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【Sleeping Dogs: Definitive Edition】Nightmare in North Point

   ↑  2017/06/30 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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ここ数年のゲーム界隈で目に余るのは、度を越したゾンビの氾濫だ。
シューターからアドベンチャーゲームまで、どのジャンルも雁首揃えて猫も杓子もゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。
ミリタリーFPSや西部劇オープンワールドといった、本編ではゾンビとなんの関係もないゲームまで、DLCで番外的にゾンビネタに走る例も少なくない。
ゲーム的に何かと便利な素材だというのは理解できるが、あんなもん元を正せば遠いハイチの腐った死体である。
同じ死体ならば、アジアにはもっと身近で伝統的、より有り難がるべき存在があるだろう。そう、キョンシーだ!
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80年代の終わりから90年代の初めにかけて、キョンシーが巻き起こした社会的ブームは、ゾンビごときの比ではなかった。
その始まりとなったのはサモ・ハン・キンポーが1985年に制作した『霊幻道士』。
中国古伝の妖怪をモチーフにした、この他愛ないクンフーホラーコメディは、配給会社の想像を超えるヒットを記録し、小中学の通学路には両腕を前に突き出してぴょこぴょこ跳ねながら下校するあんぽんたんどもで溢れかえった。
キョンシーに版権がないのをいいことに、無数のパチモノキョンシー映画がこれに追随し、それに合わせて比較的まともだった本家シリーズも次第にゲテモノ化。
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ついにはそのパチモノの一つが、ガキには霊幻と幽玄の区別がつかない(あるいはどっちだっていい)のにつけこんで、ゴールデンタイムに堂々とレギュラー放映されるまでに至った。
エボラ熱のように拡大しながら、みんなが我に返ると潮が引くごとく鎮静してしまったキョンシーブーム。
しかし7月には第一作の主人公役の一人、チン・シュウホウが再び出演する、ちょっとゴーストバスターズ入ったシリーズ最新作「霊幻道士 こちらキョンシー退治局」が公開予定など、キョンシーなだけに油断すれば何度も何度も生き返ってくるようだ。
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『スリーピングドッグス 香港国際警察』のDLCも、クンフー映画と来たらその次は当然キョンシー映画だ。
黒社会騒動もひとまずの収束を迎えたバーチャル香港。我らがウェイ・シェンもカラオケぐらいしかやることがなくて腐っていたとこだが、そこに降って湧いたのがオカルト騒ぎ。
地獄から蘇ったマフィア妖怪によって死者の街と化した香港。
そこかしこで地の底から湧き出てくるのは香港裏名物キョンシーさんたちだ。
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それに対処するのは、さりげなくちゃっかりと道士服に身を包んで登場のウェイ・シェン。
そう、今回のウェイの役回りは、まぁ早い話が「可愛くないテンテン」みたいなもんだ。
「せめてガウ道士くらい言えねえのか!」(ウェイ・シェン)
「霊幻道士」も元を正せばクンフー映画の亜種。腐った死体相手に銃器で立ち向かう欧米人と違い、我らがウェイも当然素手ゴロでキョンシーに立ち向かうのであった。
キョンシー相手に両脚タックル! キョンシー相手に猪木式腕折り! 折ったぞ、だっしゃー!
『スリーピングドッグス』の他のDLCミッション同様に、相変わらずボリュームには乏しいが、しかし他のゲームのなんの脈略もないゾンビDLCに比べたら、よっぽど気の利いた設定であることには違いない。

 


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