ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Polar Panic】ひ弱なホッキョクグマ

   ↑  2018/01/11 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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タイトルの配信が停止されてストアから消え去ってしまい、文字通り幻の作品となってしまうのは、ダウンロード販売の宿痾。
ゲームそのもののライセンス切れ。あるいはゲームに絡んだスポーツや映画などの版権切れ。販売会社の再編や倒産など、配信停止に至る理由は様々だ。
そして2017年の終了をもって8本のタイトルがマイクロソフトストアから姿を消したことが明らかになった。
内訳は『Runner2: Future Legend of Rhythm Alien』、『Greed Corp』、『A.R.E.S. Extinction Agenda EX』、『DeathSpank: The Baconing』、『Chime』、『The Adventures of Shuggy』、『Xotic』、そして『Polar Panic』。
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これだけまとまって停止になってしまうのは、Midwayが破綻して関連タイトルが揃って煽りを食ったとき以来の気もする。
Runner2』のように国内ではマルチに発売された作品もあるが、そのほとんどは日本の国内ストアではリリースされなかった、いわゆるNAIJばかり。
ダウンロードのやっかいなのは、配信が止まったら新規にそれを手に入れる術が絶たれてしまうところ。
だからストアから引き上げるならば、前もってアナウンスしてくれれば、こっちも対処のしようがあるのだが(『Boom Boom Dance』の配信停止日を早めに知らせていたコナミなどは、かなり良心的なのだろう)、後の祭りとなってはどうしようもない。
辛うじて『Polar Panic』だけは入手済みだったので、記録の意味も込めてどんな作品だったのかを解説しておこう。どんだけ需要があるのか知らないけど。
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とは言っても「北極版『ペンゴ』」の一言でだいたいの説明は済んでしまうけど。
『ペンゴ』のペンギンに対してこちらの主役はホッキョクグマ。
環境破壊企業に子供や仲間を連れ去られた白クマが、それを奪還せんと人間社会にカチコミをかける。
なにせクマ科クマ属の中でも最強の声が高いホッキョクグマだ。
荒れ狂う爪にかち割られる人間の頭。たちまち返り血に染まって紅白グマとなりながらも、さらに人間に対する凶行の手は止まない、なんてスパックロマンな騒ぎを期待するところだが、ボックスアートの雰囲気からも分かるように、これは基本的に子供向けほのぼのゲームなので、そんなエクストリームな展開とはまったく無縁だ。
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このゲームのホッキョクグマが、その爪と牙の代わりに悪辣な人間どもに立ち向かう武器。それは氷の塊。
つるつる滑る地面の上で巨大な氷塊を滑らせ、それを人間にぶち当てて押し潰してしまおう。
しかし『ペンゴ』でペンギンと対峙したワケの分からない生き物と違って、このゲームの敵は悪知恵の働く人間。猟銃はもちろんのこと、火炎放射器で氷を溶かしたり、フリーザーで新たに氷を作ったりなど、バリエーション豊かな反撃を試みてくる。
さらにこいつはクマのクセして、人間と接触すると問答無用でやられてしまうひ弱さなので、その立ち回りは自然と慎重にならざるを得ない。
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しかし、慎重に振る舞おうにも、それぞれのステージに設定された制限時間は、かなりタイト。
この時間的制約もあって、各ステージでボーナスアイテムをすべて回収してのAランククリアを目指すのは、かなり至難の業。
ほのぼの系の見た目を裏切る、なかなかにハードコアな歯応えのあるゲームだ。

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2018/01/11 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【WWE Legends of Wrestlemania】廃車置き場の獰猛犬

   ↑  2018/01/06 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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ボロボロのフェンスに囲まれた廃車置き場。
そこに放し飼いされた、エサをちゃんと貰ってるんだかも怪しい、けたたましく吠えまくる凶暴な犬。
『Fallout 3』のドッグミートを擬人化すると、おそらくこんな男になる。
ジャンクヤード・ドッグ。通称はJYD。
今の時代だとPCすれすれのリングネームだが、とにかくこの人は南部黒人プロレスファンの絶対的なヒーローだった。
その猛々しくも愛嬌が見え隠れするキャラクターに目をつけたビンス・マクマホンに引き抜かれ、南部のローカルスターは全国区WWF(現WWE)の小結クラススーパースターへと転じる。
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タイツとレスリングシューズ以外に身にまとうのは、犬の首輪と鎖のみ。
観客は入場時に「バウワウワウ!」と吠え声コールで、この廃車置き場の猛犬を出迎える。
得意技は頭突き。やはりこの技を得意としていた(というかそれしか技が無かった)"類人猿"ミッシング・リンクを寄せ付けなかった頭の硬さはホンモノだ(正直言うとリンクさんは大先輩なんだから、ちょっとは立ててやれよと思ったが)。
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特に切り札にしているのは、四つん這いになってそのまま突進するわんわん式のヘッドバット。
週プロの活字プロレスが全盛だった日本では完全に黙殺されていたが、80~90年代のアメリカンプロレスにおける重鎮の一人。
そのレスリングキャリアのハイライトは、世界最高のプロレス祭典レッスルマニアの記念すべき第一回大会。中トリを務めたグレッグ・バレンタインとのインターコンチネンタル戦だ。
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方や頭突きだけ、方やエルボーだけの原始的なレパートリーで試合を組み立ててしまう不思議な職人同士。
それをゲームで再現できるのはWWEプロレスゲームのレジェンド版『WWE Legends of Wrestlemania』。
いや、厳密には再現ではない。この一戦が登場するのは史実を書き換えるリライトモード。
実際にはカウントアウトでバレンタインにベルトを持ち逃げされてしまったこの試合を、プレイヤーの手でリング内でピンフォールを奪い、きっちり決着つけてやろう。頭突き、頭突き、頭突き、もう一つおまけに頭突き!
バレンタインのマネージャー、ジミー・ハートがちょっかい出してきたら、それにちゃんと絡んで背中を無防備に晒すのが、慎重さには程遠いジャンクヤードの猛犬の役割ってもんだ。バレンタインさん、後ろからきっちり奇襲お願いします!
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このゲームに登場するもう一匹の犬は英国産。
日本でもお馴染みだったダイナマイト・キッドとデイビーボーイ・スミスのブリティッシュ・ブルドッグス。
タッグチーム解消後はスミスがブリティッシュ・ブルドッグと改名してシングルプレイヤーに転身。
キッド未登場の本作では、そのリングネームでの参戦。
90年代プロレス界の猛犬両巨頭が揃って登場する『WWE Legends of Wrestlemania』。干支ゲームの資格を充分に備えた一作だと無理やり断言したい。

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2018/01/06 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fable 2】めでたしめでたしの後の世界

   ↑  2017/12/27 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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英雄は頼もしき三人の仲間と共にルシアンの邪悪な企みを打ち砕きました。
そして一つだけかなえられる願いに、名も無き多くの人々を救う無私無欲の選択をとったのです。
こうしてアルビオンには平和な日々と民衆の笑顔が戻ってきたのでした。めでたしめでたし。

               <アルビオンの古い伝承より>
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いにしえの塔から戻ったら、いつもは子供が飛び出してきてまとわりつく家の中はガランとしていた。
妻の姿もどこにもない。きっと旧市街妻やオークフィールド妻の家も同様なのだろう。
バウアーストーンのはずれにある広場には、市民たちの手によって英雄の銅像が建てられたという。
「あなたは素晴らしい人だ」「あんな立派なこと、できるもんじゃない」「尊敬します」
みんな口々にオレの英雄をそう讃える。人妻だろうがなんだろうが片っ端から手をつけたり、旦那の方は人買いに売り飛ばしたり、他人の家のタンスを物色したり、全裸で通りを徘徊したり、そんなふるまいがさんざんあったのを忘れたかのような掌返しっぷりだ。
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だけど英雄の家族に対する悔みをのべる人間は一人もいやしない。
多くの人々の命を救うか、家族の命を救うか、それとも大金を得るか。
いにしえの塔の問いかけに家族を差し置いて民衆を助ける答えを今回選んだのは、ぶっちゃけ"家族を助けた"の実績は初回プレイ時に解除していたからだ。無私無欲の選択でもなんでもない。
だけど多大なる犠牲を払った気分だけは一丁前だ。
いや、家族はこの際いい。妻の誰かから脅迫状が送られる事態にまで発展していた重婚問題(あの脅迫状は、一番愛想がよかった旧市街妻が犯人なんじゃないかと思ってる)が解消されて、むしろホッとしていたりもするし。
だが苦楽を共にした愛犬が戻ってこないことは、そう簡単に割り切れるもんじゃない。
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駆け出しながら発掘ポイントを知らせる「わん!」という吠え声も、曲がり角の向こうに敵の姿を感じ取って「ううう」という唸り声も、もう聞くことはできない。
愛犬が常にかたわらに侍る光景こそが、アルビオンの一番あって当たり前の日常であったはずだ。
それが失われたというのに、お前らなんでそんなに浮かれていられる? いつも通り普通に店を開けていられる?ハートマーク頭上に輝かせて英雄に寄ってこれる? わんこのいない世界に、果たしてどれだけの存在価値があると思う? このモブの役割を愚直に務めることしかできないちっぽけな生き物どもが!
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きっとルシアンもこんな感情から、あんな世界を滅ぼすような大それた野望に至ったのだろう。
彼もおそらく元は慈愛に満ちた善良な人物だった。むしろ清濁をカフェオレみたいにしていたオレの英雄より、はるかに立派な人だったのかもしれない。
だけどオレの英雄にはルシアンと同じ轍を踏む道は残されていない。せいぜい彼の旧宅であるフェアファックス城を買って、そこにふんぞりかえるだけだ。
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まだ一応やることは残っている。DLCクエストの「ノットホール島」と「未来の行方」の二つが。
だがそれも寒いだの暑いだの文句ぬかす島民のパシリ以外のなにものでもない冴えない仕事だ。
そんな仕事すらもオレの英雄は、もはや惰性で黙々とこなす。わんこのいない空虚な世界で、存在する意味をなんとか見出すかのように。
鬼ヶ島から帰ってきたあとの桃太郎、玉の輿を射止めたあとのシンデレラ。寓話の主人公のその後は誰も知らない。
いや、知ったとしても語り継いでもしょうがないから、思い切り省略される。
だけど『Fable 2』のエンドロール後は、プレイヤーの意思次第でいつまでも続く。
めでたしめでたしの後の世界。そこにはなんの意味もないけれど、血の通った英雄にとっては、平和な世の中に対して腹に一物もちつつわんこを偲ぶ立派な余生ではあるんだ。
ああ、そうそう、それから頼もしき三人の仲間。語り部がどう伝えるのかは知らないけど、あいつら単なるフラグ以外の役には何一つ立ってない穀潰しどもだったからな!


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2017/12/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fable 2】寓話を紡げ

   ↑  2017/12/25 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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満月が美しい冬の夜に、そのおとぎ話は残酷に幕を開ける。
たった一人の肉親である姉との永遠の別離。初代『Fable』のイントロダクションも同様の流れであったが、ふれあいがあまりにも一瞬すぎて顔すら覚えていなかった前作と違って、今回は短いながらも濃密なひとときを過ごしただけに心は痛い。
それよりも心残りなのは、置いてきてしまったわんこのことだ。
そのわんことはあっという間の成長を経て無事再会できた。
そうとなればやることはただ一つ、肉親をぶっ殺した奴への復讐。これまた前作と共通した、グリムでもアンデルセンでもなかなか子供向けに濾過しづらい、血なまぐさいテーマだ。
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素敵なゲームは誰もががその続編を要望する。
だけど本当に続編を待ち望むべきゲームは、既に完成された傑作じゃない。むしろブループリントに毛が生えたような、未完成未整理で終わってしまったような作品だ。『Assassin's Creed』、そして『Fable』。
叶えられなかった理想を今度こそ実現させるため、プロトタイプに終わってしまった第一作目に丹念に磨きをこめて、これこそが本命と世に送られる。
代替わりしたハードの勢いにも後押しされた、『Fable 2』は、そんな運に恵まれたゲームだ。
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しかし善と悪が表裏一体ならば、幸運と不運も同様。
ほぼ同時期にべセスダの大作『Fallout 3』が登場し、同じ年末発売の大作RPGということで比較の対象になってしまったのが、この国で『Fable 2』が被ってしまった不幸の一つだ。
このゲームが語られるときに自由度なんて言葉が頻繁に使われたことも、その不幸を後押しした。
だが『Fable 2』は『Fallout 3』のようなオープンワールド的自由を掲げてはいない。むしろ非情に窮屈なゲームだ。
舞台となるアルビオンは丁寧に描かれ愛着の持てる世界ではあるが、しかし本質的には寓話の「むかしむかしのあるところ」以上の意味は持っていない場所。
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なにより『Fable 2』はいわゆるロールプレイングゲームではない。その名の通り寓話を紡ぐゲーム。
そのプレイヤーキャラはコントローラを持つ者を自己投影する分身ではなく、英雄という極めて曖昧な呼称を持つ物語の便宜的な主人公だ。
それを象徴するのが、プレイヤーがキャラの性別を選択した後、狂言回しである盲目の占い師テレサ(初代姉ちゃん)の口から語られる、「さあ、彼(彼女)の運命を見守りましょう」と、主人公を軽く突き放した言葉である。
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そしてプレイヤーは、この寓話集の編纂者としての立場から、第三者的に主人公の行動にコミットしていく。プレイヤーが紡ぐんでいくのは、人生ではなく物語であるのだ。
一見個性的なタグが打ち込まれていながら、実は極めて無個性な存在である本作の住人たちは、この寓話の登場人物であると同時に一番最初の読者でもある。
プレイヤーが主人公の行動を通して紡ぎ出した物語に目を輝かせたり、或いは顔をしかめたりと、ダイレクトに反応してくれる忠実な読者だ。
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善と悪の概念もこれまた便宜的なもの。
現れる結果は両極端だが、しかしほとんどの英雄は自分のモラルとは関係なしに、その時その時の都合、あるいは本作から加わった実績の都合によってその狭間を右往左往するだけだろう。
そしてどんな善行も邪悪な振る舞いも、地道な労働も不労所得へのあこがれも、結婚も荒淫も不義密通も、すべては等しくロングタイムアゴーから始まる物語の中に集約されてゆく。
英雄も鼻つまみ者も、倫理も不倫理も表裏一体。寓話の中ではそれは平等に存在できるのだ。
そんなすべてが寓話のための記号で満ちた世界で、英雄とプレイヤーが唯一シンクロして心を通わせる存在。それは物語の初めから終わりまでを共にした愛しいわんこだけである。

<Xbox One互換対応タイトル>

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2017/12/25 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【myChristmas】ありふれたクリスマスの一日

   ↑  2017/12/20 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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♪雪が降り出して 凍えるように寒くなってきた
街は灯りに彩られ人々はクリスマスショッピングの真っ最中
だけどボクは人混みの中でひとりぼっちだ
<Sloppy Seconds - Lonely Christmas>

どこもかしこもクリスマス一色のこの時期。
Xbox Liveを見渡してみても、47がサンタ帽を被った『HITMAN』のクリスマスバージョンが配信されていたり、『World of Tanks』にもクリスマスモードが導入されてたりなど、シーズンモードには事欠かない。
だがいくらデコレートが施された車庫から松の枝が飾られた戦車で出撃してみても、そうそう特別な気分に浸れるわけじゃない。
やってることはいつもと同じだからだ。クリスマスって、もっとこうスペシャルな日のはずじゃん!
Xbox Liveで過ごすスペシャルな一日。
そんなお題に対する明快な回答が、今はなきXboxインディーズゲームにひっそりとあった。
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♪ テレビの前に座り込んで過ごす孤独なクリスマス
「34丁目の奇跡」のリピート放映
ボブ・ホープとサンタクロースと朝まで一緒
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オレのテレビにリピートされているのは、モーリン・オハラ版の「34丁目の奇跡」でも、リチャード・アッテンボロー版の「34丁目の奇跡」でもない。Xboxインディーズゲームのクリスマスバラエティソフト『myChristmas』(2009)だ。
暖かな光に包まれる温もりに満ちた室内。目の前には赤々と燃える暖炉。この暖炉の火の強さはいつでも調節可能。
右を見ればそこにはクリスマスツリーが。ただし最初の段階では、まだ何一つ飾り付けられていない状態だ。
さあ、さっそく思いのままにツリーをデコレーションしてみよう。だんだんクリスマスらしい気分になってきたじゃないか。
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ツリーの右にあるのはレコードプレーヤー。ここではプリセットされたいくつかのクリスマスソングの他に、カスタムサウンドトラックから好きな曲を流すこともできる。
もちろん"Lonely Christmas"を流すつもりなんて、さらさらないぞ!
今度は左に目を凝らしてみよう。そこにある大きな柱時計は、ただの飾りじゃない。
これのアラームを任意の時間に設定しておけば、その時刻にサンタクロースがやって来てくれるという寸法だ。
イブには少し早いけど、とりあえずサンタを呼び出してみようか。サンタさん、今年のボクはいい子にしてました。プレゼントには恵比寿マスカッツ1.5の選抜セットが欲しいです!
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時間になると遠くの方からしゃんしゃんしゃんというベルの響き。何かがごとんと屋根の上に着地する音。消される照明。そして暗闇の中で蠢く黒い影。
サンタが来るって分かってなければ「屋根の上から不審な物音がします」って警察に通報しているところだ。
やがて遠ざかるベルの音。そして部屋の照明が復帰すると、ツリーの下には山のようなプレゼント包みがが。うわあい!………って、おい、恵比寿マスカッツはどうした!?
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そして画面の一番右にあるのは外へ通じるドア。
何の変哲もない木の扉だが、実はこここそが『myChristmas』の最も肝と言える機能が備わっている場所なのだ。
このドアをオープンにしておけば、Xbox Liveを通じて他の『myChirstmas』ユーザーたちが、この部屋を訪れてクリスマスキャロルを歌ってくれるって寸法だ。
そう、ここは全世界数百万のLiveユーザーと繋がった賑やかな場所。もっとも今まで誰も来たためしがないし、送り出したオレのクリスマスキャロルアバターは、毎年セッションが見つからないまま虚しく帰ってきたけどな!
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♪誰もボクんちのドアをノックしないし
 クリスマスキャロルも歌ってくれない
 なんてありきたりなロンリークリスマスなんだ

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2017/12/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |