FC2ブログ
 

ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

この記事に含まれるtag :
FallOut  

【Fallout 3】テンペニータワーの炎

   ↑  2009/01/12 (月)  カテゴリー: XBOX 360
DSC09264.JPG
「報酬が欲しいんだな? それだけの仕事はしたよな」
うん、オレはそれだけの事をした。なにせこの手を汚して全てのカタをつけたんだ。ここに管理人よろしくふんぞり返っているてめえが、一生かかってもできないような仕事をな。
「うん、分かってる、分かってる。はい、報酬の500キャップ」
……なんかそれって違ってないか? オレが期待したのは、あんたがデスクの引き出しからここのスイートルームの鍵を出して、「家賃の必要はないぜ」ってそれを渡してくれる事だったんだけどな。え、そんな話をした覚えはない?……言われてみれば確かにそうかもしれない。
だけどな、こういうもんは、引き替えに家が貰えたりするんだって相場が決まってるんじゃないのか?だって空き部屋があるんだし、言わばオレはこのタワーの恩人だろ?
もういい、お前じゃ話にならん。テンペニーさんに直接話をつけてくる。
DSC09443.JPG
しかし、最上階のバルコニーに佇むテンペニーとの直談判も、さっぱり埒があかなかった。
「このタワーの由来は?」「住み心地は?」などと、オレがこのタワーに住みたい事をそれとなく遠回しにほのめかしているのに、このジジイはその質問を真に受けて答えるばかりだ。
いや、もしかしたら、このジジイはオレの真意をとうに気付いているのかもしれない。それを承知ではぐらかしているのかもしれない。このジジイの態度は、体の良い拒絶に他ならないのではないか。
そうなるとテンペニーの高慢な瞳が、言葉に代わって色々な事を語りかけてくるような気になってくる。
「君のような三流私立文系が、このタワーに住めると思っているのかね?」
「その低収入でここに住む気かね? 冗談も休み休み言いたまえ」
「ロッテファンの分際でここの住人になりたいだと? 悪いが私はセントラル以外はプロ野球と認めてないんだ」
「黒のスリムジーンズにラバーソウルシューズなんてベタベタな格好をしらふでしていた君がここに住みたいなんてねえ。なかなか楽しいジョークじゃないか」
「この前、UWFの横浜アリーナ大会を観に行ったよ、実に素晴らしい大会だった。ところで君は何を観に行ったのかね? パイオニア戦志の旗揚げ興行? ふん、君にはお似合いじゃないか」
うるさい、うるさい、黙れ、黙れ、黙れ。貴様みたいな高慢ちきな野郎に、プロレスを観に行ったら延々と素人の腕相撲大会を見せられるハメになったオレの気持ちが分かるか。
エスクレメントォォ! オレの中でぷちんと何かが切れた。
DSC09446.JPG
テンペニーの痩せ細った体をバルコニーから放り投げて地面にキスさせたオレは、火炎放射器を背負い直し、ロビーに居るグスタボの元に向かった。
「なんだなんだ、貴様のその格好は、ゴーストバスターズか? 今度はこのタワーの幽霊退治でも請け負ったのか?」
グスタボのその一言が、フルフェイスヘルメットにプロテクターで「狂い咲きサンダーロード」のジンさんを気取ってたオレの怒りの炎に、さらに灯油を注ぎ込む形となった。
元々が"いつか殺す奴リスト"の上位に名を連ねていたグスタボを火達磨にすると、騒ぎを聞きつけてセキュリティたちが集まってきた。
「ロイ・フィリップスの無念を思い知れえ!」
そう叫びながらオレは火炎放射器のノズルをセキュリティたちにも向けた。
そして、ロイの名前を出して自分を正当化しているおのれの卑怯さに気付いたオレはさらに逆上し、タワーの部屋を隅から隅まで巡って住民という住民を紅蓮の炎に包んで回ったのだった。
♪ 世間があまりに寒いから 今日もどこかで火事がある
        <アナーキー - 中毒(アルバム"PARADOX"所収)>
関連記事

この記事に含まれるtag : FallOut 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-908.html

2009/01/12 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【Fallout 3】テンペニータワーの炎

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback