ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【楽天SHOWTIME for Xbox One】

   ↑  2017/05/29 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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王道を突っ走るNetflix。スマホ契約時のどさくさに紛れる手段でシェアを確保するdtvにU-NEXT。テレビ屋の大きなお世話でコースアウトしたhulu。独自の存在感を見せるDMM。それらを急追していたらいつの間にか全部追い越していたamazonビデオ。
動画配信サービスは今やゲーム機とも切っても切れない関係となった。
その中でも独自の道を歩むのが楽天SHOWTIME
対応するゲーム機がXbox OneとWii Uのみ。それだけで某100円ショップの"ライバルの少ない場所にのみ出店する"ビジネス戦略にも似た、すき間商売スピリットが伺えるだろう。

360時代からMSハードにサービスを提供していた楽天SHOWTIMEだが、当初のそれは決して利便性の高いモノではなかった。
特に月額会員費と個別のコンテンツレンタル料を二重取りする料金システムは、「お前、これから熾烈を極める動画配信サービス競争をホントに勝ち抜く気があるのか!?」と説教かましたくなるようなウィークポイントであった。

さすがにマズいと思ったのか、この料金体系はやがてオーソドックスなコンテンツ個別購入とマンスリー定額プランの併用制に改められたが、同種サービスの間で一歩出遅れた感のある現状は、やはりこの辺のスタートダッシュ時の不手際や、楽天の宿痾であるポータルサイトの造りのマズさなどに起因しているのだろう。
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されどamazonビデオとhuluがまだ正式に来ておらず、他にはMicrosoft映画&テレビとNetflixしか選択肢のない国内Xbox Oneにおいては、Vシネマやピンク映画からパチンコ・パチスロ関連、グラドルものまで、ドメスティックなコンテンツを幅広くフォローした貴重な存在であることには変わりはない。
もちろん洋画や海外ドラマも一通り揃っているし、ロジャー・コーマン推しやハーシェル・ゴードン・ルイス祭りのような、時おり見せるヤケクソのようなプログラムにも目が離せない。

そんなひなびた風情は、10代の頃に頻繁に足を運んだオデヲン系列の二番館三番館や中央線沿線の名画座を思い起こさせて、オレに妙な愛着を抱かせるのであった。
現在のラインナップからのオススメは、同シリーズで一番アッパーなテンションの「新・ヤンママトラッカー ~ケイVS美咲 宿命の対決編~」や、全米が泣いたヤンママものの名作「特攻!ヤンママ仁義」、安定のシリーズ「ヤンママ愚連隊」など。
Netflixには逆立ちしても真似できないプログラム、ぜひ一度お試しあれ。

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2017/05/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Bioshock 2】Minerva's Den Add-On

   ↑  2017/05/27 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
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海底都市ラプチャー。その中心部から少しばかり外れた場所。
コンピューター技師の妄執は、そんなラプチャーの多くの住民たちが注意を払わない、隠れ里のような場所に結実した。
ミネルバズデン。この海底都市におけるシリコンバレーのような一画。
古いSF映画から抜け出してきたかのような仰々しいケーブルとパンチカードが織りなす大型コンピュータが乱立するこの建物で、『Bioshock2』のDLCシナリオは幕を開ける。
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今回のプレイヤーの立場はビッグダディプロトタイプの一つ、実験体シグマ。
相も変わらず記憶も定かではない身の上だが、しかし今回の役割は庇護者ではなく、リトルシスターの保護はあくまでも本編の流れから課せられた義務でしかないことくらいはぼんやりと分かる。
コンピューター技師同士の功名心と独占欲の鞘当て。あのアンドリュー・ライアンまでもが興味を示した人工知能の奪回がその目的だ。
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ドリルにリベットガン。ビッグダディの武器と言えば、重厚な工具めいたガジェットが身上だが、このDLCシナリオの新たな主人公に与えられたのは溶接機めいたレーザーガン。
場所柄か理系男子、リケジョの成れの果てが多くを占めるスプライサーどもは、せっかくだからこいつと新プラスミドのグラビティウィールの組み合わせで嬲ってやろう。
重力の渦に洗濯物みたいに掻き回されるスプライサーめがけて、溶接レーザーをぷっしゃー。
この原罪まみれの海底都市を引き回されて、逃れようのない輪廻に直面させられる主人公にとっては、スプライサー蹂躙は数少ない享楽なのだから。
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父性愛、母性愛に次ぐこのシナリオのテーマは夫婦愛。
さすがに本編ほどの劇的な展開や深みのあるドラマがあるわけではないが、この名残惜しい海底都市に別れを告げるには、程良い規模のスケールだろう。
湿りきった空気、水滴越しに歪むネオンの灯火、床から壁から漂う潮の匂い。1作目、2作目、そしてこのDLCシナリオに渡った魅惑の海底都市の物語も、いよいよこれで終幕。
そしてこの主観視点が紡ぐドラマは空中都市コロンビアに舞台を移し、いよいよ頂点を迎える。

<『バイオショックコレクション』所収>

 

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2017/05/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Forza Horizon 3】うず潮バンクとフェラーリ・デイトナ

   ↑  2017/05/20 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
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ホットウィール拡張コースのあちらこちらに設えられた、渦を巻くようなバンクカーブ。
「流石島サーキットのうず潮バンクだ!」
これを見たスーパーカー世代からは、一様にこの声が漏れたに違いない。
同ブームに火をつけた池沢さとしのコミック「サーキットの狼」。
瀬戸内海の無人島に造られたという設定の架空レース場流石島サーキットは、連載の中盤を大いに盛り上げた舞台。
富士スピードウェイの今は封鎖された30度バンクをモデルにしたうず潮バンクは、その流石島サーキットの最大の山場。そして多くのスーパーカーをクラッシュに誘った難所中の難所である。
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そんなかつてはコミック中の一場面でしかありえなかったコースが、いまオレの前に山ほど広がっている。
目の前にはうず潮バンク。上を見上げればうず潮バンク。後ろを振り返ってもうず潮バンク。
大中小サイズも角度も様々なうず潮バンクのショーケース。
そこにコルベット・スティングレイ、フォード・カプリ、カウンタック、ランチア・ストラトス、セリカGTなど、流石島サーキット回を彩った実在名車の数々で挑むことができるのだ。ムダに長生きはしてみるもんである。
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そしてフェラーリ365GTBデイトナ。
イタ車らしからぬ外観と異名を授けられた、フェラーリいにしえの12気筒怪物マシンも、「サーキットの狼」で強い印象を残したクルマだ。
初登場は連載最初の大レース、箱根の一般道をぶっ飛ばす非合法レース公道グランプリ。
レース中盤から上位陣に割り込んできたデイトナは、トップ争い、ランボルギーニ・ミウラやポルシェ・カレラとのメーカーの威信を賭けた一騎打ちと見せ場を作り、ド派手なクラッシュで退場した。
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名無しドライバーのちょび髭悪党面によるものか、どことなく悪役的なイメージを残したデイトナが再挑戦を果たしたのが流石島サーキット。ハンドルを握るのはもちろんあのちょび髭野郎だ。
一時はトップを覗う勢いを見せたデイトナだったが、その見せ場はやはりクラッシュ。
うず潮バンクをトップスピードで駆け下ろうとする主人公車に、「人にできてこのオレにできねえことがあるか!? いったるぜーっ!」という、シチュエーション次第では間違っていないポジティブ精神を発揮して追随。
重量級マシンには案の定無謀な試みで、スキッドアウトを起こして爆発大クラッシュという、相変わらずのかませっぷりで読者を魅了してくれたのだった。
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そのデイトナ。『Forza Horizon 3』の登場車種ラインナップに、しっかりと名を連ねている。
ベルリネッタボクサー、テスタロッサと続くフェラーリ12気筒重量級系譜の祖であるマシン。
普通に転がしていても乗り応え抜群のクルマではあるが、しかし目の前にこうもうず潮バンクが連なっていては、もちろんアレに挑まないわけにはいかないだろう。ちょび髭野郎の無念はオレが晴らす。
「人にできてこのオレにできねえことがあるか!? いったるぜーっ!!!!!!」
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【Forza Horizon 3】Hot Wheels拡張パック

   ↑  2017/05/14 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
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まだまだ終わる素振りさえ見せないオージー車祭り。
その開催地の海沿いに巨大なプラスチック製建材が次々と運ばれてきたのは、つい数日前のことだった。
どこかで見た覚えのあるオレンジとブルーの建材は、オープニングムービー中に瞬く間に組み上げられ、青い空と緑の海がコントラストを織りなす海岸を曲線美のアーチ状道路が貫いた。
そのプラスチックの路面にプレイヤーと共に放り出されたのは、何やら見慣れたカラフルでピカピカなクルマ。
ホットウィール。1968年以来の歴史を誇るトイカーの老舗が、実車しっちゃかめっちゃか空間に何の違和感もなく参入だ。
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レーシングゲームは、それぞれが分業で軒を連ねる商店街のようなジャンルであった。
うちはオフロード系、お隣はワンメーカー専門、向かいはサーキットシミュレーターでその横はデモリッションダービー。それぞれがそれぞれの商売をジャマしないよう気を遣いあう平和なアーケード街。
『Forza Horizon』はそんな商店街の商圏内に侵出した大型店みたいなゲームだ。
ただのオープンワールド系に留まらず、『ラリー拡張パック』や『Storm Island』でダート系ゲームの存在を脅かし、『Porsche拡張パック』でワンメーカー独占系ゲームにとどめを刺し、映画とタイアップした『Fast & Furious』では、未だ威勢を誇る『Need for Speed』にまで至近弾を撃ち込んできた。
そして今度は、かつてそのネタ一つだけでゲームが何本も作られてきたホットウィールをも貪欲に取り込んでしまった。
こんなことばっかされていたら、他所のレーシングゲームメーカーは堪ったもんじゃないだろう、ホント。
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だがオージー車祭りの参加者は、そんなことを気にかけているヒマはない。
ひたすら貪欲に軒を拡げるホライゾンワールドを、次から次へとただ満喫するだけだ。
海岸沿いに節度を知らないテーマパークのように展開するプラスチックハイウェイ。
そこをかっ飛ばすのは特別参戦のホットウィールカーだけに留まらない。パガーニだろうがレクサスだろうが痛車だろうが、なんだったらフォードのかっぺトラックや245ccの三輪カーだって構いやしない。
360度ループアーチを駆け抜けるホットウィールボーンシェーカーにカウンタックにホールデンのサーファー御用達パコパコ用ステーションワゴン。ここは出自を問わずあらゆるクルマに貴賤はない空間だ。
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唸りをあげる巨大なモーターと共にコース上に蠢くのは、古今東西のゲームの中でもっとも説得力のあるスピードブースト板。
上を通過すると凄まじい勢いで加速がかかる例のアレだが、他のゲームと違って『Hot Wheels 拡張パック』のそれは、踏んであまり得するようなものではない。
どちらかというとブルーザー・ブロディとスタン・ハンセンの二人にとっ捕まって、強引にロープに飛ばされるような感覚だ。
「いや、もうスピード充分出てますって! あ、やめて! ちょっと、お願い!」
これを踏んだ刹那に飛び出してくるのは、むしろそんな狼狽の声だろう。
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このスピードブースト板とジャンプ台、交差レーンに360度ループが連続する超高速コースは、ドライブではなくジェットコースター系絶叫の印象。
しかもこっちはコースターのようにレールの上を走るワケじゃない。路面は雪道よりもタチの悪いツルツルのプラスチック。
ちょっとこのバンク、ガードレールがないんですけど!? オマケに雨まで降ってくるとか勘弁してくださいよ!
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『Forza Horizon』と言えばなんたって臨場感抜群の運転席視点だが、この『Hot Wheels拡張パック』でオススメなのは、その絶叫マシン感覚を存分に味わえるボンネット視点。
これだけで単体のゲームとして充分押し出せそうな、『Forza Horizon』史上もっともかっ飛んだ大型拡張パック。
ハレの空間のさらなるハレの場はバイヨンベイ沖の海上。ホライゾン参加者なら、その建設予定地は平等に確保されているハズだ。

 


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2017/05/14 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Bioshock 2】親権を取り戻せ

   ↑  2017/05/10 (水)  カテゴリー: XBOX ONE
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じめっとして澱んだ空気の向こうにぼやけるきらびやかなネオン。
ここは魅惑の海底都市廃墟ラプチャー。しかしその湿りきった床を踏みしめるオレの足音は前回と違う。
ドスン、ドスンと、手入れされず老朽化したタイルを突き破らんばかりに重たい足音。
全身を包むのは大ぶりでクラシカルな潜水服。そして右手には巨大なドリル。
前作無印バイオショックで対峙した父性の畸形ビッグダディ、そのプロトタイプである実験体デルタが今回のオレの立場だ。
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ドリルぐいーん。身の程知らずにも突っかかってくるスプライサーどもの土手っ腹に大穴を開けながら、この深海の底にある忘れ去られた街をひたすら突き進むのは、親権を取り返すためだ。
父性同士のせめぎ合いだった前作から一転、『Bioshock 2』で相対することになるのは母性。
愛娘をオレの下から奪い去った概念だ。
プロローグでは為す術なく親権をもぎ取られて闇に葬り去られたけど、こうして蘇ったからには同じ轍は二度と踏まない。
まぁ娘と言ったって直接血が繋がっているわけではないが、ビッグダディとリトルシスターの絆は血より深い。
なによりエレノア自身がオレと一緒にいたいって言ってるんだし!
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しかし母の立場はこうして角を突き合わせて向かい合うにはちょっとツラい対象だ。
今回の敵ソフィア・ラムは、こちらの闇雲な戦いに正当性をもたらしてくれるような、絶対的な悪の存在ではない。
DV的な資質を備えたライアンの歪な父性に対して、"ファミリー"を守るために反旗を翻した理想主義者。
幸福な家庭の実現のために立ち上がった献身的な母ちゃんなのだから。
もっともその理想は"ファミリー"の域を超えて公の大義と結びついて、何やら面倒くさいことになっちゃっているが。
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ソフィア・ラムと対峙するのがツラいのは、その理想がかったちょっぴりまばゆい母性ばかりではない。
諦観と同情と憐憫、そしてほんの少しの愛情。ソフィアが鉄面皮の向こうから投げつけてくる感情は、もう完全に別れたカミさん側のメンタリティそのものだ。
その一見無感情な瞳の奥から深い哀れみの心を覗かせながら、それでもソフィアはこちらに冷たく言い放つ。「ここにはもうあなたの居場所はないのよ」と。
やめてくれよう。そう言い切られちゃうとあまりにもいたたまれないじゃないかよう。
いや、だってエレノアはオレと一緒にいたいって言ってるんだしい!
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主人公実験体デルタの最強の敵として立ちはだかるビッグシスターは、つとめて冷静に徹するソフィアの母性からこぼれ落ちた、制御できない感情の象徴。
終盤のスリリングな親権綱引きの果てに互いの立場が入れ替わった時、実験体デルタはかつて自分に向けられていた憐憫を、今度はソフィアに対して感じることになるだろう。
母は強し。そして母はもろく切ない。父は強し。そして父ももろく切ない。
互いが互いの立場を補完できなくなったとしても、それでも二人は娘のためにそれぞれ前に進まなければならない。
そして娘は二人の背中を見ながらたくましく成長する。
海の底の身を切るような愛憎劇。それは双方の娘に対する愛情が、愛するものを奪う相手に対する憎しみを凌駕する物語であったのだ。

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