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【The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition】オーロラに射す影

   ↑  2019/06/09 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
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スカイリムはタムリエル大陸の極北に位置する地だ。
ここでは夜に空を見上げれば、この美しい大気現象を頻繁に目にすることができるだろう。
北の地のオーロラは、とても色とりどりでバリエーション豊かだ。
ハイフロスガー修道院から、ウィンドヘルムの凍てついた港から、あるいはウィンターホールドの流氷に埋め尽くされた海べりから。様々な場所で目にしたオーロラは、一つとして同じような形、色合いはしていなかった。
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そしてオレがホワイトランとハイヤルマーチ地方を跨ぐ峠のあたりで遭遇したオーロラは、夜空を深みを帯びた群青色に染めていた。
ノルドの神話ではどうだか知らないが、北欧神話では、このオーロラは天駆ける戦の女神、ワルキューレの鎧が放つ輝きだという。
そのワルキューレの光の恩恵はオレの碧水晶鎧セットに反射して、今の俺も傍目からは、きっと眩いばかりの美しい光で彩られているのであろう。
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そんなオレの自己陶酔に水を差すかのように、遠くの方から「きしゃぁぁぁぁぁ」という無粋な叫び声が聞こてくる。
ハチミツ酒で泥酔した陽気な人たちであろうか。あるいは売り物に手を出してラリったカジートのスクゥーマ売人であろうか。
いや違う。この叫びは、そんな呑気な連中のものではない。その証拠に叫び声と共に、どぅんどぅんというお馴染みの勇壮な音楽が聞こえてきたではないか。
そして輝く美しいオーロラを、まるで遮るかのように夜空を横切っていったのは巨大なドラゴンの影。
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オーロラの下でのドラゴンとの遭遇。そして輝く美しい光に包まれる中での、ドラゴンと竜の血脈を引く定命の者との死闘の始まり。
なんて決まりすぎのシチュエーションだろう。遭難したり夜這いに失敗したり下着泥棒に間違われたりと、さんざんなオレのスカイリム人生であったが、一度くらいはこういうカッコイイ展開があってもいいはずだ。
群青色に輝く碧水晶鎧に身を包んだオレは、右手に黒壇のメイスを握り直し左手にライトニングボルトを宿した。さあ来い。お前の宿敵ドラゴンボーンはここだ!
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ところがドラゴンは、そんなバッチリ決まったオレの上の素通りし、遙か向こうに着地して何やらオレ以外の誰かと戦い始めたではないか。
だーかーらー、主人公を無視すんじゃねえよ! オレの立場がねーだろー!
ハシゴを外された状態で憮然とするオレの耳にやがて聞こえてきたのは、ドラゴンの咆吼に混じる馬のいななき。いや、ちょっと待て、まさか!?
慌てて駆けつけたオレに目に飛び込んできたのは、巨大なドラゴンに果敢にどつきかかる愛馬フロスト(父・メジロマックイーン、母・トキファイター、母の父・カツラギエース)の健気な姿。
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やーめーてー! お願いだからそっちには手を出さないで! フロストも無茶するのはやめて!
そんなオレの懇願も虚しく、ドラゴンのブレスはフロストを襲い、可愛い愛馬は地面にばったり斃れて動かなくなってしまった。
走馬燈のように蘇るフロストとの日々。その愛馬が種牡馬になる夢も叶えることなく、今では魂の抜けた肉塊と化してしまっている。
悲しみにくれるオレができることはといえば、スタートボタンをポチッと押して時間を巻き戻せるセーブデータを探し、このオーロラの下の悲劇を無かったことにするだけだった。

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