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- 【トロと休日】漁港の白日夢 [2018/01/28]
- 【-どこでもいっしょ- レッツ学校!】ポケピ学校の文化祭 [2011/11/20]
- 【PAQA】毒舌ポケステ生命体 [2011/09/06]
- 【-どこでもいっしょ- レッツ学校!】ポケピ学校の夏休み [2011/08/21]
- 【-どこでもいっしょ- レッツ学校!】ポケピ学校の百物語 [2011/07/17]
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トロと過ごす漁港の休日。それはまるで白日夢のような日々の繰り返し。
プレイステーションを代表する顔となったトロの、プレイステーション2初お目見えとなった作品は、神奈川県の三浦半島にある三崎を舞台にした、奇妙な奇妙なゲーム。
ウォーキングシミュレーターというジャンルが根付いて久しいが、期せずしてそれの始祖鳥的存在となった作品だ。
一応、『どこでもいっしょ』のシステムを受け継いではいるが、それはあくまでも形骸的なもので、『どこでもいっしょ』のような言葉のやり取りを主眼に置いたゲームではない。

『トロと休日』は夢の中の景色を彷徨うゲームだ。
実写とトロの融合。トロがぴたぴたぴたと足音をたてて歩くのは、確かにロケーションされた現実の三浦市三崎の町並みだ。
しかし、ひとけが途絶え静寂に包まれた『トロと休日』の中の三崎は、奇妙なまでに生々しさを感じさせない風景になっている。
高台、桟橋、神社、何の変哲もない住宅街、ささやかな歓楽街。それは確かに実在の三崎の風景なのだろうが、しかし、トロと一緒にこうして歩く三崎の町は、まるで白昼夢の背景のような現実感の無さに包まれているのだ。

旅館の女将、さくらやのエプロンお姉さん(本作のアイドル的存在)、くろば亭の大将、郵便屋さん、スナックのママ。
ひとけのない、まるでゴーストタウンのような『トロと休日』の三崎で、時折出くわす実写の人間たち。
普段は実際の三崎で現実の生活を営んでいる人たちも、このゲームの中では、やはり夢の中の登場人物が如き、現実感のないあやふやさで佇んでいる。

唯一イレギュラーを挙げるとしたら、ほうきやちりとりを売っている店とは、およそアンバランスなおめかしをして店先に立つ雑貨屋のおばさんだろう。
この人の図抜けた現実感だけは、ゲームコンセプトを明らかに凌駕している。
「普段どおりのかっこうでいいんですよ」
そう懇願するスタッフには構わず、「いやいや、そういうわけにはいかないわ!」と、無理やり勝負服に厚化粧で撮影をうながす、そんな生々しい裏舞台が見え隠れしているようではないか。

そんな茫洋とした風景の中を、トロとだらだら散歩する毎日。
漁港という一点をのぞいては、ありふれた田舎の町並みだ。路地裏、駅前、公園、商店街、刺激のあるような目新しい景色など、どこにもない。
行く先々でかわすトロとの会話も、夢の中らしく身のある内容なんか一つもありゃしない。
ぼーっとそこらを歩き回って、トロの発言を適当に聞き流して、夜が来れば旅館に帰る。
そしてセーブをしてPS2の電源を切ったところで、まるで夢からはっと覚めたように、現実に引き戻される。
なんの刺激もドラマもない。でもそれでいい。『トロと休日』は、ぼんやりとして掴み所のない白日夢をトロといっしょに体験する唯一無二のゲームなのだから。
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2018/01/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
秋と言えば文化祭のシーズン。我がポケピ学校も、今年の文化祭の準備に余念がないようです。
演劇や模擬店、お化け屋敷など、様々な演し物で賑わう文化祭。さぞや皆さんも良き思い出を残されているでしょう。
もっとも、私の文化祭での思い出と言えば、泊まり込みでの準備の際、夜中にこっそり裏ビデオの上映会を開こうとして、間違って「死霊のはらわた」のビデオを持ってきてしまい、大ひんしゅくを買ったこととか、調子に乗って校門に設置された巨大アーチによじ登り、そこから転落してあわや救急車で運ばれそうになったとか、まぁろくでもないものしかありませんが。

そして我がポケピ学校の模擬店や演し物も、指導者である私の文化祭の思い出に負けず劣らず、ろくでもないものばかりのようです。
先生、こんな文化祭に、とてもじゃないけど来賓とか呼べません。

まぁスズキの好みなタイプが判明したことは、収穫と言えば収穫かもしれません。
スズキは今の小向美奈子なんかも、ピンポイントにツボなのかもしれませんね。実は先生もそうです!

ジュン。気持ちは痛いほどよく分かりますが、あとで「美人局にあってボコボコにされたのが、自分じゃなくてよかった」となるかもしれませんよ。ものは考えようです。

どうでもいいけど、キレイにまとめるんじゃねえ、お前ら!
どこでもいっしょ
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2011/11/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
名実共にSCEを代表するキャラクター井上トロですが、その影には数多の看板になれなかったキャラクターたちが存在します。
契約社員的なポジションで初期プレイステーションの顔になったクラッシュ・バンディクーから、SAE、CHIE、ERI(3人合わせてSCE!)のSCE三姉妹まで。
そしてここに、トロと並んでポケットステーションの牽引を期待されながら、トロのようなSCEの看板はおろか、ポケステの役にすら立てなかったキャラクターが居ます。
その名はハンペン星からやって来た宇宙人のパクァ。

あのトロと共に、ポケステ普及二面作戦の一方を任されながらも、野球の助っ人外国人で例えるならディアーやインカビリア級の大期待はずれに終わってしまった、この小さく薄っぺらい宇宙人は、生身では地球の環境に耐えられないので、外出時は常にポケステを体に着込んでいます。
『どこでもいっしょ』と同様に、このポケステで持ち出した生物と様々なコミュニケーションを取り、親睦を深めて行くゲームなのですが、その記念すべきファーストコミュニケーション時の、こいつの第一声ときたら「なんだこの野郎!」 ……貴様は荒井注か!

思えばトロは、"こちらが苛つく微妙に一歩手前"の、実に絶妙な性格設定が為されていましたが、それに比べてこちらはとんでもないコミュ能力ゼロ野郎です。
本人は毒舌キャラを気取っているつもりでも、周りからすれば単なる鬱陶しい、社交能力が欠如しているだけにしか見えない人というのは、現実社会やネット界隈でもよく見かけたりしますが、このパクァはまさにそんな奴。
「一見口が悪いけど、深く付きあって行けば、結構いい奴だったりするんですよ」
そんなコンセプトに基づいた性格付けなんでしょうが、あいにくと私は、毒舌屋気取りのクセにボキャブラリーやウィットに乏しいこんな野郎と、深くお付き合いするほど、お人好しでも忍耐強くもありません。

しかし、こっちにその気がなくとも、向こうの方はこちらに絡んでくる気が満々です。
ほんのちょっとの間、放置しておくと、こいつは「おーい! おーい! おーい!」(CV. 矢島晶子)と声を上げ、構ってくれと要求してくるのです。。
仕方なしに相手をしてやると、「あんたの彼女、すごく不細工なんだろうな!」などと言い垂れる始末。
あまりにもやかましく鬱陶しいので、ポケステの電源をオフにしようにも、そんな機能はどこにもありません。
こいつをポケステにダウンロードしたが最期、ずっと電源は強制的にオンになったまんまの状態。。
ムカつくだけでなく、電池まで無理矢理こいつに使いっぱなしにされるのです。なんでこんな目に遭わなくちゃならないんでしょうか。

時には慇懃無礼で、時には粗野。またある時は馬鹿丁寧と、このパクァはその性格がまったく一定しません。
口が悪く、そのくせ構ってちゃんで、なおかつエキセントリック。こんなコミュニケーション能力の欠落した野郎と、コミュニケーションを深めて行くゲームなど、何かの悪い冗談にしか思えません。
さすがにやっていられなくなったので、部屋の片隅でか細く「おーい! おーい!」と声を上げ続けるパクァをずっと無視していたら、いつしかこいつの声がぱたっと途絶えていました。
静かになったポケステを調べてみると、そこには何も映らなくなった液晶画面があるのみ。
パクァ、死亡。死因は電池切れによる餓死。最期のあたり、いつにも増してしつこく声を上げていたのは、もしかして空腹を訴える悲鳴だったのかもしれませんが、例えそうであったとしても、こちらの心はさっぱり痛まなかったことは、言うまでもないでしょう。
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2011/09/06 | Comment (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
あっという間に過ぎ去った、我がポケピ学校の夏休み。
長いようでいて、短い、そしてめちゃくちゃ暑かったようで、実は案外そうでもなかった夏の日々。
ポケピたちとも多くの思い出を作ることができました。
あわや水難事故の一歩手前だった、海への遠足。

学校の備品を売り払った金で開催した夏祭り。
その名前のお祭りだったら、先生も是非どっぷりと参加したいです。ただし貴様ら抜きでな!

そして夏の締めくくりは、やっぱり花火。

ジュン、それは花火のかけ声としては、何か間違っていますよ。

そして我がポケピ学校は、巷の学校よりも一足早く通常授業に戻ります。

こんなしょうもない言葉に囲まれたしょうもない日々でも、私とポケピにとっては、かけがえのない毎日。
この夏に彼らと過ごした日々も、きっと忘れられない思い出になるでしょうとも。
『-どこでもいっしょ- レッツ学校!』。それは数あるポケピシリーズの中でも、ポケピの温もり(と馬鹿さ加減)を一番感じられるゲームなのです。
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2011/07/17 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |