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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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DVD【千葉麗子と始めるヨーガ】

   ↑  2015/01/15 (木)  カテゴリー: 映画・DVD
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ゲームアイドルだかゲームソムリエールだかの界隈が、なんかもう犬も喰わないようなごたごたを露呈しましたが、ショックを受けるどころか「そんなこったろうと思った」と呆れ返る人がほとんど。
騒ぎが露見すると同時にもう末期な、スキャンダルや炎上にすら至らない案件として収束してしまいました。
同じ電脳アイドル、ゲームアイドルという忌まわしいフレーズを抱いた者にも、ホンモノとパチモノが存在することを知らしめた一件でしたが、何をもってホンモノ、ニセモノを分けるかと言えば、それはもう自分の口から自分の言葉を発しているか否かに尽きるわけです。
デキの悪い二人羽織だったソムリエールさんに対して、ホンモノの違いを見せつけるのは、元祖電脳アイドルのチバレイこと千葉麗子。
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アイドル時代から荒ぶる朝生パネラーとしての現在まで、エッセイからインタビュー、熟慮を重ねた言葉から後先考えない衝動発言まで、千葉さんは終始一貫してフィルター抜きで自分の言葉を発してきました。
ゲームに関するコラムにしたって、見え透いた作為などなしにナチュラルにぶっちゃけまくっていた千葉さんのそれは、某ソムリエールのそれとは、もうモノが根本から違います。
電脳アイドル→オーロラ五人娘→社長→ヨーガ→活動家と、チバレイという確たるパーソナリティを軸に、豪快な遍歴を重ねてきた千葉さん。
「請われずとも元々ゲームの話かできなかった」と述懐するゲームアイドルとしての姿も、誰かと違って相当にガチなものでしたが、やはりいちばん重きをなすのはヨーガインストラクターとしてのキャリアです。
それは天下のNHKにおいてヨーガ講座のメインインストラクターを務めるほど。
「千葉麗子と始めるヨーガ」は、そのEテレNHKで放映された番組をまとめたDVDです。おい、誰だ、そこで「どうして千葉さんといっしょに始めなきゃいけないんですか……」とかグズグズ言ってる奴は!
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なにせ元が5分枠の番組ですからテンポも軽快。1つのポーズごとにわずか5分の尺しかありませんから、千葉先生のレクチャーも余計な含蓄なしにてきぱきと実にスピーディー。
チャプターを繰り返して、千葉先生のポーズを何度もトレースしていれば、次第に宇宙、しまいには千葉先生と一体になってるような気になってくるではありませんか。なんと光栄なことでしょう。
全部で14チャプター、総時間80分の講座を経れば、あなたも立派なヨーガ初級認定。しかもその師はあの千葉さんです。
「オレはチバレイの弟子」なんてセリフをさらっとはけるためにも、この「千葉麗子と始めるヨーガ」には真摯な気持ちで真面目に取り組みたいものです。
そうすれば「毎日のヨーガの積み重ねで、身体だけではなく、心のバランスもよくなってきますよ(ニコッ)」という先生のお言葉も、深い含蓄をもって頭のなかに染みこんでくることでしょう。

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2015/01/15 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Xbox Fitness】ゲータレードスポーツパフォーマンス

   ↑  2014/12/08 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
Gatorade Sports Performance
ゲータレード。その魔法の飲み物は、たちまちのうちにオレたちの間に広がった。
きっかけは新しい物に目ざとい同級生だった。いつものようにゴムボールの草野球に興じていた時、イニングの合間に彼はおもむろにプラスチック製の大きなボトルを取り出し、それにオレンジ色の粉末を入れて水道水を注ぎ、出来上がったカラフルな液体を得意げになって飲み始めたのだ。
彼が言うには、これはアメリカからやって来たゲータレードという、運動に何やら大変な効果をもたらす科学的な飲み物で、その専門性故に、そこらのスーパーでは売っておらず、スポーツ用品店でしか手に入らないブツだと。

ゲイラカイト、ヨーヨー、バンバンボール。ガキの頃のオレたちは、なにしろ「アメリカからやって来た」という触れ込みに大変弱い(中には本当にアメリカからやって来たのか疑わしいものもあるが…)。
ゲータレードにしたって、今ではなんてことのないありふれたスポーツドリンクだが、当時はまったく目新しい存在だった。
オレたちは我先にとスポーツ用品店に押しかけ、ジュースの素の数十倍の値がするゲータレードの粉末パックを、競うように買い漁った。
これが単なる機能性水分補給飲料であることは今の常識だが、その頃のオレたちはゲータレードを飲むだけでみるみる運動能力が向上する、ステロイドのような魔法の飲み物として捉えていた。
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「ゲータレードを飲んだら100メートルを11秒で走れた」「寝たきりの爺さんに飲ませたら、飛び起きてラジオ体操を始めた」
ガキならではの虚言の数々が、オレたちのゲータレード信仰を後押しし、ジュースとは明らかにワケが違うマズさが、その説得力をさらに高めていった。
しかしガキの流行りモノは、いつしか自然にトーンダウンしてゆく。
日本のメーカーがこぞってスポーツドリンクを発売し、それらは近所のスーパーで簡単に買えるようになり、そしてオレたちもゲータレードを飲んでも急にケンカが強くなったりしないことに気づきだし、そのうちに日本での販売力が弱いゲータレードは市場での存在感を急速に失いはじめ、今ではマイナー飲料の一角として、ぼんやりと売ったり売られなかったりしている。

こうしてスポーツドリンクの先駆けとなりながらも、日本市場への定着に失敗してしまったゲータレードだが、本国においては今も昔も一貫してトップ中のトップブランド。
スポーツドリンク=ゲータレードの常識を、『Xbox Fitness』の中でも定着させようとするのは自然なことであった。
『Gatorade Sports Performance』は、ゲータレードの宣伝も兼ねた無料コンテンツ。
現在『Football Training Camp』と『Basketball Training Camp』、二つのプログラムが公開されている。
これは基本的に10代の学生に向けた体力づくりトレーニングで、フットボールの方はヒューストン・テキサンズのスターディフェンスJ.J.ワット、バスケットボールはインディアナ・ペイサーズの主軸で米国代表選手のポール・ジョージと、その専属トレーナーたちがインストラクター役を務める。
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まあ要するにフットボール部やバスケットボール部に所属するジョックス、及びその予備軍のためにあるようなプログラムで、ゲームギークとはもっとも縁遠いようなワークアウトかもしれない。
住環境難易度も比較的高めで、特にレッスン2の持久力とレッスン3のアジリティは、床をどかどか踏み込む激しい運動を要求してくる。
こればかりは我が子をプロスポーツ選手にするためなら、どんな投資も惜しまないスポ根父親による床強化工事に期待するしかないだろう。
ドリルの合間に、J.J.やポールがこれみよがしにゲータレードを飲んだり、スナックバーを齧ったりするCMタイムが、この『Gatorade Sports Performance』一番のチャームポイント。
「体が潤うぜ!」とCMトークをかますJ.J.に、こちらもすかさず綾鷹あたりで水分補給して、「急須で煎れたのと区別がつかねえぜ!」と対抗しよう。
飲みたくても近所に売ってねえんだよ、ゲータレード!

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2014/12/08 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Xbox Fitness】エベレスト登頂

   ↑  2014/11/17 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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エベレスト。標高8844.43メートル。言わずと知れた世界最高峰。その頂をオレは登り切った。
アプリではなく一応ゲームに分類されている『Xbox Fitness』には、1000G分の実績がしっかりと存在するのだが、その配分は25刻み50刻みが目立つ、実績を設定するのが面倒臭い奴が割り振ったようなざっくりとしたもの。
その内容も「セッションをクリアした」「ドリルを1000回クリアした」等の、ひねりもなんにもない累積系ばかりだが、その中にあって「エベレスト標高分のジャンプ、クライム、スクワットをこなす」"エベレスト登頂"は、唯一粋を感じさせてくれるような設定の実績である。
まぁ実際のエベレストは直線距離8848メートルみたいな単純なものではないが、しかしヒザに故障を抱えているオレにしてみれば、8848メートル分のスクワットは、エベレスト登攀に匹敵するような難事業だ。

ここはジャンプで距離を稼いでおきたいところだが、大きく飛び跳ねる運動は築10年以上の木造住宅に住む身にとって、もっとも避けておきたいKinect動作だ。やはり地道にスクワットを重ねるしかない。
両ヒザにがっちりとテーピングを施し、オレは力の抜けたスクワットをへなへなと続けた。
こういうものは焦らず急がず続けるのがベストなのだろうが、しかし本格的な冬の到来を前にしては、急がねばならない理由も出てくる。
寒さが厳しくなりヒザに慢性的な痛みが出るようになると、スクワットどころではなくなるからだ。
焦らず、それでも急ぎながら、オレはトニー・ホートンやMOSSAのチアゴの指示どおりに浅めのスクワットを重ね、そして毎日のように実績の進捗をチェックした。
60%、61%、62%、オレは少しずつ着実に山の頂に近づいていった。
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一つの実績に対してここまで本気になって取り組むのは、思えばこれが初めてのことかもしれない。
これまでのオレにとって、実績とは惰性で獲ったり獲らなかったりする些細でどうでもいい存在だった。
しかし『Xbox Fitness』の実績は違う。
『Xbox Fitness』はフィットネスゲームではなく、日課としてのトレーニングを志す者たちのポータル的存在。
『Wii Fit』や『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ』のように、あれこれと世話を焼いたりはしない。そこに黙って無料で佇んで、ジリアン・マイケルズやショーンTにアクセスする手助けをしてくれるだけだ。
これを気まぐれなジム通いなどより遥かに実のある日課とするには、こちらから意思を持って能動的にアプローチしなければならない。大雑把な実績は、そのための重要な指針の一つなのだ。

ヒザにニーブレスを施しながら騙し騙しリングに上がっていた現役末期の前田日明のような悲壮な覚悟で、オレは連日スクワットを重ねた(そんな時に頭の中に鳴り響いている曲は、もちろん"キャプチュード"だ)。
90%、91%、92%。そしてオレはついに8848メートル地点に到達した。
「ぴかん」という音と共に解除される75Gの実績。この75という数字には、今までオレが惰性で積んできた10数万の実績とは、比較にならないほどの重みがある。
たった一つの実績で達成で、自分を存分に褒めてあげたいと思ったことが、果たしてこれまでにあっただろうか?
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目の前にあるのは実績達成を見越して自分へのご褒美に用意してあったドーナツと和菓子の山。今のオレにはこれを存分に食う資格がある。おめでとう、そしていただきます!
エンゼルフレンチと大福を交互に頬張りながら、最近は『Xbox Fitness』を日課にしてる分、安心して余計に甘いモノを大量摂取していることに気づいたりもする。
「これって結局元の木阿弥ってことじゃねえか?」と思ったりもするのだが、そんな時は前田日明ではなくまるまる太った佐山聡が心の中に現れ、「甘いモノ好きだけは、意思の力でもどうにもならないよ!」と爽やかに言い残して去ってゆくのであった。

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2014/11/17 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

DVD【全裸BOOT CAMP】とビデオ【全裸エアロビクス】

   ↑  2014/11/10 (月)  カテゴリー: 映画・DVD
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アダルトビデオ界に脈々と続く"全裸もの"と呼ばれるジャンルがある。
セルビデオ勃興期に端を発していて、全裸のお姉ちゃんたちが、ひたすらスポーツや釣りに興じる様子をただ垂れ流す、ある意味ではフェチの極みみたいな企画だ。
創成期のソフトオンデマンドは、ずいぶんとこの"全裸もの"をウリにしていたのだが、一部のニーズにおもねってしまったのか、次第にからみのエッチシーンなどを加味した普通のAVになってしまい、本来の"全裸もの"にあった、あっけらかんとしたバカバカしさは、ほとんど失われてしまった。
それでもピュアな"全裸もの"は、まるでナックルボーラーのように細々と息をつないできたのだが、ゼロ年代の半ばに、その"全裸もの"が久々に息を吹き返すような元ネタが大流行したのだ。そう、ビリーズ・ブートキャンプである。

お姉ちゃんたちを並ばせて揃って運動させる大義名分がたつフィットネスは、元来"全裸もの"と非常に相性がいい。
ましてやビリーズブートキャンプは、安易にパロディ化できる特徴的なスタイルを持っているときてる。
ぶっちゃけ迷彩柄のパンツを履いたおっさんが、「ガンバレ、さあガンバレ」って言ってるだけで、なんとなくビリーズブートキャンプっぽくなってしまうのだから。
チョコボール向井がビリー役を務める「チョコボールブートキャンプ」や、熟女系メーカーマドンナの「マドンナブートキャンプ」、みんな大好きカリビアンコムからも「カリブートキャンプ」など、もう様々なビリーネタビデオが登場したのだが、残念ながらほぼそれらはブートキャンプをイメージテーマにしただけのフツーのAV。

その中にあって唯一の正統派"全裸もの"ブートキャンプと呼べるのが、TMAからリリースされた「全裸BOOT CAMP」。
全裸のお姉ちゃんたちが、ひたすら黙々とフィットネスワークアウトに取り組むだけの、混じりっけのないピュアな全裸作品だ。
「目の前で裸の女性が躍動することで、ダイエットに取り組むモチベーションはアップするのか? メタボな男性に自信を持ってお薦めする作品です」
TMA自らそんなワケの分からないセールストークをかましているが、基本的に全裸という以外は一般のフィットネスビデオとなんら違いがないので、ジリアン・マイケルズやトレーシー・アンダーソンのビデオの代わりに、これを流して自分もフィットネス運動に励むのも充分可能だ。もっとも途中で間違いなくバカバカしくなってくるだろうが。
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創立間もない頃のソフトオンデマンドは、主に"全裸もの"を基幹商品としていたが、その中の一本である「全裸エアロビクス」は、全裸フィットネス系のクラシックとでも呼びたいようなビデオだ。
ぬるいお姉ちゃんたちがぬるい裸体を晒してぬるいエアロビ運動に終始するだけ。その緩みっぱなしでだらけきった内容は、"全裸もの"の極みと言えるだろう。
特にまるでメイキングビデオと見紛うかのような、演出意図のカケラもない惰性のカメラワークは特徴的で、その何も考えずにただカメラを回しているだけの映像は、まるでぬるま湯のような魔力がある。
こちらも本職のエアロビインストラクターが付き添ってマジメに指導しているので、エアロビ運動用ビデオとして一応使えなくもないが、おそらくこっちにしたって途中で間違いなくバカバカしくなってくることだろう。
<パケ画像修正済み>

この記事に含まれるtag : フィットネス おとなの時間 

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2014/11/10 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Xbox Fitness】隠れ難易度の問題

   ↑  2014/11/09 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
Beachbody 10 ミニッツ トレーナー
『Xbox Fitness』にアップデートが入り、メニュー周辺やワークアウトプログラムの名前などが日本語化されるようになった。
ただ、それによって馴染みのワークアウトが、今日から突然『ハミ肉撃退ダイエット』なんて名前になってしまうのは、ケーブルテレビ直輸入から急にQVCテレビショッピング経由になったみたいで、イマイチ無粋なような気もしてくる。
まぁこれによって日本でも『Xbox Fitness』人口が増えて(それ以前にXbox Oneユーザー人口を増やさなければ、どうにもならないかもしれないが)、この界隈がちょっぴり盛り上がってくれれば、それに越したことはない。
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ワークアウトプログラムには、それぞれ初級、中級、上級などの区分けが為されていて、これを指針にする人も多いかもしれない。
しかしこの難易度区分、普通ならフィットネスの運動量などによって分けられていると考えてしまうが、それをアテにして初級扱いの『MOSSA Fight Workout』なんかを呑気に始めると、開始5分くらいで「こんなガチのカーディオだなんて聞いてねえよ!」と、汗だくになりながら悲鳴を上げるハメになるだろう。
初級でもハードなプログラムはあるし、中級でも『MOSSA Fight Workout』よりラクなプログラムだって結構ある。
じゃあこの難易度区分は一体何なのだと疑問も出てくるが、これはどうやら運動ゲージの上がり易さで区別してるんではないかとオレは推測している。
初級区分のプログラムは、割と雑に体を動かしてもゲージはじゃんじゃん上昇してマルチプライヤーをキープできるが、上級あたりになってくると、体を正確に大きく動かして筋肉にしっかり負荷をかけないと、ゲージはちっとも上がらないような印象があるからだ。
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まぁここら辺はアバウトな推論なので、あんまり真に受けないで欲しいが、とにかくこの難易度表記がそれほどアテにならないことだけは間違いない。
それに『Xbox Fitness』には、こうした表記にも示されなければ運動量とも関係ない、もう一つの隠れた難易度が存在する。
それは主に各人の住環境によって左右される難易度だ。
Kinectの運動のために確保できるスペースは人によってそれぞれだろうが、プログラムによっては一般的なKinect空間を軽々と逸脱する運動を、平然と指示してくるものがあったりするのだ。
「はい、次は十歩ダッシュしてスクワットを左右に繰り返す。さっさとやる!」(ジリアン・マイケルズ)
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『Beachbody: 10ミニッツトレーナー:有酸素』は難易度区分中級。10分で終えられる短いプログラムということもあって、一見とっつき易そうなワークアウトに思えるかもしれないが、それは大きな罠だ。
実はこれ、隠れ難易度は相当高い。少なくとも我が家においてはそうだ。
「退屈なランニングマシンとはお別れ! トニーが次々と繰り出すハイペースな動きで、脂肪を手早く燃やしましょう。あっという間に結果が出ます」
そんな触れ込みに安易な気持ちでこれに手を出してしまうと、いきなりカジュアルに発せられる「じゃあとりあえず全力ダッシュ」の一言に、思わず面食らうことになるだろう。
「どたどたどたどたどた」
それでも生真面目にトニーの指示に従ったオレを待っていたのは、「家を壊す気か、この宿六!」という家人の怒声であった。
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なんとか家人をなだめながらワークアウトを続けるオレのことなんかお構いなしに、トニー・ホートンはさらに、「はい次は左右にダッシュ」、「円を描くようにランニング」などと、人んちが等しく鉄筋コンクリの大邸宅だと思ってるかのような指示を、次々とかましてくる。
そのたびにこっちはイスだの積んだ洗濯物だのを片付けながら、狭いリビングの中をばたばたと走り回り、家人の声もいよいよ「そのおかしな機械と一緒に出ていくか? ああ!?」と一段低くなってきて、もうオレはエクササイズとは別の意味で痩せそうな思いになるのだった。


この記事に含まれるtag : Kinect フィットネス 

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2014/11/09 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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