fc2ブログ
 

ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

このページの記事目次 (tag: ボーダーランズ の検索結果)

total 7 pages  次のページ →  

【Borderlands 2】ボーダーランズ2の10周年

   ↑  2022/09/20 (火)  カテゴリー: XBOX Series X|S
220920005.jpg
『Borderlands2』10周年。
ゲームソフトやハードの周年というのは、おのれがなんの成長のないまま時間だけが過ぎたのを思い知らされるようで手放しに喜べなかったりするが、まぁめでたいことに変わりはない。
ここはクラップトラップのように、まったく祝意のこもってない調子で「やりましたね!」と述べるべきか、あるいはブリックの手下みたいに「すげー、すげー(棒)」やる気なく手を叩くのが『Borderlands2』的に正しい祝し方なのだろうか。
220920002.jpg
だけど正直なところは10周年と言われてもあまりピンとこない。
日本版の発売は10年前の10月だったなんて些末なことじゃない。
なにせ『Borderlands2』は本体発売からその後も足かけ5年近くに渡って追加ダウンロードコンテンツを提供し続けてきたのだ。
『Borderlands3』のプロモーションを兼ねた最後のDLC『指揮官LilithのSanctuary奪還作戦』に至ってはつい3年前のリリースである。
220920004.jpg
そしてこちらも『Borderlands3』が発売されるまで『2』を飽きずに現役のゲームとして遊び込んできた。
満を持して登場した『Borderlands3』が、AAA級タイトルとしては申し分のない内容ではあるものの、『2』で膨らみに膨らんだ期待を上回れなかったことからも、オレの『Borderlands2』に対する思い入れは一層深まるばかりである。
220920003.jpg
その10周年を記念したGearboxから全世界のVaultハンターたちへのプレゼントは、当然のことながら銃!銃!銃! あっしにあってアンタに必要なもの!
Twitterのボーダーランズ公式アカウントなどから取得したShiftコードを使用すれば、次回プレイ時のキャラクターのバックパックにヴラドフのピストルとスナイパーライフル、そしてマリワンのロケットランチャー、計3種のレジェンド武器がお目見え。これでもうバッチリです!お仲間にも宣伝よろしく。
220920001.jpg
新しいおもちゃを手にしたからには、もう戻るしかない、もうひとつの故郷パンドラの大地へ!
『Borderlands3』では不憫な扱われ方をしたマヤも、ここではしっかり現役のVaultハンター。
バンディットも薄っぺらいインフルエンサーの追随者じゃない。SNSって言われてもそれが食べものかそうでないかの区別すらつかない、本能の赴くまま生きるピュアな連中のままだ。
不毛の荒野に再び銃弾をばら撒いて、祝おうボダラン2の10周年。「やりましたね!」

この記事に含まれるtag : ボーダーランズ 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3106.html

2022/09/20 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Tiny Tina’s Assault on Dragon Keep: A Wonderlands One-Shot Adventure】タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!

   ↑  2021/12/29 (水)  カテゴリー: XBOX Series X|S
211229006.jpg
オタク的趣味とされていたジャンルがどんどんメジャー化してゆく中で、テーブルトークRPGはかつてのひっそりとしたオタクホビーの姿を未だに留めている印象がある。
では本場の欧米の場合は果たしてどんなポジションにいるのかというと、こちらからはなかなか感覚的に捉えづらいものがあるのだけれど、少なくとも本作での体育会系寄りなミスター・トーグへの塩対応を見る限り、世を拗ねた排他的なオタク集団のイメージもまだまだ健在なようだ。まあ全部リリスが悪いのだが。
211229001.jpg
オリジナルは2013年に『Borderlands 2』の追加シナリオDLCとしてリリースされた『Tiny Tinaとドラゴンの要塞』。
これは本編のストーリーと直接的に連結する他のDLCシナリオと違って、ティナをゲームマスターに初代『Borderlands』の面々が参加するTRPG中の事象というメタな構造。
舞台となるのもいつもの惑星パンドラではなく中世っぽいファンタジー世界。出てくる敵もオークに騎士にアンデッドとそれっぽい連中だ。もっともそれ相手にやることと言えば相変わらず銃をぶっ放すのだが。
211229002.jpg
それの発展形が来春発売が予定されている『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』。
外伝ながらもボーダーランズシリーズ久々の新作として登場するこのタイトルに先駆けて、『Borderlands 2』内のDLCを独立した一作として新たにお色直しリリースしたのが本作『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』。
211229003.jpg
基本的にはオリジナルのDLC版とまったく一緒。
独立したタイトルになっただけに、基点の街にブラックマーケットや金庫といった諸施設が設置されているなど細かい変更点はあるにせよ、それ以外はストーリーから何からほぼそのままだ。
一回のレベルアップでスキルポイントが二つ得られてビルドのペースが早くなったりと調整は加えられているが、アイテムを本編から持ち込むことができず、気の利いた装備品の入手機会やそのバリエーションも限られてしまっているのは、DLC版と比較して決定的にもどかしいところである。
211229004.jpg
だからDLC版をプレイ済みの人がこのスタンドアローン版をやる意義は薄かったりするのだけど、まあ8年前のタイトルということで程よく忘れている部分もあるし、元々が『Borderlands 2』の追加シナリオのなかでもボリュームや質が高い一品。
オタクのしょうもない部分を徹底的に茶化したミスター・トーグ関連の各クエストはどれも笑えるし、その本性を露わにしたリリスの「オタク版永田洋子」ぶりも最高だ。
211229005.jpg
リリスの鬱陶しくて面倒くさいキャラが確立された作品として、そして何より『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』の前祝いとして、我らがタイニー・ティナがわがままに仕切るTRPGの世界に再び身を投じてみるのも充分ありかもよ。

この記事に含まれるtag : ボーダーランズ FPS 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3066.html

2021/12/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Borderlands 3: Guns, Love, and Tentacles】愛と銃と触手をぶっ放せ!ウェインライトとハマーロックの結婚式

   ↑  2021/01/25 (月)  カテゴリー: XBOX Series X|S
210125007.jpg
結婚式の招待状って、実はそんなにありがたいもんじゃない。
そりゃ身内や親しい友人の結婚は心の底から祝う気持ちはあるが、それがいざ式という形をとられると、それは冠婚葬祭の義理的な付き合いの範疇になってしまう。
そしてカリプソ姉弟とのすったもんだにケリを付け、サンクチュアリでアテもなく宇宙を彷徨うオレのヴォルトハンターのもとにも招待状が。
210125004.jpg
送り主はサー・アリスター・ハマーロックとウェインライト・ジェイコブス。……正直むこうはどう思ってるかは知らないが、そこまで親しくした覚えはなかったりする。
アクストンとかZEROとか、3のヴォルトハンター勢よりもハマーロックと付き合い長そうなやつらも、なんか出席しそうもないし。
それでもヴォルトハンターは律儀に結婚式に向かう。
無遠慮なハマーロックのおっさんの行くところ、なんかトラブルがありそうだから。そして本編を終えたヴォルトハンターはトラブルに飢えているからだ。
210125003.jpg
そんなわけで『ボーダーランズ3』のDLCミッション第2弾で訪れることとなるのは、雪と氷に覆われた辺境の惑星ザイロウルゴス。
ぶっちゃけ寒いばっかの辛気臭い場所だが、ここが陰鬱としているのは、さらに理由がある。
地面に突き刺さって氷漬けになったイカみたいな触手を持つ巨大生物。これってアレだろ、クトゥルフってやつだろ。
210125002.jpg
最近のゲーム、どれもこれもやたらクトゥルフに頼りすぎ。クトゥルフ禁止!
……って言いたくもなるけど、それを飲み込んでしまえるのは、ヴォルトハンターがSAN値やらなんやらとはおよそ縁がなさそうな連中であるからに他ならない。
えーと、旧支配者だかなんだか知らないですが、ここの連中こんな奴らばっかですよ? おたくのキャラ的にホントに出ちゃって大丈夫ですか?
210125005.jpg
旧支配者さんへの気遣いもそこそこに舞い上がるのは、懐かしい顔にまた会えるから。
ゲイジ。前作『ボーダーランズ2』の主人公の一人。ロースターではない追加のプレイアブルキャラ(しかももう一人はよりによってあいつ)ということで若干割りを食っているところもあるが、オレにとっては一番多く使い倒した愛着のあるキャラクターである。
相方のデストラップちゃ~ん共々登場する彼女の現在はウエディングプランナー。良くも悪くも成長しないティナと違って、こっちは大人の女へのこだわりも見せ始めている。
210125006.jpg
そんなゲイジ渾身のウエディングプランを台無しにするのは、イカにかぶれたおかしな連中。
もっともここまで来たらヴォルトハンターの練りに練ったビルドの実験台みたいなもんだ。どっちが生贄なのか分かったもんじゃない。
凍てつく辛気臭い星も結局は毎度おなじみトンチキ銃器の花火祭りと化す、いにしえの暗黒神話もヴォルトハンターの前では立つ瀬がないことばかりを証明したDLC第2弾。10点満点で言うと、久しぶりにゲイジに会えたから1万点だ!

この記事に含まれるtag : ボーダーランズ FPS 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2977.html

2021/01/25 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Borderlands 3: Moxxi's Heist of the Handsome Jackpot】モクシィのハンサム・ジャックポット乗っ取り大作戦

   ↑  2020/12/12 (土)  カテゴリー: XBOX Series X|S
201212009.jpg
『Borderlands 3』が発売されて、もう1年半近くになろうとしている。
確かにAAA級ゲームに相応しい仕上がりだし、前作と比較して細かく手が加えられ、もう2がもどかしく感じてしまうほどプレイアビリティは格段に向上した。
オレもなんだかんだでこのゲームをたっぷり楽しんでいる。だけど『Borderlands 2』をプレイしていたときの熱中度を100とすると、正直な話、今回のテンションはその半分にも満たない。なぜだ!?
201212007.jpg
不謹慎さが減退しているとか、明らかに興をそがれるキャラクターがいるとか(あの小娘、ずっとアテナスの寺に閉じ込めておけ!)、理由は様々あるのだが、何よりも稀代の敵役ハンサムジャックの不在がオレにとってその一番の要因であろう。
ハンサムジャックのいない宇宙。ああ、もうこう書くだけでなんか大きな喪失感に捉われる。
まぁぶっちゃけジャックをぶっ殺したのは他ならぬプレイヤー自身なんだけど、それでも前日譚となる『ボーダーランズ プリシークエル』は勿論のこと、ジャックの死後に展開された『Tales from the Borderlands』も、明快にジャックの意志が残る世界だった。
201212003.jpg
そのハンサムジャックの幻影から真っ先に逃れようとしたのは、他ならぬGearbox自身だった。
『ボーダーランズ 3』はハンサムジャックへの言及を必要最低限に留めて、ハンサムの影響力を極力排除した世界で繰り広げられているが、しかし代わるべき敵役がとにかく力不足もいいところであった。
モダンな悪役像を造形するにあたって、ローガン・ポールのような質ワル系YouTuberを念頭に置いたのかもしれないが、その薄っぺらいイメージが、寄木細工のような成り立ちを持つハンサムのとことん憎たらしくて魅力的なキャラクターに伍せるわけもない。
オポジションサイドのキャラではカタガワがそれなりに頑張ってはいたが、やはり中ボスかDLCシナリオのボス程度が相応の人材。ジャックと比較してしまうと器が及ばない。
201212002.jpg
そんなハンサムジャック日照りで悶々とするこちらの気持ちを見透かしたのようにミッションを依頼してきたのは、ボーダーランズ世界で実質一番タチの悪い人、モクシィ姐さんだ。
彼女が誘うのはジャックの息遣いが感じられる……、どころではない、ジャックの意志よって構成され、それがそのまま残る世界。
カジノだ。しかも「カジノは胴元が勝つようにできている」(ジャック)と、のっけからオープンリーチ状態。
それでも人は吸い寄せられる。なぜならバンディットだからだ。
そしてプレイヤーも吸い寄せられる。なぜならカジノの道理を捻じ曲げるのがヴォルトハンターたる者の役目だからだ。
201212005.jpg
そんなわけで訪れるのは、宇宙に浮かぶ豪奢なカジノ……、の成れの果てハンサム・ジャックポット。
そこら中にあるのはジャックの彫像にジャックのホログラム、もうジャックジャックジャックまみれ。
そしてプレイヤーを出迎えてくれる人物もジャック……、ではないが、ちょっと懐かしいあいつだ。いよー、お前生きてたのか。もはやプリシークエルの数少ない生き残りの一人になっちまったな!
201212006.jpg
野生化したパチンカーみたいな元カジノ客に、これまた懐かしいハイペリオンのローダー。お馴染みの奴らを撃ったり溶かしたりしながら進むメインストーリーは、「オーシャンと11人の仲間たち」や「黄金の七人」など、伝統の"強奪計画チームもの"をなぞったスタイル。
サブクエストも充実してボリュームも価格相応なボーダーランズ3DLCシナリオ第1弾。
思えばボダラン2とプリシークエル、そしてその派生作品は、みんなモクシィとジャックの痴話喧嘩の巨大な産物みたいなもの。
3でもそれにどっぷり漬れるチャンスは、この『モクシィのハンサム・ジャックポット乗っ取り大作戦』をおいて他にはない!

この記事に含まれるtag : ボーダーランズ FPS 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2964.html

2020/12/12 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Borderlands 2】スクーターの一周忌

   ↑  2019/06/20 (木)  カテゴリー: XBOX ONE
190615002.jpg
経緯があるのは日本国内未発売の外伝ADV中なので、『指揮官LilithのSanctuary奪還作戦』でこの事実を急に知って驚かれた方も多いかもしれないが、スクーターはこの世にいない。
いや、この世にいないってのはちょっと変だな。惑星パンドラ、ボーダーランズの世界においてスクーターは既に死者だ。
『Tales from the Borderlands』のアルマゲドン回で「Catch-A-Ride!」の陽気な叫び声と共に星のカケラとなってしまった。
190620002.jpg
思えばスクーターはボーダーランズシリーズの中でも、プレイヤーに馴染みのある度では最上位の方に位置するキャラクターだった。
まぁ移動に必須なビークルの受け出しという、システム上避けては通れない手続きに毎回絡んでくるから否応なしに馴染まざるを得ないものではあったが、それでもあのめちゃくちゃ角が立つこと言ってんだけど、なぜか受け流せてしまえる緊張感のない声の持ち主が、今後のボーダーランズワールドでは死者として扱われると思うと、ちょっとばかり感傷的な気分になってくる。
190620005.jpg
だがボーダーランズは死者の意志に寛容だ。
T.K.バハにプロフェッサー・ナカヤマ、名もないNPCにそしてハンサムジャックに至るまで、数多くの死者たちがクエストやら設定やらなんやらで、おのれの志や欲望をこの世に残してVaultハンターたちを振り回してくれる。
そしてそれはスクーターも例外じゃない。
もっとも彼がエコーレコーダーに遺していったのは、てめえのエロ本の回収依頼というVaultハンターにとっては迷惑極まりない内容であったが、サルバトーレやアクストンならともかくも、一応はまだうら若い娘であるオレのゲイジはどんな顔してこのミッションを遂行していたのであろうか。
190620004.jpg
だけど頼まれる方は堪ったもんじゃないかもしれないが、やはり溜め込んだエロアイテムの行く末というものは、当人にとっては気になって気になってしょうがない存在である。
おのれの性的嗜好が顕になってしまう恐れもあるが、しかしそれがシステマチックに処分されてしまうのも、あまりにも忍びない。
できればそれをこの世のどこかにいるかもしれない同好の士に引き継いでほしいと思うのも、煩悩にまみれた人間にとっては自然な感情であろう。
オレにしたって本棚の奥底にひそかに眠る全裸スポーツシリーズの行き先を考えたら、たとえ末期がんに冒されていたとしても死んでも死にきれないもん。
190620006.jpg
かくしてスクーターの遺志を叶えるために、サラダ化騒動の合間をぬってエロ本を探しまくるオレのゲイジ。
「こいつが寄越すミッションって、いっつもこんなんばっかだったな」なんて愚痴のひとつも出てきそうにもなるが、故人のためという大義で無理やり納得するほかはない。
しかしそんないつもの調子のミッションも、進めるにつれほんのりと湿っぽくなってゆく。
そして迎えるはCatch-A-Rideの引き継ぎの儀式とスクーターの最後のメッセージ。
『指揮官LilithのSanctuary奪還作戦』の裏の顔は、シリーズの中核を務めたキャラクターの一周忌のセレモニーなのであった。
あらためてさようならスクーター。お前は友だちってもんでもなかったけど、嫌いってわけでもなかったぜ。Catch-A-Ride!

この記事に含まれるtag : ボーダーランズ FPS 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2835.html

2019/06/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
申し訳ありません。 お探しの記事は現在、この ユーザーtag (Keyword) を設定していない可能性があります。 右の検索BOXで 再度用語を短めに入力していただくと記事が見つかる場合があります。