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【The Crew】アメリカ合衆国ぼっちドライブ

   ↑  2017/12/06 (水)  カテゴリー: XBOX ONE
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アメリカ合衆国。それは広大な国だ。
その大地はどこまでもどこまでも遠い。なにせ西のロサンゼルスから東のニューヨークまで、オレのレベルアップを重ねたフォード・フォーカスでアクセルベタ踏みノンストップで突っ走っても1時間弱もかかる。
砂漠の中のベガスを突っ切り、ソルトレイクを横目で眺め、バイブルベルトを通り抜けて、D.C.からフィラデルフィア。
やっと摩天楼が見えてきた頃には、もう右トリガーを押しっぱなしの人差し指の付け根が痛い。とんでもない長旅である。
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Googleマップがとにかく重宝されるご時世だが、いくら便利な地図でもなかなか掴みづらいのが距離感だ。
むしろ縮尺自在の地図だからこそ、余計にその距離感が希薄になる。
シカゴからシアトルまでは実際どのくらいの遠さなのか。
地図を前に考え込んでいてもしょうがない。だったら実際に走ってみればいい。
雪深いミネソタを横断して、あそこがあのファーゴの街。ホント寒そうなとこだ。ロッキー山脈の間を縫って、ようやく見えてきた西海岸シアトル。
今日ゲームに割ける時間のほぼすべてを、アクセルベタ踏みドライブで終わらせてしまったが、でもオレは結構満足だ。明日はイエロストーン公園を観光しながらシカゴに戻ろう。
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アメリカ合衆国全土を絶妙な距離感で縮尺化。『ザ・クルー』というゲームのセールスポイントは、なんと言ったってこの部分だ。
そして奇跡の名作『Test Drive Unlimited』の理想をさらに一歩推し進めた、クルマMMOの具現化。
本作は他のドライブゲームの大きなウリである"クルマのショーケース"的な要素をばっさりと切り落としている。
登場する車種はごくわずか。そしてその乗り換えも決して自在ではない。
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ストリートやダート、サーキット仕様といった分類。これはファンタジーRPGにおける戦士や僧侶、魔法使いなんかのクラス分けに近い。
そしてそれぞれのクルマには、チューンナップとは別に細かいレベル設定が施されている。
同じクラス内でクルマを乗り換えると、また一からレベル上げを強いられるので、自然と一つのカテゴリでは一つの車種との長い付き合いとなるのだ。クルマ取っ替え引っ替え道楽派にとっては、なんとも納得しかねる仕様だろう。
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そしてファクションやプレイヤーサミット、RPGのパーティに相当するクルーの編成など、このゲームの基本コンセプトはMMORPGを下敷きにしてオンラインマルチプレイに大きく偏ったモノだ。
しかしオレはそんな開発側の理想も、見知らぬプレイヤーからのクルーへのお誘いにも背を向けて、今日も一人で気ままに愛車を転がす。
『Test Drive Unlimited』は他人と走ることがとにかく楽しいゲームだった。
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だがこの『The Crew』は明快に『TDU』の影響下にあるにもかかわらず、オレのアプローチは『TDU』とはまったく真逆なものだ。
この広大な距離の化け物と向き合うには、他人との繋がりは足枷でしかない。すまないけど一人にしてくれ。
どこまでもどこまでも続く道路にただアクセルを踏み込む。これと似た手触りのゲームが過去にもあった。そう『FUEL』だ。
違うのは『FUEL』の荒廃してなにもない大地に対して、こちらは遷ろうアメリカの風土。国境沿いの砂漠、南部の湿地帯、太平洋岸の陽光、北西部の工業地帯、そして大都会。
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『The Crew』はあの『Forza Horizon』シリーズ以上に写真映えするゲームだ。
その理由は様々なランドマークを含める実際のアメリカを模した風景。そして何よりも遠景との絶妙なコントラスト。
長いドライブを経てやっと辿り着いたニューヨークの手前。
その摩天楼の街並みを遠くに戴く絶景ポイントで、クルマを停めてカメラを持ち出す衝動に抗えるだろうか。
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そして『The Crew』はオレにとって密かなシネマゲームでもある。
「バニシングin60」はロサンゼルス、「ブルース・ブラザース」はイリノイからシカゴまで、「ブリット」はサンフランシスコ、「バニシングIN TURBO」はL.A.からベガス、ニューヨークからカリフォルニアまでは「激走!5000キロ」(「キャノンボール」でも構わないが……)、テキサス~ジョージア間は「トランザム7000」だ。
クルマ長距離かっ飛ばし映画をなぞるドライブ。今日のルートはデンバーからサンフランシスコ。「バニシング・ポイント」でコワルスキーが目指した道だ。
ドライブのお供はプライマル・スクリームの90年型コワルスキー。
でもオレは完走する。途中でバリケードに突っ込む気はさらさら無いぜ。

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