ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
Steam  

【Secret Files: Tunguska】ニーナは性悪女

   ↑  2018/03/03 (土)  カテゴリー: PCゲーム
180303007.jpg
ゲームの女性主人公と言われて誰もが思い浮かべるのは、1997年の登場以来ゲームシーンの最前線に立ち続ける女傑ララ・クロフトだろう。
しかしキャラクターに洗練が加えられてきているとはいえ、二丁拳銃とスーパージャンプを駆使して突き進む彼女は、本質的にマリオやソニックと同じ属性にカテゴライズされるべきキャラクター。
そんなララに対するアンチテーゼというわけではないのだろうが、超人的な能力を持ったスーパーウーマンではない等身大の女性が主人公を務める、ささやかなムーブメントがゼロ年代のアドベンチャーゲーム界隈にあった。
180303003.jpg
発端は『The Longest Journey』のエイプリルになるのだろうか。
その系譜は不朽の名作『Syberia』のケイト・ウォーカーに受け継がれ、さらに時代が下って考古学者という設定がララを意識していなくもなさそうな『Chronicles of Mystery』シリーズのシルヴィー・ルルーがそれに続く。
そして『Secret Files』シリーズのニーナ・カレンコフも、そんな流れに属する女性主人公だ。
『Secret Files: Tunguska』はシリーズの第一作目。
科学者である父親を訪ねたニーナが眼にしたのは、荒らし放題荒らされた無人の室内。
調べるうちに分かってきたのは、父が過去に調査した経緯のある、1908年のツングースカ大爆発に関係があること。
180303004.jpg
人並みの身体能力だけど聡明な女性が、機智を武器に時にはアンティークなパズルを解きつつ、風光明媚な地を巡ってゆく。
ゼロ年代女性主人公ADVのフォーマットを踏襲した内容だが、先輩格であるエイプリルやケイト・ウォーカーと比較すると、ニーナ・カレンコフのキャラクターは今ひとつ希薄で魅力に欠けてしまう。
勝ち気で一言多い性格はプレイヤーとして感情移入しづらいし、これはフラグ立てのとばっちりではあるが、出会う人出会う人を踏み台にするシチュエーションの繰り返しも、主人公へ肩入れを阻んでいる。
まあここだけの話だけど、とんでもない性悪女だぞ!
180303006.jpg
個人的に購入のツボとなったツングースカ大爆発も、さわりの部分だけダシに使われた程度のもの。
それと2006年の作品にしては、前時代的な"風が吹けば桶屋が儲かる"レベルの解法を終始要求されたのも、ちょっとツライところ。
そんなこんなでそれなりに纏まってはいるけど今ひとつ平凡な、ポイント&クリックスタイルのADVとしては70点クラスの作品だが、ニーナと本作でなし崩し的にその色男となったマックスのコンビはその後も継続。
メインのシリーズは三作にまで及び、さらにはタッチペンやリモコンとの相性が見込まれたのか、ニンテンドーDSやWii版も登場。
先輩格の『Syberia』に負けず劣らないロングセラーADVとなっている。

この記事に含まれるtag : Steam 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2751.html

2018/03/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【Secret Files: Tunguska】ニーナは性悪女

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback