ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
FPS  

【フロントライン: フュエル・オブ・ウォー】Homefrontへの期待と不安

   ↑  2010/08/05 (木)  カテゴリー: XBOX 360
10080517.jpg
南北統一を果たし、日本、さらには東南アジア諸国をも併呑した北朝鮮が、エネルギー危機に陥り経済が破綻したアメリカ合衆国に武力侵攻。
E3の会場を埋め尽くした北朝鮮国旗に、キム・ジョンイルのイケメン後継者が登場するトレーラー。
良くも悪くも扇情的な手法で注目を集めんとする、THQの大作FPS、Homefront。
この大がかりなプロモーションからして、THQが本作にかける意気込みは半端なものではない。あわよくばCall of Dutyに伍するようなポジションを狙っているかのようだ。
各プロモーションから推察すると、どうやらこのHomefrontはmシングルのキャンペーンプレイモードにだいぶ比重を置いたゲームのように見える。
だけどHomefrontの開発を手がけるのは、あのフロントライン・フュエル・オブ・ウォーのKaos Studios。Homefront は、言わばフロントラインの後継作。
フロントラインにめちゃくちゃ嵌った、筋金入りのフロントライナーである俺には、このTHQの過剰な力のいれ具合が、逆に不安を誘うんだよなあ。フロントラインとは全く性質の異なるゲームになりそうな予感がぷんぷんして……。
10080509.jpg
フロントラインの設定も、エネルギー飢餓により再び東西に分断された両陣営の激突という、近未来の危機を題材にした扇情的なものだったけど、肝心のキャンペーンモードが薄味だったために、その近未来スリラー的な背景設定はあまり深い印象を残さなかった。
そもそもフロントラインの肝は、そんなあっさりとしたキャンペーンではなく、32人(後に50人対戦を実装)という大人数で争われる、既存のコンクエストシステムをさらに進化させたフロントラインシステムによるマルチ対戦にあったからだ。
だだっ広い戦場で繰り広げられる大人数対戦は、スポーツ系FPSとは対極を行くおおらかさに満ち溢れていた。フロントライナーと称されるコアなファンたちがこのゲームに惹かれた最大の理由は、やはり他のマルチ対戦FPSとは一線を画したそんな鷹揚さであろう。
10080508.jpg
だけど、ただ鷹揚なだけであっては、対戦の流れに芯を欠く。そこで導入されたのがフロントラインシステム。
どこでも占領可能なコンクエストシステムの場合は、裏取り行為が横行してどうしても展開がぐだぐだになる。
しかし、拠点を横に繋いだ線を前線(フロントライン)を押し合うこのフロントラインシステムならば、参加する全メンバーに明確かつ共通する目標が生まれ、その明確な目標の奪取に向けてメンバーが無言で連携しあう、メリハリの効いた展開となるのだ。
味方を表す無数の青い点が、前線を構築する拠点目がけて一斉に駆けだしていく。そんなミニマップ上の光景を見るだけで武者震いがしてくる。
チーム戦ではなく集団戦をモニター上に展開させることに成功した希有な作品、それがフロントラインだ。軍隊同士の激突を再現した唯一無二のマルチ対戦FPSとも言えるだろう。
10080510.jpg
他のFPSと違って、参加メンバーがそれほどぎすぎすしていなかったのも、このゲームの特徴の一つだ。
アサルトライフルに付属するグレネードランチャーは、このゲームではかなりお手軽で強力な武器なのだが、フロントライナーと呼ばれる人たちには何故か自制心を持った者が多く、このバランスブレイカー兵器の多用を控える傾向があったのだ。
そりゃたまにはそんな箍も外れて、グレランだけが乱れ飛ぶしっちゃかめっちゃかなマッチになることも何度かあったが、しかしそんな展開になることは、案外と希だった。
これはフェアプレーとかそういう問題ではなく、フロントライナーの多くに、「これを多用したらマッチがいっきにつまらなくなる」という、ゲームを楽しまんが為の自制が働いていたからだと思う。
10080514.jpg
発売から既に2年以上が経過して、フロントラインのオンラインからもだいぶ人が去っていったのだが、それでもまだ公式鯖のいくつかは健在で、時にはそこが満員となり、50人の激突が繰り広げられることも珍しくはない。
フロントラインには、他のFPSでは代替できない唯一無二の輝きがある。そんな個性にぞっこんとなった筋金入りのフロントライナーたちにとって、この地球上に僅かに残された油田を巡る争いは、まだまだ終わりを迎えることはないのだ。
このエネルギー戦争が終結する時、それはHomefrontで繰り広げられるゲリラ戦争が、フロントラインのマルチ対戦プレイにあった興奮を、残らず引き継いでいる場合に限ってのことだろう。

この記事に含まれるtag : FPS 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-337.html

2010/08/05 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【フロントライン: フュエル・オブ・ウォー】Homefrontへの期待と不安

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback