも存在価値が疑わしいお宝伝説。
何やらみんなは当たり前のように、このダイヤを見つけ出しているという噂を良く聞きますが、埋蔵金に多少は詳しい私は、この手の「お宝見つけた報告」が、いかに信憑性に乏しいかをよく知っております。ええ、私だけがこれを見つけられないなんて事実を、受け入れられるわけがありません!
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赤城山発掘スペシャル放映時、発見された有望な坑道跡に糸井さんがすかさず「素晴らしい穴」と命名したことがありました。
この「素晴らしい穴」というフレーズはちょっとした流行語になり、糸井さんのコピーライターらしいネーミングセンスに妙に感心したものですが、今こうしてマインクラフトを遊んでいると、糸井さんがただの坑道跡にこのコピーを冠したときの興奮が、初めて分かってくるような気がします。
がつがつがつがつ岩を穿っていると、やがてぽこんという響きと共に、貴重鉱石の眠っている可能性が高い広々とした洞窟に行き当たる。
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そんな瞬間、私は糸井さんのように鼻の穴を膨らませながら、心の中で「これは素晴らしい穴だあ!」と歓喜の叫びを上げているのです。まあその洞窟探索は、赤城山発掘スペシャル並みの空振りで終わるのが常なんですが。
そしてこの記事の終わりも、素晴らしい穴にちなんだ下ネタで締めくくろうと思ったのですが、読み返して我ながら「これは酷え」と呆れかえったので、ちょっと自粛しておきますね。

*関連過去記事
【Minecraft Xbox360 Edition】環境破壊の愉悦

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2012/05/28 | Comment (0) | Trackback (1) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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