ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 (カテゴリー: XBOX ONE

← 前のページ  total 31 pages  次のページ →  

【Wheels of Aurelia】1978年のドライブ会話劇

   ↑  2017/07/18 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
170718006.jpg
ハンドルを握っていれば、どんな寡黙な人間の口も滑らかになる。
狭いクルマの中。密接はしているけれど、互いに同じ方角に顔を向けている奇妙な空間では、あまり親しくない関係でも自然と会話が生まれてくる。
フロントガラス越しに遷ろう景色、エンジンの響きのBGM。その単調なリズムから発生する会話は、酒場の喧騒の中でのそれとは対照的な落ち着いたトーンだ。
そんな独特なテンポの会話に長いドライブの弛緩が加わると、他の場所でのやり取りでは浮かばないような、人の為りや本質がポロッと漏れ出てくることもある。
170718005.jpg
1978年のイタリア。ウーマンリブは萌芽していたが、まだそこかしこで女性が抑圧されていた時代。
女が一人ハンドルを握っての長旅に風当たりが強かった頃、リーラは愛車を転がしてイタリアの西岸の道をひたすら走りフランスとの国境を目指す。
途中で出会うのは個性豊かなヒッチハイカーたち。前時代的で厳格な神父、UFO狂のイッちゃってる奴、男性本位主義者のマッチョ野郎。
彼らと車内でかわす会話は、何気ないお天気の話からパーソナルな話題まで。
170718004.jpg
鳥瞰視点から『グレート1000マイルズラリー』や『オーバートップ』のような見下ろし型レースゲームをイメージする人も多いかもしれないが、この『Wheels of Aurelia』はアーケードライクなドライビングテクニックなど一切要求されない。
クルマの運転はセミオート。必要となる操作は車線キープの微調整と道の分岐での進路選択くらいのもの。
代わりにプレイヤーが目を凝らすのは、ドライブ会話のリズムで流れるダイアローグテキストと、受け答えの選択だ。
170718003.jpg
その会話のリズムセクションとなるのは、控えめなエンジン音と70年代風ディスコミュージックやニュースを奏でるカーラジオ。
極左極右の伸長、赤い旅団によるモロ前首相の誘拐、モンツァサーキットでの悲劇的な事故。時代背景を浮き彫りにする時事ネタに、簡素なビジュアルを補完する豊穣な地理ネタ。
そんなやり取りの末に、銀行強盗を乗っけちゃったり、草レースをおっ始めるハメになったりと、アクシデントに巻き込まれもするが、結局はまたドライブ会話の緩い緩いリズムに収束されてゆく。
一回のドライブは15分程度。そしてリーラと同乗客たちの数奇なその後が語られるマルチエンディング。
170718002.jpg
そのマルチストーリーのメインとなるのは、プロローグ直後に乗せた若い妊婦オルガとの、運転席と助手席の関係性から生まれる女同士の友情。
世が世なら「テルマ&ルイーズ」になっていたかもしれない二人だが、今はまだ1978年。あの映画が出てくる土壌が育まれるまでには、まだまだ長い月日を待たなくちゃならない。
太陽の光も豊かなイタリア海岸ルートを舞台に紡がれる、女性解放前夜を舞台にしたちょっぴり奇妙なダイアローグ生成ゲームだ。

<国内ストア未発売>

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2664.html

2017/07/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Sleeping Dogs: Definitive Edition】Nightmare in North Point

   ↑  2017/06/30 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
170620007.jpg
ここ数年のゲーム界隈で目に余るのは、度を越したゾンビの氾濫だ。
シューターからアドベンチャーゲームまで、どのジャンルも雁首揃えて猫も杓子もゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。
ミリタリーFPSや西部劇オープンワールドといった、本編ではゾンビとなんの関係もないゲームまで、DLCで番外的にゾンビネタに走る例も少なくない。
ゲーム的に何かと便利な素材だというのは理解できるが、あんなもん元を正せば遠いハイチの腐った死体である。
同じ死体ならば、アジアにはもっと身近で伝統的、より有り難がるべき存在があるだろう。そう、キョンシーだ!
170630002.jpg
80年代の終わりから90年代の初めにかけて、キョンシーが巻き起こした社会的ブームは、ゾンビごときの比ではなかった。
その始まりとなったのはサモ・ハン・キンポーが1985年に制作した『霊幻道士』。
中国古伝の妖怪をモチーフにした、この他愛ないクンフーホラーコメディは、配給会社の想像を超えるヒットを記録し、小中学の通学路には両腕を前に突き出してぴょこぴょこ跳ねながら下校するあんぽんたんどもで溢れかえった。
キョンシーに版権がないのをいいことに、無数のパチモノキョンシー映画がこれに追随し、それに合わせて比較的まともだった本家シリーズも次第にゲテモノ化。
170630006.jpg
ついにはそのパチモノの一つが、ガキには霊幻と幽玄の区別がつかない(あるいはどっちだっていい)のにつけこんで、ゴールデンタイムに堂々とレギュラー放映されるまでに至った。
エボラ熱のように拡大しながら、みんなが我に返ると潮が引くごとく鎮静してしまったキョンシーブーム。
しかし7月には第一作の主人公役の一人、チン・シュウホウが再び出演する、ちょっとゴーストバスターズ入ったシリーズ最新作「霊幻道士 こちらキョンシー退治局」が公開予定など、キョンシーなだけに油断すれば何度も何度も生き返ってくるようだ。
170630001.jpg
『スリーピングドッグス 香港国際警察』のDLCも、クンフー映画と来たらその次は当然キョンシー映画だ。
黒社会騒動もひとまずの収束を迎えたバーチャル香港。我らがウェイ・シェンもカラオケぐらいしかやることがなくて腐っていたとこだが、そこに降って湧いたのがオカルト騒ぎ。
地獄から蘇ったマフィア妖怪によって死者の街と化した香港。
そこかしこで地の底から湧き出てくるのは香港裏名物キョンシーさんたちだ。
170630004.jpg
それに対処するのは、さりげなくちゃっかりと道士服に身を包んで登場のウェイ・シェン。
そう、今回のウェイの役回りは、まぁ早い話が「可愛くないテンテン」みたいなもんだ。
「せめてガウ道士くらい言えねえのか!」(ウェイ・シェン)
「霊幻道士」も元を正せばクンフー映画の亜種。腐った死体相手に銃器で立ち向かう欧米人と違い、我らがウェイも当然素手ゴロでキョンシーに立ち向かうのであった。
キョンシー相手に両脚タックル! キョンシー相手に猪木式腕折り! 折ったぞ、だっしゃー!
『スリーピングドッグス』の他のDLCミッション同様に、相変わらずボリュームには乏しいが、しかし他のゲームのなんの脈略もないゾンビDLCに比べたら、よっぽど気の利いた設定であることには違いない。

 


この記事に含まれるtag : オープンワールド 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2659.html

2017/06/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Sleeping Dogs: Definitive Edition】Zodiac Tournament

   ↑  2017/06/26 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
170620007.jpg
香港の沖合いには決まって怪しい島がある。そこではこれまた怪しい格闘技トーナメントが開かれている。
大会とは言ってもTHE OUTSIDERとか地下格みたいに、ルールがちゃんと整備されたものじゃない。
主催者の気まぐれでルールがコロコロ変わり、そしてたいていはお話の都合でトーナメントなんか途中からわやくちゃになるタイプのやつだ。
香港中を駆けずり回って十二支像を手に入れ、警察業務の傍らクンフーを極めたウェイ・シェンの下にも、DLCコンテンツの名を借りてそれのお誘いがやって来た。
170626002.jpg
「ウェルカム、ジェントルマン!」
フェリーから島に上陸した一同を、これまたお決まりの挨拶で出迎えたのは、痩身に黒手袋のベタベタな格好をした、シー・キエンと言うよりはむしろ岸谷五朗が入った主催者だ。
対する出場者もムエタイトランクスやMMA風の出で立ちがコスプレ臭漂う、これまた胡散臭い連中。
『スリーピングドッグス 香港国際警察』のDLC第一弾が、その香港映画愛を捧げたジャンルは、褪色した画面やフィルム傷の演出もあざといクンフー映画。
170626001.jpg
「燃えよドラゴン」の舞台となったハンの要塞島は銃器の持ち込みを一切禁止していたが、ゾディアックトーナメントが開催される島も、その掟に準拠。
元より『スリーピングドッグス』はドンパチより徒手格闘に比重が置かれたゲームだ。我らがウェイ・シェンだって素手ゴロ縛りルールに依存はない。
それどころか知らないうちに上半身裸に黒いカンフーズボンに着替え、例の誰かになった気分は満々だ。
170626004.jpg
本編でもお馴染みの一対多の素手ゴロマッチに、唐突に始まるびっくりどっきりアスレチックランニング大会、ビーチでのMMA野郎との一騎打ちではアームバーや足関節などの新規技も飛び出し、闘技場での文字通りのエリミネーションマッチを経て、ラストバトルは、はい分かってた、あの胡散臭い主催者との決着戦。
1時間ほどのボリューム、追加実績なしと、コストパフォーマンス的にはちょっと微妙なDLCだが、上位機種版のDefinitive Editionなら最初からバンドル済み。
何より締めを飾る、ブルース・リー風の哀しみを湛えた見栄を切ろうとして、照れが入ったのか思い切り中途半端で終わるウェイ・シェンの決まらなさっぷりは必見だ。

 

この記事に含まれるtag : オープンワールド 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2657.html

2017/06/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Sleeping Dogs: Definitive Edition】香港秘密警察

   ↑  2017/06/20 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
170620007.jpg
「ちょっと借りるぞ!」
とってつけたような断りと共に他人のクルマやバイクを拝借し、通行人が慌てて身を避ける中をタイヤを軋ませながら走り抜ける。
途中にある看板や果物を並べた屋台などは、もう壊してくれと言わんばかりに存在しているようなものだ。
それらをお望み通りぶち壊しながら、逃げる容疑者のクルマに容赦ない体当たりを食らわせ、横転した車体からそいつを引きずり出して二、三発鉄拳を御見舞した後、「お前には権利がある!以下省略!」と、これまたとってつけたように事務通告。
ちょっとばかりやんちゃな刑事を主人公に据えたアクション映画では、もう黄金のパターンだ。
ポスト『GTAⅢ』があちこちで芽吹いていた2000年代前半に登場した『トゥルー・クライム Street of L.A.』は、そんな刑事アクションの王道をビデオゲームで再現した快作だ。
170620002.jpg
主人公がアジア系、そして徒手格闘の要素が強いなど、ハリウッド系刑事モノだけでなく、香港産アクション映画からの影響をそこかしこに感じさせていたこの『トゥルー・クライム』。
ニューヨークに舞台を移した続編を挟んで、第3作は『True Crime Hong Kong』のタイトルで、いよいよ重要なルーツである香港がステージとなることがアナウンスされ、一部の好事家を大いに期待させたのであった。
しかしゲームのIPに紆余曲折は付きもの。
どんな事情があったのかは知らないが、Activisionにおける『トゥルー・クライム』シリーズの展開はペンディングとなり、そしてこの第3作は『スリーピングドッグス 香港秘密警察』と名を改め、スクウェア・エニックスからのお目見えとなった。
170620001.jpg
そのテーマは潜入警察官。
制作者たちの「インファナル・アフェアを観てピンと来ました!」なんて無邪気な笑顔が浮かんでくるようだが、しかし秩序の側と無法の側、二つのを都合よく使い分けて立ち回れる、ゲーム的には何かと便利で美味しい立場であることは間違いない。
気のせいかトニー・レオンとアンディ・ラウを足して10で割ったような風貌をしてなくもない主人公ウェイ・シェンは、アメリカから出向してきた刑事。
彼の任務はマフィアへの潜入捜査。当然その後に続くのは、マフィァ仲間への仁義と警察官としての使命に板挟みの苦悩だ。
170620003.jpg
もっともそんな香港ノワールなテーマは、メインミッションに付随するムービーだけで適当に処理してくれるから、あまり深く考える必要はない。
むしろ警官とギャング、二つのイケイケな立場を手に入れた僥倖を、この細かく作り込まれた香港の街で自由に行使しよう。
まずは香港名物屋台グルメ。肉まん一つくださいな。立ち食いで貪ったあとは、そこらに停めてあったクルマを拝借して、どががががーんと突っ込んで破壊だ。
だって香港の屋台って、こういう為に存在してんじゃないの? ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー/香港国際警察」でそう習ったよ?
170620005.jpg
おかげでカーチェイスが挟まれたミッションなんかでは、「あっ、屋台だ!」とわざわざ大回りして突っ込みに行ってるんだから、非効率なことこの上ない。
クルマだけに留まらず、走っての追いかけっこだっていちいち野菜売り場の上を飛び越えたり人混みの中を選んで突っ切ってる始末だ。
人を追ってるんだ、ちょっとどいてくれ! 勢い余って突き飛ばした罪のない通行人が、なんか陸橋から転落してったような気もするが、なぁに、きっとあいつは香港スタントマン協会からやって来たやつだ! おそらく大丈夫だ!
170620006.jpg
『トゥルー・クライム』シリーズに一貫していた徒手格闘へのこだわりや、バレットタイム風のスローモーション発動(そのバレットタイムも元をたどればジョン・ウー映画だろう)、走行中のクルマに飛び移りなど、様々なアクション要素が"香港映画風"の旗印の下、すべてが小気味よくまとまりを見せている。
凄惨なバイオレンスシーンが実にカジュアルに挿入されるところも、また香港流儀。
何より汗ばんで小汚い綿シャツにスウェット姿のアジア人主人公は、数多のクライムアクションの中でも、我々にとってもっとも親近感の湧くキャラクターであることは間違いない。
ジャッキーにサモ・ハンにユン・ピョウにジミー・ウォングにエリック・ツァンにチョウ・ユンファにアンソニー・ウォンにホイ三兄弟に、オレの知るあらゆる香港映画ヒーローをぶち込んでインタラクティブ行使用に再変換した男、ウェイ・シェンを操作して、香港の街を今日も勝手気ままに暴れまくるぜ。

 

この記事に含まれるtag : オープンワールド 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2655.html

2017/06/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【坐禅 "ZAZEN" zen meditation game】Kinectは悟りの導師

   ↑  2017/06/13 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
170613008.jpg
仰々しい台の上に設置された大きめのテレビ。静かに唸りを上げるちょっとチープなエアコン。犬のおしっこが染み付いたニトリのカーペット。
見慣れたいつもの部屋。しかしオレは紅葉の隙間を縫って流れてくる秋の風や、水のせせらぎに乗って伝わる心地よい空気を無理やり感じている。ここはいつものリビングであり、いつもとは違う清然の場なのだ。
ゆっくりと息を吐き出し、オレの心は自然と調和している。
決して傍らに置いたタブレットから流れてくるパ・リーグTVの実況に心を乱されたりなどしない。
またロッテ打線は息を吸うかのように三者凡退した。
あのムダな高給取りのスットコドッコイども!…………などと決して昂ぶったりなどしていない。
黄色く染まった葉が落ちるのも自然の摂理ならば、ロッテ打線の三凡もまた摂理なのだ。
170613006.jpg
メジャーどころのメーカーはおろか、当のマイクロソフトまでもが店じまいを始めだし、今やごく一部の香ばしいインディペンデント会社のみが細々とアプローチを続けるのみとなったKinect。
諸行無常を感じさせるデバイスだが、しかしそうやって俗世間の欲望や打算から解放されたポジションになったからこそ、こうやって禅の精神にも自然と関われるようになったのだろう。
TVモニターの前に用意するのは座布団と身一つ。ビデオチュートリアルに従って、まずは準備運動で心身を整え、そしてKinectセンサーに見守られながらゆっくりと坐禅を組んで目を閉じる。
170613003.jpg
ゲーム業界のアナリズムからも、マイクロソフトのビジネス的思惑からも自由となった無垢のKinectは、いまリビングに邪念の無い静謐の空間を作り出している。
その真ん中で煩悩を振り払い、オレの心は自然と調和している。
決して首からぶら下げたスマホから流れてくるパ・リーグTVの実況に心を乱されたりなどしない。
またロッテ中継ぎ陣は、それが当然の仕事であるかのように敵打線に捉まった。
あのムダな高給取りのスットコドッコイども!…………などと決して昂ぶったりなどしていない。
水が高きから低きに流れるのも自然の摂理ならば、ロッテ投手陣の炎上もまた摂理なのだ。
170613002.jpg
いつもは刹那の楽しみを提供しているだけのゲーム機が、いまは心と身体を見つめ直す実りある行いに使われている。
心を落ち着かせてくれるのは坐禅だけではない。やはりKinectを使った写経に読経(ちなみにこのソフト。宗派は天台宗だ)。
とは言っても写経はちゃんと文字を書かずに適当に点を打ってるだけでOK判定されるし、読経に至っては吉幾三の"おら東京さ行くだ"を呟いていただけでも問題なかったから、Liveにはたちまちのうちに徳のかけらもない横着な実績解除者で溢れかえっていたが。
やはり実績がらみの話では、瞑想5回クリア以降の実績解除者パーセンテージがガクンと下降しているのも、三日坊主という言葉の意味をダイレクトに感じさせてくれる。
170613001.jpg
実績もそうだが、こんなブログや実況の肥やしにしかなっていない現状も、禅の本来の精神からおよそかけ離れているような気もするが、しかし世の中で大切なのはきっかけ、縁である。
今まで禅のぜの字にも触れようとしなかった不届き者たちに、たとえ邪な気持ちがきっかけとは言え、ちょっとでも座禅を組む機会を与えただけでも、このソフトはそれなりの目的を果たしているんじゃないだろうか。
もっとも自分の代わりに大きなぬいぐるみをKinectセンサーの前に置いて横着している輩は、その限りではないだろうが。
170613007.jpg
毎日数分ずつ坐禅を組むうちに、いつしか選択できるステージも増えてきた。
テレビに映る神妙に両手を組む自分の姿に気恥ずかしさを感じていたのも最初のうちだけだ。
もう今ではどんなだらしない格好で座り込んでいても、心が揺れ動くことはない。
贔屓の野球チームが勝ったり負けたりして順位が上がったり下がったりするのなど、大自然の理の前ではなんの意味もないことだとまで思うようになった。
きっとこれが悟りというものなのだろう。それにここしばらくは最下位に定着して順位は下がりようもないしな! あの意味もなく野球のユニフォームを着た役立たずどもめ!
170613004.jpg
開け放った窓から入ってくる工事の騒音も選挙カーの名前連呼も、この崇高な空間では木々のさえずりや水のせせらぎに濾過される。
それらに囲まれながら、静かで規則的な呼吸と共に、オレの心は自然と調和している。
決してダイニングでつけっぱなしになっているテレビから流れてくる野球中継に心を乱されたりしない。
デスパイネの穴埋めにやって来たパラデスとダフィーは今日も不発に終わった。
あのムダな高給取りのスットコドッコイども!…………などと決して昂ぶったりしない。
石に苔がむすのも自然の摂理ならば、ダフィーの豪快極まりない空振りやパラデスの為す術ない見逃しもまた摂理なのだ。……なんて悟れたら誰も苦労はせんわ、バカヤロウ!!

<Kinect専用ソフト / 国内ストア未発売>

 

この記事に含まれるtag : Kinect 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2652.html

2017/06/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |