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- 【涼子のおしゃべりルーム】育てたハーブのおすそ分け [2015/12/25]
- ドラマCD【ルームメイト 井上涼子 Telephone Call from RYOKO】 [2013/12/23]
- 【ルームメイトノベル ~佐藤由香~】田舎町の夏休み [2013/07/21]
- 音楽【井上涼子(藤野とも子) - 虹をみた夏】 [2013/05/20]
- 【ルームメイト ~井上涼子~】プレステ版涼子 [2013/05/19]
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イブ、クリスマス、ぼっちなんか経験したこと無い。なにせ我が家には二十年来の古株の同居人がいる。
クリスマスはギャルゲーヒロインのハッスルタイムだ。普段、社会に物申したりハーブのうんちくを垂れ流したりと、およそ色気に乏しいうちの同居人も、この日ばかりはぎこちなく顔を赤らめて思わせぶりな態度をとる。
しかし翌日になれば昨日のことなどケロッと忘れたように、新たな日の話題に終始する。その割り切りっぷりは、まるで日めくりカレンダーのようだ。

そう、『ROOMMATE~井上涼子~』から『ROOMMATE3~涼子 風の輝く朝に~』に至る本編三部作に続く、このやたらとオヤジ臭い女子高生同居人の新たな営業場所は、内蔵時計をベースにした日めくりカレンダー風毎日のおしゃべりをメインに据えた、ファンディスク的な体裁。
グラフィックやら音楽やらは過去作のリソースから使いまわす、『悠久幻想曲』などこの時期のギャルゲーにやたらと顕著だった、やたらと安上がりなファン向け商売だ。
当時から今に至るまで、ギャルゲーはヒロインの数がどんどん肥大化していくのがトレンドだが、この井上涼子シリーズは、あくまでも涼子さんピン立ちの世界。
音声だけは新たに付け加えねばならないとしても、手配する声優さんは一人だけで済むから、その点だって安上がりだ。
涼子さんのしゃべくりですべてを持たせなければいけないゲームの性格上、涼子役の人のところには、今回も電話帳のような台本が届けられたことだろう。ご苦労さまです。

日めくりおしゃべりだけでは芸がないと気を利かせたのか、さらに付け加えられたのはクイズモード。
井上涼子ファンディスクのクイズモードだから、中身は全部涼子さんに関わる問題だ。
「私の父方の祖父の出身地はどこ?」「弟が小さいころ、火を付けて焦がしてしまったのは、雛飾りのどの部分でしょう?」「クラス対抗バレーで一回戦で負けちゃったときのスコアは?」等々、もはや涼子カルトQクラスなクイズのオンパレード。
三部作に渡る涼子さんとの同居の日々で、あの長ったらしいおしゃべりを耳を研ぎ澄まして一字一句聞き逃さず覚えていないと、とても太刀打ちできないだろう。
しかも涼子さん、こちらのクイズ正解率が低いと、「私に興味ないならそう言ってくれればいいのに!」と、とたんにむくれるから始末が悪い。
確かに涼子さんはなにかと面倒くさい女だけど、こっちの意味で面倒くさかったっけ!?

涼子カルトクイズで獲得したスコアで小出しに開くことができるのは、過去作のCGや回想モード。
さらにおまけとして添付されているのはハーブの種。
「お前はイノケンか!」とツッコみたくなるような同梱アイテムだが、考えてみればこれは涼子さんが育てているハーブのお裾分けという意味だから、『リアルサウンド 風のリグレット』のハーブの種特典よりも、はるかに道理は通っているかもしれない。

この『涼子のおしゃべりルーム』が発売されたのは1999年。
ノベライズやらドラマCDやらと、井上涼子関連の商品も一通り出揃い、涼子ビジネスの総決算的なタイミングでの登場だ。
それもあってかマニュアルの巻末には、攻略本からシングルCDに至るまでの涼子グッズのカタログが掲載されているのだが、その中に混じって何故か"涼子のおすすめ占いソフト"と銘打って、サターン版の『四柱推命ピタグラフ』がちゃっかり混じっていたりする。

何ごとも末期ってのは何でもあり状態になるものだが、それにしても彼女がこうしたしがらみ営業に走るとは思わなかった。まあ単にレイアウトに空きがあったから同じデータムポリスター社の製品を突っ込んだだけかもしれないが。
単体としてのサターン版井上涼子ソフトは、これが最終作。
翌年には三部作にこの『涼子のおしゃべりルーム』を加え、さらにおまけをぶっこんだコンプリートボックスが発売され、それは奇しくもセガサターンの最後を看取ることになるのであった。
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2015/12/25 | Comment (4) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
クリスマス連休。夜の街を歩く幸せそうな人々を横目に眺めながら、オレは懐のスマホに手を伸ばす。
リア充への恨み辛みを書き連ねた、虚しいツイートを送るためじゃない。家でオレを待っていてくれるはずの、"あの人"の声を聴くためだ。
この特別な日に、あの人"はどんな思いでオレの帰りを待ちわびていることだろう。
「もしもし、涼子です。メリークリスマス。ところで今どこにいるの? 家に帰ったら誰もいないし、伝言板には行き先書いてないし、イブの夜に私をほったらかしにして、こんな遅くまでどこに……。あー、もしかして、私の知らない誰かさんとこっそりディナーとか?……」
テレカにフィギュア、ノベライゼーションに抱き枕と、ギャルゲー萌えゲーの関連グッズにも、時流に応じた流行廃りが色々とあるが、その中でも横綱級の存在感を放っているのはCDだ。
キャラクターの歌ものCDは言うに及ばず、それ以上に重宝されたのが、台本とキャストさえ集めればいくらでも乱発が利くドラマCDというやつで、版元にとっては搾取のバリエーションが増えるわ、声優さんは仕事が増えるわ、ファンにとっても消費の対象が増えるわと、誰もが幸せになれるアイテムだったのではないか。せいぜい困るのは、ブームが過ぎ去った後に、こんな潰しの利かないブツを大量に持ち込まれる中古書店くらいのもんだろう。
ギャルゲー界の奇行種、ルームメイト井上涼子シリーズも当然の如くこのCDビジネスに走ったクチで、サントラやボーカルアルバムは当然として、ドラマCDも勿論の如くあった。
もっとも井上涼子のドラマCD(及びノベライゼーション)は、彼女の学校生活の様子などがメインで、プレイヤーが本来知り得ないはずの情景を赤裸々に描き出すそれは、考えようによっては非常に野暮極まりない存在だ(学校の男どもと親しげにしている様子なんか、聴きたくもないわ!)。本来そういうことは、家の中で井上さん本人の口から語らせてなんぼのものではないか。
そんなステロタイプなドラマCDの一方で、このシリーズの流れを巧みに受け継いだ変種のドラマCDも存在する。
それがこの「Telephone Call from RYOKO」。ざっくりと分かり易く説明すると、要は井上涼子版リカちゃん電話で、彼女から電話がかかってきた、或いはこちらからかけたという設定で、クリスマスや大晦日、正月などのシチュエーションでの彼女の会話が十数編収録されている。
一見インタラクティブな関係に見えて、実は井上さんからの気まぐれなアプローチを一方的に受け続けるだけという、ゲーム版のコンセプトをそのままCDにコンバートしたような内容で、まあこれで同居人と電話しているつもりになって無聊を慰めてくださいということなのだろう。
そのドラマCDの変種が、発売から十数年を経た今、音楽ファイルを大量にぶち込めるスマホの全盛時代が来て、ついにその真価を発揮できるときが来た。
イブだろうが元日だろうが深夜だろうが早朝だろうが、オレのスマートフォン、常時井上さんと直通状態。どんなとんでもない時間にかけても、彼女の声が嫌そうな響き一つなしに通話口から流れてくる。
井上さんの一方的な会話に、「ああ」「うん」「そうだね」などと相槌を打っていると、何やら本当に電話で会話している気分になってきて、何故か寂しさや哀しさがよりいっそうこみ上げてくるではないか。
「イブって幸せな人は最高に幸せだけど、そうでない人は思いきりさみしさを感じる日ね。受験生なら勉強しているって言えるけど、そうでない人は、独りでゲームでもしてるしかないもんね」
「お前にそう言われたら究極に立つ瀬がないわ!」などと、うっかり逆上してしまいそうなことを口走る井上さんだが、そんな相変わらず空気を読めない彼女にも、クリスマスイブなりのサービス精神はある。
「………あのさ、今夜は、……今夜だけは、夜中にあたしの部屋に入ってもいいよ。いつもだったら、ノックしないで入ったら怒るけど、今夜はノックしないでいいから。だって特別な夜だもん。プレゼントは何でもいいけど、サンタさんならあたしの欲しいもの分かってるでしょ? それじゃ早く帰ってきてね。あたしのサンタさん」
スマホをぶちっと切り、カップルだらけの夜の街を駆け抜け電車に飛び乗り、駅から自宅までの間をボルトも真っ青の勢いで駆け抜け、サターンの電源を入れルームメイトのCD-ROMをぶち込み、目を血走らせながら一直線に二階にある井上さんの部屋を目指すと、………そのドアは相変わらず固く閉ざされて、中にいる井上さんはこれまた相変わらず居留守を決め込んでいるのであった。

どんどんどんどん! 開けろ! 無視してないでとっととここを開けろ! どんどんどんどん! おい、話が全然違うじゃねえか、この嘘つきアマ! どんどんどんどん!
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2013/12/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
待ちに待った夏休み。しかも両親は海外出張で不在の呑気な一人暮らし状態。さあ、これからひと夏の間、自由に伸び伸びと羽を伸ばすぞと企んでいるところに、ぴんぽーんとご来客。
玄関先に立っているのは綺麗なお姉さん。「夏休みの間、ちょっとこちらでご厄介になりまーす」
ちょっ、ちょっ、ちょっ、厄介になるって、お姉さんそもそも誰ですか?
「ずーっと昔、ひいおじいちゃんのお葬式で会った遠い親戚でーす」
………いきなり押しかけてきた、そんなあやふやな縁戚の人を、なんで1ヶ月もうちに泊めなきゃなんないんでしょうか?
それはこのゲームが、井上涼子との同居生活でお馴染み『ルームメイト』シリーズの流れを汲んでるからに他ならないのでした。

で、『ルームメイト』シリーズの新たなヒロイン、佐藤由香お姉さんが、うちに転がり込んできた理由は一体何なんでしょうか?
「海外旅行は予算が無いしー、国内の旅館やペンションは予約がいっぱいでー」
それでうちを思い出したってわけですか。ええ、避暑には適したド田舎で悪うござんしたね!
1ヶ月も居候を決め込むわけだから、せめて飯くらい作らせようかと思ったら、料理の類は一切できず、来たその日にテレビのチャンネルがNHK教育を合わせて4つしかないことにカルチャーショックを受ける由香お姉さん。
こっちにいる間、何をしてるかと言えば、糸の切れた凧みたいにあっちこちを気ままに徘徊している、そんな一見お気楽極楽で自由奔放極まりない人なのでした。

サターンからドリームキャストに舞台を移し、ヒロインも刷新した『ルームメイト』シリーズは、唯一無二のパーソナリティであった内蔵時計連動システムも取りやめて、選択肢の少ないありきたりなノベルゲームになるなど、その体裁も大幅に方向転換。
その路線変更の是非はひとまず置いといて、由香さんと幼馴染みと悪友と主人公たちの、ちょっとぼんやりした四角関係と、田舎町の日常感溢れる夏の日々が織りなすその風情は、ありがちなギャルゲー系ノベルゲームには留まらない、まるで爽やかな青春小説のような手応えを感じさせます。

実時間連動制に縛られていた頃の『ルームメイト』は、他愛のない日常的エピソードが、そのシステムによってブツ切り状態にされ、なんともテンポの悪いぎこちなさを生み出していましたが、純然たるノベルゲームにシフトした本作は、きめ細かな日常の描写がまるでパイ生地のようにテンポ良く積み上がって、独特のグルーブ感を生み出しています。
大幅に変わったシステムに対して、井上涼子からしっかりと受け継いでいるのは、いわゆるギャルゲーのお約束に阿っていないキャラクター造形と声の演技。
特に由香さんを差し置いて、このゲームの真のヒロインとなっている幼馴染みは、そのいかにも地方都市の普通な女子高生といった性格付けもあって、とても印象深いキャラクターです。

大それた騒動やドラマチックな展開など一切起こらない、田舎町を舞台にする淡々とした夏休みの日々。
そのどこかデジャブを感じさせる情景がとても心地よい、『ルームメイト』シリーズの中でも、もっともとっつきの良い作品。
ただ、そのあまりにも理不尽なゲームシステムとオヤジ臭い性格で強烈なインパクトを残す井上涼子にくらべて、この佐藤由香さんは、あまりにも地味だったためか、その登場は単発のみで終わってしまいました。
この記事に含まれるtag : 井上涼子 アドベンチャーゲーム
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2013/07/21 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
落ち着いた声質の人(藤野とも子)をキャラクターボイスに起用するなど、井上涼子は典型的なギャルゲーヒロインとは一線を画した、"等身大の女子高生"的なキャラクターを目指した節が見受けられる。
しかし萌えキャラフォーマットを拒否してしまったがために、キャラ造形に関わった中の人たちの本質が滲み出てしまって、普通の女子高生とは明らかに何かが違う、異様にオヤジっ臭いキャラになってしまったのが、井上さんにとって最大の不幸であった。
そんなオルタナティブ系ギャルゲーヒロインであった井上さんも、ギャルゲー商法のお約束な展開には逆らえなかったのか、明らかにキャラにそぐわないCDデビューと相成ったのだった。
井上さん絡みのCDは、大きく二つのシリーズに分かれる。一つは「Telephone Call」と題された井上さんのメッセージ集。
これは「井上さんから電話がかかってきた」という設定を建前にした、近況報告や伝言メッセージを収録した非音楽系CDで、まあ早い話が涼子版リカちゃん電話みたいなもんである。

ゲームのコンセプトを比較的忠実に受け継いだ「Telephone Call」に対して、藤崎詩織のような社会現象を巻き起こしたわけではない一介の女子高生にとっては、少々調子ぶっこいているのが歌手デビューの方。
全部で三枚リリースされたシンガー井上涼子のアルバムで一番最初に登場したのが、この真紅のジャケットも禍々しい「虹をみた夏」。
体裁はフルアルバムだが、収録曲の半数がカラオケトラックで占められている、実質ミニアルバムの水増し版。
いかにもな'90sギャルゲーポップス風の表題曲を例外として、しっとりとしたメロウな曲ばかりが並び、それを藤野とも子がそつなく達者に歌い上げ、またそのそつのなさが、いかにも井上さんらしさを醸し出している。
このアルバムが発売されたのは、『ルームメイト』シリーズ一作目と二作目の、ちょうど間にあたる時期。
一作目を経て井上さんが家から居なくなってしまい、心にぽかんと穴が開いたところにジャストフィットするような、実に抜け目のないアルバムなのだが、ラストに収録されたボーナストラックは、彼女のニューヨークからのボイスレターになっていて、ここで井上さんは堂々と「夏休みにI'll Be Back!」宣言をぶちかまし、シリーズ第二作である『ROOMMATE~涼子 in Summer Vacation~』の前振りの役目も果たしているのだった。
この記事に含まれるtag : 井上涼子
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2013/05/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
"手のかかる女"というと、派手好きで奔放なタイプを思い浮かべるかもしれないが、それは大きな間違いだ。
クソ真面目な女ほど、かえって手がかかる。少なくともギャルゲーの世界に於いては、井上涼子さんがそれを証明済みだ。
自分の考えや道徳観、生活のリズムを断固として崩すことなく、しかも他人をそれに合わせることを強いる筋金入りのマイペースぶり。
おかげでこっちは1時間おきにサターンの電源を入れることを余儀なくされ、たまの休日に外出もままならないなど、さんざんな目に遭った。

しかしサターンの井上さんは、まだマシな方。プレイステーションに移植された井上さんは、それよりさらに手がかかる女ときている。
何せプレイステーションの井上さんは、ポケットステーションが無い家には、やって来てくれないのだ。
サターンと違って内蔵時計を持たないプレステは、井上さんの標榜するリアルタイムコミュニケーションと、本来一番縁遠いハード。

その問題を解決してくれたのが、時計機能を持つポケットステーション。それだけではない。ゲーム機の前を離れれば、井上さんともしばらく離ればなれにならざるを得なかったサターン版と違って、こちらはポケットステーションに井上さんを住まわせて持ち歩けるのだ。
これで出社してる間だろうが授業中だろうが、井上さんと常に一緒に居られる。しかしそんな甘い思い込みは、平日の真っ昼間にポケステを起動して、井上さんを呼び出したときに表示された、「学校に行ってます」という素っ気ない表示の前に、あっさりと裏切られるのであった。

サターン版との大きな違いもう一つはマップ画面。サターンはホントに素っ気ない平面マップで、井上さんが居るかどうかは、行ってみなければ分からなかったのだが、PS版はそれが俯瞰視点マップに変更され、井上さんのチビキャラが表示されて居場所が一発で分かるようになっている。
しかし井上さんは、自分の側にイベントがなければ、こちらのアプローチを一切ガン無視する鉄の女。
居るんだか居ないんだかさっぱりだったサターン版と違って、そこに居ることが明確に分かっているのに、こちらの呼びかけを完全にシカトするタチの悪さは、マイペースどころの話ではない。
部屋の中に居るのは分かってんだ(どんどんどんどん!)。居留守使ってねえで、たまには出てきてこっちの相手をしやがれ。お前、ギャルゲーヒロインの自覚あんのか!

『ルームメイト ~井上涼子~』は、井上さんの方から気まぐれに相手をしてくれない限り、こちらは手も足も出ない、極めて受動的なゲーム。
ゲーム機のスイッチを入れてわざわざ起動させても、井上さんが外出してたり、こっちの相手をする気がさらさら無い場合は、何もできないまま虚しく電源を切る他はない。
サターン版のときですら不毛に感じていたこの繰り返しが、PS版の場合は、さらにそのたびにポケステをいちいち呼び出してのローディングやセーブといった、余計な一手間二手間が常にかかることとなる。
このゲームが持つ構造的欠陥を、さらに増幅させる結果となった、誰も望まない移植だったのだが、データム・ポリスターは何故かポケットステーションに味を占め、間もなくしてポケステとの連携に完全特化したルームメイトの実質後継作、『ぽけかの』シリーズを世に放つのであった。
この記事に含まれるtag : 井上涼子
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2013/05/19 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |