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【マイト・アンド・マジック エレメンツ】闇の救世主

   ↑  2009/03/26 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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オイラがイメージするコンピュータRPGの王道は、まさにマイト・アンド・マジックシリーズだったりするのだが、本来の発売元である3DO(この場合はハードではなく、会社としての3DO)が崩壊して、その権利がUBIに移ってからは、ナンバリングタイトルである正編のM&Mは、未だに登場していない(2002年に出た9が今のところ最後のM&M正編だ)。
M&Mシリーズの後追い的存在であったElder Scrollsシリーズの最新作オブリビオンが、新世代コンピュータRPGのデファクトスタンダードとなってしまった今では、一世代前のデファクトスタンダードだったM&Mシリーズを現代に展開させるのは、難しい状況なのかもしれない。
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このシリーズは、正編のRPGシリーズ以外にも派生作品がやたらと多いのも特徴で、正編以上の人気シリーズになってしまったリアルタイムターン制ストラテジーのHeroes of Might and Magicや、日本でもサクセスよりPS2国内版が登場したアクションゲームのウォリアーズ・オブ・マイト・アンド・マジック、オンライン対戦魔法FPSのLegends of Might and Magicなんてものまである。
このマイト・アンド・マジック エレメンツも、そんな派生作品だ。
発売時期などから、日本ではこの作品がオブリビオンと比較されてしまったけれど、このエレメンツをRPGの範疇にいれてオブリビオンと比べるのは無理がある。あれと比較されるべきは、正編のRPGシリーズであるはずだ。
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CoD4やバイオショックなどの登場で完全に熟成しきった感のあるFPSというジャンルだが、あれの祖をDOOMだけに求めるのは、片手落ちのような気がする。
DOOMというシューターは紛れもなく現在のFPSの原型ではあるが、一方で今のFPSの表現技法のルーツは、MYSTやリターン・トゥー・ゾークなどの一人称インタラクティブアドベンチャーにあるのではないかとオイラは思う。
当時のインタラクティブアドベンチャー開発者が夢見て、ハードウェアの制約や技術上の限界で諦めざるをえなかった諸要素(シームレスで展開するイベントとか、画面上で自由に動かせるオブジェクトの類だとか)が、今現在FPSと称されるジャンルにおいて自然と花開いているのではないか。
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このマイト・アンド・マジック エレメンツは、そんないにしえのインタラクティブアドベンチャーが見た夢を具現化したような作品だ。
突如としてネクロマンサーの軍団に襲撃された街の中を丸腰で逃げ惑い、助けの願いも虚しくグールに引き摺り倒される女性や、閉じられる跳ね橋に必死にしがみつく町民を目の当たりにしながらなんとか城内に逃げ込み、城に打ち込まれる火球を避けながらなんとかバリスタの元に辿り着き、それを操作してサイクロプスを撃退する。
このチャプター1の、息もつかせぬ怒濤の展開の素晴らしさ、澱みの無さ。このテンションが最後まで続いていてくれれば、このエレメンツはまごう事なき傑作となっていたのだが、残念なことにチャプター2以降のテンションはがくっと落ちてしまい、特に後半はちょっとばかりマンネリな展開になってしまっているのが勿体ないところだ。
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されどマイト・アンド・マジック世界で展開されるインタラクティブムービーとして捉えれば、充分楽しめる内容。
ただし選択できる四つのクラス(ウォリアー、アーチャー、メイジ、ロバー)の面白さには、かなりのばらつきがある。
正直ウォリアーでのプレイは面白くもなんともない。メイジで通しプレイした後にウォリアーを選択したら、恐らくやってられないんじゃないかと思う。
Legends of Might and Magicのテイストをそのまま再現したマルチプレイモードもなかなかの出来映え。
ファンタジー世界を舞台にしたマルチ対戦FPSは、他にあまり例を見ないだけに貴重な存在でもあるのだけど、残念ながら現在では過疎状態。
そしてこのゲームでも、ビアンカとフローラを思わせる究極の選択が登場するのだ。オイラ?オイラは勿論ザーナお姐様に決まっているだろう。
ザーナお姐様の可愛らしい焼きもちの炎の前には、リアナごとき小娘なんか丸焼きだ。

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-465.html

2009/03/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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