fc2ブログ
 

ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

What's New (最近の記事一覧)


【Hidden Through Time】ヒドゥンスルータイム

   ↑  2022/08/06 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
220806010.jpg
ゲームは怠惰な人間が無気力にだらだらと続ける遊びみたいな偏見がいまでもあったりするが、いやいやどうしてそれなりに結構エネルギーを使うものだ。
そして歳を重ねるごとにそのエネルギーを貯めるタンクはどんどん容量が減ってゆく。
新しいゲームを始める時は、システムやルールをまっさらな状態から飲み込んだりと、消費するエネルギーの量もさらに多くなってくる。
それが嵩じると新しいゲームを一からスタートさせる気力すらおぼつかななかったりするのだ。
220806001.jpg
年季の入ったゲーマーが特定のジャンルやレトロゲームに拘泥してゆくのは、なにも柔軟性を失っているだけではない。エネルギーの枯渇という止むに止まれぬ事情もあったりするのだ。
オレのように元が怠惰で無気力な人間ならなおさらである。
ましてやこうも常軌を逸した猛暑の中だと、ゲームをやる気力もさらに失われてくる。だらっと横になってただビールを飲む誘惑に誰が抗えるだろうか!?
220806002.jpg
そんな状況で重宝するのは気力の燃費がいいゲームだ。
するべきことが分かりきっていて、なんとなく続けられて、それなりに達成感のあるジャンル。ビール飲みながらやれたらさらに言うことなし。
そう、アイテム探しゲーム(ヒドゥンディティクティブ)!
220806004.jpg
定番となっているこのジャンルだが、オレの考えでは大きく二つの流れに分けられる。
一つはArtifex Mundiの諸作品に代表されるようなモバイルの狭い画面にアジャストした情報密度の濃いタイプ。
そしてもう一つは「ウォーリーをさがせ!」の流れを汲む、大画面に無数のオブジェクトが執拗に敷き詰められたタイプだ。
『Hidden Through Time』は後者。PCモニターや大画面テレビでも遊びやすい、むしろ大画面に皿のようにした眼を近づけてなんぼのゲームである。
220806003.jpg
同系統に『Hidden Folks』という評価の高い作品があるが、画面が白黒なゆえに5分も遊ぶと眼がしょぼしょぼしてきた『Hidden Folks』と違って、こちらは淡い色が主体のカラーだから、プレイアビリティの点では『Hidden Through Time』に軍配が上がるだろう。
220806009.jpg
そして本作の特徴はマップエディタ機能。
とはいえ自分でマップを作成するのは、これまたなかなかエネルギーを必要とされる作業だが、それ以上にアップロードされた無数のマップを、あれこれつまみながらのプレイが思いの外楽しい。
同じオブジェクトパックを使っての配置でも人によって個性が出るし、ヒントワードの付け方にもそれぞれに特徴が出ていたりする。
220806008.jpg
扇風機の風の下、ビール片手に目を凝らしながら、似たようなオブジェクトを選り分けて小さなカエルや人や果物やなんだか分からないものを探して探して探しまくる。
ほどほどのエネルギー消費にもかかわらず見つけ出したときの達成感はかなりものだ。
夏の夜は「ゲームをやるぞ」エネルギーの燃費が格段に優れたアイテム探しゲーム。
他人作成のオンラインマップも豊富にあるからコストパフォーマンスもなかなかだぞ。

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3098.html

2022/08/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【PowerWash Simulator】高圧洗浄シミュレータ

   ↑  2022/07/27 (水)  カテゴリー: XBOX Series X|S
220727007.jpg
高圧洗浄機には今でもトラウマになっている苦い思い出がある。
土埃で汚れた愛車を洗っていたときのこと。放射した角度が悪かったのかボンネットのデカールが水圧でぺろぺろぺろぺろっとめくれてしまったのだ。
あのときは思わず「うああああああああ!」と声が出た。凄まじい勢いで水を放出するノズルを手にしたまましばらく立ちすくんでいた。
220727001.jpg
そんなオレに高圧洗浄機のシミュレータ。傷口をえぐって豆板醤を塗り込むがごときゲームだ。
しかも最初のステージの対象物はデカールを施した車。この部分に高圧の水流はマズい。オレはそれを身をもって知っている。
でもゲームって素晴らしい。ここではデカールも、薄っぺらい窓ガラスも、雨樋の飛び出た部分とかも、現実に高圧かけたらヤバそうな場所も全然ダイジョーブ! 気後れせずぶちかまそう。ぷっしゅーーー!!!
220727002.jpg
『PowerWash Simulator』はその名の通り、高圧水流を放つ洗浄機を駆使して雨露で汚れた車や建物や公園を洗って洗って洗い流す、ただそれだけのシミュレータ。
ステージクリアを目指すために最後の方は目を皿にして残った汚れを見つけ出さなきゃなんないなど、人によってはクソゲーの烙印を押すかもしれない。
実際そういう感想を目にしても「ああ、そうだよね」と納得してしまう単調なゲームだ。
220727003.jpg
だがオレは黙々とこの作業を続けている。
ただでさえ体力を持っていかれる暑い夏だ。いかに室内遊戯といえど、気力をががっと消費するような気合の入ったゲームをプレイする気分ではない。
適度にボーっとしながら何かに没頭したい。こちらの気分に見事にアジャストしたゲームである。見た目も涼し気だし!
220727004.jpg
同じことを実際に自分ちでやれば家族も喜びますよという身も蓋もない指摘もあるだろうが、あの作業を現実でやろうとしたら準備だけで大変だし、何より取り回すだけで汗だくになるし傍から見るほど涼し気なわけじゃない。
第一なによりデカールがぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっ、うあああああああああ! まだ三ヶ月の新車なのにぃっ!
220727005.jpg
この手のお仕事シムって、あるとき突然「これだけ仕事してなんで報酬もらえないわけ?」って疑問が湧いてきて、そこでぱたっとモチベーションが途切れてしまいがちなんだけど、いまのところまだそれはない。深いこと考えず黙々と単純作業がやりたい欲求が勝っている。
220727006.jpg
そして外に出ているときでも、乗ろうとした電車の車両とか、雑居ビルの外壁とか、なによりも自分の車とかに薄汚れを見つけてしまうと、いいからオレに洗わせろという気分になってくる。
実際に洗わないぞ。暑いし、大変だし。ぺろぺろぺろっ、うあああああ!があるし。
これをゲームの中にコンバートしろ! 隅々まで残さずきれいに洗うから!
ゲームの中に限ってはオレは労力をちっとも惜しまないから! 高圧洗浄はヴァーチャルに限る!

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3097.html

2022/07/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Subnautica: Below Zero】サブノーティカ:ビロウゼロ

   ↑  2022/07/05 (火)  カテゴリー: XBOX Series X|S
220705007.jpg
不動産物件の間取図を見るのが昔から大好きだ。
最近はGoogleマップやら何やらが発達しているから、間取図のみならず周辺の環境や景色なんかを調べてまっさらな地でもう一人の自分の新しい生活を妄想する。
もう人生において引っ越しをする機会などおそらく訪れない年になったのもあって、余計にこの妄想ゲームには拍車が掛かってきているかもしれない。
220705002.jpg
現実の引っ越しの検討と違って、この手のイマジネーション物件行脚は、極端にミニマムだとか、やたら縦に長いとか、取ってつけたようなペントハウスなどトリッキーな部屋についつい目がいってしまう。
この癖はプレイヤーが任意にねぐらを構えられるようなゲームにも及んでいて、『GTA Online』なんかはオレにとっては完全に不動産ゲーム(投機的な意味ではなく)になっていたし、『Fallout 4』もそうだ。B.O.S.とかインスティチュートとか知ったこっちゃねえよ。大切なのはオレの日々の暮らし!
220705006.jpg
ちょっと変な話になるがモダンホラーゲーム『Alan Wake』の中盤で発電所に住んでる婆さんが出てきたとき、その変則的な住環境がめちゃめちゃ気に入ってしまって、「闇の襲来とかもうどうでもいいですから、お婆ちゃんの家をちょっと拝見させてもらえませんか?」と、アランに渡辺篤史みたいな真似を延々とさせてしまってストーリーがちっとも進まなかった。
220705003.jpg
そんなオレだからして海の中の暮らしなんてのはそりゃもう大好物で、海洋惑星に不時着した主人公がサバイバルしながら脱出を目指す『Subnautica』は、寝食も忘れて熱中した一作だった。
海中のすみかをちまちま整えてるうちに、次第にその環境も快適になっていき、サバイバルがいつのまにかアクアリゾート生活を追求するゲームになってしまった。
惑星を抜け出すことなんかどうでもよくなった。結局エンディング見てない。すまん!
220705001.jpg
その続編『Subnautica: Below Zero』。
珊瑚が豊富だったいかにも熱帯な前作から今度は極寒地帯の海に。
主人公にはこの地で亡くなった姉の死の真相を確かめる目的があるらしいのだが、申し訳ないがそれは後回しも後回しにさせてもらえないだろうか。
とにもかくにもまず家を作んなきゃね。なんたって寒いし!
220705005.jpg
そして主人公やストーリーにとっては不幸なことに、『Below Zero』は前作に比べて早い段階でビルドに関するブループリントがある程度揃ってしまう。
快適に思える環境が作れちゃうってことは、危険を冒して酸素の危険やおっかない魚類がウヨウヨいる深海にわざわざ出向く必要がないわけで、海中を探索するのは家の建て増しや新しい設備に必要な素材を求めるときだけ。
220705004.jpg
え、それだとストーリーがちっとも進まないんじゃないかって?
いいんだよ進まなくて! あの恐ろしい魚類どもには前作でさんざん肝を冷やされたから、もうあいつらの面は見たくないんだよ!
オレはこの浅瀬でのどかな海を眺めながらぬくぬくと暮らす。もうそれで完結していい。
姉ちゃんごめん! どこで死んだかもわからないからお線香もあげられそうもないです!

*関連記事
【Subnautica】遭難から始まるリゾートライフ
【Grand Theft Auto Online】夢のイクリプスタワー
【Grand Theft Auto Online】リトルソウルのボロアパート
【Grand Theft Auto Online】インデペンデンスデイ・スペシャル

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3096.html

2022/07/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Balls of Fury】燃えよ!ピンポン

   ↑  2022/06/23 (木)  カテゴリー: ニンテンドーDS
220623004.jpg
「卓球はクール」
『Rockstar Games Presents Table Tennis』がそんなメッセージを打ち出したその翌年に一本の卓球映画が公開された。
日本で卓球映画というと窪塚洋介や中村獅童なんてキャストが即座に思い浮かぶが、こちらの主演はダン・フォグラー。
「卓球はクール」の呼びかけにちっとも呼応していないキャスティングであることは間違いない。
220623005.jpg
「燃えよ!ピンポン」はその名の通り、名作「燃えよドラゴン」のフォーマットをカンフーから卓球に置き換えてパロディ化した作品。
元オリンピック選手がFBIの要請を受けて暗黒組織が開催する死の卓球トーナメントに潜入する筋書きだが、もちろんダン・フォグラー主演だからして、シリアスさなど欠片もないことは言うまでもない。
まあ一言で言うなら無邪気で肩肘の張らないコメディ映画だ。
220623002.jpg
ちなみに「燃えドラ」ではハンにあたる暗黒組織のボスをバカ丸出しの衣装で演じているのはクリストファー・ウォーケン。
「ディアハンター」から30余年。オスカーを手にしたこともある名優は、いつの間にか出オチの人になってしまいました。
220623007.jpg
映画を原作としたいわゆるシネマゲームは、近年では数が激減してしまったが(その理由と考察についてはいずれ)、ニンテンドーDS期は同種のお手軽な作品が乱発された最期の狂い咲きとも言える時代であった。
そしてこんな程々の興収に終わったコメディ映画もシネマゲーム化。
機種はニンテンドーDSとWii。もちろん映画自体がろくにヒットしなかった日本での国内版発売はスルー。
220623003.jpg
しかしこの『Balls of Fury』、そんな安直な出自とは裏腹に意外と悪くない。
タッチペンで自分のラケットをコントロールしてダイレクトに球を打ち返す準体感ゲーム的な造り。
タッチの強弱がそのままショットの強弱となるために、緩急付けたラリーの攻防が生々しく再現されている。
特にスマッシュを放つときはタッチペンを動かすその指先にも思わず力が入る。
そして思わず力を込めた一球が、大抵は勢い余ってあっさりアウトになったりするのは現実の卓球そのまんまだ。
220623001.jpg
こぢんまりと良くできた卓球ゲームとは言え、DSiウェアあたりで配信すれば500円くらいで済んじゃうようなタイトルに、「燃えよ!ピンポン」の版権を被せて無理矢理フルプライスにしていると言えなくもないけどね。

<日本国内版未発売>

この記事に含まれるtag : スポーツゲーム シネマゲーム 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3095.html

2022/06/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Rockstar Games presents Table Tennis】ロックスターテーブルテニス

   ↑  2022/06/20 (月)  カテゴリー: XBOX 360
220620009.jpg
卓球は国内外のスター選手が認知され、メディアのニュースにも頻繁に取り上げられる人気スポーツとなっている。
しかしそれも近年からのこと。その昔となるとタモリからは「暗い」とディスられまくり、卓球部などは体育会系ではないような扱いを受けていた。
その風向きが変わってきたのはいつ頃であったろうか。
松本大洋のコミック「ピンポン」が登場した90年代末辺りがひとつの転機であったのは確かだろう。
220620002.jpg
ではゲームにおける卓球の扱いはどうだろうか。
ビデオゲームの始祖のひとつである『PONG』のモチーフとなったのは間違いなく卓球であるが、それ以降となるとMSXの『コナミのピンポン』なんて秀作があったりはしたが、野球やサッカーのようなスポーツゲームの定番的な地位には至らなかった。
一応Simple1500に卓球もあったが、あのシリーズは取り上げられていないジャンルを探す方が大変だし、PS2期に至っては代表的な卓球ゲームはイロモノの『いくぜ!温泉卓球!!』である。
220620004.jpg
そんな中で最初期Xbox360のオリジナルタイトルとして卓球ゲームの名がリストに上がってきたときは驚かされた。
しかも送り出すのがあの『Grand Theft Auto』のロックスター社。
ラケットで通行人をボコリ倒して路上強盗するゲームを想像する人がいたとしてもおかしくはない。
だが『Rockstar Games presents Table Tennis』というド直球なタイトルと共に登場したのは、これまたドが10個くらい付くようなストイック極まりない卓球ゲームであったから驚きも二乗三乗であった。
220620003.jpg
ハイデフを謳う新世代機と足並みを合わせて多くのゲームが華美なビジュアルを売りにする中にあって、『Rockstar Games presents Table Tennis』はとことん装飾を削ぎ落とした表現で異彩を放っていた。
薄暗い会場に卓球台の上だけに灯された質素な照明。事務的に徹する場内アナウンス。
出てくる選手たちには一切の美化が施されず、派手な入場やパフォーマンスも皆無だ。
試合中のBGMも基本的にない。聞こえるのは選手の息遣いと控えめな観客や審判の声。そしてラケットの快音とボールが弾む音。
220620007.jpg
そんな質素に質素を煮詰めたような環境だからこそ、4つのボタンでシンプルにスピンを打ち分ける攻防への没入感がハンパではない。
そしてラリーが続くとゾーン突入。まるで世界にはボールを打ち合う二人しかいなくなったかのような演出が入る。
このときのラリーに早くケリをつけたいような、それでいてこの瞬間が永遠に続いて欲しいような矛盾した感情は、ストイックにストイックを極めた『Rockstar Games presents Table Tennis』ならではのものだろう。
220620008.jpg
WiiやSwitch、KinectにARといったデバイスの普及によって、現在では卓球のゲームはまたその数を増してきている。
しかしそれらにおける扱われ方は基本的に温泉卓球の延長のような、体感ゲームのお手軽な素材として重宝されているもの。
ストイックなスポーツゲームとしての側面をとことんまで追及した『Rockstar Games presents Table Tennis』の後継は、まだ当分出てくる気配もなさそうである。

<Xbox後方互換タイトル>

この記事に含まれるtag : スポーツゲーム 

(記事編集) https://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-3094.html

2022/06/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |