ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 (カテゴリー: 映画・DVD

← 前のページ  total 22 pages  次のページ →  

映画【人蛇大戦・蛇】

   ↑  2014/07/14 (月)  カテゴリー: 映画・DVD
14071406.jpg
「着ぐるみはCGと違って魂がある」は、特撮界隈で何かと槍玉にあげられる老害発言だが、しかしこと動物パニック系の映画に関しては、CGの蔓延がジャンル自体の首を締めているような気がしてならない。
特にアサイラムあたりが作るろくでもない巨大動物パニック映画の、あまりにも安直なCGへの依存を見るたびにその思いを強くするのだが、だからと言ってそれと比較して「ジャイアントスパイダー大襲来」のハリボテクモは魂が入ってるなどとのたまうつもりもさらさらない。
当時は思わず笑ってしまったけど、アレは冷静に考えれば怒って「カネ返せ!」と叫ぶべきところだろう。
まあ要はCGだから着ぐるみだからではなく、人様にお見せするために手間ひまかけているか、手を抜いてるかのの違いなのだが、その筋でゆくと「ガチのホンモノをめまいがするくらい大量に用意しました!」なんてのは、動物パニック映画においては鏡みたいな話なのかもしれない。
14071407.jpg
高層マンションの建設現場で、基礎を作るために穴をほっていたら、大量の生きた蛇が出土!
「そんなもん構わないからぶっ殺して工事続けろ!」と、施工主であるマンションオーナーの、立場的にはごく真っ当な一言に、哀れこの大量の蛇たちは重機で潰されるわスコップで叩き殺されるわの虐殺の憂き目に。
殺される蛇たちが、ほぼ真正のホンモノであるところが、早くも胸焼けしてくる。
当時のオレ、物好きにもこの映画をわざわざ劇場まで観に行って、胴を寸断された生蛇がのたうち回るが巨大スクリーンを前に、「何でこんな映画観ようと思っちゃったんだろうなあ……」と早くも大後悔。
この後、オーナーや工事関係者、さらにはマンションの住人たちが蛇の報復に遭う因果応報は、もはや定番のお決まりだが、その前に前菜代わりに差し挟まれるのが、蛇軍団の首魁である全長10数メートルの巨大蛇(これはさすがに造り物)と、蛇退治プロの爺さんとのカンフーバトル。
14071408.jpg
ワイヤーアクションまで駆使した迫力の異種族格闘技戦を経て、一旦は矛を収めた蛇軍団だが、もちろんこのままで済むわけはなかった。
いよいよマンションお披露目の日。オーナーを始め関係者に、綺麗どころから巨デブ女まで、蛇と絡み甲斐のある若い女性たちが一堂に介したときを狙って、いよいよガチ蛇軍団の本格的出撃!
うにょろにょろにょろにょろ~と、まるでリミッターが解除された流しそうめんの如き勢いで進撃するガチ蛇軍団。
これと遭遇した人間たちは、このリアル蛇の群れに転がり込み、悲鳴と共に自ら蛇どもを体に巻きつけながら、蛇の山の中で悶絶しなければならないのだ。
生蛇を物ともしない台湾の見上げた女優魂を前に、おそらく観る者は「無理しないで他の仕事を探せよ……」なんて感想しか出てこないだろう。
14071405.jpg
このビル中を呑み込む大量のガチ蛇パニックに、出動するのは軍でも警察でもなく消防隊。
そう、この映画、実は当時大ヒットを記録した超高層ビルの火災パニック映画「タワーリング・インフェルノ」を下敷きにしているのだ。
ドアの隙間から漏れだす火災の煙の描写は、ドアの隙間からにょろにょろと這い出る大量のガチ蛇に。逃げようとドアに殺到した客たちが、開けた扉からバックドラフトの炎に包み込まれる描写は、開けたドアからどぼどぼどぼーっと雪崩れ込んでくる大量のガチ蛇に。
流行りの映画をパクっていっちょ儲けたろというやり口は、映画界においては常套手段だが、それを炎の代わりに生きた大量の蛇に置き換えようという考えは、やはり尋常じゃない。もしかしてセットを燃やすよりも、生きた蛇の方がはるかに安上がりだったのだろうか。
14071409.jpg
ホースを片手に消火の要領で蛇軍団を制圧して、ビルの上階に突き進む消防隊の行く手を阻むのは、あのカンフー使いの大蛇。
大蛇はワイヤーアクションの大盤振る舞いで消防隊を迎撃。対する消防隊の秘密兵器は火炎放射器。なんで消防がそんなもんを持ってる!?
最低でも数千匹のリアル蛇が乱舞する(その蛇の殉職率は5割を軽く超えてそう)、例え志が低くとも手間暇をきっちりかけた見世物のど迫力は、アサイラムの気の抜けたCG動物パニック映画を観慣れた目に、はたしてどれほどのインパクトを与えるであろうか。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2127.html

2014/07/14 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【アローン・イン・ザ・ダーク】

   ↑  2014/06/14 (土)  カテゴリー: 映画・DVD
14061401.jpg
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』『FarCry』『ダンジョンシージ』『ブラッドレイン』『Postal』。
ドイツ映画界の問題児ウーヴェ・ボルが、過去に権利を獲得して映画化したゲームたちである。
そう、この男、なかなかの目利きだ。原作となるゲームをチョイスするセンスにかけては、ハリウッドのエージェントなんかよりも遥かに気が利いている。

もちろんその卓越したセンスが、ゲームファンや映画ファンにちっとも還元されないことは、彼の手がけたゲーム映画をうっかり観てしまった方なら、とうにご承知であろう。
原作のゲームとはほとんど無関係な内容の駄映画を世に放ち、それを観た酔狂な映画好きが「原作のゲームのことはよく知りませんが、映画は間違いなくうんこです」なんて感想を漏らして終わる非生産的なルーチンは、彼の作品では毎度お馴染みのことだ。

ついちょっと前には映画版「Postal 2」の制作資金を無謀にもKickstarterで募っていたが、当然のごとくお金は集まるわけもなかった。
業を煮やした彼は、「なんで『Postal』のファンはカネを出さねえんだ!」(「なんでゲームの『Postal』が好きだからって、お前の映画にカネを出さなきゃならねえんだ?」と誰しも思うが、それは極めて常識的な反応だろう)と怒り狂い、さらには「『Postal』のファンはみんな貧乏人のワレザーだ!」と、真理をつく鋭い分析力を交えた逆ギレに至った。
この厚かましさと他者の反応に意外と敏感な繊細さの、怠惰で発展性のないカップルみたいな同居こそが、作品には決して反映されない人間ウーヴェ・ボルの真骨頂であろう。
14061402.jpg
ゲーム史に燦然と輝くエポックメイカー『アローン・イン・ザ・ダーク』も、このボルの鋭いゲーム嗅覚に不幸にも捕まってしまったクチだ。
ボルのもう一つの罪作りなところは、マイケル・パレを筆頭に、ウド・キア、レイ・リオッタ、エドワード・ファーロングといった、例え一瞬といえども華やかなスポットライトを浴びた人たちを引っ張り出してきて、彼らの都落ち的な現状をより一層強調させてしまうことだ。
そしてこのボル版「アローン・イン・ザ・ダーク」に引っ張りだされた"昔のスター"はクリスチャン・スレーター。
彼が演じるのはもちろん原作ゲームの主役エドワード・カーンビーだが、ボル映画ではこれまたお馴染みのことに、この主人公は名前だけは同じだけど、原作のカーンビーとはまるっきりリンクしない存在であるのは、これまた言うまでもないだろう。

上っ面だけスタイリッシュで、ひたすらチャラい銃撃戦シーンや格闘アクションを軸に、「これのどこがアローン・イン・ザ・ダークなんですか?」と無表情で問い質したくなるような、極めてどうでもいい物語が進行する安定のボルワールド。
ボルや河崎実みたいな映画ジャイアンは、「人からどう言われようとクリエイティブな姿勢を貫くオレが正しい」という信念を頑なに抱いていて、それは確かに正論でもあるのだが、「あんたが無為なシロモノを世に出すことを自制するするほうが、はるかにクリエイティブだ」というこちらの見解にだって、それなりの正当性があるだろう。

そんなボルではあるが、継続はなんとやら、あれだけボロクソに言われまくってもしぶとく映画を撮りまくった甲斐があったのか(さすがに彼に映画化権を売る粗忽なゲーム会社は、もう現れないようだが)、最近の作品は、どれも"面白くはないんだけど、飛び抜けて酷くもない"という、極めてどうでもいいクオリティに落ち着いてしまって、これを彼の成長と見るか堕落と見るのかは大きく意見の別れるところだ。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2110.html

2014/06/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【びんばりハイスクール】

   ↑  2014/05/18 (日)  カテゴリー: 映画・DVD
14051809.jpg
よくコミックの映画化の話が持ち上がるたびに、「実写化にろくなものは無し」みたいな声で溢れかえりますが、私なんかはそれを聞いていつも「むしろ実写化はハズレの方が少ないだろ」と奇異に感じていました。
先日亡くなった、「トラック野郎」シリーズで知られる鈴木則文監督は、そのキャリアの晩年は主に人気漫画の映画化が主でしたが、「伊賀野カバ丸」に「コータローまかりとおる!」、「ザ・サムライ」といったそれらの作品に触れていたことが、私のコミックの実写化映画に対するイメージを高めているのかもしれません。
そして監督が最後にメガホンを取った映画もコミック原作。
石井まゆみの「びんばりハイスクール」は、80年代末に週刊少女フレンドで連載されていた「スケバン刑事」系統のコミックでしたが、実写化された「スケバン刑事」が原作とは似て非なる道を歩んだのと同様に、鈴木監督の手を経たこの「びんばりハイスクール」も、設定やキャラクター相関を借りてはいても、そのムードは原作とはまったく異なります。
14051804.jpg
コミックと実写映画は、そりゃ多少の違いはあっても当たり前というおおらかな時代だからこそ許されていたこともあるでしょうが、鈴木監督は「伊賀野カバ丸」や「コータローまかりとおる!」のときと同様に、原作に対するアバウトな認識や解釈を、その職人芸と和製スタントアクションチーム(本作では倉田プロモーション)の力できっちりと落とし前をつけています。
主人公の織田陽湖は正義感の強いヤンキー女子高生という、いかにも80年代らしいキャラクター。
それを演じるのは新人の藤瀬かおり。この時代はちょっと陰と険のあるヒロインがもてはやされていましたが、藤瀬はそれをさらにハードコアに煮詰めたような女優さん。
ぶっきらぼうでちょっぴり刺のある佇まいはかなり魅力的なのですが、これ以外に代表作がないまま表舞台から姿を消してしまったのが実に惜しまれます。
14051806.jpg
彼女が転校先で学園の封建支配を目論むお嬢様と対決するのが主なあらすじ。
学園エリートのくせしてどっからどうみても東映顔ばかりの面々を従えたお嬢様役は、元ミスマガジンの日原麻貴。
そして二人の間でまるで運動会の綱引きのように引っ張りっこされる色男は竹内力。
今ではにわかに信じられないことかもしれませんが、当時の力さんは「爽やかだけど問題解決には何一つ役に立たないイケメン」なんて役柄を得意としていました。
案の定、力さんは二人の嫉妬心を焚きつけるだけ焚きつけて、とっとと退場。さあ、後に残されたのは日原&楯の会みたいな風体のエリート体育会系学園自警団と藤瀬&落ちこぼれヤンキー軍団プラス一般生たちの対立(この構図にオタクが一枚も噛んでいないのは、当時はオタたちが人権はおろかその存在すら認知されてなかったからです)。
そして学園の自由をめぐる二派の争いは、タイアップした日通のロゴがあちこちに映りまくる港湾地区で、倉田プロモーション大盤振る舞いのスチャラカ大乱闘クライマックスを迎えます。
14051802.jpg
何故か福岡ダイエーホークスのスタジャンを愛用する藤瀬。私服の下にプロレスコスチュームを着用している準備のよさで乱闘に参加してくるキューティ鈴木。その巨大なヘアスタイルを収めるためにザクみたいな特殊ヘルメットを被る塩沢とき。そしてお色気セクシーショット担当は片桐はいり。鈴木監督ならでは無意味なサービスもあちこちにてんこもり。
百合っぽいムードがことごとく上滑りしてしまうのも、これまた鈴木監督らしいところです。
やたらと男臭い映画をさんざん撮ってきたロバート・アルドリッチの遺作は、きっぷのいい女たちの世界を描いた「カリフォルニア・ドールズ」でしたが、鈴木則文監督の現役の最後を飾った作品も、これまたカラッと小気味いい女子高生アクションなのでした。

<未DVD化>



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2095.html

2014/05/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【バニシング IN TURBO】

   ↑  2014/04/14 (月)  カテゴリー: 映画・DVD
14041402.jpg
H.B.ハリッキーによるカースタント映画の金字塔「バニシング IN 60」。
これの本来のタイトルは「Gone in 60 Seconds」。邦題とは60しか被っていない。
一見原題そのままに思えるが、実はほとんど関係ない造語という、配給会社が付ける勝手邦題の中でも一番罪深いパターンだが、この背景には日本でもヒットを記録したカースタントニューシネマの名作「バニシングポイント」に便乗しようとする腹積もりがあったのだろう。
そして「in60」と並ぶもう一つのバニシング便乗タイトルが、今や巨匠となったロン・ハワードの監督デビュー作である「バニシング IN TURBO」。
親から結婚を反対されている若いカップルが、父親のロールスロイス・シルバークラウドをかっぱらって駆け落ちを目論む。

それを追うのは父親の雇ったマフィアに、結婚を反故にされた娘のフィアンセに、その身を案じる過保護ママ。
映画が始まってものの10分も経たないうちに、フィアンセのぼんぼんがポルシェ・カレラにダッジ・チャージャーと、高級車を立て続けにクラッシュさせる大盤振る舞いは、製作総指揮ロジャー・コーマンらしからぬ太っ腹さだが、そこはコーマンも若きロン・ハワードに煌めく才能を見出していたのだろうか。
とにかくあっという間に状況説明を終えて、矢継ぎ早に本題のカーチェイス騒ぎに話をつなげる抜群のテンポは、現代でも通用するスピード感に溢れている。弱冠23才のロン・ハワード。この時点で既にタダモノではない。
さらにフィアンセがラジオを通じてカップルに2万5千ドルの賞金をかけたから話はさらにこんがらがる。
ドラッグカーにパトカー、ジジババを満載したバスにキ印レッドネック一家のピックアップトラックなど、厄介極まりない連中が泥縄式にカップル追撃レースに加わり、そしてあっちこっちで豪快なクラッシュを引き起こすのであった。
14041401.jpg
狂言回しをラジオパーソナリティが務めるフォーマットは、「バニシング・ポイント」以来の70年代カースタント映画の伝統だが、ロン・ハワードはここでも巧みにひとひねりを加えた。ラジオDJがカウンターカルチャーの伝道師だなんて、とんだ嘘っぱちだ。
最後に一同が揃って迷いこむのは、クルマを壊す気まんまんの輩が手ぐすね引いて待ち構えるデモリッションダービーの会場。この突然の飛び入り参加車たちに手加減する気なんかさらさらない。哀れロールスロイスの運命は。そして駆け落ちの顛末は。
「バニシング IN TURBO」なんて、まったく意味の通らない酷い邦題だが、その原題は「Grand Theft Auto」。
そう、Rockstar Gamesのあのゲームに先駆けた"素晴らしき自動車泥棒"の元祖こそが、若きロン・ハワードの才気あふれるこの映画なのである。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2074.html

2014/04/14 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【Mr.ズーキーパーの婚活動物園】

   ↑  2014/03/30 (日)  カテゴリー: 映画・DVD
14033001.jpg
愛情こめて世話をすることから、動物たちからの信頼も厚い飼育員。
そんな彼のトラウマは、かつて恋人にプロポーズしたとき、「やっぱ飼育員はムリ」と、あっさり却下され捨てられたこと。
ところが件の元カノが、久方ぶりに姿を現したからさあ大変。もしかしてまだ脈があるんじゃないかと、やきもきする飼育員に、その恋を成就させてやろうとよけいなおせっかいを焼くのは、パークの動物たちであった。なんと実は、この動物たちは人間の言葉を喋れたのです!

主人公はちょっと冴えない中デブ。言葉を話す動物たち。ハッピーエンド前提のラブコメ。もう辟易するくらいあざとすぎる設定。
ちょっと前ならアダム・サンドラー自身が、いけしゃあしゃあと主人公役も務めていたことだろうが、さすがにあちこちから「お前が演るとイイ話が全部腹黒くなっちまうんだよ!」と、何度もダメ出しされたからか、最近では舎弟どもに任せるパターンが多くなりました。
その恩恵を受けて、この『Mr.ズーキーパーの婚活動物園』に、中年メタボ教師がなりゆきでUFCを目指す『闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ』と、一見三枚目だけど最後はカッコイイとこを持ってく美味しい役を一身に引き受けているのがケヴィン・ジェームズ。アダムさんについてきた甲斐がありました!

しかし上から目線な連中のモテる男指南が、実際にはクソの役にも立たないのは、人間も動物も同じこと。
「もっと鮭を獲るようなワイルドな仕草で」「女はみんなおしっこの臭いにイチコロだ」「お前には野生が足りない(そういう本人も動物園生まれの動物園育ち)」
箸にも棒にも掛からない恋愛指導を垂れる動物たちのキャラクターボイスを務める面々は、シルヴェスター・スタローン(ライオン)、シェール(メスライオン)、サンドラー映画の常連バス・ルッテン(オオカミ)、ニック・ノルティ(ゴリラ)、そしてアダム・サンドラー(サル。なんだかんだ言いながら、ちゃっかり美味しい役をキープするんですよね、この人)。中にはマーヤ・ルドルフ(米版園山真希絵)のキリン役など、「お前、それ見た目だけでチョイスしてるだろ!」とツッコミたくなるようなキャスティングも。

デブキャラなのに脂っこさに欠けるケヴィン・ジェームズを補うのは、同僚役のケン・チョン(相変わらずの怪演)に、嫌味な恋敵役のジョン・ローガン(このUFC人脈は次作『Mr.ネバーギブアップ』へと繋がってゆく)などの脇役陣。
連中が程よいスパイスとなり、ベタベタに予定調和だけど程よくまとまった緩いラブコメディ。
批評家ウケや難しい顔したマニアウケとは100%無縁の映画だが、もとよりこれを作った一党は、そんなこと最初から知ったこっちゃないだろう。
あ、それとこれはかなり濃い目のゴリラ映画だったりもする。終盤ではキング・コングばりにビルをよじ登るシーンも。もっとも抱えているのは美女じゃなくケヴィン・ジェームズだけどね。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2062.html

2014/03/30 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |