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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【ナデプロ!! ~キサマも声優やってみろ!~】

   ↑  2014/05/14 (水)  カテゴリー: PS2
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就職難のこのご時世。特に進路を決めずぼんやりとしていたら、街のどこかで声優プロダクション関係者の目に止まっていたらしく、いつの間にやら事務所入りと声優デビューが決まっていましたあ。
青二塾や日ナレに大金を払って明日をも知れないレッスンに励んでいる者ならずとも、思わず「世の中をナメるんじゃねえ!」とその首を絞めてやりたくなるような極楽トンボ。
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今日び街中でアダルトビデオや風俗以外のスカウトがあるのも驚きですが、とにかく主人公=プレイヤーは、そんな展開になんの疑問も差し挟まないまま、声優事務所ナデシコプロダクションの一員として、棚からぼた餅の業界デビューを果たすのです。
そのナデプロは男性声優ばかりが所属する男所帯。そこに紅一点として加わるのですから、そりゃあ乙女ゲームという前提なくしてもチヤホヤされます。
事務所にちょっと花を飾ったくらいで、連中は勝手に感動する始末。世の中ってホントちょろいですね、ニコッ。
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養成所に金を貢ぐことなしに声優デビュー。そのついでに先輩の男声優も食っちゃって一石二鳥。そんなお気楽極楽な願望をストレートにまるごとパッキングした、ありそでなかった若手声優生活シミュレーション、『ナデプロ!! ~キサマも声優やってみろ!~』。
事務所を仕切るエキセントリックな男性マネージャー(CV・置鮎龍太郎)は、「一年で成果を出さなかったらクビだ!」と、いかにも過酷な条件を突きつけている気になっていますが、それってぶっちゃけ青二のジュニア制度と大して変わらないですよね。
イベントをこなしてスケジュールを進めていけば、仕事がほいほい入ってくるこっちの方が、むしろよっぽど楽かもしれません。
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もちろんナデプロにも養成所という集金システムは存在し、そこの三人の塾生たちは主人公と共に切磋琢磨し励まし合う間柄となるのですが、私がもしその塾生の立場だったら、こんな養成所も何もかもすっ飛ばして、いきなりデビューをきめやがったどこの馬の骨とも知れない奴になんか、絶対心を許すはずがありません。
むしろそんなふざけた奴、飲み物にこっそり水銀でも混ぜてとっとと喉を潰してやるところですが、この三人ときたら呑気に主人公と打ち解けてアドバイスまでする始末。
こんな人の良すぎる連中に、生き馬の目を抜く業界でのサバイブなど、とてもおぼつかないことでしょう。せいぜい主人公の肥やしとなるのがお似合いです。
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他事務所の人気絶頂男声優(攻略対象キャラです)に、年の割にキャリアの長い実力派(モデルは沢城みゆきあたりでしょうか)、実年齢三十代後半なのにロリ系のキャラを強引に押し通す人気声優(モデルは……、あえて詮索するのはやめておきます)、さらには音響監督に脚本家と、苦労知らずのまま人脈も次々と増えて、否が応でも増してゆくいっぱしの業界人気分。
それをさらに高めてくれるのが、各章のラストに必ず挿入されるアクティングパート。
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実際のアフレコさながらに、出番が来たら主人公をマイクの前に移動させ、音ゲーの要領でセリフをこなします。
ガヤから始まり、格ゲーのボイス、アニメの端役と、少しずつグレードアップし、それに応じて難度も上昇するこのパートは、スタジオ内で座る位置からすでにゲームが始まっています。ガヤなのにど真ん中にふんぞりかえって座っていたらエラい顰蹙買いました。
でもそんなささやかな失敗も、ナチュラルな神経の図太さで、いけしゃあしゃあと切り抜ける主人公。
むしろそんなささやかなドジも、先輩声優との距離を縮めるいいきっかけになりそうですしね、ニコッ。
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元々はドラマCDとして人気を博したシリーズのゲーム化作品。
元媒体特有のアッパーなテンションと、原作を経由しないとなかなか把握しづらいキャラクター設定には、つい戸惑ってしまうかもしれませんが、声優業界を真っ向から扱ったコンセプトは他に例がないオンリーワンな存在。
主人公の無意識のうちに他人をぐいぐい押しのけてゆく、いかにも乙女ゲーの主人公らしい見上げた性格などは、声優志望者にとって意外と良きお手本となるのかもしれません。
声優に限らず、どんな世界でも最後に涼しい顔して生き残っているのは、決まってこんなタイプの輩だったりしますもんね。

この記事に含まれるtag : 声優 乙女 

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2014/05/14 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【トゥルーフォーチュン】占いは恋の水先案内人

   ↑  2013/06/15 (土)  カテゴリー: PS2
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占い。それは恋の水先案内人。
出た占いの結果を意中の人に当てはめて一喜一憂してるうちはまだいいが、もしその結果が必ず実現するとしたら?
タロットに似たトゥルーフォーチュンは、そんな不思議な力を秘めた占いカード。
これさえあれば、恋の駆け引きは思いのまま。試しにこの「堅物(Temperance)」のカードを、危険な香りのする不良のあの人にはめ込んでみよう。
そうすれば彼の意外な一面を見るイベントが発生して、二人の距離もぐぐっと縮まるかもしれない。
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トゥルーフォーチュンの導き通りに、放課後に彼と遭遇。
何かを探している彼に思い切って話しかけてみると、「ギョーザの割引券を落としちまった。お前も一緒に探せ!」
……それは堅物じゃなくて貧乏臭いって言うの。 なんか幻滅!
『トゥルーフォーチュン』の占いは、このように一種のイベント任意発生装置。
「生徒会長(The Emperor)」のカードは真面目で堅苦しいイベントが、「アーティスト(The Magician)は芸術にまつわることが、「ナンパ(The Lovers)」は何やらロマンチックなハプニングが、「ライバル(The Death)は恋の行方に水を差すバッドなイベントが。
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一日の始めに任意回数引けるこれらのカードを、意中の人やキープ君にはめ込んで、その日の行動を決定。
すると占いのお告げ通りのイベントが勃発し、互いの好感度がアップしたりダウンしたり。
気になる男どもの顔ぶれは、幼馴染みの運動部エリートにちょっと危ない不良、元気な下級生に陰のある芸術家肌、厳粛な生徒会長にそれと……、あー、あたしはこのオタクは勘弁だわ。いかに声が谷山紀章と言えど、パソコンとゲームにうつつを抜かす奴に、貴重な高校生活を捧げるなんてまっぴらだから!
恋愛レベルや好感度の進捗を教えてくれるのは、優しい優しいお兄ちゃん。
しかもこのお兄ちゃん、「兄(The World)」カードで妹の恋の世話を焼いてくれる上に、兄パワーを消費すれば占いカード選択時にカードをカンニングさせてくれたりも。
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お助けキャラが肉親、タイトルにトゥルーの文字、そして発売はエンターブレイン。
ギャルゲーと乙女ゲー間の隔たり故に気づく人は少ないが、実はこの『トゥルーフォーチュン』は、ギャルゲーのメジャータイトル『トゥルーラブストーリー』の実質的な乙女版。
それを如実に証明するのが、『トゥルーラブストーリー』から受け継いだ下校モードの存在だ。
世間話や趣味の話、そしてときにはちょっぴり大胆なアプローチも加えて、下校時の会話を盛り上げ、気になる彼とより親密な関係を目指そう。
あいにくとこちらは、男がこういうシチュエーションのときに、いかに頭の中がしょうもない煩悩でまみれているのかを知っているが、それをここで持ち出すのは野暮というものだろう(「そこで『ホテルに寄らない?』って持ちかければ、男なんかイチコロだぞ」優しい兄より)。

この記事に含まれるtag : 乙女 アドベンチャーゲーム 

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2013/06/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【暗闇の果てで君を待つ】母性を育むサスペンスADV

   ↑  2012/10/09 (火)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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イケメンたちに囲まれた紅一点という、これ以上は無いポジションで、林間合宿帰りのバスの中。
しかしバスは事故に遭遇し、気づいてみれば、見知らぬ廃校に閉じ込められているではないか。
そして流れる不気味な校内アナウンスは、イケメンたち一人一人を七つの大罪になぞらえ殺害予告。
さらに罪作りなことに、一行の中に一人内通者が居ると余計なカミングアウト。疑心暗鬼に駆られ、とたんにぎくしゃくしだすイケメンたちの仲。
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そんなのっぴきならないシチュエーションで、ただ一人か弱い女性であるこちらの立場と言えば、イケメンたちからは「お前が内通者ってことはないだろ」と、あっさり信頼を勝ち取り、不気味な殺害予告者からは、「あんたはうっかり紛れ込んで来ちゃった、予定外の人間だからねえ……」と困惑される。
あれ? あたし、この緊迫した状況の中では、もしかして一番お気楽な立場なワケ?
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そして始まるのは、『慟哭 そして…』タイプの監禁型探索アドベンチャー。
マップを巡っては各部屋を探索し、アイテムなどを手に入れて新たな場所を切り拓く。
もちろんこの危険な状況下で女性の一人歩きなんか許してくれるわけはないから、大手を振るって任意のイケメンに同行だ。
みんな一様に主人公には優しいが、しかし二人きりで行動をしてくると次第に露わになってくるのが、イケメンたちそれぞれの、弱みやコンプレックス、心の葛藤など。
どうしよう! イントロダクションでは、どいつもこいつも自信満々で頼りがいがあるように見えていたけど、緊迫な事態下に置かれて、実は揃いも揃ってまったくアテにならない奴らでした!
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こうなりゃあたしが一人で頑張るしかない! アイテム探索に謎解きにと八面六臂の主人公。
まあこの手の脱出型アドベンチャーってのは、プレイヤーキャラが能動的に働かないと話がちっとも進まないので、ゲーム中、最も頼れる奴=紅一点の主人公となってしまうのは、構造的に仕方の無い部分もあります。
主人公も、その辺りのことはきちんとわきまえていて、「このアイテムを使ってみたらいいんじゃないかな?」などと、いちいち男どもを立てる気遣いを忘れません。
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イケメンたちの中で最もギャップが激しいのは、パッケージでは一番目立つ場所に位置している生徒会長。
プロローグでは、一ミリも隙のないリーダーシップ振りを発揮して、このメンバーでは最も頼れそうな奴を印象づけている会長ですが、いざ廃校に舞台が移ると、この人は「こいつが居ると話がややこしくなるから、どっかに閉じ込めとこうぜ!」なんて提案が出てしまうくらい、とんだお荷物のへたれ野郎に変貌してしまうのです。
そんな役立たずのぼんぼんに付き従い、謎解きは全部請け負うわ、命まで救ってやるわ、ついでに心のケアまでしてやるわと、甲斐甲斐しく立ち回る主人公。
思わず「あたしはお前の母ちゃんか!」なんて叫びがでてきちゃいそうな生徒会長ルート。一番オススメのシナリオです。
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それぞれのシナリオでは、事件や人間関係が各々の側面からしか語られないので、自然と全キャラの攻略を積極的に目指してしまうでしょう。
攻略順は好み次第ですが、一種のトゥルーシナリオとても言うべき、高坂先生ルートはメインディッシュに取っておくのが良いかもしれません。
物語の終盤では、主人公の行動次第で、イケメンたちが次々と惨たらしい死を迎えるブルータルな展開もあり。
その果てにあるのは、吊り橋効果により育んだ、砂糖菓子よりも甘い甘いハッピーエンディング。
サスペンスADVとの合体が、ほのかな緊張感と、リズミカルなテンポの良さを生み出した、ニンテンドーDSきっての乙女ゲーム秀作です。

この記事に含まれるtag : 乙女 ミステリ アドベンチャーゲーム 

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2012/10/09 | Comment (2) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【プリたん -プリンス探偵倶楽部-】藤堂龍之介の少年助手

   ↑  2011/10/28 (金)  カテゴリー: iOS
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名探偵明智小五郎に、小林芳雄という少年助手が居れば、やはり同時代の名探偵である藤堂龍之介にも、天宮冬馬という同じく少年の助手が居る。
「そんな奴、居たっけ?」と、藤堂龍之介探偵日記シリーズをPCゲーム時代から知る者は訝るかもしれない。
このシリーズは2005年に携帯アプリとして復活し、新作が続々と登場したのだが、PCから携帯アプリという客層の大幅変化を見込んで、その内容も少しずつ女性向けにシフトして行き、そして6作目の『柘榴の天鏡~吉祥仲秋祭連続殺人事件~』から、さり気なくシリーズの常連となったショタキャラが、ハーフの金髪碧眼少年、天宮冬馬なのだ。
以降、冬馬は藤堂龍之介の助手的なポジションに収まるのだが、それだけに留まらず、この冬馬を主人公探偵に据えたスピンアウト作品まで登場するに至った。それがこの『プリたん プリンス探偵倶楽部』である。
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藤堂龍之介探偵日記シリーズと言えば、そのシックな絵柄が特徴だったが(もっとも最新のiPhoneアプリバージョンでは、その肝心の絵柄に手が加えられて、台無しになってしまっているが)、この『プリたん』は、そんな藤堂龍之介探偵日記の楔から外れて、完全にそっち方向に針を振り切ったキャラクターデザインとなっている。
藤堂龍之介は、一応出てくることは出てくるのだが、顔すら映らない扱い。
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物語は、冬馬がそんな藤堂の元を離れて、叔母であるソフィ(やはり『柘榴の天鏡』に登場)の待つ大阪を訪れることから始まる。
その地で、巷を騒がす怪盗"昴"が起こした誘拐事件に遭遇し、ソフィや攫われた少女の兄である猶巳と共に、事件に立ち向かうという流れ。
見目麗しい冬馬と初めて顔を合わせた猶巳が、思わず顔をポッと赤らめるなんて描写は、もちろん忘れはしない。
なんたって、そんな空気を匂わせるためだけのスピンアウト作品なのだから!
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正味な話この『プリたん』は、藤堂龍之介探偵日記のようなアドベンチャーゲーム的要素など殆どかなぐり捨てた、グラフィック付きライト携帯ノベルみたいな体裁だ。
なんたってメーカー自らが、この作品を"アドベンチャー型携帯小説"と、割り切ったジャンル付けをしているくらいだから。
だから推理らしい推理などは全く必要とせず、事件はなし崩し的に進展し、そしてどさくさに紛れて怪盗"昴"もいつの間にか仲間に加わり(昴に意味深にからかわれた冬馬が、思わず顔をポッと赤らめるなんて描写も、もちろん忘れはしない。そのためにわざわざスピンアウトしたのだから!)、そして事件はマッハの勢いで終息し、脱力ものの結末を迎えるのである。
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大正時代を背景にしたミステリゲームは数あれど、その頃の大阪を舞台にした作品は、かなり珍しく、それはこの『プリたん』の数少ない特徴となっている。
明治の終わりから大正の終わりにかけて、通天閣の周辺にはルナパークという遊園地が存在していて、それがクライマックスの舞台となっているのだ。
しかし、この魅惑的な舞台も、中で待ち受ける悪役連中の底抜けぶりもあって、残念ながら有効利用されているとは言い難い。
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藤堂龍之介探偵日記シリーズの面影は微塵も無い、ショタやBL方面への妄想の余地が形だけ残された、ミステリ未満の携帯ADVノベル。
お話そのものも、ほぼ登場キャラクターの形だけの紹介に留まった、ドラマのパイロット版レベルの内容。
最期は冬馬と猶巳が東京で再会し、以後のシリーズ化をぷんぷん臭わせる終わり方となったのだが、この露骨なそっち方面への擦り寄りっぷりが逆に嫌われたのか(それより普通に藤堂龍之介探偵日記を出して欲しい。そっちなら冬馬を山ほど登場させたって構わないからさぁ)、『プリたん』は、これ一作のみで、取りあえず打ち止めとなってしまったのだった。

この記事に含まれるtag : ミステリ 乙女 

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2011/10/28 | Comment (2) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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