ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Press X to Not Die】回避はXボタン

   ↑  2018/01/16 (火)  カテゴリー: PCゲーム
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ゲーマーの間では悪名高いQTE(クイックタイムイベント)と呼ばれるシステム。
ともすれば眺めるだけになってしまう幕間のムービーを、アクティブな本編と乖離させないように施されることが多いが、ちょっと一息つこうとお茶かなんかに手を伸ばしたこっちにしてみれば、迷惑この上ないおせっかいであることは間違いない。
そんな嫌われもののQTEだが、しかし日常的に修練を積んでいたことが、思わぬことで役に立ったりすることが、世の中ままある。
例えば道を歩いていて上から突然鉄骨が落ちてくるシチュエーションに出遭ったとしよう。
ここで目の前に青い丸の中にXと書かれた表示が出たとき、即座に押せるか呆然と見送るかで生死が分かれてしまうのだ。
普段ゲームをやり込んでいない人などは、為す術なく見送って鉄骨に押しつぶされてしまうだろう。
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「おい、大変だよ! 町がシャマランの映画みたいな騒ぎになってんだよ!」
いきなり駆け込んできた友人の一言に続くのは、これまたゲーマーにはお馴染みのセリフ選択だ。
シャマラン、シャマラン、……ダメだ、バットで宇宙人を追い返すファンキーな映画のことしか思い出せない。あれ、なんてタイトルだったっけ?
「……リトルマーメイド?」
「はぁ!? まぁいいや。それはともかく、よく聞けよ。Press X to Not Die 」
そう言う友人を押しのけて包丁を片手に襲い掛かってきたのは、いきなり家に侵入してきたイカれた女。続いて画面に表示されるPress Xのアイコン。
そして「こんなゲームにコントローラわざわざ要らねえだろ」とゲームを始めたオレは、キーボードの盤面からXキーを探してあたふたし、為す術なく最初の死を迎えるのであった。
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Youtube全盛のご時世だ。今や実写のムービーを作るのは、アホな仲間たちに恵まれればおよそハードルが低くなった。
問題はその実写ムービーをどうやってゲームに仕上げるかだ。と言うかそんなもんQTEで繋げるくらいしか思いつかない。
そんな逆算から作られたようなインディー産フルモーションビデオ、『Press X to Not Die』。
もちろんプレイヤーが押さなきゃなんないのはXボタンだけじゃない。RTLT連続押しで全力疾走し、Bボタン連打で塀を乗り越え、Yボタンで彼女のシャワーシーンを覗き見。
なにせ町の住民は揃ってイカれちまって、互いに殺し合いしてるような騒ぎだから、一時も気が抜けやしない。
もっともこんなゲームで緊張を強いられるのは、腹が立つやら情けなかったりするのだが……。
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町からの脱出を図るプレイヤーと彼女を入れ替わり立ち代り襲う、ガリ勉女にホッケーガイにヌンチャク男。
そしてこの騒ぎの背後には軍の恐ろしい科学実験の陰謀が絡んでいるのであった。
もっとも軍のなんちゃらかんちゃらってのは、それ以上の説明を省く方便みたいなもんだし、出てくるキャストはみんな製作者の身内か悪友ばっかなので、そこにスリルやサスペンスが介在する余地なんかない。
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身内で映画を撮るってのはホント楽しいもんだ(そこに色恋沙汰のねじれが勃発しないという条件付きだが)。
エクストラのギャラリーにあるこいつらの撮影風景を眺めてみても、ムダに盛り上がっている楽しそうな様子が伝わってくる。
それに付き合ってQTEに振り回されるこっちは災難もいいとこだが、まぁこればっかりは実写ゲームとみるとすぐ手を出してしまう自分の業を恨むほかはない。
298円の本編に加えて98円の追加コンテンツが存在するが、これに含まれているプロトタイプフッテージ(自宅にあるぬいぐるみやフィギュアを総動員して撮ったリハーサル版)もホントしょうもないので、本編で喰らった脱力のダメ押しに是非どうぞ。


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2018/01/16 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Phantasmagoria】和名はファンタズム

   ↑  2018/01/12 (金)  カテゴリー: PCゲーム
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旦那をイカれたDV野郎にさせないために、全力で諌めるべきことが二つある。
歴史のあるデカい屋敷に引っ越そうとする。雪深いホテルの管理人に志願する。
このどちらかを夫が始めようとしたら、何が何でも止めるべきだ。エイドリアンは前者を怠ったがために、とんでもない目にあった。
彼女と夫のドンが越してきたのはニューイングランドの片田舎にある古い家。玄関ホールだけでバレーボールのコートがすっぽり収まりそうな大邸宅だ。
ただ大きいだけじゃない。家の中には管理する不動産屋ですら与り知らない秘密の通路や小部屋があちこちにある。
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そんな謎に満ちた屋敷の元の持ち主はゾルタン・カルノという19世紀の著名マジシャン。もうこれだけで怪しさの二重奏だ。
そして案の定、エイドリアンは引っ越し早々、行動と行動の間にまるで入力を待つように棒立ちになる呪いを受けるのであった。
オレの実写ゲーム好きは、90年代の初めから中期にかけて盛り上がった、当時フルモーションビデオ(FMV)と呼ばれていた一連の同系作品のブームに起因する。
『7th Guest』、『Harvester』、メガCDのラインナップになって日本でも知名度のある『Night Trap』、国内産FMVと言える『山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件』など。
雨後の筍のごとく登場したこれらの作品に、オレはそれまでのゲームとは違う"大人に向けた娯楽"の香りを、どういうわけだか感じてしまったのだ。
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映画的表現の影響を受けたり、あるいはダイレクトに持ち込んだりしていたのも、それらのゲームに感じた魅力の一つだ。
そしてそれは既存ゲームがそれまで引いてきたボーダーラインを越える表現を可能とした。
今でこそグロテスクやブルータルな表現を擁するレーティングマチュアゲームの存在は、ごく当たり前のものとなっている。
『Phantasmagoria』は、そうした土壌が育まれるのに大きな役割を果たした作品だ。
ホラーゲームの歴史においても重要なポジションを占めるこのゲーム、なにせスラッシャームービー顔負けの殺人シーンがてんこ盛りなのだから。
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口の中にシャベルを突き刺したり、首を万力でねじ切ったり、そんなショッキングシーンの数々が実写ムービーであるのをいいことに、当たり前のように挿入されている。
それも話題となったのか、このCD-ROM7枚組の大作は発売早々大ヒットを記録。そして残虐表現を含んだメジャーゲームとして、当然のように物議を醸すことになる。
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しかしその一方でFMVゲームは、実写表現とゲーム性の間に噛み合わせの悪さを揃って露呈していた。
あるものはLDゲームの延長に留まってしまったり、またあるものは実写のインタラクティブ化に果敢にチャレンジして、かえってキッチュなシロモノになってしまったり(『Phantasmagoria』の主人公棒立ちなどは、その一例だろう)。
それもあってか主に次世代CD-ROMゲーム機を経由して日本に紹介されたこれらの作品は、軒並みゲテモノ的な受け止め方をされてしまう。
『ファンタズム』のタイトルでセガサターン版が国内発売された本作も、その例に漏れなかった。
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古い屋敷に引っ越してきたら、決してやってはいけない行為。それは好奇心に駆られて家の中を細々と探索しないしないことだ。
たとえそうしないとゲームが進行しなくともだ。エイドリアンはそれをやったがために、封印された悪霊を解き放ってしまった。
しかし事態はジェットコースタームービーのようにエクストリームには進行しない。むしろ端折ることなく挿入されたエイドリアンのブルーバック小芝居の後押しを受けて(FMV主演女優賞というのがあるとしたら、間違いなく受賞はこの人だ)、静かに緩やかに進む。
そしてプレイヤーが律儀にCD-ROMを入れ替えるごとに、この不気味な屋敷を包む空気はクライマックスに向けて緊張の度合いを増してゆくのであった。
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予算や手間暇に対して結果がとてもじゃないけど見合わないことが分かったからか、あるいはCGムービーの発達によってその必要性が薄れたからか、FMVのブームは潮が引いたように去っていってしまう。
『Phantasmagoria』は知名度においても、セールスにおいても、そしてCD-ROMの枚数においても、一過性のブームの中でもっとも弾けきった作品。
今では重要なクラシックとしてSteamで配信されている。エイドリアン役の女優さんの渾身ブルーバック演技は、まだまだ色褪せることないのだ。

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2018/01/12 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Axel & Pixel】駄犬とボヘミアン

   ↑  2018/01/04 (木)  カテゴリー: PCゲーム
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アクセルは雪深い山奥に居を構えるボヘミアンな画家。
図体はデカイけどちょっぴりグズで気弱なピクセルはその愛犬。
創作の合間に暖かい暖炉の前で1人と1匹揃ってうつらうつら。そんなときにいたずらネズミが変なピッチで蓄音機を鳴らしちゃったもんだから、さあ大変。主従は奇妙な夢の世界へと引きずり込まれるのであった。
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そこはアクセルのクリエイティブな夢想の世界。
美しい自然の景色とどこか暖かみのあるオブジェ。そしてちょっぴり縮尺が狂った生き物たちが織りなす生きた絵画の中で、画家と駄犬は失われたモチーフを探してついでに脱出するポイント&クリック旅に出るのであった。
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『Axel & Pixel』はチェコの独立ディベロッパーが2009年にXbox LiveアーケードでリリースしたグラフィカルADV。
このXBLA版は国内ストアでは未配信に終わり、海外版も現在ではストアから姿を消してしまっているようだが、このSteamへの移植版が健在だ。
ポイント&クリック形式のADVは、得てして風が吹けば桶屋が儲かる的な解法を要求されることが多いが、本作の難易度はかなり低め。
各ステージは絵画を模して精緻に描き込まれているが、それに対して探索するポイントは限定的。
反応のある場所を総当りしているだけで、この世間的にはまったく潰しの効かなそうな主従を導くことができるだろう。
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その代わりに厄介なのが唐突に挟まれるQTE要素と、春夏秋冬のパートをブリッジする簡易アクションゲーム。
QTEはタイミングの猶予こそシビアではないものの、指示アイコンが極端に小さすぎて咄嗟に判別するのは至難の業。
気球やバギーなどに乗り換えるミニゲームも操作性に妙なクセがあり、なによりもせわしなくて、のんべんだらりとした本編との乖離が著しい。
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見どころはやはり美しいビジュアルと、それにちょっかいを出すことで返ってくるユーモラスな反応。それに対するボヘミアン主従のあたふたしたリアクション。
ゲームに出てくる犬というと、聡明で主人公の行動を勇敢に手助けするようなタイプがほとんどだが、本作のピクセルはたまに役には立つけれど、基本的にこっちの方がその身を気遣ってばかりいるような臆病っぷり。
世俗から離れた画家の、さらに現し世からも離れた夢世界行脚の緩い緩いムードの後押しも受けて、そんな駄犬がとことん愛おしく思えてくる隠れ犬ゲーだ。

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2018/01/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【顔射でGO!】タイトル負けのエロインベーダー

   ↑  2017/09/21 (木)  カテゴリー: PCゲーム
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ある時期、ちょうどイメクラ店が氾濫してきた頃だろか。
いわゆる風俗のお店に珍店名をつけるのが流行となっていたような時代があった。
痴漢車トーマス、東京ヌコーカー、桂3Pでいらっしゃ~い、亀頭洗士ガンナメ、舐めでん亀でん、 世界ぷるるんパイ在記、甘えん坊将軍などなど。
行政のご熱心な浄化活動によって店舗系の店が軒並みパージされ、これらのパロディ系店名もほぼ絶滅してしまったが、噂によると亀頭洗士ガンナメなどは「ガンダムプレイ」というコースが選べたお店だったそうではないですか。
「君はキシリア、僕マ・クベ」
そんな遊びができたかもしれないお店が、今やこの世にないというのは、ちょっとした悲劇かもしれない。
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乳輪火山、ガキの腰づかいやあらへんで、ベロリン・天使の舌、セーラー服と一晩中といったクラシックに始まり、最近ではチン・コジラ(さず中に入れて)、君の縄など。
アダルトビデオのタイトルでも、この手のパロディ系、もじり系は花盛りだ。
どうして人は下半身絡みのくだらないことになると、その頓知能力を最大限に発揮できたりしちゃうのだろうか。
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そしてゲームの世界でもパロディ系のタイトルが幅を利かすのは、案の定エロ系だったりする。
本家のロゴのカラーパターンまでもしっかりとパロった本作のタイトルは、その名も『顔射でGO!』。今から17年も前のエロゲだ。
もちろん電車を定刻で動かすゲームでなはい。
本格ポリゴン&シューティングゲーム。パッケージにはそのように表記されているが、一通りプレイしてみても、その本格ポリゴンという表現が、果たしてゲーム中の何を指したものなのかさっぱり理解不能だ。
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シューティングゲームの自己申告に関しては、偽りはないと言っていいだろう。もっとも、相手が撃ち返してこないインベーダーという、実に微妙なシロモノだが。
自機の砲台は、弾の代わりになにやら白っぽい水滴状のものを発射するが、それでぶっかけ……あ、いや、撃破するのが胸部や臀部や脚部だったりするのですから、この時点では『顔射でGO!』というタイトルには偽りだ。
ステージの敵を全て撃破するとルーレットタイム。このルーレットでエロいムービーを手に入れることができるのだが、当時のヌルいAVをクイックタイムの粗い画像で数分間だけ細切れに見せられても、ありがたくもなんともないことは言うまでもないだろう。
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インベーダーもどきであるから、当然ボーナスのUFOも登場する。
しかしスコアという概念が存在しないこのゲーム。果たしてこのUFOに一体どんな意味があるのだろうと思ったら、ステージクリア時にUFO撃破のご褒美として、数枚のエロ画像を頂戴した。
もっともエロ画像と言っても、週刊漫画TIMESのヌードグラビア程度のシロモノ。小学生、中学生の頃ならいざ知らず、今さらこんなもを見ることができても迷惑なだけだ。
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そうやって、もはや作業と化したインベーダーもどきを繰り返していると、唐突にボス戦。
宇宙大魔王と称する妙な姉ちゃんを撃破すると、ご褒美のファイナルムービー。
今度のムービーは尺も10分くらいある。そしていよいよ顔射シーンもある。いや、あると思います。
なんでそんな弱気な表現になるのかというと、当時のソフ倫経由の巨大ぼかしで画面が覆われ、その向こうで行われていることを確信を持って断定できないから。
あのモザイクの向こうで、エロいことの代わりに手話講座か何かをやられていても、こちらからはまったく分からないであろう。

<18禁タイトル>

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【恋時雨 ~八百八町夢日記~】マリンハート流曖昧時代劇

   ↑  2017/05/16 (火)  カテゴリー: PCゲーム
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タイムトラベル。ウェルズの「タイム・マシン」に始まり、「戦国自衛隊」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など数多の名作を生み出したテーマ。
しかしそれは作品の設定やプロットにフックを安易に保たせられる禁断の麻薬でもある。
現代人と過去の人間、時代との文明の差異、カルチャーギャップが、お手軽にドラマを構築してくれるツール。
それを月に1作ペースでボーイズラブゲームを粗製乱造し、"BL界のトロマ映画"と畏れられた、あのマリンハートが手にしたら。
案の定そこには「そんな便利ツールすらも持て余す」というグダグダな結果が待ち構えていたのであった。
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主人公、室姫和弥は役者を目指し劇団に通う高校生。
今度の芝居は時代劇モノ。さっそく衣装に着替えたら、なぜかそこらに転がってた妖しい光を放つ刀に吸い込まれ、あっという間にタイムスリーーーップ。
そう、主人公が役者の卵であるという設定は、要はタイムスリップ先で現代服のままでいると、話がこじれて収拾つけるのに面倒くさいから、現代であらかじめ着替えておくための理由付け。
タイムトラベルなんて便利ツールを使いながらも、さらに横着を重ねる不動のマリンハート作劇流儀。
おかげで潰しの利かない劇団員である主人公に、過去世界で武器となるような現代人のアドバンテージは何一つありません。
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そんな穀潰しの主人公であるが、江戸時代に降り立つや否や一人の侍と出会い、なぜかそいつに気に入られ隠密見習いとして即採用決定。
タイムスリップから1分も立たない間に早々と新世界での居場所と職を手に入れたが、それに至る「どうして?」や「どうやって?」の過程の説明が一切ないのは、そう、これがマリンハートのゲームだから。
強いて言えば「そうしとかないと、とにかく話が進まないじゃないか」なんてのが理由(免罪符)であろうか。
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準公務員へのデューダに成功し、異文化への迷いとか自分がいた世界への望郷とか、そんなのはろくすっぽないまま、当たり前のように江戸時代を闊歩しだす室姫くん。
出会う江戸時代の人間からは、どういうわけか初対面から好かれまくり、胸襟の開いた付き合い(時には文字通り)を片っ端から申し込まれるが、もちろんそうなるに至る室姫くんの性格づけや人物描写なんてのは、マリンハートのことだから一切なし。
これまた強いて言えば、マニュアルに記載されている「喜怒哀楽がハッキリしていて、誰からも好かれるタイプ」なんて一文が、その理由(免罪符)であろうか。
「喜怒哀楽がハッキリしてる奴が人から好かれるわけねーだろ!」とのツッコミが即座に入ったのは言うまでもない。
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「ボーイズラブゲーム初の時代劇モノ!!」
自らそう息巻くのはいいが、しかし作り手たちの時代劇に対する知識ときたら、どう贔屓目に見てもテレビでぼんやりと観たことあったりなかったりする程度。
忍者、同心、代官、悪徳商人、瓦版屋といった、夕方のテレビでなんとなく眼にしただけのタームを、漠然とした記憶のまま羅列しながら、曖昧模糊と進行する体をなしていないストーリー。
それが案の定収拾がまったくつかなくなり、うやむやのままなし崩しにゲームが終了してしまうのも、これまたマリンハートの王道流儀。
しかもこの『恋時雨 ~八百八町夢物語~』は同メーカーの最初期の作品なだけに、その流儀もさらに豪快極まりないのであった。

この記事に含まれるtag : ボーイズラブ 

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2017/05/16 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |