ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 (カテゴリー: PSP

← 前のページ  total 8 pages  次のページ →  

【みんなで読書 ケータイ小説ですぅ〜】

   ↑  2014/04/23 (水)  カテゴリー: PSP
14042306.jpg
まだ短い歴史の間にハードウェアのダイナミックな変遷に右往左往させられることが常だったゲームと違って、数百年もの長きにわたって紙媒体とずっと二人三脚だった本は、いざ変革の時を迎えても、なかなか身動きが重たかったりする。
今後の活字媒体が、Webや電子書籍の類を、長年の慣習の下に飼い慣らせるのか、あるいは新興メディアに合わせてその様相を大きく変化させなければならないのか、今の段階ではまだ予測がつかないが、しかし小説がハードウェアに合わせて、そのフォーマットを独自に変化させてきた例は、ついこの間にあった。
ガラケーと呼ばれるドメスティックなガジェットに適応する形で成立した、俗に言うケータイ小説だ。
14042304.jpg
いっときは瀬戸内寂聴までをもその道に走らせ、書籍化も果たすなど(考えてみれば節操がない話である)一時代を築いたケータイ小説。
しかしケータイとのあまりに極端すぎる親和性が仇となり、ガラケーが主流から退くのと足並みを揃えるようにして姿を消していってしまった。
だがその最盛期の瞬間最大風速は並大抵のものではなく、紙媒体以外にも、その恩恵に与らんとしたちゃっかり者は多かった。
「ケータイもPSPも同じモバイルガジェットだし、ほら、縦持ちにすればなんとなくレイアウトも似てるような気がしません?」
そんなあやふやな根拠の下、これに便乗してきたのは、ウォーキングにきみまろと、とにかく流行りモノに乗る術には長けているドラスであった。
14042303.jpg
このUMDディスクを放り込めば、あなたのPSPもたちまちケータイ小説リーダーに早変わり。
そんな触れ込みも、PSPのスイッチを入れてUMDディスクが立ち上がるまでの、ハンドヘルド電子機器としては致命的な悠長さに早々と色褪せてくるが、その手持ちぶさたな間にこのソフトのパッケージを眺めて無聊を慰めようとすれば、そこに記された「ケータイ小説ですぅ~」という人を舐めくさったタイトルに、余計に心は乱されるばかり。
いくらガラケーと似たようなレイアウトをアピールしようとも、ガラケーとは似てもつかぬUMDディスクソフトのフットワークの悪さは、ケータイ小説の「パッとつけてサッと読めてあとには何にも残らない」というせっかくの特性を、大きくスポイルしてしまうのだった。
14042301.jpg
改行やフォント、文字サイズなどのアレンジがほとんどできないのも、電子ブックリーダーとしては、これまた致命的な仕様だが、ドラスにしてみれば「流行りモノにアバウトに乗っかっただけですから、そこまでマジにならないでください」ってのが本音のところだろうか。
個々の小説についてはコメントを避けるが、嫁姑間のいさかいやらママ友グループ内のいじめやらと収録作品のテーマが妙に偏っているように見えるのは、、ケータイ小説は元々そういった性質のものだったのか、あるいはアンソロジーの選定対象が極端に狭かったのか、なんとも判別に困るところである。



この記事に含まれるtag : マルチメディア 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2080.html

2014/04/23 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ぬがせっ!! ハーレム野球拳 3】球春到来!

   ↑  2014/03/28 (金)  カテゴリー: PSP
14032805.jpg
祝・2014年度プロ野球シーズン開幕!
桜の開花におかしな奴の増加など、春の訪れを実感させてくれる事象は多々ありますが、私にとってはプロ野球の開幕ほど、それに勝るものはありません。
今日から10月までずっと野球の話題に囲まれるのかと思うと、それだけで心が踊ってきますが、今年の場合は我が千葉ロッテマリーンズが、「ドラフト5位の開幕4番」「大松再覚醒の兆し」「ルーキーみんな当たりっぽい」「新外国人もイケるっぽい」「早くも消えた大物FA」と、珍しく明るいトピック(最後のはちょっと違いますが)が充実しているからなおさらです。
14032801.jpg
そんなウキウキとした気分を代弁してくれるゲームソフトは、やはり野球拳です。
PSPはUMDディスクという逃げ道を活かして、世界一アダルトゲームが充実した天下無双のオーバーグラウンドなエロゲーハード。
そのPSP自身にとっては大迷惑な称号に違わず、野球拳ソフトの充実度においても他に並ぶものがありません。
そのPSP野球拳ソフトにも、短いながらにも進化の歴史があります。
初期の頃には女の子が単体、あるいはせいぜい数名程度だったその規模も、巷のアイドルユニットの大人数化に呼応するように、次第に登場人数が膨れ上がり、後発の『ぬがせっ!! ハーレム野球拳』シリーズは、ついに10人のハーレム状態をウリにするようになりました。
14032804.jpg
続く続編ではAKB風コスが登場するなど、さらに分かり易い呼応っぷりをみせ、さらにこの『ぬがせっ!! ハーレム野球拳 3』では、そのAKBコスが大増量。
野球とAKBというと、一見あんまり関係ないようにも思えますが、しかし我々ロッテファンにとっては、AKB48は偉大な球団OBである倉持明さんの娘さんが就職している団体です。あながち無関係とは言えません。
黒髪ロングの子を選択しPSPを手元から大きく離してプレイすれば、何やら倉持さんの娘さんと野球拳をしているような気にもなれるかもしれません。
そして鼻の下を伸ばしただらしない顔で「アウト、セーフ、よよいのよい!」とか遊んでるうちに、倉持さんの怖い顔を思い出し、急に意気消沈して「クラさん、すいません……」とうなじを垂れるのが、ロッテファンとしての本作の正しい遊び方ではないでしょうか。

<UMDソフト>




この記事に含まれるtag : おとなの時間 野球 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2060.html

2014/03/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂】PSP版

   ↑  2014/03/07 (金)  カテゴリー: PSP
14030705.jpg
2008年版の『プリンス・オブ・ペルシャ』は、手を取り合って断崖絶壁をよじ登り、辿り着いた高台から絶景を見下ろして、ちょっと気になる女の子と他愛のない会話し、束の間の胸ときめく時間を過ごすためだけのゲーム。
しかし凡百のアクションゲームとは一線を画したその個性は、砂でできた城のように儚かった。
続く最新作『プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂』は、新時代『プリペル』の象徴とでも言うべき個性的なビジュアルをあっさり捨て去り、今どきのありがちなグラフィックに後退。
そしてプリンスのルックスも、むさ苦しい不精髭面へと大きく変貌を遂げるのであった。はたしてこれも成海璃子の呪いだとでも言うのだろうか。
14030704.jpg
そしてこのPSP版『プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂』は、さらに呪われた存在。
タイトルは一緒ながら、据え置き機版とはまったく内容の違うなんちゃってバージョンを、マルチタイトルの員数合わせとでもばかりに携帯機でリリースするのは、ゲームボーイカラーやアドバンスの時代にさんざん繰り返された、今やノスタルジックなやり口だが、PSPとは思えぬほどプアな内容に終始する本作は、まさにいにしえの出す必要なんかまるでない無理矢理携帯機版そのもの。
3Dアクションから、何のひねりもない横スクロールアクションへの退化を、オリジナルの『Prince of Persia』への回帰と呼ぶのは容易いが、オリジナルにあるアクションゲームとしてのハードコアな手応えやタイムリミットの緊張感、躍動するキャラクターの美しさなどかけらもない平坦なゲームプレイは、回帰どころか単に画面レイアウトが似てるだけに他ならないのだった。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2046.html

2014/03/07 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Cabela's African Safari】罰当たりどものサバンナ

   ↑  2014/01/26 (日)  カテゴリー: PSP
14012604.jpg
「好きだわ、射撃って。アフリカも好きよ。嘘じゃない。これであなたが健康だったら、こんなに楽しかったことなんてないんじゃないかしら。あなたと一緒に狩りをするのって、本当に楽しいの。アフリカって好きだわ、あたし」 <ヘミングウェイ『キリマンジャロの雪』より 高見浩 訳>
「これで野兎の一羽でも仕留めて来い」などと銃を手渡されれば、「いえいえいえ勘弁してくださいよう。寝覚めが悪くなりそうですから」と、思い切り尻込みするであろう私ですが、そんな身でもカベラスの狩猟ゲームは、いつも何故か気になって堪らない不思議な存在です。
このシリーズに共通して感じるテイスト、それは他のアメリカンゲーム以上に強烈な異文化体験度の濃さでしょう。
14012605.jpg
まるで朝に歯を磨くかの如く、野山を走る生あるものを射殺する。島国の都市部で安穏と暮らす私には、想像もつかない生活文化を疑似体験できるカベラス狩猟ゲームシリーズ。
いくらこのシリーズがゲーム性の乏しさで定評があろうとも、その鮮烈な異文化擬似体験は、貧弱なゲーム性を補って余るものがあるのではないでしょうか。
ただ、北米の野山で鹿や七面鳥を狩っている間は、それを他国の生活文化と理解できますけれど、それがアメリカを飛び出して遠くアフリカの大地で、稀少動物をびしびし射殺しまくるとなると、話は違ってきますけどね。
14012607.jpg
カベラスゲームのパッケージは、どれもこれも非常に味のあるデザインばかりですが、その中でも猛り狂うサイの前にハンターたちがパニックを起こしている、この『Cabela's African Safari』のパッケージは屈指でしょう。
そしてプレイヤーは、ゲーム中で少なくとも一度は必ずこんな目に遭います。ええ、それくらいサイという連中は短気で話の通じない奴らです。
ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、モザンビーク、タンザニアを股に掛け、それぞれの国でショートステージの課題に一つずつチャレンジ。
14012610.jpg
フィールドを歩き回ってインパラやシマウマを撃ったり、ボートに乗って散弾銃で鳥を撃ったり、群れを成して逃げ回る草食動物を、ジープで追い掛け回して撃ったりと、各ショートステージはそれなりにバラエティに富んでいますが、「いや、基本的にやってる事はみんな同じじゃねえか」と突っ込みを入れられると答えに窮する事もまた確かです。
ジープでスプリングバックの大群を追い回して、群れ目掛けてライフルを乱射している時などは、ふと「俺はこんな罰当たりな事をしていて、地獄に堕ちたりしないんだろうか」なんて考えが頭をよぎったりもしますけど……。
14012606.jpg
ただ因果応報とはよく言ったもので、呑気に鳥や草食動物を相手に大虐殺を繰り返してきたプレイヤーも、やがて野性に手痛いしっぺ返しを食う事になります。
各国の最後に待ち構えているのは、トロフィーと称される、言わばラスボスにあたる獲物を狩るミッション。
豹、サイ、カバ、クロコダイル、ケープバッファロー、そしてライオン。なんで揃いも揃ってこんなワイルドで短気な連中を、好き好んで狩らなければならないのでしょうか。
14012608.jpg
しぶしぶ銃を片手にフィールドに降り立ち、そこでケープバッファローと正面からご対面。ライフルの弾丸の一、二発でバッファローの突進を止められる筈も無く、見事罰当たりなプレイヤーには天誅が下され、サバンナに己の屍を晒すという落ちがつくわけです。
イルカ漁やフォアグラ弁当もそうですけれど、動物愛護を盾に他人を咎める人々に、我々はつい身構えてしまいがちですが、そんな非難の声の中には、「いくら鉄砲担いでいたって、ブチ切れたあいつらにはまるで通用しないことがあるから、やめといた方がいいよ」なんて親切な忠告も、時には混じっていたりするのかもしれませんね。

<PSP海外版>



この記事に含まれるtag : 狩猟 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2020.html

2014/01/26 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【MyStylist(マイスタイリスト)】幻のおしゃれPSP女子

   ↑  2014/01/20 (月)  カテゴリー: PSP
14012016.jpg
おしゃれPSP女子。
トレンドや最先端のファッションに敏感で、常に身なりに気を使うことを第一義としている。
服やアクセサリーにお金を使うことを厭わず、暇さえあれば最新トレンドのチェックを欠かさない彼女たちが使いこなす オシャレなガジェット、それはPSP。
川口浩探検隊でも発見することが難しそうな幻の種族だが、とにかくモンハン専用機や中高生のためのエロゲー腐ゲーマシンとしてのポジションを見つける前のPSPは、初代PSブレイク時のライト層みたいなクラスタを当て込んだ、ちょっと尖ったモバイルガジェットになる夢を追い求めていた。
14012008.jpg
その野望を叶えるために、カメラ用画像編集ソフトやら、占いやら、星座観測やら、外国語会話支援ソフトなど、様々なノンゲーム系の試みがなされてきたが、そのほとんどが「わざわざPSPでそんなことをするつもりはない」という極めて消極的な理由と共に敬遠されていったのだった。
若い女性のためのファッションコーディネイトソフト『MyStylist』も、そんなSCEのPSP汎用モバイル化計画の一つ。
だが携帯ゲーム機を通じてのファッション支援を高らかに訴えられても、こっちとしては「そういうのはニンテンドーDSで出した方が、まだ見込みがありますよ」なんて素直な忠告しか出てこない。
そしてそんな親切心も、この企画の発案者がSCE内部の人間で、SCE主催のソフトコンテストを経て商品化された事実を知ってしまうと、「まあ、色々としょうがないですよね」と、困った顔をして黙り込むしかないのであった。
14012014.jpg
自分の持っている服をカメラ撮影で取り込んで、理想的なコーディネイトのアドバイスを受けたり、外出時に店頭なんかで、手持ちの服に合った商品を探したりする。
これが想定されていた『MyStylist』の使われ方だ。
しかしPSPカメラという、およそ潰しのきかないアイテムが必須になってしまうところが、既につまづいているような気もするし、小洒落たブティックの店内で、わざわざPSP本体を取り出すというのも、相当にハードルが高い行為であろう。
14012010.jpg
現実に街中の服屋などで、PSPとショーウィンドウを見比べて迷っているおしゃれPSP女子には、ついぞお目にかかることはなかった。
もしかしたら私の観測範囲に入ってこなかっただけなのかもしれないが、では皆さんの中で、はたして服屋のショーウィンドウとカメラ付きPSPを交互に覗き込んで迷っている女性を、一人でも見かけたことがあるだろうか?
あったとしたら、それは幻と思われた未接触部族、おしゃれPSP女子だ。もはやピロ族並みの大発見である。
14012011.jpg
PSPが夢見た様々な試みは、後にスマートフォンやタブレット上で、ごくごく自然な形で結実して一般化するのであった。
『MyStylist』と同等のコンセプトも、今やiStoreやGoogle Playに当たり前のような顔をして転がっている。
これをもってSCEの先見性を評価するのは容易いようだが、かつてのセガと同じく、この手の「××年早かった」と後々に言われるような試みは、先見の明ではなく、ただ単にそそっかしいだけだったりするケースがほとんどだ。
14012012.jpg
それはPSPも例外ではない。PSPがスマホやタブレットのような汎用モバイル器になれなかった理由。それはスマホなどと違って、PSPを人目のあるところで運用するのは、一般人にとってはまだまだ相当に抵抗がある行為だったからだ。
フツーの人々は、街中で一人ゲーム機をいじくり回す姿を他人に見られても平気なほど、羞恥心を捨て切れていないのである。
こうして「身なりに気を遣うのならば、そもそもPSPなんか持ち歩かない」という冷たい現実と正面衝突してしまった『MyStylist』。
せめてとばかりに私が使いこなしてみようと思っても、せいぜいユニクロの店頭で「タートルネックフリース、この色とこの色はもう持ってたっけな」と確認するくらいの使用法しか思い浮かばないのであった。




(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2015.html

2014/01/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |